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あおやん さんのレビュー一覧 

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     2017/12/31

    アメリカの国民的歌手リンダ・ロンシュタットが、ケイジャン・ミュージックのアン・サヴォイと組んだデュオ・アルバム。パーキンソン病を患い音楽活動から引退したリンダにとって、本作が最後のスタジオ・アルバムになります。往年の南部歌謡のタイトル曲をはじめ、ケイジャン・ナンバーやシャンソンの名曲、60sポップ・ナンバーなど、ジャンルも年代も幅広く選ばれた楽曲を、リンダの原点ともいえるアメリカン・トラディショナル/ルーツ・ミュージックをベースに、美しいハーモニーで聴かせてくれます。還暦間近になってもリンダの歌声は健在で、アンとの相性も良く、落ち着いた歌声とアコースティック・ギターやフィドル、バンジョーなどの弦楽器の響きが心地良いアルバムです。セールス的には不振に終わりましたが、個人的には購入以来ずっと愛聴している名盤です。

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     2016/12/30

    デビュー25周年を迎えたマライアの、No.1ヒットだけを集めた究極のコレクション。全米ビルボード・チャートの1990年代最大のヒット曲「One Sweet Day (Mariah Carey & Boyz II Men)」、同じく2000年代最大のヒット曲「We Belong Together」など、金字塔を打ち立てた名曲が年代順に収められており、音楽シーンをリードしてきたマライアの軌跡を駆け足で辿ることのできる一作になっています。US盤、International盤、日本盤で収録曲が異なり、US盤はビルボード・チャートでNo.1を獲得した18曲+新曲「Infinity」、International盤はUS盤から「Someday (MTV Unplugged)」、「I Don’t Wanna Cry」、「Thank God I Found You (Feat. Joe & 98 Degrees)」の3曲を外し、「Without You」、「Endless Love (Duet with Luther Vandross)」、「Against All Odds (Take A Look At Me Now) (Feat. Westlife)」のカヴァー・ヒット3曲を収録、日本盤はUS盤から「Thank God I Found You (Feat. Joe & 98 Degrees)」を外し、日本でミリオン・セラーを記録した「All I Want For Christmas Is You (恋人たちのクリスマス)」を収録。ブックレットにはマライア自身による楽曲解説が記載されており、デビュー当時のエピソードや「Someday」をアンプラグド・ヴァージョンにした理由、今は亡きデヴィッド・コール(「Emotions」共作)、O.D.B.(「Fantasy」のリミックスに客演)への敬意の言葉など、マライアの人柄や音楽に対する真摯な思いが伝わってくる内容です。熱心なファンには新曲と楽曲解説以外、目新しさはありませんが、これからマライアを聴く方には、入門盤としておすすめです。

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     2015/12/31

    ベット・ミドラーがガールズ・グループの名曲に挑んだ8年ぶりのスタジオ・アルバム。リード・シングルであるロネッツ「Be My Baby (あたしのベビー)」やジェリー・ゴフィン&キャロル・キング作品「One Fine Day」「Will You Still Love Me Tomorrow」など60年代の楽曲を中心に、音楽シーンを彩ってきた名曲が幅広く取り上げられています。基本的にはオリジナルに忠実なアレンジで仕上げられていますが、見事なバラードにアレンジされたシュレルズ「Baby It’s You」やTLC「Waterfalls」、カントリー調のシュープリームス「You Can’t Hurry Love (恋はあせらず)」など意外な解釈の曲もあり、新たな魅力を感じさせる出来上がりになっています。ベットの歌唱も若々しくはつらつとしていて、何度聴いても心が弾みます。歴史的評価を得ている名曲が抜群の歌唱で蘇る良質なエンターテイメント・アルバムです。

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     2014/12/30

    2010年にデビュー25周年を迎え発表されたセルフカヴァー・アルバム「Close-Up」シリーズVol.1〜4に加え、配信限定で発表されたボーナス・トラックをまとめたCDと、ライヴ&インタビューを収めたDVDをセットにした6枚組BOX。全編ギターの弾き語りを中心としたアコースティックなアレンジが施されており、アルバム毎にサウンド・アプローチが変わっていった90年代以降の楽曲もサウンドのインパクトが弱まった分、楽曲本来の魅力が引き立つようになっています。スザンヌのヴォーカルもデビュー当時の瑞々しさ、声のキーに変わりはなく、経年を感じさせません。CDの装丁は大きさが18センチ四方で、箱やスリーブケースではなく一冊の本のような重厚感のある作りになっています。ただ、ディスクが紙でできた収納スペースに何の保護もなく収められており、開封時には盤面が擦りキズだらけになっている可能性が高いです。ちなみに、シリーズVol.1〜4をすでに持っていてボーナスCDとDVDのみ欲しい場合は、スザンヌのサイトで購入できるようです。

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     2013/01/26

    ファンの誰もが願っていた完全復活を果たすことなく、48歳の若さで逝ってしまったホイットニーの究極のベストアルバム。1985年のデビュー作から遺作となった2009年の「I Look To You」まで、数多い名曲の中から、代表的なヒット曲だけを厳選して収録した1CD Editionと、1CDには収まりきらないヒット曲を追加した2CD Editionの2形態が発売されています。どちらのディスクも年代順に収められているのですが、2000年の「The Greatest Hits」、2002年の「Just Whitney…」、2003年の「One Wish The Holiday Album」からは1曲も選ばれておらず、1998年の「My Love Is Your Love」から「I Look To You」まで一気に11年飛び超えるので、急激に声が変わって聴こえてしまうのが残念です。楽曲のヴァージョンはオリジナルが選ばれており、リミックス音源は収録されていません。(「Greatest Love Of All」、「I Believe In You And Me」はSingle Version、「I’m Your Baby Tonight」はU.S. Album Version、「My Love Is Your Love」、「I Learned From The Best」[2CDのみ]はRadio Edit、「It Isn’t, It Wasn’t, It Ain’t Never Gonna Be (with Aretha Franklin)」[2CDのみ]はSingle Edit) 「The Greatest Hits」では曲の終わりがフェイドアウトしていた「I Will Always Love You」も編集無しで収録されています。未発表音源、「I Look To You (with R. Kelly)」はこの曲の作者であるR.ケリーがデュエットに作り直した追悼作で、ホイットニーのヴォーカルが既発表ヴァージョンとは違うテイクになっています。R.ケリーはホイットニーの葬儀でこの曲を歌いましたが、今作でも渾身の歌唱が胸に迫ります。「Never Give Up」はジャーメイン・デュプリとブライアン・マイケル・コックスによるミディアム曲で、2009年頃に録音されていたようです。正直なところ、90年代後半以降どんどん衰えていく歌声を聴くのが辛く、新作を買ってもあまり聴かなくなっていたのですが、まさか亡くなってしまうとは…、残念でなりません。改めてホイットニーのご冥福をお祈りします。

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     2013/01/19

    前作「Red Velvet Car」からわずか2年で登場した14作目のオリジナルアルバム。(前作は6年ぶり、前々作は11年ぶりでした。) 前作同様ベン・ミンクがプロデュースを手がけており、曲は全てウィルソン姉妹とベンの共作によるもの。前作はアコースティック色の強い渋めのアルバムでしたが、今作は最高にハードでヘヴィー! ウィルソン姉妹も姉アンが62歳、妹ナンシーは58歳になるわけですが、まだまだ絶好調です。アンのヴォーカルも幾分しゃがれてきていますが、貫禄があり力強さに満ちています。ただ、80年代の産業ロック路線の頃のようにポップなロック、バラードは無いので、「Alone」や「These Dreams」の頃が好きな方は退屈に思うかもしれません。
    日本盤にはボーナストラックとして、レッド・ツェッペリンのカヴァー「California」、「Misty Moutain Hop」のライヴ音源が収録されています。BOXセット「Strange Euphoria」のアメリカのオンラインショップ限定ボーナスCDからの音源です。ちなみに、ハートは2013年のロックの殿堂入りに選出されました。

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     2013/01/10

    前作から4年ぶり、英語作としては8年ぶりのスタジオアルバム。制作にファレルが参加しており、アルバム前半がファレルとグロリアの共同プロデュース、後半がこれまで通りグロリアの夫エミリオのプロデュース、リード曲「Wepa」のみ三者共同のプロデュース楽曲になっています。アルバム全体がダンスナンバーで(「Time is Ticking」のみバラード)、サウンド的には
    1998年のアルバム「Gloria!」に近い印象ですが、明るく陽気な「Gloria!」に比べるとかなりクールな印象です。ファレル制作の楽曲は、ラテンサウンドとファレルのアーバンなセンスによる現代的なサウンドが融合されており、これまでのグロリアとはテイストが違う感じもありますが、極端に突飛な曲というわけではありません。エミリオ制作の楽曲は良い意味で下品な感じで、こちらも今までのグロリアには無いような感じのテイストですが、
    やはりエミリオ制作のほうが、グロリアのヴォーカルも活き活きしているようです。日本盤が発売されなかったので、歌詞はよくわかりませんが、度々”Cuba”が登場します(歌詞カードはついています)。ジャケットのアートワークも含めて、グロリアのアルバムとしては異色作になるかもしれませんが、35年のキャリアでも「守り」に入っていないようで、ファンとしては嬉しい限りです。ちなみに、CDは全16曲収録されており、最後の3曲はボーナストラックになっています。「R3hab」は「Wepa」のリミックスで、Pitbullが参加しています。「Let’s Get Loud」はジェニファー・ロペスのデビューアルバムに提供した曲のセルフカヴァー。16曲目には「Conga 25」という、タイトル通り名曲「Conga」の25周年バージョンが収められています。2001年にもCongaリメイク曲「Y-Tu-Conga」が発表されていますが、今回のほうがオリジナルに近い雰囲気で、ヴォーカルは新しいものになっています。

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     2013/01/10

    「恋をリリース」はユーミンのシングルとしては久しぶりに軽快な曲。エンディングのフェイドアウトが早い気がするので、アルバムでは新ヴァージョンでの収録を期待します。「夜明けの雲」は、「ダンスのように抱き寄せたい」に続き、映画「RAILWAYS」の主題歌として書き下ろした楽曲。大人の愛をつづったバラードです。

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