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ロウヤー・シュン さんのレビュー一覧 

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/14

    ほかにもいろいろな演奏家によるブラームス第2コンチェルトのCDも持っていますし聞いてもいますが、このシュミット・ケーゲルは最初のピアノ音の切り込みから他の追随を許しません。鈴のような音?がブラームスに必要な音かどうか分かりませんが、シュミットの音はピンと立っています。ケーゲルも独特のあのしんどさを表に出さずに見事にシュミットをフォローしています。
    ずいぶんと安価な価格ですが、価格に影響されることなく是非買って聞いてください。これは絶対に「いい音楽」です。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/12

    初めて「皇帝」を耳にしたのはエンジェルの赤いLP盤。もう50年近く前に小遣いを貯めてシコード店へ。いろいろな盤を見比べて(聴き比べまではできなかった)全面シルバー色だった記憶のジャケットと何といってもフルトヴェングラーの指揮だというので選びました。上気して帰宅し早速昔の足のあるステレオ装置でレコード盤に針を落とした瞬間から流れ出る音は、私には奥行きがあって「ああ皇帝ってこういう響きだ」って刷り込まれました。「フィッシャー」という名前は知らなかったけれど、これが私の中での皇帝の原型です。年になってお金にそう不自由しなくなり、CDも格安で普及されて「皇帝」と見るととにかく買いまくり、聞きまくっていますけど、どうしてもフィッシャーに戻ってしまいます。ルビンシュタインもとっても良いけど・・同じように「田園」と言えばワルター・コロムビアが刷り込みの原型となっています。
    この原型の音楽に身をゆだねるときには、もう音が古いとか、そういうことに関係なく、昔の感動がよみがえってきます。そういうたぐいの音があるのですね。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/12

    このDVDの前半は必見。ヴェネズエラという国で何が実験されてどうなっているかは後半の実録演奏ではっきり姿が見えてくる。コンサートだけで見ると若造としか思えないドゥダメルだが、この国の壮大な実験から生まれるべくして生まれた天才だと感じる。音楽が譜面を音で再現することだけに尽きるものではない何かだとすると、ドゥダメルとユースオーケストラがボンに持ち込んだものはその「何か」をはっきり示したと見えるし、聞こえる。
    ベートーヴェンがこの曲に何の思いを込めたのかはともかくドゥダメルとユースオーケストラは若さなりの英雄観をきちんと表現し尽くした。最後のヒナステラのマランボはお祭り騒ぎだが、前半から通して鑑賞してくるとなぜだか不思議な感動がこみ上げてきて心地よい涙すら出てしまう。鑑賞する都度にそうなってしまう。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/05/05

    何といってもクレンペラーかマークなのですね、メンデルスゾーンの「スコットランド」といえば。しかしこの盤もなかなか捨てがたい。また「フィンガル」もきびきびした演奏で、若いメンデルスゾーンが当時の最果ての地にどういう思いを馳せて作曲したのかを偲ばせる演奏です。

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