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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/15
尾高・札響によるグリーグとシベリウスの作品を収めたアルバムの第2集である。言わずと知れたペール・ギュントやフィンランディア等の名作を配した第1集も優れた演奏であったが、当盤では知名度こそ第1集のものには及ばずとも、これぞ北欧音楽の真髄ともいえる滋味掬すべき作品が、前作にもまして尾高・札響の精緻、柔軟にして力強さを兼ね備えた演奏で楽しむことができる。また、このアルバムについて特筆すべきは録音の素晴らしさ。今回、録音会場として使用されたのは札幌コンサートホール・キタラではなく芸術の森アリーナとのこと。もう現存しないが、かつて英デッカがウィーン・フィルを録る際に使ったゾフィエンザールで、もし録音されたらこんな風になるのではと思わせるような、極めてヨーロッパ的な音に仕上げられている。好みの問題であり、これはあくまでも個人的感想であるが・・・。もっとも、昨年、尾高が揮る実演に接し感じたことであるが、札幌交響楽団という中欧的な音色、色彩を醸し出す不思議なオーケストラの資質故ともいえるかもしれない。
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