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ジョージFNAQ さんのレビュー一覧 

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     2021/03/19

    ラトルの実演を聞いたことのある友人は、彼がみんなで音楽を創っていこうとする謙虚な姿勢に感銘を受けたという。その姿勢は、このCDにも表れているように思われる。大げさなリアクションはなく、音楽が自然に流れているかのような心地よい夢見がちなメロディーライン。この演奏には、ラトルの不思議な魅力が満ち溢れている。

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     2021/02/25

    なかなかの秀演である。第2番ではテンポの揺れがみられるが、ドウダメルがそれに合わせてがっちりとサポートしているところが好ましい。バレンボイムのピアノは、一つ一つの音をあいまいに弾かないで、実に、粒のそろった音でくっきりと聞かせてくれる。オケの表現力も見事なもので、著名オーケストラのものと比べても、遜色がないように思われる。何れにしても、一度は聞いてみる価値がありそうな演奏に思われたが、前のレビューの方が酷評していたので、大きな声では言えないが…

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     2020/11/05

    このCDの聴きどころは、なんといっても、モーツァルトが使っていたヴァイオリンが一体どういう音がするのだろうというところに尽きると思う。結果は、現代のヴァイオリンとほとんど変わらなかった。艶があって煌びやかな音色ではなく、どこかくすんでいて、地味な音色だった。演奏者のコルツは、ウィーン・フィルの第2ヴァイオリン奏者で、1987年生まれの新進気鋭のヴァイオリニストであるが、このアルバムがおそらくデビュー盤になるだろう。その技量には確かなものがある。しかし、モーツァルトのヴァイオリンを傷めないように遠慮して弾いているのか、造形が軟弱に聞こえる。細かいフレーズが聞き取れないほどの弱音で奏されることもあった。ルーブル宮音楽隊の伴奏も、第3番の出だしのアタックの強さなどは古楽的に聞こえるが、それ以外はびっくりするほどオーソドックスだ。テンポも総じてゆっくりめで、激しいアクションはなく、平坦に聞こえる。もうちょっと思い切って弾いてほしかったというのが、正直な感想だ。

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     2020/10/27

    もともと筆者は、第4番が苦手であまり聞かないが、この演奏はいい。この曲に関しては、出だしよりも、終楽章のオーケストラの咆哮の方が印象に残るが、古楽演奏を意識したせいか、新奇に聞こえた。出だしが目新しさもあって、「なるほど、こういうベートーヴェン演奏もありか!」と妙に納得した。演奏も華美に流されることなく、しっかりしていた。管楽器、弦楽器の各パートのバランスもいい。第2番もなかなかいい。満点は付けられないが、ベートーヴェン弾きとしての仲道の真価が発揮された好演であった。

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     2020/10/07

    端正で躍動感のある模範的な演奏であるとの印象を受けた。一般的には、モーツァルトのソナタといえば、子供の練習用で、鑑賞には向かないとされてきたが、この演奏は、立派に観賞用として通用する。細かいことを言えば、楽譜のテンポ(例えばソナタ第11番の終楽章)や強弱の指定(例えばソナタ第16番の第2楽章など)を無視して、すっきりと聴かせるところや、感情がこもり過ぎてテンポが重くゆったりとなるところなどは、ピレシュ(ピリスはブラジル読みなので、ピレシュが正しいようだ)の名人芸的なところでもあるが、評価が分かれるところだろう。この人のモーツァルトは、実に聞き手の懐に入り込むような優しい演奏で、好感が持てる。この若き日のピレシュの演奏は、天才の片鱗を感じさせる貴重な記録でもある。DGとの新盤は、ややテンポがもたれ気味のところがあるので、筆者としては、この旧盤の方を推奨したい。なお、楽譜の指定にばか正直なものとしては、ワルター・クリーン盤があるが、現在では、入手可能なのだろうか?

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     2020/09/24

    この「皇帝」は不発だ。第3番が大変いい演奏だっただけに残念である。皇帝において、指揮者ヤルヴィが新しいことをやろうとしている意欲が伝わってくるのはわかるが、オーケストラに硬さが目立って、のびやかに演奏されていないのが難点だ。かろうじて第2楽章で古楽的な雰囲気を醸し出しているのが目を引いたにすぎない。ほかの演奏(例えばアシュケナージ)と比べてみても、格段にテンションが優れているとは思えなかった。仲道のピアノにしても、細かなテンポの揺れがあり、感性の趣くままに演奏しているが、それだけといった感じがしないではない。仲道のベートーベンは世評が高いが、精神的な高みとか深みとかは、巨匠ピアニストには遠く及んでいない感じがする。以上が、筆者がこの演奏を高く評価しない理由である。

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     2020/09/23

    この時期のシューリヒトのスタジオ録音の特徴として、管楽器があまり響いて来ない。それにしても、何てダイナミックレンジが狭いのだろう。これでは、演奏効果が台無しだ。ナポレオン軍の軍靴の響きがこの曲では聞こえてくるが、まるで聖者の行進のような演奏だ。全般的に、端正でおとなしい演奏に感じられた。彼特有の、極端なアッチェレランドも、下手な指揮者がやるような意味のない極端な強奏も見られず、淡白な印象を受ける。あるいはこれが、シューリヒトの本質なのかも知れない。いずれにしても、迫力という点においては、戦後の録音には遠く及ばないが、一切の虚飾を捨て去り、曲の本質に迫るという、この時期の彼にしかできない演奏という点では、貴重な録音であるとはいえよう。好みや評価が分かれるにしても、戦中も変わらず彼が大指揮者として認識されていた証としての記録でもある。フルトヴェングラーとはまたちがったオーケストラの扱いは、センシティーヴに感じられ、納得できる好演奏である。

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     2020/08/06

    この古楽演奏は、ロココと古典派の不思議な融合を感じさせる秀演である。とりわけメヌエット楽章はドイツ・オーストリア色の薄い特徴的なものとなっている。Les Folies Francoisesは2000年に結成されたフランスの古楽アンサンブルで、ヴァイオリンのパトリック・コーエン=アケニンなどが中心となって、17、18世紀の作品をレパートリーとしている。なお、曲紹介でセレナーデNo.6、15、13となっているが、正しくは、セレナーデNo.6、ディヴェルティメントNo.15、セレナーデNo.13である。K239のセレナータ・ノットゥルナは、アドリブでカデンツァが挿入されるなどの嗜好が凝らされており、興味深い演奏だ。

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     2020/07/23

    メンデルスゾーンといえば、ヴァイオリン協奏曲があまりにも有名だが、埋もれてしまった名曲も多いにちがいない。そんなことをふと気づかせてくれた演奏がこれである。とりわけピアノ協奏曲第1番が快演である。一般的な大オーケストラの伴奏で聞くと、散漫な印象になってしまいがちだが、ここではマリナーが小編成のオケながらキリリと引き締まった音楽を聞かせてくれる。ペライアのピアノも冴え渡っており、第一楽章の冒頭で、緩急の激しいアルペジオの旋律を優雅に響かせたり、第二楽章のフィナーレでピアノとオーケストラが対話をしながら、弱音で消えてゆくようなフレーズも表情豊かで美しい。微妙なニュアンスにも魂が込められていて、聞く者の心を打つ。第2番も好演だが、第1番と発想が酷似しているために、曲に目新しさがなく、今ひとつ訴えかける力に乏しい。楽譜の指定を守りながらも、それ以上にメンデルスゾーンの作品の魅力を引き出しているところに、この演奏の意義はあると思う。すばらしい感性のきらめきを感じさせるピアノ演奏だった。

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     2020/07/17

    これは見事な演奏である。昔からシュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィルによる「田園」は、当時としては破格の録音の良さで、この演奏の定盤中の定盤であった。とくに「田園」は、ヨーロッパの田園風景が目に浮かぶようで、ほのぼのとした感じがする。指揮ぶりも作為的なところがなくて、流れる小川のせせらぎのような自然体だ。「運命」もオーソドックスな名演で、緊迫感はあるが、堅苦しさのないものになっている。そして何よりも、弦楽器の音色が美しい。これを超える名演は、おそらく今後も出てこないのではないか。

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     2020/07/14

    この古楽器でのショパン演奏は、評価の分かれるところだが、仲道のピアノはすばらしいにしても、伴奏の有田氏の指揮(サポート)は、切れ味が悪く、凡庸だと思う。有田氏はフラウト・トラベルソ奏者として、日本の古楽界では第一人者ではあるが、指揮者としては、いささかいただけない。のっぺりしていて、お上品ではあるが、情熱と力強さに欠ける。ライナー・ノーツによると、伴奏は室内オーケストラの編成(これも時代考証に則ったものとか)になっているが、時折金管楽器がでしゃばりすぎて、雰囲気がぶち壊しである。とりわけ、ピアノ協奏曲第1番の終楽章で、金管楽器が唐突に強奏するのは、意図がわからないし、指揮者のセンスのなさを疑ってしまう。第1番はまだ我慢できるが、第2番は霊感やイマジネーションに乏しく、二度と聞きたいとは思わないほどの平凡な出来だ。ショパンの音楽とは、この程度のものではないはずだ。全体的な評価としては、仲道の表現力のセンスは光るものの、サポートにはさほど魅力的な部分はなかったというところか。

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     2020/07/09

    ウィンナ・ワルツといえば我々は、大交響楽団による演奏を今日ではよく耳にするが、元々は、ウィーンのローカル色豊かなダンス音楽であった。イージー・リスニングとしてのワルツは、小編成の室内楽(このCDでは弦楽五重奏)で、ヨーゼフ・ランナーの作品を中心に収められている。リーダーのアレクサンダー・シュナイダー(1908-93)は、いうまでもなくブダペスト弦楽四重奏団の第2ヴァイオリン奏者として有名で、彼自身若かりし頃、カフェや酒場でウィンナ・ワルツを演奏していたという。演奏は鄙びた雰囲気で、洗練されたものとは言い難いが、どこか懐かしく、フォルクローレ的な感じがする秀演である。レントラーなどは、アルプス民謡さながらの趣があり、興味深い。何れにしても、これほど味わい深い演奏のできるソリストはなかなかいるものではないし、ウィーンのカフェ・ミュージックを知る上でも、貴重な演奏である。

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     2020/07/05

    このCDには、ウィンナ・ワルツの始祖と言われるヨーゼフ・ランナーを中心に他の作曲家たちの作品がシュランメル音楽の編成で収められている。シュランメル音楽というのは、J・シュトラウス2世がウィーンの宮廷で人気を博していたころ、同時期に市井のホイリゲ(ワイン居酒屋)や宿屋などで活躍していたシュランメル兄弟の演奏した変則的な室内楽編成の音楽(2本のヴァイオリン、コントラギター、クラリネット、そして時にはボタン式アコーディオン)のことで、この独特の音色が、聴衆を惹きつけていたようです。このCDでは、クラリネットがフルートに置き換えられていますが、まさに「古き良き時代」のウィーンをそのまま切り取ってきたかのような演奏で、これがまた心を刺激する音楽なのです。ヴァイオリンの音色が、時には陽気に、時には感傷的に、時には歌うように表現され、小編成でも過不足なく表情豊かな演奏である。ランナーの四季なども、モーツァルトのコントルダンスK609を彷彿とさせる。無名な作曲家の作品ばかりにも拘わらず、粒揃いの逸曲ばかりである。

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     2020/07/05

    このCDには、ウィンナ・ワルツの始祖と言われるヨーゼフ・ランナーを中心に他の作曲家たちの作品がシュランメル音楽の編成で収められている。シュランメル音楽というのは、J・シュトラウス2世がウィーンの宮廷で人気を博していたころ、同時期に市井のホイリゲ(ワイン居酒屋)や宿屋などで活躍していたシュランメル兄弟の演奏した変則的な室内楽編成の音楽(2本のヴァイオリン、コントラギター、クラリネット、そして時にはボタン式アコーディオン)のことで、この独特の音色が、聴衆を惹きつけていたようです。このCDでは、クラリネットがフルートに置き換えられていますが、まさに「古き良き時代」のウィーンをそのまま切り取ってきたかのような演奏で、これがまた心を刺激する音楽なのです。ヴァイオリンの音色が、時には陽気に、時には感傷的に、時には歌うように表現され、小編成でも過不足なく表情豊かな演奏である。ランナーの四季なども、モーツァルトのコントルダンスK609を彷彿とさせる。無名な作曲家の作品ばかりにも拘わらず、粒揃いの逸曲ばかりである。

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     2020/06/07

    まず木管楽器群のアンサンブルの良さが、古い録音ながらも伝わってきた。透徹した美しい響きのブルックナー演奏だと感じた。オーケストラの力量では、ステレオ録音のハーグ・フィル盤を上回っているのでは?特に終楽章のラレンタンドで重厚にフィナーレを響かせるのあたりは、名人芸としか言いようがない。ライブならでの醍醐味とも言える。惜しむらくは、低音部があまり響いてこないことだ。今ひとつ感動が伝わってこない。なお、ワーグナー演奏の方も、すばらしいものだった。

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