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ROYCE さんのレビュー一覧 

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     2019/05/04

    DGから出ているシングルレイヤーSACD盤と比べると、グランドスラム盤はすっぴん、DG盤は厚化粧に思えてくる。残響成分が多めで艶っぽいのがDG盤、グランドスラム盤は直接音主体で素直に生々しく聞かせる。通常のCDだが音質に大差はなく、コスパはこちらの方が圧倒的にいいと思う。

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     2019/05/03

    憶測がどうのこうのと言ってる人がいるけれども、このCDの解説には録音会場で演奏していたのはロスアンゼルス・フィルだと明記してあります。最初に推察された方のご指摘の通り、ロスフィルとの演奏会のついでに録音されたようです。そう思って聞くと、いつものコロンビア響よりは音に厚みがあり、練り上げられているようにも思えます。第1ヴァイオリン12名、第2ヴァイオリン10名、ヴィオラ8名、チェロ6名、コントラバス5名が参加しているので、CBSによるワルターのステレオ録音としてはオケが最大規模という点も影響しているかもしれません。SONYから出ている正規盤はあれこれ加工し過ぎているので、素直な音質で聞けるグランドスラム盤は価値があると思います。

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     2019/05/03

    グランドスラムから出ているワルターの2トラ38シリーズの他の盤と比べると、このハイドンの音質は元が19センチテープなのではと思えるほどヒスノイズが多いし、オケの音自体も解像度が鈍いというか角が丸いというか、シャープさが弱い印象を受ける。とはいっても、正規の19センチテープから復刻されたブラームスや「大地の歌」などのグランドスラム盤と聞き比べると、この盤の方が音の伸びがいいので、38センチテープの優位性はあるのだろう。一連の2トラ38復刻シリーズの優秀な音質は期待出来ないが、SONY盤よりは素直な音なので持っていて損は無いと思う。

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     2019/04/30

    EMIによる録音であるから、年代から察するとSP録音かもしれないが耳障りな針音などのノイズは目立たず(というかディスクから起こした場合にありがちな雑音が聞こえないのでテープ録音なのだろうか?)、すっきりした見通しのいい音質で不世出のヴァイオリニストの演奏を聞くことが出来る。歪っぽさが感じられないので聞きやすく、なかなか良い復刻だと思う。オーケストラの音も柔らかいし、ソロの音は十分に鮮明で鑑賞するうえで何の不足もない。有名な録音であり演奏内容や曲に関して素人がだらだらと長い駄文を書いても目障りであろうから、音質のみコメントしておく。

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     2019/04/24

    バルビローリの英雄はワーナーから出た24BIT/96KHZ リマスター盤と、DUTTONが手掛けたリマスター盤があります。ワーナー盤はEMIらしい(?)そっけない音質で、砂を噛むような味気ない演奏に聞こえてきます。一方、DUTTON盤の音質の瑞々しさは格別で、バルビローリの演奏が生気を取り戻したように麗しく聞こえます。特に木管楽器の美しさは別次元かと。この盤を聞いてしまうと、本家ワーナーのリマスター盤は後から出たのに音が悪くて感心しません。24BIT/96KHZの技術を宣伝してもエンジニアのセンスが悪ければ、猫に小判となるのでしょうか。

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     2019/03/29

    元が優秀録音なので通常CDでもかなり満足度が高い音で聞くことが出来るが、シングルレイヤー盤ではピアノの音の透明度が凄いことになっている。クリスタルがキラキラと冷たく輝くような趣。CDにあった若干の濁りというか夾雑物が取れてすっきりした分、切れ味の鋭さが増している。こんなピアノの音はグルダしか出せなかった。

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     2019/03/27

    バルビローリを未熟にしたような軟派なブラームスといえようか。コンサート会場で聞いたらさわやかな淡い抒情をたたえた演奏として、それなりに満足したかもしれないが、後々まで残ってしまう録音は過去の名演奏と比べられてしまうから、繊細なアプローチが青臭さとして感じられてしまう。この録音は時期尚早だったのではないだろうか。現在のネルソンスはレコード会社の思惑で過剰に持ち上げられているように思う。

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     2019/03/17

    ノリのいい快活な演奏を繰り広げている点は、かつてのグルダを思い出させる。切れ味鋭い打鍵の強さと、揺れ動くテンポの組み合わせは、どちらかといえば異端に近いが、教科書的なまじめさだけが取り柄の演奏より100倍面白い。この程度の弾き崩しではベートーヴェンの音楽はびくともしないけれど、ファーストチョイスとしてはお勧めいたしかねる。グルダやグールドが好きな人には大推薦。

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     2019/03/03

    カペラ・イスポリターナの実体はスロヴァキアフィルだから、中欧の地方都市で日常的に行われている演奏会の雰囲気がする。よそ行きの気取ったスタイルじゃない、着流しというか日常的なモーツアルト演奏も悪くない。キリっと締まった端麗辛口的な音色は土地柄だろう。ノーザン室内オケが担当した初期の交響曲も過不足なく曲の魅力を伝えてくれる。ファーストチョイスとしてもお勧めできるが、いろんな演奏を体験した後でこれに出会うと、一服の清涼剤のようなすがしさを感じるかもしれない。

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     2019/03/02

    ヒスノイズは目立つが、かつての東芝EMI製疑似ステレオ盤と比べると、こちらの方が音の鮮度が高く、細部のきめが細かいため、より上質な雰囲気がある。ブライトクランクCDは初期盤、HS-2088盤、オタケン盤(LPからの板起こし)・・と買い足してきたが、これが一番好印象。

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     2019/03/02

    EMIのSACDと比べると音質面でのアドバンテージは感じないが、電気的なステレオ効果を付与してない純正モノラルらしい素直でカッチリ締まった音には好感を抱く。しかし、EMI盤があればわざわざ買い足すほどでもないだろう。元の音源が古いので改善効果はあまり期待できない。

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     2019/02/26

    演奏、録音、ともに上出来の端麗辛口。某国営放送交響楽団ではこういう演奏はついに聞けなかった。CD本体には録音時期、録音会場のデータは一切記載されていない。HMVの商品解説を信用するしかないが、今時のCDでこのルーズさは無いと思う。

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     2019/02/26

    端正なスタイルでニュアンスに富む演奏を繰り広げている。ころころと玉が転がるようなピアノの音には明確な個性を感じる。惜しむらくはノイズリダクションのかけ過ぎによる音像の揺れがオーケストラの音に付きまとう点。ピアノの音は綺麗なので残念に思う。60年代の録音だからテープヒスがあるのはやむを得ない。多少ノイズがあっても生成りの自然な音で聞けたらよかったと思う。

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     2019/02/04

    エロイカはSACD盤と聞き比べたが、ビビッドな生命感に溢れたオタケン番の方がはるかにいい演奏に聞こえる。SACDは低音を増強した音作りで、ピラミッド型の骨太なスケール感は悪くないものの、高音に頭打ち感がある。一方、オタケン盤はどこまでも突き抜けてゆく抜けの良さ、輝かしさが魅力的で、シューリヒトの指揮のテンションの高さをストレートに感じさせる。演奏の迫力がだいぶ違うのだ。普通のCDの音質がSACDより優秀とは驚いた。鏡面CDおそるべしだが、それよりもリマスターを行うエンジニアのセンスがものをいうのだろう。

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     2019/02/04

    板起こしとしては上々の出来で、プチプチノイズはほとんど気にならない。肝心の音質は疑似ステレオゆえピントがボケ気味でモヤモヤ感がつきまとうのは仕方ない。弦が柔らかく響くため、EMIから出た正規ブライトクランクCDよりは質感が良いと思う。コーラスは舞台奥から残響を伴って聞こえてきて、モノーラル盤よりも聞きやすいのは確かである。EMI系の正規CDに感じるデジタル処理による音の漂白作用があまり感じられない点は評価できるけれど、古い音源であるので過度な期待はしない方が無難だと思う。

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