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　2014/12/21

湯浅氏とのブラームスも良かったが、録音状態も含め、大変充実した演奏だと思う。政策方針の転換により補助金もなくなり、非常に心配していたが、今回のCDを聴き安心した。この楽団の特徴である、響きの美しさは健在。良い意味でオーソドックスな演奏であり、日本の楽団はいまいちとお考えの方に一聴をお勧めしたい。

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　2014/01/01

それほど注目されていない若手の一人だが、モーツァルトのソナタでもよい演奏をしており注目している。このラヴェルもデリケートなタッチで美しい演奏だ。テクニック的にも破綻がない。ヌーブルジェと共に、今後に期待できる。

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　2012/12/16

問題外の録音。ピアノの音はよく録れているが、カントロフのせっかくの美音が遠くで鳴っているような感じになってしまっている。あえてそのように録ったのかもしれないが、バイオリンの音だけならモノラルかと勘違いしてしまうくらいの代物である。演奏が悪くないだけに、聴いていてよけいストレスがたまる。今後購入される方は以上のことを覚悟して購入して下さい。

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　2011/05/08

力強く輝かしいタッチで勝負したベト全集。ポール・ルイスの演奏と較べると非常に面白く聴けた。

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　2011/04/30

美音の持ち主だが、悪くいえばそれだけ。発音に深みや多彩なニュアンスを求める人にはおすすめ出来ない。たとえば最近でた、カプソンとブラレイの演奏と比較すると、芸風の違いが如実に出ており大変面白い。弦楽器の分野、とくにヴァイオリンでは、昔と較べて表現する内容はむしろ退化してしまっているのではないか。たとえば、古い録音のズスケやスーク等の演奏を聴くにつれ、悲しいかなそう感じてしまう。　　　　　　　　　

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　2011/02/20

まずはピアノの音が美しい。多少作為的な箇所もあるものの、それはおそらくこのピアニストの生来の音楽性からくるものだろう。

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　2011/02/07

最初に聴いたときは、違和感がすごかった。エンゲラーとか、ヒューイットの演奏からは聴けないものがある。正しいかどうかは別の話だけど、聴きこむ価値のあるＣＤだと思う。

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　2011/01/27

上手い。何故売れないのだろうか。

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　2011/01/23

「展覧会」だが、まったく取り繕わない演奏。結果、この音楽のエグさがにじみ出てくる。非常に楽しめた。

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　2011/01/12

このピアニストを評論家がどう評価しようと、このシューベルトは良い。我が国の女流奏者に多い、ペダルでごまかしたつまらない演奏ではない。きちんと弾きこんでいる。

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　2011/01/08

他の演奏と聴き比べてみると、この演奏のレベルの高さがますますはっきりしてくるように思う。タッチ・音色の使い分けなど、ベートーヴェンに必要なものを完全に身につけている。本当にすごい。この人はここがピークなのか、または今後も進化していくのか、非常に興味深い。もし後者なら、20年後にはもっとすごいことになっているのでは。

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　2011/01/07

誠実な演奏ですね。
下記レビューの評価で購入に踏み切りましたが、正解でした(有難うございました)。
いろいろな無伴奏を聴かれてきた方も、その内のベスト・ワンになるかどうかはともかくとして、中古ショップ行きになる事はおそらくない、そういった音盤だと思います。

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　2010/08/22

圧倒的なピアニズム。それに触発されたオケの高揚感ある演奏も素晴らしい。久々に、聴後の充実感が味わえた。

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　2010/07/08

この曲集のひとつの完成形ではあるまいか。
ひたすら自身の持つ美音を、安易な感情表現に走らず、堅固な構成で鳴らしきれている。
最近は某女流等若手がどんどん売りだされてはいるが、ここまでの完成度をもった演奏をできる者を知らない。

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　2010/07/06

それなりにネイロも使い分けており、誠実な演奏。ベスト・ワンにはなり得ないが、機会があれば実演を聴いてみたい。