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マクローリン さんのレビュー一覧 

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     2012/11/30

    前作(日本デビュー盤)と同じくハイパーテクノ系のサウンドが主となっていますが、今までよりも、もう一歩米国の最新の黒人音楽のエッセンスを大胆に作風に取り込んでいるところが味噌で、B曲目からF曲目の流れ、特にEFは難解?に感じられ、ここがこのアルバム全体を評価するポイントとして、好き嫌いがハッキリ分かれるところだと思います。既出の@GHIはやはり強力なトラックで完成度で他のトラックと差があり、前作はシングル以外の曲の完成度が高かったことが、アルバムとしての評価を高くしましたが、今作は果たして・・・。個人的にはG〜K曲目からの流れが好きで、「第3集:The Boys」の中の収録曲の作風に近く彼女達らしいポップなJ、バラードのKは素敵。ADも悪くないので、もう1曲「OH!」みたいな有名曲の日本語ヴァージョンをB〜F曲目の間に収録していれば五つ星で問題ないだけにちょっと残念。

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     2011/06/08

    素晴らしいアルバムだ!日本語で制作された新曲はハイパーテクノというべきサウンドに日本人好みのフックのあるメロディが乗った佳曲ばかりで統一感があリ、「このイメージで固定されたくない」という旧来からのファンの否定的な意見もあるだろうが、バラエティに富んでて逆に捉えどころがなかった今までの彼女達の楽曲のスタイルをある特定の切り込みで「売り」とするのも戦略的には間違っていないと思う。エイベックスあたりが制作してそうなサウンドでもあるが、質はそれより高く、流行の最先端を研究尽くしたサウンドプロデュースの妙を堪能できる。そのためか、韓国時代の楽曲群(日本語ヴァージョン)が反ってアルバムの中で浮いていて、特にA、Hといった大ヒット曲は、アルバムのサウンドコンセプトから相当かけ離れていて違和感があるぐらいだ。世界水準、違いの分かるリスナーなら、リーダートラックというべき@に誘われB、Dを聴いたあたりで、もうノックアウトされているはず。美脚だ、韓流だと本質の違うところで彼女達をキャッチしていると、この宝物を見過ごしてしまう可哀そうな人になる。ただし、サウンドと関連性の乏しいジャケットデザインはセンス悪し。至極残念。

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     2010/12/16

    マクラフリンのこの10年のプロダクツの中では最高といえる完成度だ。性質としては「The Promise」に近いアルバムだが、予定していたゲストが参加できなかったことにより、大きくプランに変更があり、ある意味でマクラフリン自身で偉大なアーティストへのリスペクトやデディケーションをした内容となっている。時代の寵児アドリアン・フェラウドの参加も目を引くが、通好みの名手を多数召集しテーマに対する明確なアプローチをして見事に表現したディレクションの妙には脱帽だ。マクラフリンの曲作り
    はモダンな要素を多く取り入れ、若々しさと時代感覚をアピール。彼のこの姿勢には驚嘆するしかない。Dにはマイケル・ブレッカー、Fにはサンタナの参加を想定していたようだが、もし参加いたらもうビヨンド!!Gのデニス・チェンバースの超絶ドラミングは全世界のドラマー必聴!新しいマクラフリンに乾杯!!!

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     2010/12/15

    アルバム全体ヘヴィネスに貫かれており、3枚目以降に顕著だった「甘さ」や「ゆるさ」を排除した作風で、ファーストに近いがそれともテイストが違う新しいMR.BIGの出現と言えそうだ。2枚目あたりのポップ・ナンバーやバラードとハードなナンバーとがバランス良く融合して均整のとれているアルバムのイメージを期待すると肩すかしをくらう。名プロデューサー、ケヴィン・シャーリーはバンドのスポンタニアスなライブ・バンドの魅力を引き出すのに成功し、生々しいサウンドの具現化に成功している。ある意味で商売気が希薄なこのアルバムを初期回帰としてどれだけ歓迎されるか注目の一枚だろう。@Aと聴いて「お!確かに最高傑作か?」と思ったがB曲以降やや勢いが失速するのが残念。

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     2010/12/12

    なんと言っても目玉は、配信限定で少し前から出回っていたBのグレッグ・レイクのヴォーカル・ヴァージョンがボーナス・トラックで収録されていることだろう。以前から最初はこの曲もグレッグのヴォーカルで録音されていたであろうことは想定内であったが、その音源が消さずに残っていたことは想定外だった。奇跡!やはり、グレッグの声で聴いてしまうと、もうゴードンのヴァージョンでは聴けない。それぐらい声の持つ魅力や表現力に差があり過ぎるのだ。残念なのは、フルートのパートがダビングされる前の状態であること。現在の技術であれば、ゴードンのヴァージョンと差し替えが可能な筈だが賛否もあろう。Bが最初からグレッグであったら、この作品の評価は変わっていただろうか?もっと「宮殿」の二番煎じ度が増していたかもしれない。それでも、グレッグのヴァージョンであるべきだった。それだけで完成度が増していたであろうことは、こうして聴いてみて実証されている。「宮殿のコピー」との批判が多いこのアルバムだが、はっきり言おう、Cは「宮殿」のどの曲よりも良い至上の名曲。イアン抜きでここまで「宮殿」の完成度に迫ったロバートの手腕に感服の傑作。

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     2010/12/12

    再始動をしたロック・レジェンドの最新の活動をパッケージ、それもジョン・ウェットンを迎えてのUKの再現を中心にクリムゾン、マハビシュヌをリスペクトした演目が並ぶライブ・ベストでファンにはたまらない内容だ。しかし、はじめからオフィシャルで出すつもりがあったのか疑問な音質にがっかり。マルチ・トラックで収録した音源ではなく、何か記録に「とりあえず録音しておきました」という感じのもので、こういった代物をオフィシャルで出してはいけない。日本のレコード会社もせっかく出すのなら、企画の段階から関わって資金的な面でバック・アップして、きちんとした「作品」として出せるようにお膳立てをするべきだった。もし高音質で出していれば、現代でも至高のライブ・アルバムとして、文句無く、高い評価を得ていたはずだ。こういったことを繰り返していると、エディ・ジョブソンといえども「威厳」を喪失してしまう可能性もあるので、関係者はもっと彼の「行方」を大事にするべきだ。至極残念。評価はきちんとした「作品」として出していた場合のもの。

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     2010/11/22

    パープルの歴史の中で無かったこと?になっている時代の作品。今回、米ライノの信頼できるスタッフが新規リマスターを手掛けていて、音の良さはお墨付きで過去最高。今年ボックス・セット用に日本で新たにリマスターをした音源も出ているので、マスター・テープの世代やエンジニアの傾向の違いで「どんだけ」違うものになるのか聴き比べるのもいいかもしれません。改めて作品を聴き返すと、前作にあった中途半端な感じが無く、カヴァーデールやヒューズが、本来やりたかったことを邪魔されずにやってる感があって、特に初期のホワイトスネイクが好きなファンには、オススメしたい内容で、なかなか良いです。あと、散々な来日公演の演奏内容と、ブラックモア以外のギターは認めないという保守的なファンの批判から「パープルを駄目にした男」として、本来のギターの実力と比べて不当に低い評価のトミー・ボーリンだが、彼の凄さは@のソロを聴いただけでも理解できると思うので、先入観なしで聴いて感じでみて欲しい。ボーナス・ディスクは、アイアン・メイデン、ジャーニー等を手掛けた名プロデューサーのケヴィン・シャーリーによるニュー・リミックス・ヴァージョンで、オリジナルは抜けの良い音像で、くっきりしたアメリカ大陸的な音作りであったが、こちらは、逆に重く分離の悪い音像に変えて如何にもハード・ロックという音に仕上げている。これを機に再評価したい一枚だ。

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     2010/11/19

    ロック史上の最高傑作と言っても過言ではない「クリムゾン・キングの宮殿」にコンポーザー、マルチ・プレイヤーとして大きく貢献し、伝説のミュージシャンとなった男の久々のアルバム。クリムゾンをオマージュする作品もあるが、イメージ的には「マクドナルド&ジャイルズ」に近い牧歌的な雰囲気、或いは内省的でマイナーな色合いが支配する楽曲が並ぶ。豪華なゲスト・ヴォーカル陣が熱唱する楽曲の合い間に挿入されるインスト曲が「パット・メセニー」を想起させて癒しの空間ヘ導く静と動の手法をはじめ、イアンの音楽的な造詣の深さ、間口の広さを活かした多彩かつ異次元的なプロダクションは流石としか言いようがない。個人的には、ルー・グラムとの久々の共演Gが嬉しい。「アージェント」のパロディ的な作品だが、彼がフォリナーに在籍していたという証がこのファリナー的な作品にはある。肩の力を抜いてこの伝説の男の作品を一人でも多くのファンに味わって欲しい。ドライヴしているように様々な情景が音楽を聴いてるだけで見えてくる。天才だ。

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     2010/11/17

    ミックとルーが再び手を組んだのを記念?して発売されたベスト盤だが、なんと言っても目玉は冒頭の新曲の@AB。どの曲も名曲で、この「産業ロック」暗黒期の発表でなければ、フォリナーを代表するナンバーになっていたこと間違いなし。チープ・トリックのロビン・ザンダーやこの後大ブレークする当時無名のシェリル・クロウ、マリリン・マーティンという豪華ゲスト陣がバッキング・ヴォーカルで参加し、この上ない贅沢なヴォーカル・トラックと敏腕スタジオ・ミュージシャンによる今までのフォリナーにはない堅実なバッキング・トラックが聴かれ新鮮。素晴らしい。ルーのヴォーカルもその相乗効果で最高のパフォーマンス。はっきり言ってこの3曲のために買っても損はないベスト盤だ。出来ればベスト盤じゃなくて、この3曲を核にして新曲のみのフルレンス・アルバムを出して欲しかった。きっと良い作品になっていたと思う。もったいない。Nは隠れた名曲で、シングル曲では無かったのでこの曲を知らなかった若い人達には良いアピールになったはず。その証拠にこの数年後に発売される若手ミュージシャンによるトリビュート盤のオープニング曲に選ばれている。

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     2010/11/16

    このアルバム以降のオリジナル・スタジオ作品は残念ながらリマスターされていない。今回の紙ジャケ化でもこのアルバムだけは日本独自リマスターさえもNGで見送り。しかし日本で内緒で音をちょいと調整したようで、初CD化時の音源と聴き比べると音圧上げてます。それで内容ですが、個人的に前作よりは好きだし、毎度お約束のシングル・ヒットBCのみで他にセールス・ポイントが無さそうなアルバムに見られがちだが、@なんかルーの哀感のある歌声を活かしたクールでご機嫌なドライヴィング・チューンだし、Aもルーの熱唱が素敵、他にも後半で目立たないがGHは水準以上の出来で、アルバムの完成度は高くて、全体的にとても聴き易く心地の良いアルバムだ。ただ、この当時盛んに報道されていたミックとルーの音楽的方向性をめぐる確執がプロダクションに影響したのか定かでないが、何か物足りなさが残るのも確か。耳あたりの良さを甘ったるいと感じたり、覇気が無いと感じるかで評価が分かれる。4つ星半の評価。

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     2010/11/15

    フォリナーのシングル盤を買ったことがなかったので、長年知らずにいて恥ずかしい話だが、シングル向けに別ミックス、別ヴァージョンが存在していたことを、何気なしに「この紙ジャケ、再現度高いし、凝っているので面白そう」という理由で購入し、音源を聴いてみて初めて気付いた。ファーストからの3曲は全曲アルバム収録のものと違うし、私の大好きな「4」からのカット、「ガール・ライク・ユー」もヴォーカルにたっぷりエコーがかかり、ミックスもアルバム・ヴァージョンでは聴けないシンセの音が入って、全体にエフェクトがかかり、こってりとした印象。ヴォーカル・トラックから、一部歌い方が違うので単なるミックス違いではなく、別テイクと推測。ライヴ・ヴァージョンのIもあるし、当時大ヒットしたベスト盤だが、これを機にマニアの方は是非!!

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     2010/11/15

    発表当時は「今風」にデコレートされたサウンドで、MTV全盛期、シンセ、ダンサンブル・サウンドが主流の時代にあって、フォリナーもその時流に乗って、ロックとの兼ね合いギリギリのバランスで接近したプロダクションが古いファンからは、否定的意見が聞かれたアルバム。全米制覇した80年代を代表する名曲Bが収録されていることで、永遠に不滅のアルバムだが、これまた初期の2作品のように全体の楽曲の出来にバラツキがあるのと、何よりミディアム、スロー・テンポの曲が多く、だれる。その中でFは、あまり知られていない隠れた名曲。シングル・カットされた人気曲Aも収録されていて卒がない印象だが、そのサウンド・プロダクションを含め、挑戦的・冒険的な作風は、ある意味で問題作。

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     2010/11/14

    初期の最高傑作に挙げるファンも多いセカンド・アルバム。ファーストとの違いは、ルーのヴォーカルの表現力アップに尽きる、というか、このバンドが「産業ロック」というレッテルを貼られ、軟弱なイメージに見られていなければ、彼がポール・ロジャースやスティーヴ・マリオットに比肩しうるグレイトなヴォーカリストだということが、このアルバムを聴いて確認できると思う。既にイアン・マクドナルドの存在感は薄くFのインストに貢献しているぐらい。彼にとってフォリナーとは一体何だったのだろうか。一方で、初期の特徴としてフォリナー・サウンドに大きく貢献していたのはアルのシンセ(の音色)であったことも改めて確認できる。ファーストと同様にシングル(カット)曲と他の曲とのクオリティの落差が気になるのが欠点だが、やや底上げ感がある分アルバムとしてはこちらの方が上か??

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     2010/11/13

    ロック史に輝く偉大な作品「クリムゾン・キングの宮殿」のメイン・ソングライターであった伝説の男、イアン・マクドナルドが結成メンバーに名を連ねていたことで、特に日本ではある意味非常にに期待されたアルバムであったが、イアンぽい、というかフィーチャーされているのはBEのみで、クリムゾンの幻影やプログレ風味を期待していたファンは肩すかしをくらうはめに。もう一方でルーのヴォーカル・スタイルがポール・ロジャースのパクリだとして物議をかもしていたのも今となっては懐かしい。それでもってアルバムの内容だが、ベスト盤に収録されることが少ないBを聴きたいということ以外は、定番の@AEと他の曲の出来に差がありすぎる(ハッキリ言って捨て曲に聴こえる)ので、どうしても「記念」として評価になってしまいます。ただ当時シングル(ヒット)3曲も入ってるアルバムは了としていたことを考えるとGOODなアルバム。

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     2010/11/12

    初期の2枚と比べて、チャート的に失敗(特にシングルの成績)したせいか?次作の大成功した「4」との狭間で埋没してしまいがちなアルバムだが、アルバムの完成度は、シングル(カット)曲と他の曲との出来に歴然とした差があった前2作の反省点を見事に克服し、各楽曲間のクオリティの差が小さいため、総合的に非常に高い。6人編成時代の集大成として「最高傑作」と断言しても過言ではないほどだ。@ACEFGと佳曲揃いで、歌メロのセンスなんか抜群。Iはこのアルバムを最後に脱退(クビ?)するアル作のメロディアスな隠れた名曲。名プロデューサー、ロイ・トーマス・ベイカーが制作に絡んだ作品だが、この人がこの時代にプロデュースした作品は、どれもこもった感じの「もごもご」とした音作りでSN比が悪く、サウンドに難点があり、個人的に苦手だが、このライノによるリマスターで相当改善された。ズバリ言います「フォリナーの裏最高傑作です!!」ジャケは酷いヨ!

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