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古楽器奏者 さんのレビュー一覧 

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     2011/07/05

    確かに異端な演奏であり、好き嫌いが大きく分かれるであろう。単なる子ども向けのピアノのお稽古曲という観点では当然失格であるが、バッハの求めた世界へ向けて、より深く研究した上での演奏と考えれば、今なお十分に聞く値打ちのある演奏ではないか。ただ、グールドの場合は、高度な技術だけではなく、ピアノそのものもかなり改造してあるようなので、真似れば滑稽な結果が待っているだけだ。

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     2011/07/03

    ブルージュのコンクールで3位入賞した副嶋はフランスものでは評価が高いが、実力・実績に比べるとあまり知られていないのではないか。バロック音楽というとドイツやイタリアに目が向きがちな背景もあろうが、残念なことだ。一方で、ドイツやイタリアとは違ったフランスバロックものを聞いてみようと思い、このCDに巡り合えた人は幸いである。

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     2011/07/03

    タイトル・ジャケット写真・曲目・演奏そして価格の5拍子揃ったお勧めCDである。ピアノの弾ける人、あるいは楽譜の読める人は、インターネットで簡単に楽譜も入手できるから、楽譜を見ながら聞くのもよいかもしれない。

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     2011/07/02

    ハンガリーのフルート奏者によるモーツァルトのフルートと管弦楽のための作品集。最近のDVDにしては少々値が張るが、それでもモーツァルトのフルートと管弦楽のための作品集がDVDで視聴できるのは嬉しい。

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     2011/07/02

    学習順からすれば、インヴェンション→シンフォニア→平均律だが、インヴェンションとシンフォニアの位置づけに今一つ自分なりの回答が見出せなかった市田は、先に平均律から論考をまとめ、その視点でインヴェンションとシンフォニアを見ることによって、自らの懸案に満足のいく回答を導き出せた。そして出来上がったのが本書である。従って、2声、3声の作品とはいえ、市田によれば、バッハはフーガを志向している。確かにインヴェンションもシンフォニアも単なるピアノのお稽古でさらわれる練習曲集ではないが、正直なところ、市田の命名するフーガ・インヴェンションが果たしてバッハが志向していたことなのかどうかもわからないし、市田の議論もどこまで妥当するかもわからない。抽象的な音楽理論を述べ続けるより、市田本人による演奏を交えたレクチャーコンサート、あるいはマスタークラスのような作りの方が説得力があったかもしれない。もっとも、インヴェンションもシンフォニアもピアノのために書かれたものではないことは明らかだから、仮にピアノ演奏による市田説が説得力を持ったとしても、チェンバロではそうはいかない。ここにもバッハの難しさがある。

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     2011/07/02

    高木のフルート目当てで買って聞いてみたが、日中だと周囲の雑音が多すぎてよくわからない曲だった。静かな夜に何度でも聞けば、その魅力がわかってくるのかもしれないが・・・ずいぶん安いと思ったら、収録が33分弱。まっ、高木の演奏で現代曲を聞けるのだからいいとするか!

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     2011/07/02

    デビュー10周年を越えた高木。モーツァルトの協奏曲の次は四重奏曲。飛び切りの美音を奏でるヘルムートを自在に操る高木だが、ピアノ伴奏やオケ相手の協奏曲ではなく、今度は室内楽曲。アンサンブルでの高木の実力も期待したい。是非次は同じモーツァルトの『フルートとハープのための協奏曲』をレコーディングしてもらいたいし、CDだけでなく、ブルーレイでも高木の演奏を視聴したい。アンサンブルでの高木に対する期待を込めて、★5つとしたい。

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     2011/07/02

    著者自身が言うように、同じ著者による『論文の書き方』よりはわかりやすく、読みやすい本である。『論文の書き方』は大学生程度ではとても読めないが、本書であれば、講義やゼミなど、適切な指導があれば、大学生でも理解・活用できるであろう。

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     2011/07/02

    日本では論文を書くのが仕事であるはずの大学教授でさえまともな論文が書けないという現実があるが、外国の大学で学び、研究してきた著者だからこそ書ける論文の書き方の決定的名著である。どちらかといえば、大学院生以上の、本格的に論文と呼べるものを書かなければならない人が読むべき著で、大学生以下には難しすぎるかもしれない。難を言えば、インターネットのない30年以上も前の著作なので、図書館のみを利用した資料の探し方・集め方のところの古さは如何ともしがたいし、著者がアメリカで研究してきたせいか、多様される英語の術語もわかりにくい(著者にとっては当たり前のことではあるが、日本では本来同じものであるべきレポートと小論文を区別するなど用語の整理・統一もされていない)。これらの難点を差し引いても、学術論文作成のための第一級の参考書であることには変わりない。

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     2011/07/02

    決して気負うことなくゆったりと、そしてしっかりと聞かせてくれる、まさに王者の風格を漂わせる演奏である。リヒターは『ブランデンブルク協奏曲』のDVDでパウル・マイゼンと大変素晴らしい演奏を聞かせてくれたので、マイゼンとバッハのソナタを録音して欲しかったが、ないようである。ただ、マイゼンはリヒターの右腕とも言えるヘトヴィッヒ・ビルグラムと組んで録音しているので、このCDと聞き比べてみるのも面白かろう。またBWV1030に関しては、ムラマツフルートからマスタークラスのDVDが3点(ニコレ、マイゼン、シュミッツ)出ているので、関心のある人は視聴したらよいだろうし、フルート学習者には大変貴重なDVDと言えるだろう。

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     2011/07/02

    コロンビアの宣伝に「美人フルーティスト」とあるが、それにしてはジャケット写真が少々怖い・・・というのはどうでもよいことで、女だからといって「美人」で売ろうというコロンビアの戦略は、名器ヘルムート・ハンミッヒを自在に操り、飛び切りの美音で名曲を奏でる実力者高木本人が最も嫌うのではないだろうか。他のCDも持っているが、初出の音源もあるというので購入して聞いた。このCDを聞く前に、ムラマツフルートから出されているオーレル・ニコレのマスタークラスのDVD(曲目は『シランクス』)を見ていたので、ニコレの要求する『シランクス』と高木の演奏する『シランクス』の違いがよくわかった。

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     2011/07/02

    フルートの伴奏はピアノよりも柔らかなハープの音色の方が合っているのではないかと思い、まずはフルート伴奏ではなく、独奏のハープ曲を聞いてみたくなってこのCDにめぐりあった。確かにハープとしては意外な曲が並んでいるが、きれいな音色で演奏されているし、他の演奏者と比べることもできないので、楽しめるCDではある。

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     2011/07/01

    “表題に偽りあり”で、レポートについてはほとんど記述がない。確かに通俗的なレポートの書き方の本のように、文章の基本は起承転結といった論文にはなり得ないでたらめを書いてはいないことは評価できる。著者は大学の先生“でも”あるようで、基本的には大学での論文の書き方の指南書となっているが、大学教育ではレポートも小論文も同じなのに、あたかも別個のもののように書いていたり、練習問題が著者の専門分野に絞られているといった、普遍性のなさもある。大学の授業のレポートよりは、卒業論文のための参考書として使えばよいだろう。

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     2011/06/30

    プロコフィエフだけ聞いてのレビューである。小手先の上手さは持ち合わせているようだ。しかしプロコフィエフ特有の突き進む強烈なリズム、それから哀愁を帯びた重厚なメロディに関しては、しっかりとピアノを鳴らせることはできていない。やはり女にはこの曲は無理なのだろうか・・・

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     2011/06/26

    うろ覚えなことを書いて恐縮だが、シフは『平均律』はクラヴィコードで弾くべきだと考えていて、自身もクラヴィコードを弾くことがあるようだ。そのせいだろうか、ピアノで弾いているにもかかわらず、非常に柔らかなタッチで丁寧に音楽を作り上げている。若い頃の録音よりも更に進化した素晴らしい演奏だ。恐らくシフは、アマデウス・ウェーバージンケのようにバッハをピアノで弾く(つまりどの楽器のために書かれた曲なのかは関係なく、自分の弾ける楽器で演奏する)のではなく、ピアノでバッハを弾く(つまりバッハの意図を汲み取り、それを忠実に再現しようとする)ことを目指しているのであろう。ハ長調のインヴェンションにわざわざ異稿を使っているのもその証左であろう。芸術的に鑑賞できると同時に、ピアノ学習者にとってもお手本となる素晴らしい演奏だ。

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