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ばんどうくじら さんのレビュー一覧 

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     2020/07/03

    セカンドチョイス又はサードチョイスとして持っていたい平均律です。 このシリーズは普通と違い、第二巻から発売されました。 数年前、その第二巻を購入して張り切って聴いた時の印象は・・・・・最悪でした。極端にテンション(音楽用語のそれではなく俗語です)が低く、なんだこれは!!??となり、そのまま棚で埃をかぶることとなりました。 ある機会から奏者エガー氏のフランス組曲を聴いて感動。 こんな演奏もありなんだ・・・・。 イギリス人ですからドイツ系やロシア系の人たちの様にはバッハ特有の様式をあまり重視しないようです。 そのため、バッハ特有のがっちりした構成感は希薄になり、そこで違和感が生じるようです。 しかし、イギリスの一流音楽家にみられる落ち着いたバーバリーの様な上品さがあります。そして腰を落ち着かせてよく聴くと。 とてもいいんです。 要するに、聴いている私自体が、バッハの音楽=ガッチリしている。という先入観から新しいものを受け入れない状態になっていました。 反省することしきりです。

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     2020/07/01

    この演奏はこの曲のトップといってよいと思います。 まるでライブのような白熱した演奏です。 しかし、バッハの音です。バッハの様式を熟知しています。 この曲のピアノ演奏には、ウェーバーシンケやニコラーェワ等の規範的な演奏があり、最近ではコロリオフ盤もあります。 しかし、この曲をまともに弾こうとすると、曲の性格上、あまり面白い仕上がりにはなりません。 フェルナーの今回の演奏は、快演というべきものです。
    たしかに、音が割れそうになっている場面や音が濁るギリギリの場面があります。 これまでの考えでは、これらのことはピアノ弾きには絶対に許されないタブーでした。 しかし、無難な演奏のつまらなさと比べると「とるに足らない」ことなのかもしれません。  セッション録音であれば、後でいくらでも取り直しと切り貼りができるはず。 それを敢えてしなかったのは本人だけではなく、ECMの見識と考えます。 

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     2020/06/22

    気が付くのが遅すぎました。 テューレックのパルティータとは書いていても、ジャケットのデザインが余りにも古風過ぎます。 よーく見ると1984,89と書いてあるではありませんか。 何のことかと説明をよく読むとそれは何と録音年度だったのです。 テューレックといえばグラモフォンに吹き込んだゴルドベルクのデジタル録音も知ってはいたが、たいていは50年代以前の録音が相場。 古風なジャケットと誰もレビューしていないのでずっと気がつきませんでした。 購入して聴いてみて唖然茫然。 バッハのパルティータとはこう弾くものなのよ。という見本。
    ペ〇〇アとかコロ〇〇フとかのレベルではありません。 4年か5年バッハをしっかり勉強しましたというレベルではありません。何十年もバッハを研究してきた、バッハと一体化した演奏が展開します。  まずは聴いてみて下さい。 

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     2020/06/20

    演奏はmimiさんの言われるとおり確かなものです。エガーはレオンハルトの弟子ですからオーソドクスですが、レオンハルトのフランス組曲を聴いて、もう少しソフトな演奏はないだろうかとお探しなら、この盤が最適です。 優しいけど芯のある音で品があります。

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     2020/06/15

    ふくろうさんのいうとおりです。ジャズマンのバッハなどと思ってはいけません。音楽する事の喜び、バッハを弾くことの喜びが伝わってきます。 この点が、ペ〇イアとかコ〇リオフとかと違うところです。 あなたもきっと好きになりますよ。

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     2020/06/12

    ヒューイットいつもの通りの名演でしっかりした録音です。 聴くと気分が晴々します。

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     2020/06/09

    美しく、大変良い演奏です。 一つ一つの音を大切に丁寧に弾いています。 いろいろかわった演奏もありますが、これが本当のチェンバロの音であり、本物のバッハです。 すべての人にお勧めします。

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     2020/06/06

    間違いなく名演です。間違いなくこれは優れたバッハです。 しかし、あのポリーニは何処へいったのか・・・???  ポリーニも年輪を重ねて深くなったのか。それとも単に指が動かなくなったのか・・・・。  ポリーニーファンではない私にとっては、どつちでも大歓迎。 この平均律は、アシュケナージやバレンボイムのそれとは「格」が違います。 ためらう人も是非聴いていただきたい。

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     2020/06/05

    メシアン等の研究家としても名高い近・現代音楽演奏のスぺシャリストピーター・ヒル氏のバッハです。まったくもってオーソドクスの極みですので、いろいろな平均律を聴いてきた人にとっては、「なんだ、いまさらか・・・・」「こんな演奏なら誰でも・・・・」となりがちです。 しかし、じっと耳をすませて聴けば、そう簡単にはできる演奏ではありません。 いろんな演奏を聴いた後で、帰るところ。そんなありがたい演奏です。

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     2020/06/05

    演奏は素晴らしいが、この残響の多さは何とかならないんでしょうか? 倍音も含めて残響が多すぎて聴いていてイライラします。 せっかくのピノックの熱演が台無しになっています。 製作サイドは、「生々しい」素晴らしい録音。と思っているのかもしれないですが、これでは、エコーの効いたカラオケ店!!

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     2020/06/04

    いまやベテランの仲間入りしたヤン・ベルダーの「フーガの技法」です。 レオンハルトの弟子がアスペレン、その弟子かベルダーなので3代の「フーガの技法」の聴き比べができます。演奏は元気そのもの。4つのデュエットではクラヴィコードが聴けます。これも大変うまい。 価格も安いので買いと思います。

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     2020/05/31

    アスペレンが「フーガの技法」を弾くのは当然で、時間の流れというものでしょう。演奏は、冒頭の耳慣れない装飾音に驚ろかせられますが、その他はナチュラルなもので、新奇なものを期待すると失望します。 しかし、聴いていて全編がチェンバロ二重奏なのかと感じるくらい充実した演奏です。(一部は弟子のクラップロットが担当) 採用したチェンバロの音も美しく響きます。 私にとって残念なのは、古楽学者でもあるアスペレンが記述している解説が読めないこと。 師であるレオンハルトの助奏を務めた「フーガの技法」では、あれほど充実した日本語の解説がついていたのに・・・・・。  日本語翻訳つきの再出版を希望します。 近時の若手奏者のような颯爽とした演奏でもなけれは、学者然としたギクシャクした演奏でもありません。 一度聴いても、リピートしたくなる力の抜けた味のある演奏です。 「フーガの技法」を初めて聴く方にもマニアの方にも、是非聴いて頂きたいと思います。

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     2020/05/27

    この曲のピアノ独奏の録音は、元祖ニコラーエア女史から最近のリフシッツに至るまでバラェティに富んでいます。 構造面を重視するタイプは、当然、男性奏者に多く、ソコロフがその代表で極北にはバタゴフなどがいます。高橋悠治もその一人と考えます。 土台と柱ではなく横の旋律面を重視するのは、勿論、女性奏者に多くヒューイットがその代表でしょう。 当盤のアデール女史はフランス音楽のエキスパートで優れたラヴェルの演奏で有名ですが、バッハとラヴェルはそう遠い関係ではありません。 彼女の演奏は縦とか横とかではなく、点と面の重視です。フランス音楽のベテラン演奏家らしい発想の、説得力のある刺激的な演奏と感じました。

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     2020/04/28

    師匠であるレオンハルトは、学者であるためか、時として「ギクシャク」した感じがありますが、弟子のアスペレンはのびのびとしています。特に、平均律第2巻とゴルトベルクは見事です。 平均律第2巻を魅力たっぷりに聴かせる人はあまりいないのではないでしょうか? ピアノでもグルダくらい??

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     2017/08/03

    ラヴェルのピアノ作品全集としては、最上位のものと思います。 ラヴェルのファンとしてやはりフランス系の人がいいだろうと思い、フランソワ、ペルルミュテール、キーゼキング、アースと聴いてきましたし、近年ではバヴゼやエマールのようなフランスの若手のものも聴いています。 ダメな人などはおらず、それぞれが大変個性派ですが、現在売出中のオズボーンは、一番光っていました。 フランス人ではありませんが、本人もこのhmvさんの解説の中で述べているように、熱狂的なラヴェル好きのようです。 そのことがオズボーンをして最高のラヴェル弾きにしています。音がきれいで、ピアノタッチ、響き…光・・・すべてラヴェルのものです。

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