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seigo-hk さんのレビュー一覧 

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     2021/07/27

    『 ときめく鉱物図鑑 』いろいろな鉱物を知れるだけでなく、鉱物に関連した話題も豊富で、写真やイラストも見やすく、コンパクトに楽しめる要素が詰まっています。鉱物NGアクションや、記号からのぞく鉱物の世界や、結晶系リスト等、鉱物好きあるあるも、より知り深めるのに役立つものも、より興味が持てる内容も充実していて、とても良いです。

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     2021/07/26

    『 樹に聴く 』植物の生き抜いている姿を知り深めることができては、きれいな絵を見ながら、読み込んで楽しめます。文章そのものも興味を持てる内容で良いです。「老熟して森は、多くの生き物が共生する、その術を教えてくれている。」そして、老巨木は良い先生だと言う発言も、面白い。「地球は長い時間をかけて、水、空気、土壌を作り、その中に多様な生物を養い、それらの相互作用が創り出すさまざまな恩恵を受けることで人間も生きていける。」自然環境との向き合い方も考えさせてくれる。人間側の視点ばかりでない見方の大事さを思う。著者は観察し続けているうちに「樹々が普段何を想っているのかが、推し量れるような気がしてきた。」というお見事な熟達からのタイトルで、シンプルに樹に聴くというのも好印象だ。

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     2021/07/26

    これは発明品か?ステレオ実験室から届けられる逆説的タイトル。さまざまな音楽要素を掛け合わせては、新たな境地を打ち出して来た後の堂々のネーミングセンス。『 NOT MUSIC 』再生した途端に地上から幾分か、浮かんでいるような風合いのサウンド。耳に心地良く語り来るものたち。あたたかみのある歌声。息吹きが機械にも鮮やかに巡らされ、カラフルなイマジネーションが行き交い、時に飛び交う。さまざまな織り成しが優雅な空気感でさえ生み出している。はるかに緻密な構築が心に迫り来る。歌うようなうごめきの電子音。こまやかに丸みを帯びては後ろで跳ねているものたち。音そのものが楽しく踊り合っている印象の瞬間も訪れては、繰り返し聴く度に発見のある楽しみ。歌詞にある「 Living experience 活き活きとした体験 」が得られる。音楽を通して学べるような豊かなひとときの体験。「 Inexpressible 言葉で表すことはむつかしい Find your way to the heart 心に触れる 自分なりの方法を見つけよう 」題名の表す通り本当に音楽では無く、人生を豊かに変えてくれる装置かもしれない。

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     2021/07/26

    歌詞より” HOW SWEET THE BELLS ”〜甘美なるその鐘の音〜自然とうっとり聴きいってしまう、全体を通じて流れている甘美なる何か?なんて素敵なアルバムなのでしょうか。2003年発表作品『 HAHA SOUND 』歌と演奏だけでは留まらない。息づいている空気感。辺りを漂う気配、豊かに彩る背景描写の数々。音楽に身をゆだねては、どこかへといざなわれるような感覚。こまやかに滲む音の像。しずかに馴染む音色。打ち鳴らされては、浮かび上がり来る感覚。踊りゆらめく電子音。ゆらぎの中で夢見の幻想的な視野がひらかれてゆくよう。同居する素朴さと実験性。穏やかな情感と刺激的な発露。相反するような印象が巧妙に合わさり、心地良い音楽世界を生み出している。タイトルに冠せられたHAHAは日本語の響きを気に入り付けたという話は、通じる近しい感覚を思わせる。美しい名盤。

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     2021/07/26

    『 野の古典 』入りやすく、わかりやすく、間口を大きく広げてくれている印象があります。もしくは多方面へ開け放ってくれている感じも。まさに野!本のサイズ感も文字や見出しの大きさも、行間の取り方もデザイン含めて見やすいことで、内容そのものに触れやすいなぁと思います。とても面白い空気感を帯びていながらも、考えさせてくれるところもありで、充実しています。「 はなれたら継げはなれならつげ幾度も破れ世中にあらむかぎりは 」生きてさえいれば、何があっても修復できる。と言う伝統的な技法の金継ぎに、人生のメッセージが込められていたり、さらっと読めるのに、熱さもあります。古典に触れることの素晴らしさについて「わたしたちは古の人々の感覚、思考、身体を体験することができます。その体験や英知が、未来を考えるのに役立つのです。」と語っていたり、さらには、「極上の娯楽」とか「至福の脳内トリップ。」と言う表現までも飛び出している程です。楽しめる一冊です。

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     2021/07/26

    原郷から幻境へ、そして現況は?〜 連載のひとたびの終わり?〜『 原郷の森 』掲載二十四回目にして最終回と記載あり。本文には原郷の森は終わらないとも書いてあるが、本人の人生の上では続いていくという意味で、読者が毎月目にするのはこれまでだそうだ。当初は、-これは「小説」なのか「絵画論」なのか、はたまた「自叙伝」なのか- との文言が添えられて始まっていた。他では読んだことのない新鮮味と新感覚に未だにどう捉えて良いかわからない。全部本当のことのようにも思えるし、架空混交のことのようにも思えるし、結論を出さずに疑問符を持ち合わせたまま、毎月の楽しみであった。時間と空間を超越して歴史上の偉人や先生たちと展開してゆくものすごい内容の話し。瀧のような多岐に渡る情報量に全体像がなかなか掴めないという不思議な魅力の面白みと奥深み。本人はコンタクトのカリキュラムとも書いているし、そのレポートの記述とも書いている。それなら一度疑問は置いて、単行本として出るならば、連載の時よりもまっさらな気持ちで読書してみようとも思えてくる。透明の気持ちで、向き合う大事な言葉の数々。「宇宙の本当の現象が相互が成長するべき人を集める。」「捨てれば捨てるほど追っかけられる力学が地球にある。」「流言飛語に流されないこと、これが政治です。」「運命の思うように従うことで運命を操作しています。」いつの間にか、読者として入り込んでしまった原郷の森。導かれては読み返して、解き明かせないことも含めて今後も楽しみにしていよう。これまでの連載に感謝!。

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     2021/07/24

    『 山の帰り道 』まずタイトルから素晴らしいと感じて手にしました。シンプルだけどあまりないタイトルに光る感性を発しているようで惹かれました。自然を感じる文章に、豊かな生活の空気感もあり、目にも楽しいいくつもの挿し絵もあり、とても良かったです。「上手に描こうと思うと失敗する。山登りと同じで、山登りが下手な人ほど持続して案外山歩きを楽しんでいる。山で描いた絵は後々まで心に残る。手を動かしたぶん思い出が体の奥までしみ込むからだろうか。」山登りを通じての日頃の職人としての感覚を重ね合わせているような、この文章は目に留まるものがありました。適度に運動しているような心地良さもあり、気分転換にもなる一冊。

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     2021/07/23

    『 パリのパサージュ 』行ったこともなく、映像で少し見たことあるというくらいの場所だが、昔からなんとなく惹かれるものがあった、パサージュという言葉の響きそのものにも魅力を感じるため、この本も自然と手にしていた。するとガイドという役割よりも、文章そのものの良さに連れて行かれてしまっている。「超現実を展示するショーウィンドーであるばかりか、そのまま〜異界〜へと通じる入口でもあるのだ。」ただ訪れただけでは感じれそうもない感覚を、さらりと伝えくれている。鋭い洞察力に驚くとともに、その場所の魅力がますます気になってゆく語りだ。さらには人生で出会う何か大事なことも書かれているような気にもなる。「過去未来という時制には、予言された事実が現実に実現されたか否かにはかかわらず、いちように、もはや過ぎ去ってしまった未来の明るさに対する哀切の感情が込められている。」繊細とも思える捉え方で町の雰囲気を表していたりしては「未来系の明るさを包み込む過去形の暗さ。」と伝えていたり、通過してゆくその街並みを「時間隧道」と表現していたり、表現の見事さに感心する。文章を読むごとに、独特の町の空気感に包まれたり、空間に足を踏み入れてゆくようだ。「夢の残像」「時間的な感情の交錯」「イメージの交錯」「相反する印象の共存」実際には訪れたことのない場所を、本の世界の中で行った気分になることで存分に楽しめている自分がいる。素晴らしい内容です。

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     2021/07/22

    『 日本の美しい言葉辞典 』 その言葉をイメージする写真が添えられていたり、挿し絵や背景の模様パターンまで全体を通して凝ったつくりのデザインです。従来の辞典とはちがう様相の、華やかな仕上がりになっているのではないでしょうか。はじまりにある「言葉を知ると見える景色が変わります」の一文の通り、ひとつひとつ読んでは、知り深めて、生活の中で照らし合わせる楽しみもあります。おぼえては日常から使用できたらいいなぁと思える表現の数々。綺麗な仕様のページから語り掛けて来ては、日本の景色が浮かび上がり来るような、美しい言葉の魅力。いくつもの表現に触れることができる喜び。

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     2021/07/22

    『 気持ちを表すことばの辞典 』たくさんの表現を堪能できてとても良いです。これほどまでにことこまかに、気持ちを表すことができるのだなぁと、数の多さにビックリします。ぽんぽんぽんとそれぞれの意味が、わかりやすく、ちょうどいい長さで並んでいます。言葉と意味に加えて、随所にかわいいイラストが添えられています。バランスで言うと辞典の中にイラスト集が組み込まれているような多さで同居しています。きっと辞典として見飽きない配慮なのでしょう、ただの辞典ではない新しい感覚の仕上がりになっていると感じます。普段自分が使用している言葉の何十倍もの表現があり、日常で使えるようになればいいなぁと思う言葉が多数あり、場合によっては国語辞典を引く時よりも便利な気もしたり。気持ちを表すことば以外にも掲載されていて、個人的には、季節のことば、気象のことば、等楽しめました。まとまりもある充実の内容の本です。

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     2021/07/22

    『 アフリカ布見本帖 』はじけているもの、うねりをみせるもの、うずまいているもの、おちつきのあるもの、おどりだすようなもの、自然のエネルギーを表しているような数々のデザイン。飛び込んで来る鮮明なカラフルさ。土着的に脈々と受け継がれて来たような独特のパターン。目にも珍しいもの、馴染みやすいもの、どことなく懐かしいもの、どこまでも語りかけてくるもの、ひとつひとつイマジネーション溢れる表現で楽しませてくれる。素晴らしい感覚。さまざまな要素で魅せる布の奥深い味わい。

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     2021/07/22

    『 大正タイポグラフィ 』なにげなくめくってみたところでも、パッと開いたところでも、どこを見ても楽しむことのできる内容です。豊かに富める図案の数々と文字の組み合わせ。昔ならでは独特の言い回しの面白さ。美しさにハッとしたり、見たことない感覚にドキッとしたり、視覚的に効果を発揮しているもの、ハートにダイレクトに届くもの、さまざまな発想にいろどられた簡潔なアート。ただ眺めているだけでも、躍動感のある動きを感じたりとか、ユニークさに笑みがこぼれたりとか、脳のどこかで喜んでいたり、充実感を得られて良い時間を過ごせます。現代以上に凝ったものを生み出す意気込みとエネルギーに満ちていたのではないのでしょうか。と思える程の掲載している品数とその多彩な内容。クリエィティビティーあふれる素晴らしい本です。

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     2021/07/21

    『 生物から見た世界 』 人同士でも他の人がどう感じているか?どう見えているか?とか知ることは難しいのに、他の生物の感じ方を探り出して、研究しているのは物凄いことだなぁと、驚きが大きい。ちがうことに気付けることも、確かめ方を思い付くことも、そこまで辿り着ける能力を讃えるばかりだ。「われわれの感覚器官がわれわれの知覚に役立ち、われわれの運動器官がわれわれの働き掛けを発見するのに役立っているではないかと考える人は、動物にも単に機械のような構造を見るだけでなく、それらの器官に組み込まれた機械操作係を発見するであろう。われわれ自身がわれわれの体に組み込まれているのと同じように。するとその人は、動物はまさに単なる客体ではなく、知覚と作用とをその本質的な活動をする主体だと見なすことになるであろう。」知覚世界があること、作用世界があることを読み進めては、環世界という一つの完結した全体を作りあげていると言う文章に出会う。普通にしていては出会えていない内容の数々に面白さを感じる。果てしない手順や方法を通しては、ひとつひとつ研究を深めていってることを知れば知るほど、感心せずにはいられない。読み通してみては、ものごとの捉え方をあらためてみる機会にもなる、一冊です。

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     2021/07/20

    『町まちの文字』刻まれている文字の奥深さ。語り掛けの外観。内包している情報量。町のあらゆる場所から伝えて来る意思ある言葉たち。動きや勢いを感じるもの。美しいたたずまいのもの。珍妙な雰囲気を醸し出しているもの。さまざまな形態と様相。ことこまかに見つけてゆく視点。集めてまわる熱心さ。簡潔にまちまちの文字と町を掛け合わせる題名の巧妙さ。写真にも文章にも独特の感覚が光っている。白黒の中にある鮮やかな印象と多彩な空気感。移り変わる時代の間に稀少になってゆくものも、なくなってゆくものもあり、貴重な文化の記録としても素晴らしい。町の中で息づき歴史を築いて来たそれぞれの文字たちの大いなる魅力。堂々の厚みと重みのある、存分に楽しめる内容の一冊です。

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     2021/07/19

    『 身近な雑草の愉快な生き方 』タイトルからすでに擬人化しての表現で、雑草の視点で雑草の世界をのぞきみようとする著者の発想と意気込みがもう面白い。身近に感じさせてくれる話しぶりと、興味を持てる内容の数々。知っているもの、全く知らないもの、なんとなくは聞いたことあるもの、こまやかで良いイラストも添えられて、楽しめます。ホトケノザ、マンジュシャゲ、ヒメムカシヨモギ、セイタカアワダチソウ。短かすぎず長すぎず、ちょうど良い感じでテンポ良くページを進んで行けます。自然を知ることの喜びに加えて、メッセージも込められていたりして考えさせられもします。逆境でも根を下ろした場所からはにげだすことはできない。厳しい環境での生き抜く姿勢も教えてくれているようです。「雑草ばかりではない、動物も、鳥も、昆虫も、肉眼では見えない微生物も、すべての生命あるものは、より強く生きたいというエネルギーを持っている。そしてすべての生命が強く生き抜こうと力の限りのエネルギーを振り絞っている。向上心のない生き物はないのだ。」と言う熱い言葉もありながら、さまざまな雑草を知れて充実しています。

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