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hikari さんのレビュー一覧 

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     2021/07/19

    クリエイションレコーズ興亡史  
    またはオアシスをデビューさせてしまったことで人生が変わってしまったオッサン(マッギー)の物語とも 
    オアシス視点でこの映画を見ると、逆にオアシスがレーベルにとって異質だったことが浮き彫りになると思いました  
    ネブワースの想い出を嬉々として語るノエルと、ネブワースの会場でコケにされたくやしさを語るマッギー  
    良くも悪くもオアシスはクリエイションのキャパを超えていた  
    それは英音楽界のどこにも属せないオアシスが、対価を払ってクリエイションの仲間に混ぜてもらったみたいに私には見えました  
    それをノエルはきゃっきゃと楽しんで、マッギーは未だにどう呑み込んだらいいのか判らないという状況なのかなと思いました  
    「ノエルがU2のファンだと知ってたらオアシスと契約しなかった」はU2が疎まれてるエピソードとして語られることが多いと思うのですが、こんなビッグなバンドになると判ってたら手を出さなかったという後悔のように聴こえました  
    (でも、オアシスと契約したからこそ、その言葉が映画に収録され人口に膾炙することになったという皮肉さ)

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     2021/07/19

    アイリッシュのキャラの濃さに降参してしまう1冊  
    アイルランドからアメリカへの移民の歴史を書いた本です  
    とにかくアイルランド人のキャラが濃ゆい  
    当時は原始人扱いされて蔑まれていたんです!と紹介されていたのですが、読んでて私も「マンモスでも皆でわーっと倒して氷河期でも生き延びそう」と正直思いました  
    とにかくものすごい生命力  
    じゃがいもパワーでガンガン人口を増やして飢饉でガンガン人口を減らしてアメリカへガンガン移住してそこでガンガン成り上がっていくのでした  
    どれだけ犠牲を出しても最後に生き残ったものが勝ちみたいな壮絶な歴史です  
    基本的に権力側のプロテスタントに虐げられながらもド根性で打ち勝っていくのですが、アイルランド人のキャラが濃すぎてあんまり悲壮感はないかもしれません    
    すぐやる、必ずやる、出来るまでやるを世界規模で実践したものすごい人達の歴史  
    人生で迷った時に思い出したい1冊です   
     
      

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     2021/07/18

    この映画はオアシス(特にギャラガー兄弟)のみに焦点をあて、ブラーもレディへもU2も出てきません   
    更にアメリカのことは殆どスルーだけど日本は出てくる  
    音楽の事は殆ど触れず、キャラクターエピソードばっかりで更にふぁっきんネブワースで映画は終わってしまう  
    オアシスは2ndまでと言うファンは結構いますが、本当に2ndで映画を終わらせてしまうなんて  
    なんか日本のファンが作った同人誌みたいというか、ものすごくロキノンっぽい仕上がり    
    オアシスに関わると性別国籍に関係なく皆ロキノンっぽくなってしまうのでしょうか  
    淡々と成功までの道筋を描いていきます  
    (トニーだけ何でアイルランドを強調したんでしょう)  
    当時の音楽シーンとか外部の話があまりなくすごく閉じた映画だなと思いました
      ところでノエル自身はオアシスはインターネットがなかった時代だからスターになれたという認識のようなのですが、  
    日本の洋楽ネット業界はギャラガー兄弟のおもしろエピソードがだいすきで彼らは「インターネットがある時代のスター」でもあるというところに皮肉さを感じました、

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     2021/07/18

    夜を往けはジャケット通りのドスの効いた覚悟の歌  
    昨日を捨てて夜を往けと  

    あしたはあなたを傷つけながら折れてしまいたいような傷つけあう愛がどこかにあるのかとどきどきしながら聴いてましたね  
    (当時はまっていた小説のテーマソングみたいに思っていました)  

    北の国の習いはいきなり冒頭からえ?と引き込まれてしまうみゆきワールド    
    そうなの?と思ってると畳みかけられて納得してしまう  
    てかその根拠として「北国だから」ってことしか言ってないんですけど納得してしまう  
    北国の表現として「待っても春など来るものか」というのが凄いなと  
    見捨てて歩き出すのが習わしというのが、耐えない待たないという何かを「しない」ことをこんなに力強く肯定的に描くのが凄いなと  

    ジャケ買いしたい1枚です  

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     2021/07/18

    90年代のみゆきさんのすごみ
    サウンド的にもJPOP全盛期なので、JPOPとして普通に聴けます    

    C.Q C.Q という呼びかけ:通信可能の範囲内にある全ての無線局を一括して呼び出す  
    本当に誰かいますか?なんだなと  
    一方的に空に向かって呼びかける気持ち、想いというのが  
    呼びかけが生きていますか?なのが、生きてるだけでいい  
    話を聞いてくれるならという切迫感  
    90年代の名曲ですね  

    炎と水のもどかしさ  
    すごくまぶしいような人といる時にこの歌詞を思い出します  
    「けれども唯一癒せるすべをそれとは知らずに持っている人」  
    であったらどんなにいいかと  

    Maybeはすごく人生のテーマソングですね  
    それでも夢見ずにいられないというのが、  
    相手に反対されると自分は間違っているのかと思ってしまうけど、そうじゃないんだと  
    相手がどう思うかなんか関係ないんだと  
    そういう意味ですごくはっとしましたね  

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     2021/07/18

    このアルバムはクレンジングクリームとミュージシャンですね  
    ミュージシャンはなんか胸にきます  
    歌の中での未来や希望がこのジャンル(ミュージシャン)には決して当てはまらないという皮肉さがなんとも言えず  
    どこにでもついてゆけるものよ女は  
    その解決策は他の業種だったら全然OKなんだけど…  
    みゆきさんの歌は特定のことを歌っていても普遍性があることが多いんですけど、ミュージシャンはいやーそれが成り立つのは本当に奇跡的な確率!と思いながら聴いてしまいますね  
    そしてクレンジングクリームはすごいですね  
    化粧もすごかったけど、クレンジングクリームもすごい  
    クレンジングクリームという特定の品物からこれだけ世界を広げて  
    この曲にはすごく普遍性を感じますね
      

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     2021/07/17

    このアルバムはやっぱりあたいの夏休みですね  
    やさぐれからの救い  
    それぞれにとっての希望というのが、
    ほんとにしょうもないささいなことなんだけど、
      
    だけどもっと悲しい事は1人泣き だからきっとあたい勝ってる夏休み  
      
    足るを知るというか、自分のかなしみを判ってちゃんと希望に変えてるところがいいですね  
      
    そんな風に生きられたら

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     2021/07/17

    糸が入ってることでも有名なアルバムですが、タイトル曲とか色んなドラマのつまったアルバムです  
    私はタイトル曲のEAST ASIAが好きで  
    大きな力にいつも従わされても私の心は笑っている  
    こんな力だけで 心まで縛れはしない  

    暴力の前では人は無力だけど、心は縛れないんだという訴えに  
    そうなんだ!という気づき  
    でも、体が従わされてるのに心だけ自由でも空しいじゃん  
    という困惑   

    という矛盾について毎回考えますね    

    誕生のだれでもってそんな無責任なこと言うなよ!と思ったらじゃあ私が言うからという力強さ   
    ここじゃないどこかへという焦燥した気持ち  
    それだけのことでわたしは海をゆけるというそれだけでいいんだなと言う気持ち    

    という色々なドラマがあるアルバムなので糸が気に入った人にはぜひ聴いてほしいですね  

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     2021/07/15

    他の歌手に提供した曲のセルフカバーアルバムなのですが、それを「回帰熱」と名付けたのが最高ですね  
    黄砂に吹かれてとか慟哭とか後藤次利曲もなかなか悪くないですね  
    工藤版を知ってるほうがみゆきワールドにちゃんとなってることに感動すると思います  
    春なのにはみゆきさんだと遠い昔を思い出しながら歌ってる感じで普遍性を感じますね(柏原版のリアルタイム感も悪くないですが)   
    あとは未完成がいいですね  
    薬師丸版は世間知らずでピュアで本当に教えてほしいんだなと思うし、みゆきさん版はあなたが教えるつもりがないのは判ってるからという達観を感じるかな    
    どちらもいいですね 

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     2021/07/14

    このアルバムはひとりと僕たちの将来ですね  
    ひとりはメロディーが歌い易くてよく口ずさみます  
    歌詞が前向きと言ってしまうと陳腐なのですが、
    「もう恨み言なら言うのはやめましょう」という境地に皆がなれたら皆が幸せになれるだろうなと思います  
    それでもいい思い出があるならそれを大切にしたほうがいいという境地  
    恨みに流されてしまいそうな時に思い出したい歌詞です  
    それって本当に人生で大事な事だなと  

    僕たちの将来は「お互い都合の悪いことを黙り込む」というのが、人間だなという感じです  
    納得するまで話し合ったら分かり合えるのかと言うと、結局相手が自分の都合に合わせてくれなかったら腹が立つからどちらかが折れるしかないんだよなと  
    あたしも都合がおいらも都合が  
    それを呑み込む  
    という情景がすごく浮かんで共感してしまいますね  
    そういうふとした時にい心にひっかかる曲が入ってるアルバムですね

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     2021/07/14

    このアルバムは何と言っても流浪の詩  
    一篇の短編小説みたいです  
    ママのちょっとした仕掛けも気が利いています  
    一番切ないのは今更旅をやめるには悪くなりすぎたということ  
    もう戻れないということの意味が二重に重い  
    彷徨うしかない人生を憐れむでもなく蔑むでもなく  
    みゆきさんの歌詞は文学!と心から訴えたいですね  

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     2021/07/12

    時代が入ってるデビューアルバム  
    1枚目でもう稀代の名曲を書いているんだから恐ろしいです  
    時代は2番目以降の歌詞もいいですね  
    旅を続ける人々は〜きっと信じてドアを出る  
    そういう旅立ちを祝福する歌詞が今になってしみます  
    色々あっても、それでも旅立たなければならなかったと  
    あとアザミ嬢のララバイも、「人には何も考えない時が必要」というのがわかるなーと思います  
    眠れない夜はあたしを訪ねておいでというのが、すごく心にしみる  
    そう言ってもらいたい気持ちは、男が女に思うだけでなく、生きていく中で誰にもあると思うから  

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     2021/07/12

    他の歌手に提供した曲のセルフカバー集です  
    それを御色なおしというタイトルにするのは粋ですね  
    この中で「美貌の都」は郷ひろみが歌うと、その美貌の都に生きる当事者のレプリカント的なイメージだけど、みゆきさんが歌うと美貌の都に生きられない人間が歌っているように聴こえて、違う解釈が浮かんでいいですね  
    そしてかもめはかもめ  
    「もう電話もかけない」
    というのが、そう決意するまで相手に嫌がられるまで散々電話したんだろうなーと思うし、  
    「あきらめました」というまでにあきらめられなくて散々執着したんだろうなと思うし、
    諦めたと言ってるのに、むしろ諦めるまでの業の方が感じられて最高に好きな歌詞です  
    というか、あきらめたと言ってるけど、絶対に諦めてないでしょう?とさえ思えるような、言ってる事が本心を裏切っているようにも聞こえるようなところがとても好きです

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/07/12

    まあ何と言ってもこのアルバムはうらみ・ますですね  
    生きていてもいいですかにうらみますと言われたら一見さんは震えあがってしまいそうですが、情念の塊みたいに見えて妙に客観的な視点がちゃんと残っているのがみゆきさんなのではないかと思います  
    うらみ・ますと言いながらやさしくされて嬉しかったと  
    うらんでいるけど、一方的な被害者ではなくて益もあったと(だからこそ騙されてしまい、恨んでいるわけですが)    
    そんな風にまた騙されてしまいそうな弱さも含めて描くのがみゆきさんだと思います  
    それにつけても、うらみ・で一回切るところが天才ですね  
    一回息をついて情念を込めて言っているようであり、うらみだけを抽出しているようでもあり

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     2021/07/12

    宇宙人ジョーンズのCMに使われたことでもおなじみの「ホームにて」や「まつりばやし」などが収録されたアルバムです     
    まつりばやしはやっぱり、夏ではなくて夏の終わりを歌った歌詞がいいですね    
    日本のじめっとしてどこかもの悲しい夏    
    人は誰でもまつりの終わりを、まつりばやしに入れなくなる時がくるのを知ると 
      
    夏の終わりのけだるい暑さの中でよくこの歌を口ずさみます    
    そしてホームにて    
    ホームというのはどうしてこんなに抒情に満ちているのでしょうか    
    心は今夜もホームにたたずんでいると  
    つまりふるさとに行こうとするのは心だけだと      
    ここではないどこかへ、出発するためのホームにずっと心だけたたずんでいるという情景は、誰もが心に持っているのではないでしょうか  

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