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好事家 さんのレビュー一覧 

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     2025/02/07

    珍しいプッチーニの歌曲と管弦楽を収めた一枚。カストロノヴォの歌声はソットヴォーチェの部分は美しいですが、高域のフォルテは少し苦しそうに聴こえてしまいます。録音は明晰で優れた出来と思います。

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     2025/02/01

    清新な意欲に満ちた力強い演奏で大変楽しめました。スプラフォンの鮮鋭な録音とも相性が良いですが、ここにもう少ししなやかな美しさが加われば完璧です。

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     2024/12/29

    新しい手兵との録音ということで期待して聴きました。ラトルにとってこの作品は決して特異なものではなく、長大な交響曲と捉えているようで、全く破綻はない代わりに、強く訴えかけてくることもありませんでした。

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     2024/12/29

    珍しい選曲・組み合わせに惹かれて購入しました。死と乙女は弦楽四重奏に比べると肥大した感があり、凝集力・劇的な迫力に欠けると感じました。録音がいまいち冴えないのも残念です。

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     2024/12/24

    全体的にゆったりとしたテンポで進みますが晩年の極端な遅さはなく、力強さとロマンティックな香りが漂う魅力的な演奏だと思います。自作のディヴェルティメントはバーンスタインの人懐っこさが溢れる佳曲ですね。録音状態は予想以上に良好で厚みと美しさが両立していて楽しめました。

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     2024/12/17

    晩年に近づくにつれ巨匠の風格を持つに至ったヴァントですが、ここではその途上の足跡が残されています。特に第4番の第1楽章はテンポが速すぎて、とても窮屈に感じます。彼の生涯最後のコンサートで第4番を取り上げたのもやり直しかったからではないでしょうか。硬質なサウンドの録音状態も少し気になります。

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     2024/12/11

    スカラ座のヴェルディは圧倒的な熱量を放つ録音が多いですが、このトロヴァトーレも例外ではありません。約2時間をあっという間に聴き終えてしまいました。60年以上前の収録で若干のヒスノイズはあるものの、予想以上にダイナミックで明晰なサウンドが楽しめます。

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     2024/12/10

    じっくりとしたテンポで重厚・壮大に仕上げたフランクの交響曲は、バレンボイムに全幅の信頼を置くベルリン・フィルの緊密かつ熱気に満ちた演奏と相俟って、聴き応え十分です。フランスものを得意とする指揮者ならではの繊細なフォーレも見事な出来栄えと思います。録音の良さも特筆できます。

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     2024/12/10

    50年以上前の録音で若干の古さは感じるものの、ブルーレイ・オーディオの精細で柔らかな音が楽しめます。指揮、歌手は素晴らしいものの、オケにもう少し色気とパッションが欲しいところです。

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     2024/12/02

    ヤナーチェクの斬新かつ独創的な作風が遺憾なく楽しめるとともに、併録のハース弦楽四重奏曲第2番が掘り出し物で、第4楽章に打楽器を加えたジャジーな雰囲気が印象的です。BISならではの美しい録音も花を添えています。

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     2024/11/27

    フルシャは大言壮語せず誠実な演奏をする指揮者で、どのディスクを聴いてもその印象は変わりません。かといって物足りなさも皆無で、このディスクは企画の良さも相俟って大変楽しめました。

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     2024/11/13

    発作的な盛り上げとも称されるヨッフムのブルックナーですが、私にとって唯一嫌味な感じがしない指揮者です。他の人だったらとても聴いていられないと思いますが、恣意的ではなく豊かな共感が根付いているからではないでしょうか。

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     2024/11/12

    ヨッフムがかなり愛着を持っていたと思われる第6番。後のドレスデンとの録音も素晴らしく甲乙つけがたいですが、当録音は第4楽章のテンポが速すぎ、好きが高じていささか勇み足的な感じもします。録音状態は良好です。

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     2024/11/11

    ヴァイオリン独奏、指揮、オケ、ピアノ伴奏の全てが情感豊かで作品の素晴らしさを堪能できます。なぜ★ひとつ減にしたかというと録音に問題があるからです。ソロ・ヴァイオリンにマイクが近すぎて、弓で弦を擦る際に生じるザラザラした興醒めの音まで収録されてしまっています。

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     2024/10/18

    強靭でブリリアントなベルリン・フィルのサウンドを駆使して、カラヤンが壮大にして精緻な演奏を繰り広げています。音響の構築物としてとらえた場合、これを凌ぐものは出にくいと思います。ブールーレイ・オーディオの緻密でしなやかな音質も聴きものです。

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