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せごびあ さんのレビュー一覧 

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     2019/12/01

    こういう巨大な音楽ができる演奏家はすでに皆無ですね。「はい、そこはこうしてください。うん、よし!」なんて練習では絶対にできない音楽でしょう。「そうじゃあない!こうだ!違う!こうだ!違うって言ってるだろ!」って練習風景が思い浮かべられます。偉大な音楽家であったことがよくわかる。

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     2019/12/01

    これがすべてだとは思いませんが、あえてコメントしてみます。音楽するとはどういうことなのかを教えてくれる名盤です。美しさに価値を感じていないのではないだろうかと思える演奏で、語っている、いや、説いているといったほうが良いかもしれない。聴き終えたときの疲労感たるや半端ではない。普通に聴く音楽とは別次元のすごさです。

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     2019/11/30

    発売前ですが、ほぼすべての盤を聞いているので・・・。カラヤン/伝説のデッカ・レコーディング(9CD)にオペラを加えたボックスですね。カラヤン全盛期の演奏で、ほとんどがウィーンフィルである点も特徴。きらびやかに輝くベルリンフィルとは違った燻し銀のサウンドで、しかも演奏に勢いがあるためベルリンフィルとは違った凄みのある豪華さです。カラヤンと一体になっているのもよくわかります。25年ほど前に60年代のカラヤンを知ったことで大好きになり、単売品を買いあさったわけですが、当時はどれだけの出費であったろうか、それらが全部そろって1万円強とはいい時代になりましたが、芸術そのものがチープなるわけではないのですから、聴く側はありがたく心して向き合っていくべきでしょう。

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     2019/11/24

    未完成交響楽は大変ロマンティックな演奏で、感動的です。5番はもっと軽やかですが、同時にヒューマニスティックな演奏であるところがワルターらしいです。

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     2019/11/24

    惜しげもなくスパッと全集で出してくれ、今後も他の演奏家についてもこうあってほしいですね。さてワルターの演奏。ステレオ録音ということもあり何かと晩年の演奏を取り上げて評価されておりそれはそれで魅力的なのですが、実際は1940年代〜50年代半ばの脂の乗り切った時期の演奏もとても良いですね。こういった全集からはひとりの演奏家のすべてを理解でき、それがこの値段で可能とは、まあ良い時代になったものです。

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     2019/11/24

    「新世界より」は時に尖ったキンキン音になりがちで、特に録音においてそれが顕著です。しかしこの演奏からはそういったことは感じられず、弦でやさしく包み込むような音作りで、特に低弦の響かせ方が影響していると思う。最晩年の演奏にもかかわらず、もたついた印象は全く無い。

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     2019/11/24

    現代のスピードと迫力だけで聞かせるものとは異なり、深い歌心がベースになっていると思います。また、ワルターの音作りがよくわかる演奏ともいえるでしょう。

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     2019/11/23

    名曲「秋の気配」です。1977年の作品。こういったフォークソングがたくさん生まれた良き時代でした。

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     2019/11/23

    1975年に発表されたアルバムですが、全く古さを感じさせないし新鮮でさえある。こういったフォークソングがたくさん生まれたよき時代でした。「老人のつぶやき」がとても印象に残ります。

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     2019/11/23

    ジークフリート牧歌が大変感動的な演奏です。また低弦をベースとした響き作りも大変魅力的であります。

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     2019/11/23

    カラヤンが台頭しはじめ、時代が塗り替えられようとしている最中に、ワルターという20世紀前半の演奏家が高らかに歌いあげた演奏の記録といえます。

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     2019/11/23

    現代の演奏を基準に評価しようとすると、よく言ういわゆる「甘ったるい」演奏という感想になるわけですが、逆にこの録音の時代(それ以前を含めて)を基準に現代の演奏を評価すると「軽い」という評価になります。どちらが正しいということではありません。しかし、当時の演奏家がいかに一音一音を大切にしていたかということはわかりますし、物と情報にあふれる現代ではなかなかできない演奏なのでしょう。

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     2019/11/17

    ヒンデミットといってもとてもなじみやすく、迫力あり、ロマンティックで幻想的な側面もありと、とても良い曲です。演奏もすばらしいです。

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     2019/10/28

    メータのファンではないのですが、4番は非常に優れていると思います。

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     2019/10/26

    20年ほど前にこの全集のほとんど全てを買い集めましたが、これまでずっとその良さがわからずに来てしまい、随分と時間がかかってしまったものだと恥ずかしいしだいです。質実剛健、謹厳実直と評され、淡白とすらいわれるバックハウスですが、しっかり理解できると決してそうではなく、むしろ「柔」な点が目立ち、音質だけでなくアーティキュレーションでも同じで、音楽の本質に迫るかのように音符の一つ一つを息づかせていることがよくわかってきます。柔と剛をこれ以上ないというまでに融合できている演奏はほかには無く、ゆえに名演奏家なのでありましょう。なぜこれまでそれに気付けなかったかと自分でも情けなく思いますが、そう感じさせないところこそがバックハウスの偉大さで、決して表面的なだけものではないということでしょう。また、これも大変不思議なことなのですが何度聞いても飽きるということがなく、これらすべてがバックハウスの偉大さというものでしょう。さまざまな歴史的録音に対し、パッと聞きで悪いだのと評価するのではなく、その良さがわからないのは自分の未熟さだという謙虚な気持ちで接すると、あるとき大変な発見に出会うことができる・・・こういったところもクラシック音楽の面白さと深さなのだと、改めて感じたしだいです。

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