本サイトはJavaScriptを有効にしてご覧ください。
ゲスト 様
様
プラチナ会員
ゴールド会員
ブロンズ会員
レギュラー会員
本・CD・DVD・ブルーレイ・グッズの通販はHMV&BOOKS online
詳細検索はこちら
トップ > My ページ > mole3R さんのレビュー一覧
検索結果:3件中1件から3件まで表示
%%header%%
%%message%%
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/04/07
演奏の中身について言おうと思えば、3万字でも足りない。LP時代に、作品132のAllegro Assaiで心底揺り動かされ、Molt Adagioで恍惚に涙し、Allegro apassionatoで不安になる程鼓動が高まった、その音楽が再現する。どんな巨大なシンフォニーでも太刀打ちできない大きな音楽だった。「デッドで残響が少ない録音」とよく言われるようだが、各楽器の周囲に豊かな空気感が捕らえられており、24ビットリマスタリングの成功と相俟って、何より50年代後半でこれほどまでリアルなstereo録音がなされていたことにいまさらながら驚く。一枚300円程度で、この貴重な8時間を体験する不思議にも。やっぱり驚く。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
このレビューに共感する
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/03/31
70年代に日本人が知ったマタチッチの、「その頃」を髣髴とさせるコレクション。特にバラキレフ、ボロディン、R・コルサコフ、グラズノフなどの「ロシア物」は出色。劇的でダイナミックでありながら、大きな呼吸の中でオケがのびのびと歌っていて、近頃なかなか聴けなくなった音楽がある。チャイコフスキーの「組曲」は拾い物。是非ご一聴を。「英雄」チャイコフスキー「5番」はLP時代にも有名だった音源が入っているが、ライブ音源らしい「死と変容」は面白かった。3点のブルックナーは80年代のマタチッチがどこから進化(深化)していったのかを良く伝えています。MONO/STEREO混在ですが、聞きやすい録音状態も◎。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2018/03/22
リマスタリングの勝利か、クリアーで、兎も角美しいモノ・サウンド。そこから現代やアメリカ系のクヮルテットからはなかなか聞けない、極上の四重奏が現れます。全般にゆったりしたテンポで、これ見よがしな先鋭な表情などどこにもないのに、どの瞬間にも充実した音楽があふれている---ヴェーグ自身は勿論4本の弦から、「中欧の弦」の恐るべき伝統の深さが聞ける気がします。思いのほか、それは清潔で豊か。ブラームスや初期のベートーヴェンなんか、(スタイルとか、好き嫌いはあるかもしれないけど)もう素敵な体験です。 唯一A.シャルラン録音のモーツァルトだけは、シャルランサウンドの片鱗も感じられないリマスターだったことが残念。
ページの先頭に戻る