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二代目g.o.d さんのレビュー一覧 

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     2012/03/26

    日本のラップグループ、キャラ立ち三本マイク、KICK THE CAN CREWの3rd(?)ですかね、2003年発表。嗚呼わが青春時代の音です。ドラゴンアッシュの孤軍奮闘だったラップミュージックのJ-POPでの市民権獲得活動運動は、これの発表される少し前からのこのキックとリップの台頭で一気に優勢、キックのクリスマスイブRapからのマルシェ、リップのワン、ファンカスティック、それで楽園べイべーとあっという間にRAPはJ-POPになることに成功したのです。ロックバカな私は、きっと思春期にキックやリップが活躍しなかったらRAPを好きじゃなかったと思う。当時は同じ時期くらいに古参ラップグループ、所謂ハードコアでリアルな、でおなじみのキングギドラが久々の新作発表で、メジャーで活躍するキックやリップといったポップなラップグループは売れるためのダサい音楽、とリアル側からは非難されていたものです(俺はリアル側もポップ側も好んで聴いてました)。だけど今聴いてもラップはアングラに沈んでいたハードな連中に比べても遜色ないしむしろそっちより面白い。トラックもしっかりサンプリングの楽しさを伝えられてて、ドポップではあるけどHIP HOPを捨ててるとは思えない。実際俺なんかはこれらのポップなラップをきっかけにニトロとか我リヤとかアングラでハーコーなグループに手を伸ばしていったのだし。今のJ-POPで活躍してるラップグループの音源を聴いてみなよ、とてもその先を掘っていこうとは思わないと思うよ。そんなわけで、アングラ連中よりよっぽど実りある活動をしていたと思うキック、リユニオンしないかな。長文失礼。

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     2012/03/26

    アメリカのパンクロックバンド、Green Dayの3rdアルバム、1994年発表。日本ではメロコア、何て呼んだりするポップパンクの始祖的バンド。そのバンドの最初の名作です。メロコアなんてパンクじゃない、って人がいますがこの音聴いてくださいよ、この音自身からあふれるバカ高いテンション!この音そのものにテンションがあるかどうかがモノホンのパンクかそうでないかの違いですよ。同時期に同じジャンルで売れたオフスプにはこのテンションはあまり感じられないのです。グリーンデイは間違いなくパンクバンドだよ。

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     2012/03/24

    説明不要なバンド、Nirvanaの1991年発表の2ndアルバム。暗くてじめじめしていつつメタル以降なザラザラでへヴィーな音、メロディ。とにかく聴いておかないと恥ずかしい、好きでないといけないようなバンドですが、リアルタイムじゃない後追い世代の私からすると、こりゃちと退屈。んーかっこいいんですがそんなにか?と思う。の割には何度も聴いたし内容も覚えているし、聴いていたのがずいぶん前であっても久々に聴くと歌えたりしている。初めて聴いたのは中3から高1くらいだったと記憶してるけど、これを良く感じなきゃだめだ、的な強迫観念からやたらエンドレスリピートしてた気がするな。そんな訳で多感な時期に好んでよく聴いていましたし、結構信奉していた部分もありまふ、なのでなかなか嫌いにはなれないのです。愛憎入り混じる、そんな1枚。

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     2012/03/24

    アメリカのパンク/エモ・スクリーモバンドの2003年発表の3rdアルバム。メジャーデビュー作です。しばらくこーゆーパンクとか言った音楽から離れていたのですが最近少しずつ戻ってきていて、久々に聞いた今作が熱くて、これを聞いた当時から思っていたもののやっぱり良いな、と。スクリーモが興ってから特にメタルとエモがやたらと接近しましたが、良い悪いは別にして、このようなスクリーモ側からのメタルへのアプローチが、本家メタル連中よりよっぽど美味しくメタルを調理できたりしててメタル頑張れよ、とか思ったものです。音は意外にもラウドではないものの(メジャー仕様のミックスですかね)イメージとしてのメタルをうまく取り入れてて、エモみたいに口触りさわやか気味にこってりメタルの味を感じさせてくれます。バランスがいいね。爽快です。

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     2012/02/07

    クロアチアのロックバンド、Seven That Spellsの2007年発表のアルバム。メンバークレジットを見ると日本人メンバーもいるらしい。5曲入り70分オーバーのそのサウンドは轟音サイケデリックノイズ……的な??ジャンルに詳しくないのでよくわからないが、なんとなく思い浮かぶのはシューゲイザーの連中の音で、空間的に広がっていく轟音ノイズにシューゲの甘めのメロディを抜いて代わりに土着的な民族音階が入ったような。基本的にはもう4小節の決まったメロディにほぼ全編が貫かれており、ただただそれで轟音。ダメな人はとことんダメで、だからといって好きな人はとことん好き、って訳でもないかも。とにかく何もかも嫌になって何もする気力がないときはこーゆーのをヘッドホンで爆音で、人類史上一番隙だらけな格好で狭い自分の部屋で聴いてボーっとするのが由、それが正しいそれが正義。

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     2011/05/11

    日本のMCバトルの総本山の言うべきUMBの2010年大会の総決算、全国の予選を経てのファイナル。日本語でMCバトル?というと、普通の人から見たらただのダジャレじゃんとか早口言ってるだけじゃん、というようなただの恥ずかしいお遊びなだけかもしれない。しかし、それに心底熱くなっている連中がいて、むちゃくちゃ本気になって取り組んでいる。そんな熱いぼんくら連中が相対してぶつかり合った時に、普通の人からしたらダサい、恥ずかしいかもしれないものが、かっこよく、ヤバくなってしまうという、このちょっとした魔法のような瞬間をぜひともたくさんの人に体感してほしいと思う。もう6回目になりましたが、今大会は2006に並んでいい大会になったと思う。つまらない試合がほとんど無い。晋平太対R指定、晋平太対JAG-ME、RHYME BOYA対DDSなどなどいい試合が多い。個人的には今までで一番好き。が、ベストバウトのチョイスには残念。

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     2011/04/20

    ポーランドの、東欧全域を代表する巨匠バンドSBBの再編後初のスタジオ盤、2002年作。80年のアルバムからなんと22年ぶりのアルバムだが、初期のヘヴィブルーズジャズロックや中後期のシンフォニックロックを期待すると肩透かしを食らうかも。しかしそういったくくりを抜きに聴いてみれば、メロディと歌心を大事にした優秀なポップロックという感じがして、これがなかなか良かった。全盛期は国民的な人気のバンドだったらしいけど、このような作品を聞くとポーランドではわが国で言うサザンみたいな存在なんじゃないかなとか思ったり。このアルバム後も精力的に活動、いまだ現役。この路線でもまぁ構わないのだが、しかしやはり、全盛期のあのサウンドが聴きたい、と思ってしまう自分はやはりプログレもん。。。いいアルバムですけどね。

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     2011/02/05

    この間、昼にテレビでやっててその時観たんだけどこれは名作だと思った。アメリカ文化とメキシコ文化、親と子、男と女がぶつかり合いながら織り成すドラマ。文化の違いを受け入れながら乗り越えていく国際ドラマでもあり親と子の関係を考えるヒューマンドラマでもあり切ないラブロマンスもあり、そのどれもが一級品で見事としか言いようが無い。それらが織り交ざって迎えるラストは感動です。気になるところも少しはあるがそんなの補って余りあるほどの作品だと思ったよ。いい映画です

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     2010/11/27

    スウェーデンのネオプログレバンドの筆頭、Simon Saysの目下最新盤、2008年作。同じくスウェーデンのFlower Kingsと同系統のYesやGenesisに影響を受けた派手なキーボードとギターが活躍しまくるシンフォロック。70分オーバーとパンパンの内容で、大曲三曲と小曲の構成でオープニング曲からフルスロットルですっ飛ばしてくれてとても爽快。現代プログレらしくハードな演奏だが、へヴィーに逃げることなく、小気味いいリズムセクションが演奏の方向性を確かなものにしている感じだ。大曲はどれも良い出来だが小曲が若干地味かな。でも総じて高品質で現代プログレの名作としての力量は十分でしょう。

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     2010/11/11

    インドのファンクバンド、Bharat Karki & Partyの1978年作。1曲目がインド臭プンプンな民族メロディと合唱、そして熱気で倒れそうになる勢いのパーカッションとドラムが生み出すリズムが刺激的でむっちゃ良くて購入してみたものの後ろに続く曲たちがあまりにも地味。収録時間も20分ちょいと少なく、それこそ1曲目を作って「いい曲出来たわ〜」みたいな感じでリリースのためになんとなく何曲かくっ付けて発売しました、みたいなノリを感じた。でも1曲目は最高に気持ちいい。

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     2010/10/10

    ブラジルのロックバンド、Casa Das Maquinasの75年作。プログレ方面で有名なバンドだけどそこまでプログレしているわけではない。だけどシンフォニックな味付けのキーボードや、突然舞い上がる演奏などはプログレリスナーもニンマリするものだ。ラテンスピリット溢れる甘美なメロディはいかにも南米で、同じく南米のアルゼンチン勢にも通ずる。ポルトガル語もスペイン語ととても似ていて、異国情緒のあふれ出す魅力的な言葉でメロディにピッタシ。とにかくカッコイイロックです。

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     2010/10/03

    カナダのイカレパンクバンド、変態パンクオヤジ集団ノーミーンズノーの若かりし日の傑作、88年の4th。DCハードコアから初期エモ、そして最近のマスロック、その他ジャズ、プログレなどややこしくて仕方ない音楽たちを怒涛のテンションのパンクで粉々にして混ぜ込んだ最高のぶっ飛びパンクロックである。テクニカルなベースと爆裂叩きまくりのドラムと破壊的な歪みを聞かせるギターが、変拍子でかわるがわる曲調をフルスロットルで駆け巡る!過激なシャウトをはきながらも歌には案外歌心が宿っていてややこしいのにポップだ。バストロとかスリント、フガジなどが好みのキッズたちは是非聴け!!パンクしか聴かない頭の固い精神老人の若者はここからプログレへいけるはずだし、プログレやらしか聴かん偏狭老人はコレを入り口にパンクを聴けるかもしれない。70年代から活動しているが知名度は低い、しかし、今の音楽につながるさまざまな要素がこのバンドの音からは聴き取れる。もっと有名になって欲しいなぁ。

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     2010/10/03

    日本のMC BATTLEの大会、UMB2009の九州予選のベスト16までの試合のめぼしいもののセレクトと、ベスト16から決勝までの模様を収めたDVD。特典の扱いで沖縄予選のベスト8も収録されている。
    内容としてはまあまあ。エントリーも多く、その分退屈な試合も多いのは事実。ただ確かに地方予選としてはなかなか見れる試合があると思うので、MCバトルファンは必見かなという感じ。九州のMCたちは、使いまわしの言葉をあまり使わないで、自然体で即興にこだわったスタイルが多い。また相手の内容を良く聴いてそれについてしっかりアンサーを返そうという姿勢が良く見えて最近のセッションのようなバトルが多い中、この地域はあくまでバトルにこだわっているようだ。
    去年の東京予選の単体発売のシリーズ化のような作品で、その年の熱かった予選を単体で発売、んで今年は九州という事だが、正直この年の熱かった予選は各地の予選敗退となったバトルMCたちを独断で選んで招待したUMB REVENGEである。おそらくレーベル側は二年連続東京の予選が単体発売になるのを地方に気を使ってやめたのではないかな、と思う次第。これからも予選をDVDにして発売するのなら2006のように各地のベストバウトを集めたオムニバスにして欲しいな。因みにリベンジの様子は、ダイジェストという形ではあるが2009の本戦DVDに収録されている。

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     2010/09/26

    チェコのファンキーなポップロックバンド、-123MIN.の2009年作。ダンディーで(古臭い言葉で恥ずかしいが、ピッタシの言葉だと思います)渋カッコイイボーカルと軽快なカッティングギターとはねるリズム隊のジャズロックを基調としたファンキーな演奏がシンプルながら最高に気持ちいい。チェコらしさは無いものの高品質なアルバム。時折フルート的な楽器が入ってみたり、中央アジア、中東的な民族メロディの曲があったりと変化もあって飽きない。オススメ。ロッキンオンとかで紹介されてもいいと思うが、チェコというロック辺境地(ロックの世界ではね)なだけで残念な知名度。歌詞も英語なのに。

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     2010/09/06

    ダメレコの1000円シリーズでは圧倒的な内容(全部を聴いたわけではないけどコレは言い切れる)。まるでリップスライムの内のMCのソロアルバム、と言いたくなるようなアルバム。POPでJAZZY、だからってぬるいイージーリスニングに終わらない、クラブ映えしそうなボトムの低いトラックが素晴らしい。ラップも高音の聞き取りやすい性質で、リズム感もよくてトラックと良くなじむ。アートワークまでこだわりが感じられて、こんなのを1000円で提供しちゃってこの先やっていけるの!?と不安になるくらいです。このままアンダーグラウンドに沈むことなく幅広い活躍をしてもらいたい次第。

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