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マラ3マニア さんのレビュー一覧 

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/08/06

    ベームが最後に日本に来る直前に、日本公演と同じプログラムで演奏されたこの録音。この時のベームは最初から絶好調で、晩年のベームの様式と、壮年期の覇気が融合した超絶名演奏。交響曲第2番の最初の和音から気合が凄いです。この時代、たしかベームとカラヤンのチケットが取れたら神に感謝しろ、とまで言われていたように思います。ましてや、ベームの晩年は好調不調の波が大きく、不調なベームは、まるで気の抜けたコーラのようにぬるい演奏を連発していました。残念ながら、日本公演の演奏も録音で聴く限り不調時ベームのようです。だから第7番が終わった後の観客の大熱狂も大いに理解できます。何せ、入手困難のベームのチケットが大当たりだったのですから!(うらやましい!!)実は私はこのザルツブルグの演奏をカセットテープに大切に保管しています。そろそろ、ディスクに移さなくてはいけないと思った時にこの朗報。できるだけ多くの人に知ってもらいたいです。東京公演とはモノが違います。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/05/03

    スケルツォ アンダンテの順番。それだけで満点。現在の流れに逆らってまで、この順番で演奏してくれたパーヴォに感謝。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/30

    ついに出たーー!!最近の大型箱物のとどめを刺すセット。もうCDには散財しないとの決心も空しく、また大ダブりを承知で購入しそうです。これとEMIオペラ箱があれば、カラヤンのオペラはほぼすべて網羅できます。録音全盛期の、クラッシック音楽の頂点のカラヤン指揮のオペラ。それがすべて手元に揃う。何だか天国のカラヤンに申し訳ないような気がします・・

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/12/31

    カラヤンの映像作品は、カラヤンが趣向を凝らして作り上げた作品より、皮肉なものでライヴ一発取りの方を収録した方が、断然素晴らしいし、実際評価も高いと思います。ここに収められているベートーヴェンも、映像をと同時に視聴するとどうしても違和感が拭えませんが、映像抜きで音だけ聴くと、カラヤンとベルリンフィルの絶頂期に演奏が、文句なしに楽しめます。特に、幻と言われた1968年収録の第九は筆舌につくしたいほど素晴らしい。カラヤンの残された全第九演奏の頂点ではないだろうか。映像作品では、普通に考えると77年の映像が燃焼度も高く、聴いている方は興奮しますが、こちらの演奏も77年ライヴに一歩も引けをとらないと思います。それどころか、77年の演奏よりも集中力が高く、私はこちらの方がより感銘を大きく感じます。ただ映像と見るとどうしても小細工が多く、演奏の真価が半減してしまうような気がする。他の曲も同様に音楽だけなら最高の一級品なので、いっそのことユニバーサルさんは音源だけを、カラヤン絶頂期のベートーヴェン交響曲全集とりマスターして、高品位CDで売り出せば結構売れると思いますが、如何なものでしょうか?

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/10/01

    地獄落ちの場面のオーケストラの迫力はさすがベームだ。序曲で登場した最初の和音が、ドンジョバンニの地獄落ちの場面に再度登場するときの凄まじさは、他の演奏では聴けない。さすが、劇場叩き上げ指揮者本領発揮ってところ。歌手もオケもまさに一丸となって、この熱い演奏を繰り広げる。かといって他の場面での美しさも抜群。何を言いたいのかと言うと、ベームは難しい顔をした芸術家という風でなく、お客さんをいかに楽しませて満足させるかということに長けた指揮者だったということ。歌手やオケを絞り上げるのもすべてお客さんのため。最近の指揮者さんは、お客さんではなくオーケストラのメンバーに気を使っているような方が多くて、(オケに嫌われたら仕事が来なくなるのは分かるが・・)今の時代とは違うなーと考えた次第。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/09/23

    次はオペラ版の発売を熱望します!

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/09/06

    以前のような大活躍から、最近やたらと影が薄くなったガーディナー。そうなったらそうなっただけの理由があるのだろうが、このシューベルトの「グレード」は文句なしに素晴らしい。室内楽的響きを実現しながらも、時々聴かせる甘美なメロディーは正にシューベルト。リズムを際立たせ、天国的長さと言われるこの曲を一気に聴かせる。「グレード」を聴いて久々に天国的気持ちになった。お薦めの一枚です。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/08/09

    完全にCDの時代は終わったと感じさせる、期待通りのブルーレイの音質。50年前のカラヤンのベートーヴェンがこの音質で聴く事ができるとは!今までの評価だと、この60年代のカラヤンのベートーヴェンの交響曲は、荒削りながらもエネルギッシュなベートーヴェンという評価だった。しかし、この高音質ブルーレイで聴くと、そういう今までの評価とは真逆の、非常に繊細で細やかで神経質なベートーヴェンが聴こえる。今まで私は何を聴いていたのかと言いたくなる。ブルーレイオーディオで聴くクラシックは驚きの連続だ。これからは簡易的な再生装置でも満足できる層と、あくまでも高音質追求派と分かれてくるだろう。中途半端なCDの時代は終わると思う。とりあえずカラヤンのDGとEMIの音源はブルーレイオーディオですべて出してくれと切に願う。CDのおまけじゃなくて、ちゃんとしたパッケージで。CDはおまけでいいから(笑)

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 14人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2014/01/04

    凄いお宝音源の発売に感謝しています。カラヤンが1978年に録音した「ドン・カルロ」は、同時期に録音された「パルジファル」と並んでカラヤン芸術の頂点に君臨していると個人的には感じています。スタジオ録音の「ドン・カルロ」はベルリンフィルのスパーオケ全開の圧倒的演奏でしたが、今回はウィーンフィル。この当時のウィーンフィルはまだ独特の響きが残っており、カラヤンがそれをどのように演奏するのか興味がつきません。歌手もレコーデングとほぼ同じ。映像ではエリザベッタがダミーゴで物足りませんが、今回は磐石のフレーニ。安心して聴けそうです。クラシック音楽を聴く楽しみが凝縮されたような音源の発売に、心から感謝します。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/10/06

    指揮を見ているふりをしながら何でも自分たちでやる。とウィーンフィルの重鎮が話されているという話、面白く拝読しました。プロの視点からではそうなのでしょう。しかし、私音楽のド素人からすれば、これは完全にベームの振ったブラームスにしか聴こえません。それとも、ウィーンフィルが指揮者をおかず演奏すると、こういう演奏になるのでしょうか?素人の私にはさっぱり分かりません。色々裏ではあるかもしれませんが、ベームのブラームスは良いな!と思いながら聴く事は、素敵な事だと思いますが。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/29

    クレンペラーの宗教音楽は何て良いのだろう。特にマタイ受難曲はどんな演奏より深く深く魂の奥深くに響いて来る。マタイで泣いたのはこのクレンペラーの演奏が最初で最後。自分にとってこの演奏を超えるものはない。同様にロ短調ミサもこのクレンペラーの演奏のみ、深い感銘を受ける事ができる。クレンペラーが、ここに収められている曲以外、宗教音楽を遺してくれなかった事が残念でならない。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/05

    カズニンさんの意見に賛成。
    韓国語の字幕まで付いているのに、なぜ日本語の字幕が付かないのか全く不可解。
    このディスクを購入する層は歌詞の内容くらい暗記してる?
    いや、字幕を見ながら視聴するのが圧倒的に楽しい。
    演奏は最高なのに・・・
    NHKでオンエアーされたコンテンツが最終になりそうです。
    こうやって、日本での売上を減らして行く。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/16

    かってトスカニーニはフルトヴェングラーの事を偉大なる素人と呼んだ。我々一般の音楽愛好家と、その道のプロでは認識が全く違う。その視点で考えると小澤のマーラーはプロ中のプロの音楽だ。スコアの徹底的な読み込みから生まれた小澤のマーラーは結果的に無味無臭。徹底的にマーラーの書いたスコアを忠実に音に出す。そこには感情の起伏も、魂の叫びもない。そのような自己を抑え音楽を作っていく方法しか世界の楽壇で生き残る道しか小澤にはなかったのではないか思われる。その音楽的傾向が最も成功した演奏が第3番と4番。マーラーが書いた美しい音楽を何も足さず何も引かず演奏してゆく。とてつもない美しさが広がる。文句なし。5番も9番もライヴゆえの熱演だが、オーケストラが熱くなると小澤が自己規制の冷やし玉を入れる。よってバーンスタインやテンシュテットのようにどこまでも感情の流れるまま圧倒的演奏にならない。1番2番は6番7番8番は正直消化不良。しかし、東洋人指揮者が初めてメジャーレーベルからマーラー交響曲全集を出した偉業は高く評価しなくてはいけない。

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/06

    以前より、50万円の高級CDプレーヤーの音よりも、2万円のブルーレイプレーヤーで再生する音声(ブルーレイの音声トラック)はCDより数段生々しい音がすると思っていました。20年以上前の音声規格より、圧倒的に圧縮技術が発達した今、このようなフォーマットで発売される音楽ソフトへの期待は最大です。もしかしたら今まで聴いた事のない世界が広がるかも知れません。これが満足できる音なら、CDプレーヤー探しの旅も終りに近いかも知れません。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/17

    カラヤンのばらの騎士は、全体を聴くと60年代の名盤が上だと思うが、この盤にはいまだに抵抗しがたい魅力がある。第3幕のオックス男爵が退場してから結末までの女声3人の歌は、何回聴き返しても鳥肌が立つ。ここまでテンポが遅いと間延びしてしまうところだが、女声3人が絶妙な味付けと、ウィーンフィルがカラヤンの意図に答え、黄金の響きでこの黄昏の音楽を演奏している。永久に手元に置いときたいディスクです。安くなりましたが、初期盤の音に比べて奥行きがないです。再リマスタリングの新装発売を期待します。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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