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和尚 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/17

    これこそブルックナーの音楽!N響は熱く力演……なのだが、金管を中心にトラブル続出。第3楽章クライマックス直後には、何かが倒れたような大きな物音など、本質的でない部分でハラハラドキドキさせられる。楽譜は、ベースはノヴァーク2稿だがマタチッチが独自にアレンジした部分がある。

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     2013/01/17

    曲の本質を豪快に抉り出した演奏。長い経験を積んだ名人にだけ許される表現。ミスやアンサンブルの乱れなどは些細なことにきこえる。当日NHKホールの遠い3階席で聴いたのより感動した。使用楽譜は、ノーヴァック第2稿をベースにマタチッチが独自にアレンジした部分を含むものである。

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     2013/01/17

    あらゆる音が、一つの哲学によって鳴り響く希有の演奏。指揮者の意志がすべての音を支配する。このCDが発売されるまでは、会場で聴いたこの演奏はEMI盤より速かったと信じていた。遅さを感じさせない充実した内容、論理性があった。このテンポでなければ表現できないという圧倒的な説得力。最後尾のプルトまで見事に統一されたボウイングによって、全身全霊で弾ききっていた弦楽器奏者。集中・没入しきり、演奏終了後拍手が起こっても、我に返らず立ちつくす指揮者。25年前の客席での感動が甦る。

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     2013/01/17

    不当に等閑視されているが、1970年代までのVPOの特長とベーム晩年の特長とが相まって実は名演。もう、VPOの尊敬を集めこのような演奏ができる人はいなくなってしまった。
    部分的に見ると、いろいろな意味でライブ的で面白い。第1楽章第3主題の切迫感ある表現など、ベームならではのもの。同展開部で第3ホルンがこけてから、ミスを取り返そうとオーケストラが本気になる。第4楽章終結部もテンポを煽らず盤石。アンサンブルは、VPOらしく縦の線をカッチリ合わせるというものではない。
    使用楽譜は、ノーヴァックの第2稿をベースにしているが、一部ハース版を引用している箇所がある。

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     2013/01/17

    私にとって学生時代からの30年来の愛聴盤。44秒過ぎからのビブラートを抑制した禁欲的な木管セクションの透明なハーモニーなど70年代前半までのVPOの伝統の美質が聴き取れるが、これは80年代以降の他の指揮者の指揮したVPOでは失われてしまったもの。4楽章の終結に向けてのオーケストラの高揚はベームが振ったときならでは。全曲の解釈も盤石。全体としてベーム+VPOならではの美質がブルックナーの本質を見事に表現した最高の名演。

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     2011/04/24

    私の盤Archipel−ARPCD 0166は1楽章結尾異常なしでした。
    1.18:02 2.11:57 3.19:10 4.24:41 紛うことなくフルトヴェングラーの至芸であるが、木管のバランスがやや強く録音が強音で歪む傾向。長年振ってきた気心の知れた常設オケとの演奏なので、造形がより安定的なのが特徴。ウィーンフィルの弦は、51、52年盤に比してノスタルジックなポルタメントなどが少なくなっているように思う。

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     2011/04/24

    1.17:55 2.12:09 3.18:37 4.25:46、1952年2月3日ウィーンのムジークフェラインザールでのライヴ。紛うことなくフルトヴェングラー/VPOの至芸。録音も、彼のものとしてはきわめて良好。彼の第九のなかでは@バイロイト盤ほどの没入はなくAウィーンフィルの貢献度大。長年振ってきた気心の知れた常設オケとの演奏なので阿吽の呼吸が生き、造形がより安定的、最後のプレスティッシシモもかろうじて持ちこたえている。弦は、この盤がVPOの昔の音色・奏法がよく聴き取れるように思う。彼の第九のなかでは私はこれを一番好む。

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     2011/04/24

    1.18:38 2.12:38 3.19:16 4.25:47(ただし、最後の拍手を除いた時間)
    紛うことなくフルトヴェングラーの至芸であるが、@バイロイト盤ほどの没入はなくA長年振ってきた気心の知れた常設オケとの演奏なので阿吽の呼吸が生き、造形がより安定的なのが特徴、最後のプレスティッシシモもかろうじて持ちこたえている。ウィーンフィルの弦は、これと52年盤が昔の音色・奏法がよく聴き取れるように思う。

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