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zawa さんのレビュー一覧 

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     2020/02/12

    1964年録音の名盤である。フォーマットは、レコード、CDと、このSACDがあるが、私はずいぶん前にCDから入った。リヒターのこの演奏は”峻厳なるバッハ”と評価されてきた。私は何回も何回もCDを聴いたのであるが、これが峻厳というのか? 私の耳には峻厳を通り越してキツイ、なんかキツイなぁと感じ、あまり馴染めなかった。そんな理由から、長い間ヨハネ受難曲自体をあまり好きになれないでいた。ところが、2019年の秋に古楽器のヨハネのSACDを聴きだしたら、その魅力に病みつきになり、本日までの3ヶ月あまり何種類かのSACD盤を取っ替え引っ替え聴くはめに。そんな中、リヒターのSACD盤を買って聴いてみると、唖然とした。全然キツクないどころかまろやかな音。キツイと感じたのは演奏ではなく何と CDの”音”であった。音の色眼鏡のために演奏が分からなかったのは私の未熟さであるが、こんなに違うとは驚いた。これでやっとリヒターの1964年盤の評価のスタートラインに立ったのであった。

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     2016/03/11

    以前から気になっていたディスク、私もようやく手に入れました。無の状態からフゥッ!と音が出てくる。雅楽器の音は、恐ろしいくらいに素晴らしく、SACDならではの響きを堪能させてくれます。CDだとこうはいかないでしょう。東洋の音楽が、時間とか空間というものを我々に意識させるのはどうしてでしょう。不思議です。 少し前に、「バーンスタインの自作自演集」というディスクを聴いたのですが、録音時期が古いにも関わらず、こちらも生々しい音でまるで目の前でバーンスタイン&ニューヨークフィルが演奏しているようでした。ソニーのSACD初期のディスクのクオリティの高さに今ごろ感心している次第です。もっともっとソニーさんには頑張ってもらって、我々に感動を与えてください。

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     2015/10/30

    ジャ〜ン。4つの即興曲の第1番。最初の和音が鳴った瞬間から釘付けです。 このディスクは即興曲目当てに買いました。ウ〜ン、まったくすばらしいシューベルト。
    伊藤さんの弾くシューベルトは、実に音がよく見える。特に左手の音が。ここはこんな風になっていたのか・・・、かつての巨匠のCDでは聴こえて来なかった音が随所に聞こえてくるではありませんか。伊藤さんは、楽譜に忠実に弾いている!と、ピアノも弾けないし楽譜も読めない私が感心しているのでありました。フォンテックの録音もいいし、スタインウェイの美音はやはりSACDならではのものでしょう。その後、もう1つの即興曲も買ったことは皆様の想像に難くなかったことと思います。

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     2015/10/30

    ヴィヴァルディの四季というと、普段クラシックを聴かない人たちからもチヤホヤされることから、私自身は敬遠してきました。ところが、とあるレコード店でこのディスクが特価で出ており、第2集もいっしょに買いました。いや〜、実におもしろい演奏です。ヴィヴァルディの時代の演奏は、きっとこんなんだったに違いない!という説得力抜群の演奏です。なんせ今まで四季を敬遠してきましたから、他の演奏(特にピリオド楽器の)がどうなのかはわかりませんが、このディスクは楽しませてくれました。星5つです!

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/04/29

    過去に鈴木雅明&BCJのコンサートは、バッハのマタイ、ロ短調ミサ曲とヘンデルのメサイアのコンサートを聴き、その素晴らしさは十分に知っておりました。しかしながら、私の場合は先の御三方と違ってバッハのカンタータについてはBCJやその他のディスクを何枚か持っているものの全くの無知に近い状態でした。そんな中で昨年、SACDの”教会カンタータ全集”が発売されましたが、「これは買っても全部聴かないなぁ・・・」と思い見送ることにしました。その後、この全集は、年末の日本レコード・アカデミー賞を受賞し再発売されることになりました。が、やはり上記の理由で購入至りませんでした。そんなおり、某レコード店でBCJのカンタータ第37巻が見切り品で出ており購入。聴いてみるとこれまた全く素晴らしい! その後、どうしようかと悩んだ挙げ句「もうこれは買うしかない。全部聴く聴かないということよりも所有することに意義がある」とかなんとか理由を付け、ついに購入に至りました。まだ聴き始めたばかりですが、なんと美しく澄んだバッハでありましょうか!そこにはまだ私が知らないバッハをたくさん発見することでありましょう。

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     2015/03/19

    昨年(2014年)は、著名な多くの指揮者が亡くなりました。アバド、マゼール、ホグウッド、・・・。その中でも私にとって一番ショックだったのがブリュッヘンでした。ベートーヴェンといいモーツァルトといい、ピリオド楽器ながら本当に図太く、また生き生きした演奏をする人でした。そのブリュッヘンのシューベルト。シューベルトが、かつてこんなにも面白かったことがあったのでしょうか? 9番のグレートなんかももう面白すぎて面白すぎて・・・! 残念です。もっともっと長生きしてもらいたかったです。ご冥福をお祈りします。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2015/02/01

    ジャケットの肖像画がどうしても気になりついに買いました。2014年京都の春に一時期咲いた音楽喫茶”風信子亭”。その店主に心持ち面影が似ているような気がして・・・。このレーベル、私の最近一押しのレーベルです。昔の録音ながら音は生々しい。このプロコフィエフ、何ですかこの曲は!ご一聴ください。

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     2014/11/27

    「ベートーヴェン」「ピアノ・ソナタ」「児玉麻里」「SACD」「ペンタトーン」がキーワードです。このどれが欠けてもこの全集は成り立たなかったでありましょう。最弱音から最強音までスタインウェイの美しい響きが堪能できます。そして、その音楽が生き生きとしてベートーヴェンのピアノ・ソナタってこんなに凄く、またワクワクするものだったんだと改めて思わせてくれるディスクでした。今まで聴いてきた巨匠のCDはいったい何だったのかと思わずにはいられませんでした。児玉麻里とペンタトーンにエールを送りたいと思います。

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     2014/08/10

    SACDにおいてフランクのヴァイオリン・ソナタは長年不作でした。そんなところに昨年(2013年)の夏、旅行先の信州松本のレコード店にてこのディスクを発見、購いました(HMVさんごめんなさい)。フランクのソナタにこのディスク発売されていたとは…、まったくノーマークでした。旅行から帰って聴いてみると、私が待ち望んでいたフランクのソナタがそこにありました! まことにすばらしいの一語につきます。しかもSACDならではのヴァイオリン音色! で、今年になって改めてベートーヴェンをかけてみると、ウーン実におもしろい!まるでライブを聴いているかのよう! 先のかたもおっしゃっているようにまさに”デュオ”です。遅ればせながら今後もこのお二人のデュオに注目して行きたいと思います。

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     2014/06/17

    昨年、一時モツレクに嵌まっており(この曲に嵌まったのはもう何回目だろう・・・)、クレオベリー&キングス・カレッジ合唱団のディスクを聴いておりました。今年はこのバット盤でまたまたモツレクに嵌まってしましました。冒頭からバセットホルンの暗い音色で釘付けとなりました。きびきびしたテンポでありながら奇をてらったところがなく、合唱の歌い方もブツブツ切ることがない好感がもてる歌い方でした。私の2014年上半期のベストディスクです。

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     2013/05/10

    このところの愛聴盤です。と言っても普段サンクトゥス以降は聴きません。まして補作の説明のCDは、ケースから出したことはありません。どうせ英語なんで・・・。
    そんな学究的なものを抜きにして、すばらしいディスクです。もう一つの愛聴盤であるベーム盤の合唱がマスのすばらしさとすれば、こちらは合唱団のメンバーの顔が見えてきそうなディスクであります。また、聖歌隊でしょうか?少年合唱団の声もいいです。
    SACDで他にピリオド楽器の演奏としては、アーノンクール盤がありますが、合唱の扱いとしてはこのディスクに軍配が上がります。それにアーノンクール盤は、ライブ録音で少しノイジィだしね。
    でも、やっぱりモーツァルトのレクイエムは凄い曲ですね。
    一聴をお勧めいたします。

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     2013/02/22

    このディスクを聴き、「やっぱりEMIは、アビー・ロード・スタジオでリマスタリングしなきゃだめなんだ」と改めて思いました。CD時代からもEMIは、凡庸な録音が多く、そのためよほどの名演でないかぎり敬遠しておりました。しかしながら、このSACDハイブリッド〜SACDシングルレイヤーのシリーズを聴くにあたり、「EMIは、録音が悪いのではなく、実はマスタリングが悪かった?!」という結論に達したのでありました。それが証拠に、(全部聴いた訳ではありませんが)ラトル&ベルリンフィルの録音も全く凡庸そのものです。EMIさん、今後発売のSACDは、すべてアビー・ロード・スタジオでマスタリング願います。それから、すでにアビー・ロード・スタジオでリマスタリング済みのビートルズ、アナログ盤の次はSACDの発売を期待しています。

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     2011/02/12

    まず、ジャケット。まるで美輪明宏を彷彿とさせるようなヤング氏の堂々たる姿。その音楽もじっくりとしたテンポで堂々と聴かせる。が、第3楽章まで。終楽章はその箍(たが)が緩んだのか、抑圧されたものが解放されたのかテンポが一気に速くなる。ヤング氏の計算だろうが、それが吉と出たのか凶と出たのか・・・? 私は最後のフィナーレまで堂々としたテンポで聴かせて欲しかった。残念!

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     2010/08/27

    ティーレマン&ミュンヘンフィルのコンサートに行ってないのは幸か不幸か? おかげで★5つを付けました。これまで第8番については、何枚ものCD、SACDを聴きてきましたがイマイチしっくりくるものがありませんでした。しかし、ここに来てようやくすばらしいディスクに巡り会いました。マイブームの到来か? 藤枝梅安氏の言われるように「マイクに入りきらない演奏」かもしれませんが、私にはティーレマンのスケールの大きさが充分とらえられていると思われます。どちらかというとブロムシュテット&ライプチヒ盤の方が「マイクに入りきらない演奏」いや「マイクに入りきらない音がある」って感じがします。これからもティーレマン&ドレスデンでこのレーベルにどんどん録音してもらいたいものですね!

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     2010/07/05

    「ティル」ほしさに手に入れました。ビシュコフの語り口の上手さに脱帽です。R.シュトラウスといえばやはりカラヤンでしょうが、この「ティル」はその上を行くのでは? 録音も以前のブラームス盤と比べると雲泥の差で全くすばらしい! ビシュコフ&ケルン放送響、このコンビでどんどん録音してほしいですね。

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