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トップ > My ページ > あさかぜ下関行 さんのレビュー一覧
検索結果:2件中1件から2件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/10/19
同じ時期のスタジオ録音の『4番』を聴いて、こちらのディスクのことを知り購入しました。 とても素晴らしい演奏ですね。 オーケストラがストコフスキーに敬意だけでなく、こう演奏することに共感をもって演奏しているように感じられることも、私には魅力的です。 皆さんも触れておられる第1楽章のコーダの加速……を聴いていて私は『ハンガリー舞曲』の第1番や第5番を思い出しました。アッチェレランド (テンポを加速) することに戸惑うオーケストラ団員に対して、ストコフスキーが「ハンガリー舞曲を演るときのように」と指示したのではないか? と考えてみたりしました。 第3楽章の中間部のテンポを落としての、心のこもった演奏……終楽章の変化するテンポにも、オーケストラは音色を変化させ、また熱を帯びてきても少しも乱暴にならず美しく聴かせてくれます。 ストコフスキーからの最高の贈り物をいただいた気持ちになりました。ありがとうございます。
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2020/06/19
オマケの『ベアトリスとベネディクト』序曲がとても良かった。こんなにおもしろい曲だと初めて教えていただいた。 ロンドン交響楽団はとても好きなオーケストラのひとつで、デイヴィスもシベリウスやストラヴィンスキーの演奏がとても好きなので、ひいきがないとは言えませんが、ディスクを初めて聴いたその日にこの序曲だけ何度も聞き返し、また次の日も聞き返してしまうことでした。 デュトワのディスクでも聴いてみましたが、この序曲はデイヴィスのこのディスクがとても血湧き胸躍ります。 メインでない曲をこんなに大切に楽しそうであり、美しい響きがたくさんあり、そのうえガッツがあって……おかしな例えかもしれませんが、俵屋宗達の風神雷神屏風をみているようなおおらかなのに繊細でしかも威張らない……コリン・デイヴィスとロンドン交響楽団をますます好きになり、ベルリオーズもまた大好きになった、そんな一枚でした。
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