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sunny さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/06/13

    まだ若手と言われていた頃のイザべレ・ファウストさんと、メルニコフのシューベルトは、その後の活躍と称賛を証明する強力な厳しさと優しさ、哀愁、悦楽と孤独を見事表出した共同作業による名演奏。ファンタジアD.935のAndantino等、涙が出そうかと思ったらとコケティッシュ、でも、又、涙、そして自信たっぷりの旋律で、感服。D.574も、絶妙のタイミングと音量、音色でピアノが、ヴァイオリンが語り合っている、溜め息。緑の紙ジャケットもとても、気に入りました。この手触り感。

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     2016/06/13

    やはり、スイトナーさんのシューベルトはいい。自然で適切。大き過ぎず、小さ過ぎず、リズムもメリハリが利き、叙情、さりげない風味、不安に喜び、申し分ない。中庸の良さ。多くの古楽に不足しているものが、ここにはある。オケも古い楽器を使用している時代があったとか言われたが、何処が?充実、上質の音楽。

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     2016/06/13

    自然であるとともに厳しいバッハ。Midoriさんが、日本人の技巧と、軟水系のバッハとすると、独墺本流を背負った、硬水系のバッハ。凄い集中力。聴いていて疲れてしまうほど。もうバッハには必須となってしまった古楽奏法をやはり取り入れたロシア系ムローヴァ(少し柔らかめ、これで完璧だと、思った)も、イブラギモヴァ(これも集中、徹底、若いが舌を巻く、より硬い)を凌ぐスケールと細やかさを併せ持つ。現状は、Midoriさんを好んで聴いている・・・。しかし、この処のファウストさんは、企画と言い、凄い、抜きんでている。。

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     2016/06/09

    Schoonderwoerd さんは、異端なのか、正当なのか。もうよく分からない。そんな事は、どうでもいい位、3種(4種)の楽器を弾いてのモーツアルトのソナタ。私は、タンジェントピアノの音が気に入りましたが、チェンバロでのモーツアルト協奏曲、ピアノフォルテ(フォルテピアノ?)、各楽器1名のベートーヴェン協奏曲と、いろいろ演ってくれ、今まで聴いてきたものは何なのか、考えさせられました。大きい事は良い事だと、育った来た身には、どうしても違和感があるが、あまり響かないけれど、各楽器は良く聴こえ、これはこれで新鮮、ユニーク。ヘルマン・ヘッセは、ブラームスは大きくなり過ぎた、モーツアルト位が丁度良いのだ、と、言ったが、さらに小さくなっている様な気もする。昔の楽器、編成で聴くもよし、今の楽器、慣れ親しんだ、往年の編成、奏法で聴くもよし。250年以上も前の音楽だもの、変わって当然。徹底的に古楽、昔のまま(?)も悪くはない。後は、好奇心と慣れ。Schoonderwoerd さんは面白いおっさんだ。

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     2016/06/09

    とにかくこの人は、興味ある、刺激的と言うか面白い古楽作品を沢山出している。とうとうベートーヴェンの交響曲。トルセク編曲の冗談音楽っぽい作品と、ウエリントンの勝利という組み合わせ。初演当時の場所でという企画。演奏は至極真面目で丁寧、スケールもある。でも、今一つ、エンターテイメントに欠ける様に感じた。古楽界のサラブレットとなって、ウイーン・アカデミーと共に、クラシック界を席巻するか、要注目。

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     2016/05/29

    コレルリの「ラ・フォリア」を含むソナタは、私、長い間、ブリュッヘンさんの、それこそ燃える、吠える様な笛で親しんできたのですが、寺神戸さんのヴァイオリンは、ゆったりと、更に安らぎ感があり、美しい。齢を取って来ると、こちらの演奏の方が似合うと、思ってしまう。ハープシコードに加えられたチェロもいい味を出してくれてます。マンゼ、エガ―の、イギリス現アカデミーエンシェントのリーダー達の演奏より、日本人の私には、この演奏の方が、しっくりくる。シンプルだけど、本当に多くの要素、感情が含まれている。感嘆、感服。生きている幸せと悲しみ、苦しみ、虚しさまで感じさせてくれる音楽であり、時代を馳せ、世相まで。

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     2016/05/29

    嗚呼、聴いて置いて善かった。何故か、私、御縁の無かったフリッチャイさん、「新世界」も、そうでしたが、超弩級の名演でした。ベート―ヴェンの第九は、フルヴェン、バーンスタイン、チェリビダッケ、クレンペラ―、テンシュテットと来て、最近は、マッケラス、エイジ・オヴ・エンライテンメントの1時間少々で終わるパワフルで明るい演奏で、もう21世紀、充分だと思ってましたが、温故知新、これ程、エモーショナルで、細かい処にも気を使い、オーケストラもあのベルリンフィルが、本気で、カラヤンと違う世界観を、しっかりと指示を守って、誠心誠意、ノッテ演奏している。その推進力たるや、正に独逸の音。(4楽章と、歌はちょっと変だけど)よくぞ、レコードに刻んでくれた。「エグモント」も、素晴らしい。これは、買いです。ラトル・ベルリンフィルも悪くないけど、サロネンも、ベートーヴェンの第九、そろそろ、刻んで欲しい。

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     2016/05/27

    私達世代に穏健清廉高貴な古楽演奏で、モーツアルトやバッハを紹介してくれたアカデミー室内管も、ホグウッドさんから代変わりになり、アンドリュー・マンぜさんや、リチャード・エガ―さん等が率いて(コンマスは、ウクライナとアイルランドの血が入る、バヴロ・べズノシウク!)最初は、古くなった頭が理解するのに大変でしたが、AAMは、自らのレーベルも創設して、OAEと違って、バロック時代の音楽を変わらず中心として、斬新なアイデアとイギリスらしい安心して刺激的な古くて新しい、そして奥の深い音楽をユーモア交えて聴かせ、又、教えてくれる。ヘンデルもモーツアルトも固い頭を柔らかくしてくれる活き活き音楽。マンゼとエガ―さんのモーツアルトのソナタも、面白かった。

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     2016/05/27

    まあ、4楽章版の未完成も入ってますが、演奏はマッケラスさん、ロマン派も積極的に演奏する古楽団体エンライトメントなので、実に小気味よく、明るくて、推進力あるシューベルトが楽しめる。特に、5番が素晴らしい。

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     2016/05/21

    アメリカで華々しくデヴュー、取り上げられるようになってから30年。世界的奏者としてレコーディング、コンサート、アメリカでは教授になり、日本、アジアでも若い奏者と共に演奏しつつ、音楽に触れる機会をつくる等社会活動も行ってらっしゃる。何かと大変だし、凄い事だ。そして、故国日本の寺院等で演奏し続けた後、ケルンで、遂に全曲録音されたバッハ。じっくりと聴かせてくれる処が多いのと、比較的速く演奏される対比。細かいこだわりもいつもながら見事。残響、ピリオド的奏法も程良く、柔らかく流れる軟水の様だ。魚達、その中でぴちぴちと、陽光を浴びて泳いでる。その傍らで祈る。21世紀、世界、日本、我が身の周りが崩れつつあるのを実感しながら聴いた素晴らしき誇るべき、称賛の日本人女性のバッハ。ヴァイオリン、人間が一つ。ムロ-ヴァも、イブラギモヴァも、イザべレ・ファウストも凄い。が、東洋、日本人である私には、我が妻君と齢も出身地も近しいみどりさんの鍛練、経験、一瞬の判断、吟味と、多くの人の力添えを経た、天才の音楽、へんてこりんな位ユニークな民謡舞曲、変奏曲が、一番心の中に、抵抗なく入って来る。有り難い。

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     2016/05/12

    北欧、デンマークから、暖かく清らか、心安らぐリコーダーの音楽、音色を届けてくれるぺトリさん、今回は、19世紀、ウイーンのカフェで、長年連れ添ったギターと共に。ギター作曲家ジュリアーニの作品も、ミカラさんのリコーダーが主役。民謡風、国歌?ベートーヴェン作?パロディ、ユーモア、平和を願う心持ち。アレンジ、選曲、演奏もいつもながら見事で、心和らぎます。何も難しい事など考えず、肩ひじ張らずに楽しめる音楽。シンプルで超巧くて、美しい。指の動く音、息をする音、人間が奏でる音楽。落ち着きます。

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     2016/05/12

    ブラジルの名匠、達人のバッハ。かなりの齢ですが、お元気です。パルティータも、イギリス組曲も、私が、今まで聴いてきた若い人の演奏より速く、明るく、力強く面食らいましたが、そこはかとなく味が出ている。クロマティックファンタジア、フーガが、素晴らしい。これは、胸が熱くなりました。コーラル、カンタータ、プレリュードのアンコールピース的作品は、唯々、ひれ伏すのみ。まだまだお若い。いい”時”にバッハ・アルバムを出してくれました。

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     2016/05/10

    私、クラシック歴は40年近く、川井さんとはそう齢も離れてないんですが、お恥ずかしい事に、つい最近まで、川井郁子さん、知りませんでした。もちろん、美人でスタイル、弾く姿も良し、何より、多くの人に出会い、挑戦されている姿勢に感服しました。より、多くの人に古今の名曲に自作を知ってもらう事。これって、凄く必要なんですが、殻に籠ってたら、なかなか出来ません。クラシックやお芝居とのクロスオーヴァー、ファン層への難しいアレンジ。演出含めて見事です。御見それいたしました。

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     2016/05/10

    チェリビダッケはモーツアルトを”サラダ”と、言っていたらしいが、どうしてどうして、私がこれまで耳にすることが出来たチェリさんのモーツアルトの演奏は、EMI、ミュンヘンとの40番を始め、シュトットガルトのジュピター(FMエアチェック)、やはり、スェーデン放送響とのジュピター(You tube映像)等、どれも素晴らしいものばかりだった。そして、このリンツ、プラハ、レントラ―も。響きが柔らかくて、透明、流れを重視しレガート気味、北欧のオケらしい。重くなく、びっくりするような強奏もなし。テンポは普通の人並か速い位。だけど、そこは、やっぱりチェリ、独特の工夫、キレ、細やかさが或る。アーベントロートやシューリヒト、往年のこの時代以前の巨匠の演奏を参考にしつつ(?)、自らの音楽観とオーケストラの特徴を活かした見事なモーツアルト。私の大好きなプラハに、又、若々しい名演、加わる。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/05/09

    何だかデヴィッド・ボワイや、若い頃のミック・ジャガー、キース・リチャーズを思い出させる風貌ですが、ピアノは、センチメンタルでリリック、細かくよく練られていて、独特の美学を持っている。直ぐ、グールドと比較されてしまいますが、フランス組曲1番など、じっくり過ぎる位に弾き込んでいて、あっという間に終わってしまうグールドの演奏(あれは、あれで凄い)とは、大きく違っています。フレイのバッハは、琴線に触れました。サラバンド、メヌエットは特に。ブーレーズは、指揮したものは、私、聴けるんですが、ピアノ曲は、慣れるまで時間がかかりそうです。とあれ、優れた才を持ったアーティストの登場です。タイプは違うけど、シャマユーと共に、クラシックを面白くさせてくれそうです。

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