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勝間 さんのレビュー一覧 

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     2010/12/08

    パンチラ・アニメの源流に屹立する金字塔。 今日では実現できないであろう性描写とパンチラの数々には、18禁アニメのような気だるさとともに、どこか潔さを感じる。 ストーリーはわずか4話の中で見事に構成され、アニメとしての完成度は高い。そしてそこに挿まれるパンチラは10秒間のうち約8秒という高密度。もはや職人芸である。西島克彦+スタジオ・ファンタジアの代表作であり、アニメ好きでなくとも必ず見るべき作品となっている。
    ちなみに、このパッケージには後編(第5〜8話)と番外編が収められているが、いずれも前半の惰性で作られたようなつまらなさで、見る価値はない。 残念なことに、この商品は「AIKa DVD Collection 1〜3」(BCBA-0584/6)と同じリマスタリング前の映像が使われていて、画質が悪い。素人目にもわかるノイズや色褪せは余計な時代性を感じさせ、パンチラ・アニメの普遍性を損なってしまっている。実質4話しかないのに、しかもこの画質で8000円というのは高すぎる。そうした理由から、この商品は買ってはいけない。画質を改善した「AIKa リマスターBOX」(BCBA-2774)を購入すべきである。値段はさらに高いけど。 (評価基準)★★★★★…必ず見るべき、★★★★……傑作、★★★………ふつう、★★…………つまらない・B級、★……………購入しないほうがいい

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     2010/10/18

    少年少女が主人公の、暗くて重い宇宙漂流アニメ。 観ればおそらく全員が気持ちが沈んでしまうが、どん底まで沈んでしまった人には癒しになるかもしれない。最後はハッピーエンドだが、もはや気分が元通りになることはないので注意。 人間心理のリアルな描写は完璧で、いまでも鮮やかに映る。一方、科学技術の設定はやや色褪せてしまった感も……。監督は谷口悟朗、メカニックデザインは山根公利で、どことなくガンダムシリーズの雰囲気がある。キャラクターデザインは機動戦士ガンダムSEEDと同じ平井久司によるもので、好き嫌いが分かれるかもしれない。 アニメとしての完成度は高く漂流モノの傑作と言えるが、単にアニメが観たいという人にはもう少し明るいのをおすすめする。 (評価基準) ★★★★★ 必ず見るべき、★★★★ 傑作、★★★ ふつう、★★ つまらない・B級、★ 購入しないほうがいい

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     2010/10/03

    大人でも面白いと思える子供向け(12歳〜19歳ぐらい)シリアス・ギャグ・アニメ。 設定は荒唐無稽で一部破綻していても、また締め切りに追われ(?)絵が雑になっていてもまったく気にならないのは、見事な演出のせいだろうか。万人向けの笑いが随所にちりばめられていて飽きさせない。なにより、作り手が楽しんで作っているということが伝わってくる。 主人公は“萌え”というよりは“ロリ”。ただしエロ要素は皆無なので子供にも安心して見せられる。  (評価基準) ★★★★★ 必ず見るべき、 ★★★★ 傑作、 ★★★ ふつう、 ★★ つまらない・B級、 ★ 購入しないほうがいい

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     2010/08/08

    現代社会の問題を高品質なCG映像とともに投げかける、河森正治監督による実験的なB級アニメ。 原発問題から環境、医療、農薬、遺伝子操作、学校教育にいたるまでさまざまな問題が詰め込まれている。 人によっては説教臭さを感じる向きもあるかもしれないが、この作品によって初めて自覚させられたこともあるのではないだろうか。 例えば、農作物は本来、虫や雑草とともに育つだけの生命力があるということ。 見た目の美しさや輸送・販売コストを求める人間によって、農作物は整理された農場で機械と農薬を使って育てられることになる。 見た目がよくなった分、生命力が落ちた農作物には、さらなる農薬が必要になる……。 現代農業に巣食う食と独占資本の問題が暴き出されているわけだが、同時に、きれいな教室で画一的な教育を受ける“野菜”たち──見た目は良いが生きる力のない子供たち──が連想されていて、おもしろい。 誰にでもおすすめできる作品ではないが、河森監督のファンはもちろん、彼の思想を知りたい人にとっては欠かせない作品となっている。

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