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masato さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/15

     2台の〜,素晴らしい! 親子だからとかどうとかは関係なく,この2台のピアノはピッタリ揃っている。「娘が足を引っ張っている」なんて評する人は,どっちが親で,どっちが子かも分からぬまま恐らく思い込みでそう言っているのでしょう。“子供には優しく,大人には難しい”音楽ですから,その“難しさ”が奇跡的に揃ってしまったのかもしれません。そして,お祖父ちゃんぐらいのベームのバックが,これまた素晴らしく温かい!難しい言葉の必要ない,とにかく素晴らしい音楽の素晴らしい演奏!
     27盤はグルダや古楽器勢の名演に耳が慣れてしまっているのか,少し抒情的過ぎるように思いました。大好きな第2楽章,何も足さず,何も引かず,ただただ朴訥にキーを叩いているような純真(純粋)無垢な演奏が好きなのですが,この演奏は,ただでさえ美しい音楽に,更に美しさを加えようとしているかのような…。こんなに美しいんだから文句は言えないか…。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/15

     私にとってのベスト1はカラヤン晩年のもの。私が『ドン・ジョバンニ』に期待するものの殆ど全てがカラヤン盤には含まれています。その完成度は驚異的・感動的です。その前には,いかなる他盤も色褪せてしまう。
     そういった絶対的な存在がある中で,久しぶりにこのベーム盤を聴く…。感じたのは,どこか懐かしさが伴う温かい美しさ…。そう,モノクロ映画で,美女がアップされるとき,ホワーッとした“ぼかし”がかかっている。「ローマの休日」のヘップバーン,「欲望という名の電車」のビビアンリー,「グランド・ホテル」のグレタ・ガルボ,「真昼の決闘」のグレース・ケリー…挙げ始めたらきりがない…。その「美しいものにぼかしをかけて更に美しく見せる」…それと同じ感じを受けました。カラヤン盤にぞっこんだからこそ感じる別種の美しさをもった名盤です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/15

     ベルグルンドの訃報に接し,改めて全曲聴き直しました。何てシャープで冷たい音だろう…。そして,その音が何てシベリウスの音を見事に表現していることか…。
     4〜7番に関しては,妖艶なカラヤン&ベルリンフィルを好んで聴いていますが,全集を選べとなると,このベルグルンドの新盤かバルビローリです。神秘的な冷たさを感じさせてくれる冷涼・玲瓏なベルグルンドに,厳しい北国の大自然を感じる強く・荒いバルビローリ。スケールが大きなベルグルンドの旧盤だって十分魅力的。
     彼が逝ってしまっても,この演奏は永遠に残すべき,素晴らしいシベリウスだと思います。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/13

     このライブ感の素晴らしさ…! 指揮者・オケ・歌手陣,そして観客までもが一体になっているかのような雰囲気…! 演奏は,この布陣を見れば,良くて当たり前。そこにこのライブ感がプラスされているわけですから,もう言うことなしです。
     ベーム80歳の記念であるということ,モーツァルトのザルツブルクであるということ…これらも影響してか,歌手陣もみなノリノリ。ほんと他愛ない筋書きであるにもかかわらず,いつの間にかこちらもノリノリになってきて,エンディング間近の男性陣の「コジ・ファン・トッテ」の叫び…何故かジ〜ンときてしまう。
     「今後20年間は生命を失うこのとはない」と言わしめた素晴らしいセッション録音,その言葉に嘘はない。が,当盤に対しては「永遠に生命を失うこのとはない」と言いたい。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/13

     コジ・ファン・トゥッテ…大好きな作品です。筋書きは他愛ない…申し訳ないけど「くだらない」といってもいいかも…。ところが,そこに付けられた音楽の美しさといったら…身も心もトロンととろけてしまいそうな音楽の連続!
     私にとってのベストはベーム80歳のライブ盤です。このドタバタ劇,計算され,完成された美しさ(当盤)よりも,役者さんたちも興に乗ってノリノリなライブ感の方を優先します。指揮者,オケ,歌手陣,そして観客までもが一体になって,ドタバタ劇を楽しいんでいるようなザルツブルク・ライブは私にとっては宝物です。
     ただ,当然このアルバムも★は5つです(ザルツブルク・ライブが★7つ!)。指揮者・オケ・歌手陣,正に鉄壁です。特にシュバルツコップ…カラヤンの『薔薇の騎士』,ジュリーニの『フィガロ』と並び,最高のシュバルツコップがここに聴けます(上記2作品以外の物だってみな素晴らしいですが)。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/13

     非の打ち所のない作品の非の打ち所のない演奏とは,正にこのこと。安心して,この名作に浸れます。カラヤン,ジュリーニ,アバド…それぞれ魅力的な演奏ですが,ホワッとした温かさをもつこの演奏が私にはベストです(特に精緻な美しさが新鮮なカラヤン盤も好んでいます)。演出や演技が巧みな時代劇などを観ると,あたかもタイムスリップして,本当にその時代に行われている様を見ているような気にさせられてしまいます。この演奏を聴いていると,そんな感じが味わえるのです。この演奏を聴いていると,現代のどこか冷めた見方しかできない環境から開放されている自分に気付きます。素晴らしい演奏は多々あれど,こんな感じを受けるのは,この盤以外にはありません。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/06

     60枚組みのBoxで聴いての感想です.そのレビューにはこう書きました.『指揮者と演奏陣が楽しんで音楽を作っているのがひしひしと伝わってくる。ソロの部分など,やけに強調されて聴こえてくる。あたかも「ここが君の見せ場だよ!思い切り美しく目立とうよ!」という指揮者の指示が聞こえてきそうだ。そして,見事弾き終えると,指揮者はニコッと笑って親指を立てるか,“投げキッス”。そんな情景がまざまざと眼前に浮かぶ。“音”を出すことを“楽”しんでいる…この60枚から聴こえてくるのは正に“音楽”だ。世界の名だたるオケを従え,自分の音楽を表現しつくした70年代以降のバーンスタインも魅力的だけど,ここに聴く“楽しみながら,みんなで音楽を作っていく”彼も,負けず劣らず魅力的だ』
     この感想は,そのままこのマーラーにもあてはまります。後の記念碑的な(!)全集は“自信”と“ゆとり”の中でのレコーディングだったでしょう。それに対して,このレコーディングから聴こえてくるのは“挑戦”。手探り…?のような箇所もありますが,結局「もう,やったれ!」みたいになる。その結果,はちきれんばかりの新鮮・大胆な音があふれ出してくる…。完成度で言えば,彼のものを含めた後に出た様々な全集にはかなわない。が,とんでもなく魅力的な音楽です!

    13人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/06

     様々な演奏を聴き比べましたが,ブレインの音…とにかく圧倒的に“甘い”(否定的な“甘い”ではありません)! この“メロウ感”は,絶対に彼にしか出せない…! モーツァルトの美しい音楽をかくも甘くメロウに響かせる…他に何が必要だろう…。
     それから,カラヤンのバックも絶品。思い浮かんだのが杜甫の「江は碧にして鳥は逾よ白く,山青くして花然えんと欲す」。カラヤンの作り出す美しくシャープ(!)な碧・青をバックに,ブレインの音は鳥のように逾よ白く,花のように然えている。
     音質に関しては,とやかく言う必要もない名演ですが,私が今まで聴いてきた物の中では最高です。
     ブレイン,カラヤン,音質…ほんと,まさしく「絶句」…。 

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/06

     ベームのモーツァルトは交響曲,管弦楽曲,協奏曲,オペラ,レクイエム…全てお気に入りです。格調高く,温かく,刺激的過ぎず…,私にとっての理想的なモーツァルトを提供してくれます.
     交響曲など違って,オペラなどは,歌手(の個性)など指揮者&オケ以外の様々な要素が絡み,難しいところもあろうかと思うのですが,ほとんどが見事“ベーム色”になっています.「この人の指示に従っていれば大丈夫!」関係スタッフ全てがこう感じながらの作成作業が目に浮かぶよう。よほど信頼の厚い指揮者だったのでしょう。
     この『後宮〜』も例に漏れずです。というより,ベームのモーツァルト・オペラの中でも屈指の出来では…と思います。序曲のトルコ風なんて,ワクワク感を刺激することこの上なし! オジェーを始め,歌手人も鉄壁・完璧!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/02/03

     これほどストレートにこの第8番の素晴らしさを伝えてくれる演奏を私は知りません。マイ・ベストのカラヤン最後の第8には,やはり「カラヤン最晩年の〜」という冠が付いてしまう。ヴァントには「ヴァント&ベルリン・フィルの〜」と。チェリビダッケには「最も個性的で大きなチェリビダッケの〜」と冠が…。ところが,この演奏には特別な冠が付かないのです…。凡庸な演奏ではなく,こんなに素晴らしい演奏なのに…です。ほんと,まるでジャケットの絵の“スクッ”と立つ1本の樹のよう。
     何も足さず,何も引かず…の姿勢がこのような演奏を作り上げたのでしょうか。この感じはムラヴィンスキーの演奏にも感じることです。楽譜に書かれていることにひたむきに向かっていき,それを忠実に音にしていく…。その楽譜がブルックナーの第8で,音を出す集団がウィーン・フィルですから,出来上がりが悪かろうはずがない…。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/02

     妖しく艶めかしい美しさをもったカラヤンに比して,いささか荒っぽさも聴こえてくる本盤…しかし,その荒っぽさが,なんてシベリウスに上手くマッチしていることか…! カラヤンは夜(白夜!)の妖しさ…,バルビローリはジャケット写真に見られるような厳しくも美しい北国の大自然…!
     フィンランディアの冒頭の2音…厳しい冬を戦い抜く北国の強さを見事に表す2音(ブラームスの4番の最初の2音も魅力的…!こちらは秋の寂しさ…)。ほんと,いい音です。「悲しいワルツ」も北国の男性の実直な不器用ささえ感じてしまうようです。
     シベリウスの音楽には,ただ美しく表現しただけでは,表現しつくせない美しさがあるように思います。その奥深い美しさまでも感じさせてくれる素晴らしい演奏です。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/02

     ムラヴィンスキーの7枚組Boxのレビューにも書いたのですが,私はショスタコーヴィチ,チャイコフスキーのどちらも5番が苦手です。ところが,ことムラヴィンスキーの演奏となると,苦もなく聴けてしまう。余分な雑念なく,楽譜に書かれたことを,そのまま自分たちの持つ最大限の力でもって表現してくれているからなんだろうと思います。これを“純音楽的な表現”というのでしょうか。とにかく,彼らの演奏は純粋にこの2つの素晴らしい音楽を楽しませてくれるのです。
     ショスタコービチの5番では,東京でのライブが今までのベストだった(ハイティンクのものも)のですが,こちらに入れ替わりです。一糸乱れぬ弦楽,豪快・きらびやかな金管,温かい木管…音が適度に尖っていて,それがこの曲に相応しく聴こえました。「もうこれで満足…!」これが素直な感想です。
     チャイコフスキーの方も同様です。ただ,こちらはあの素晴らしいセッション録音があるので,簡単にベストだとは言えないのですが,当然のことセッション録音にはないライブ感があるので,一歩リードという感じです。
     苦手な食材なのに,とんでもなく美味しい料理を作ってくれる…ムラヴィンスキー料理長は素晴らしい料理人だ!大感謝です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/31

     この演奏を聴いたのは,相当昔のこと…噛んで含めたような演奏に聴こえ,まるで“青少年のためのブラームス管弦楽入門”みたいに感じたことを覚えています。その後,スタイリッシュなクライバー,ドッシリとしたザンデルリング,華麗なカラヤン…などを愛聴し,この演奏のことはすっかり忘れてしまっていました。
     そして,20年以上経った今,みなさんのレビューにもそそのかされ,この復刻版を聴いてみました。で,若気の至りを痛感したしだいです…。この(ブラームスにしては)小気味よいリズム…!跳ねるようなピチカート…!そして何より,終楽章のゆったりとしたペースから紡ぎ出される幸福感…!私のこの曲のイメージは“冬に向かう晩秋”なのですが,この演奏は晩秋には(特に東北では)珍しい,貴重な“小春日和”のようです。
     様々な指揮者(&オケ)の名演たち…ほんと,ブラームスはいい作品を残してくれたなぁ…!

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/29

     カラヤンのベートーヴェンの交響曲,この60年代物は“勢い”,70年代物は“洗練”,そして80年代物は“ゆとり(黄昏)”…という感じです(ライブでの全集は70年代物にライブ感が加わった感じ)。当然,勢いだけとか洗練だけとかということではありません。60年代物は十分に洗練された勢いであるし,70年代物は十分に勢いのある洗練です。とにかく,ライブも含めた4つ全てが私にとっては大切な全集です。
     私の中では,ブラームス,ブルックナー,チャイコフスキーなどは“勢い”よりも“黄昏”感が欲しいので,多少緩さを感じたとしても80年代の物が好みなのですが,ことベートーヴェンに関しては勢いが最優先。よってこの全集がベストです。
     なんといっても全曲に漲る覇気!「今後は俺について来い!」というオケやリスナーへのカラヤンからのメッセージが,ひしひしと伝わってくるようです。思いのほか優しく温かく始まる第1の冒頭…しかし,そこからの加速感がたまらなくカッコいい。第6を除く終楽章群の加速感はこの全集の大きな魅力の一つ。まるでポルシェのシフトを小気味よく上げていくかのよう。加えて,緩徐楽章群のなんとも艶やかな弦,スケルツォ群のドッシリとした低弦,至る所で美しく自己主張する木管群,ゴージャスこの上ない金管群…オーケストラ芸術ここに極めり!です。
     録音も素晴らしい…!ほんとに60年代の録音…?と耳を疑いたくなります。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/27

     70年代のカラヤン&ベルリン・フィルにもってこいの言葉は“燦然”。特にEMIとの仕事は“燦然”の感が強い。ビロードのような弦の音色,重厚なバス,そして,燦然と輝く金管! これ以上,何が求められよう…!
     自信をもって言える。最高のコンビは,このカラヤン&ベルリン・フィルとムラヴィンスキー&レニングラード・フィルだ。最高のメイクアップ美人と最高のスッピン美人。彼らの誘惑の前には,ただただうっとりするしかない。
     ただ,私はどちらかというと80年代のウィーン・フィルとの演奏の方を好みます。チャイコフスキーの音楽(特にこの3曲の交響曲)は黄昏ていてほしい…。力強く鳴り響きながらも,どこかに黄昏色がほしい…。“燦然”さが後退し“黄昏”を感じる80年代の演奏こそ,私にとってのチャイコの4,5,6です。とはいえ,この演奏にも★は5つつけなければなりません。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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