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RK さんのレビュー一覧 

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     2011/03/03

    イングヴェイや後にLIONを結成するマーク・エドワーズも在籍した伝説のバンドSTEELERのリーダーだった人物でLAメタルの首領 (ドン) と言われたロン・キール。

    そのロンがSTEELER解散後、自身のファミリーネームを冠したリーダーバンド、KEELの1stアルバム“LAY DOWN THE LAW”が3月9日に国内盤で発売されます。
    昨年輸入盤のみデジパック仕様で再発された本作が、ようやく国内初リリースとなりました。

    KEELと言えば、最初に思い浮かぶのは、KISSのジーン・シモンズがプロデュースを手掛けたメジャーデビュー作の2ndアルバム“THE RIGHT TO ROCK”だと思いますが、こちらはメジャーデビューより少し前にリリースされたインディーズでのアルバムになります。

    後のアルバムと比べると、ディストーションをかけまくって無理矢理歪ませ、安物のアンプで鳴らしたかのような安っぽいg.の音作りや、ラウドと言うより前に出過ぎた耳障りなdr.等、インディーズ特有の問題点はありますが、楽曲の質やプレイについては既に光るものが感じられます。
    昨年リマスター&ボーナストラック入りで再発された2nd“THE RIGHT TO ROCK”を聴いて気に入った方は買って損のない内容なのではないでしょうか?

    サウンド的にはロンの金属的なシャウトスタイルのハイトーンvo. を生かした、RATTやMOTLEY CRUEとはまた違う、よりメタリックな感じのLAメタルです。

    収録曲は全9曲で、ロンの金属的な声を生かしたシャウトとvo.がいかにもKEELらしくて格好良い雷のS.E.から始まるオープニングナンバー“THUNDER & LIGHTNING”、何となく厳かな雰囲気が漂うタイトルトラックにもなっている佳曲“LAY DOWN THE LAW”、後に2ndアルバム“THE RIGHT TO ROCK”でもリメイクされる、ロンがハイウェイを車でぶっ飛ばしながら作曲した“SPEED DEMON”、後期STEELERのナンバー“TONIGHT YOU’RE MINE”、ROLLING STONESのカヴァー“LET’S SPEND THE NIGHT TOGETHER”(邦題「夜をぶっ飛ばせ」)、2ndではやらなかったバラード “PRINCESS OF ILLUSION”、“TILL HELL FREEZES OVER”なども本作の聴き所です。

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     2010/10/25

    MINSTRELIX他、数々のプロジェクトやソロ等で高品質な作品を次々とリリースし、マルチミュージシャンとしても名高いハイトーンvo.LEO FIGARO(リオゥ・フィガロ)とソングライター/プロデューサー/アレンジャー/ギタリストとして定評があり、その全てが平均以上の力量という才人Cafe Au Lait(カフェオレ)のユニットです。

    基本的にはRHAPSODY(OF FIRE)の影響が窺えるメロディックスピードメタルでありながら、懐メロ風のvo.メロディー、フュージョン的な間奏やプレイ、ボンゴやジャングル風のdr.等、様々な音楽的要素が取り入れられ、作り手の懐の深さが感じ取れると共に、そこがこのユニットの個性にもなっています。
    しかし決してそれらが継ぎ接ぎになることなく、自然と楽曲の中に溶け込んでいて、下手をすれば聴き手が敷居の高さを感じてしまいそうなところを普遍性に富んだメロディックで聴きやすいものに仕上げています。

    基本メロスピとは言っても、聴きやすさが追求された幅広い音楽性の良いメロディ/楽曲が詰まった本作、メロスピ系があまり好きではない方にもお薦めです。

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