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ジャン=ルイ さんのレビュー一覧 

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     2021/04/14

    井上靖さんの代表作、と言えばご本人には叱られるだろうか。氏にはもっと力を込めた作品がいっぱいあって、たとえば「天平の甍」や「氷壁」、「敦煌」「風林火山」などの長編名作がある中で、自伝的な色合いの強い「しろばんば」が代表作では立場がない、と言われるかもしれない。でも、この作品には井上靖さんにしか描けない情感と情景、感傷などがあって、胸の奥深くまでしみ込んでくる。何度でも読み返したい、素晴らしい作品である。

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     2021/04/14

    「補陀落渡海記」は、井上靖さんの短編の中でも特に好きな作品だ。補陀洛山寺に残る渡海船から小説家としてのイマジネーションを膨らませ、これだけ面白い物語を創造したことに敬服する。新潮文庫では「楼蘭」の中に収録されており、勿論「楼蘭」も素晴らしい作品であることに疑いはないが、「補陀落渡海記 井上靖短篇名作集」として氏の短編を代表する作品として書名にされていることに特別な感慨を覚える。

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     2021/03/14

    このディスクは、約40年前に音楽の友社「レコード芸術」誌創刊30周年企画で選定した「歴史的名盤100選」のひとつに選出されている。レコード発売間もない時点での「歴史的名盤」扱いはわがことのように嬉しく、誇らしく思った。選者のコメントにもあったように、評論家諸氏が81年のミラノ・スカラ座日本公演での圧倒的名演に接したことも大きかったようであるが、私もスカラ座公演を聴き、全身総毛立つ感動を覚えたことがクラシック音楽にのめりこみ、アッバードを追いかける原点となった。ザルツブルク・イースター音楽祭には8年連続で通い、ミラノ・スカラ座では「マクベス」を聴き、ベルリン、ウィーン、ローマ、エディンバラ、ボルツァーノ、パリ、ロンドンと、彼の音楽会を追いかけたことを思い出す。祈りの音楽を、深い共鳴と音楽性で演奏したこのディスクは、神々しいほどの輝きを放ち続けている。 星の数は★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

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     2021/03/14

    「アランフェス協奏曲」は、じっくり聴くのもBGMに聴くのもいい。いつまでも終わらずに繰り返してほしい、と思うような演奏で、この世界にずっと身を置いていたと思う。愛聴盤は数あれど、その中でも特に愛聴してきたディスク。

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     2021/03/14

    カラヤンは嫌いだけど、このディスクは好きだ。カラヤン自身実演ではやったことがないこのオペラを、録音のためにやっていることが大きい理由かも知れない。ウィーン・フィルの美感を最大限に引き出し、誠に色鮮やかな音の世界が繰り広げられていて、美しい。

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     2021/03/14

    このDVDの最大の聴かせどころは勿論アッバードの指揮であるが、レリ・グリストが素晴らしい。これだけチャーミングなオスカルを、スカラ座での録音になぜ起用しなかったのか。先発した同曲の全曲盤があったため、ということなら誠に残念に思えてならない。

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     2021/03/13

    交響曲第六番は、この曲の標題性を極めて正確に汲み取った名演だ。個々の楽器の鳴らし方がとても美しく、ベートーヴェンがなぜそこでその楽器を指定したか、なぜその奏法を指示したかが明確にわかる繊細で美しい演奏。眼前に田園風景が広がるような思いがするのは、単にアッバードがオペラ指揮者として場数を踏んできたからという理由だけではなく、彼の高い音楽性がこの作品に生命を吹き込んだのだ。アッバードのこの作品の演奏は、ベルリン・フィルとの2度目の全曲録音盤のものも素晴らしい。

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     2021/03/13

    取り敢えずCDを買って聴いたあと、SACDを買い直した。大正解。良好な音は、スリリングな演奏を更にスリリングにしてくれた。飛び出してくる音が何とも言えない。

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     2021/03/13

    SACDの威力全開。素晴らしい演奏を素晴らしい音で聴ける幸せ。6曲目の「ユー・ルック・グッド・トゥ・ミー」は、パーカッションの残響がぞくぞくするほどいい。

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     2021/03/13

    これはいい。とてもいい。今までクラシックばかり聴いていて、ジャズにも足を踏み入れてみようとこのCDを手に入れた。アルバム7枚が4枚のCDに納まっていて、蝶廉価。お得感満載で、満足満足。ビル・エヴァンスのディスクとしては、ここに収録されていない「ワルツ・フォー・デビィ」より、ここに収録されている「ムーンビームス」のほうが気に入っている。

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     2021/03/13

    21番の第二楽章は、奇跡的な美しさ!弦のピツィカートとピアノが呼応し合う響きの美しさには陶然となって、涙するほど。天国にいるかのような美しさだ。天国には行ったことがないけど。

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     2021/03/13

    耳ざわりがいい、ということはあたりさわりがない、ということとは違う。聴いていて邪魔にならない、安心して聴いていられる、リラックスできる演奏は、演奏自体が素晴らしいんだと思う。優しく、穏やかで、心和ませてくれる演奏、それがこのディスク。決してあたりさわりのない演奏ではない。あたりさわりのない演奏は、聴いていて邪魔になるのだ。

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     2021/03/13

    これは当日(2005年8月、ルツェルン)会場で聴いたが、ブルーレイディスクを再生して聴いて、改めて感動した。ディスクにはアッバードの表情が細かく収められており、彼がこの曲を演奏するのに一切の迷いがないことを強く感じる。この曲をこう鳴らす、こう鳴らしたいのだ、という明確な意思が感じられ、力強い牽引力を感じる。すべてに精緻で、最終楽章は圧倒的な感動を呼ぶ。ディスク再生ながら感動して鳥肌が立った。

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     2021/03/13

    当盤こそ、我がCDコレクション中のベスト・オブ・ザ・ベスト。その地位は40年揺るがない。異様な緊迫感が立ち込める冒頭から全編に亘って隅々まで神経が行き届いた演奏には一切の無駄がなく、劇場空間の広がりと奥行きを感じさせながらもきめ細かく劇的な響きに何度聴いても感動する。開幕早々からスカラ座合唱団の威力に圧倒され、夫を唆そうとするマクベス夫人の腹黒さをよく表現しているシャーリー・ヴァーレット、主体性のないマクベスの不安定な心情を掘り下げているピエロ・カップッチッリ、緊迫感の富んだ味わい深い歌唱を聴かせるバンクォーのニコライ・ギャウロフも見事だ。実際の上演ではドラマの流れを断ち切る、という理由でカットされることが多いバレエ音楽も、ここでは緊張感の持続の中に置かれて、ドラマを盛り上げる。アッバードのオペラ録音は、劇場上演での盛り上がりよりも録音を意識してシンフォニックな響きに意識を向けているようでいながら、実際にスカラ座に出向いて聴いた(’85年)演奏でもやはり、この録音と同じようにシンフォニックなもので、誠に緻密な演奏だった。ブルー・レイオーディオ化されて、どんなものか初めて入手したが、素晴らしい音に驚いた。前奏曲のドラの音の奥行と広がりには痺れた。音の向上が、更にこのディスクの存在価値を高めてくれて、嬉しく喜ばしいかぎりである。

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     2021/03/13

    初出からほぼ40年経っても新鮮な魅力に満ちた歌唱。素晴らしい。

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