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オペラかじり虫 さんのレビュー一覧 

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/07/20

    これはお見事! どうして今まで聴かずにいたものか、不明を反省しています。ステレオ録音されたこのオペラの、最右翼の出来栄え。突然に第一線から姿を消したDIVAの、輝かしい声でたっぷりと歌われたヴィオレッタ。相手役がパヴァロッティというのも錦上華です。レヴァインも名調子。残念なのは、1幕の大アリアが原曲尊重ということ。ここは高音の絶唱で締め括って欲しかった。ライブ録音ですが、あのムーティですら許したものを。しかし、それで敬遠する手はありません。たっぷりとした彼女の声、ワーグナーも歌えた豊麗な声でこそ栄える、ヴェルディ唯一のプリマドンナのオペラです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/21

    この音源がこれだけの高音質で、しかも極安値で手に入ろうとは! 独MembranはカラスのRAI録音(「ノルマ」や「パルジファル」)でも定評あるメーカーだが、ここまでやってくれようとは思いませんでした。EMIを真面目に聞いていない人にはお奨め、お買い得です。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/19

    いくら新兵器使用かは存じませんが、要は原盤が悪ければどう起そうとも音がよくなるものでもありますまい。私がかつて聴いていたLPは米ワルター教会盤でしたが、これとてもRAI録音に劣るものでした。そんな復刻する価値のあるディスクがこの世にあるのか? それが問題ですね。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/27

    これは素晴らしい。初めての映像で見る、ヴェルディのオペラ第2作は、失敗作とされ、凡作とされていますが、かつて録音されたPHLIPS音源でも解るように、決してそんな軽んじていいものではありません。今回パルマでのライブ映像は、それを如実に物語る見事な舞台で、ピッツィのセンス溢れた美しい舞台作りは、このオペラの魅力を存分に伝えるものです。人物の動かし方もよく考えられており、衣裳もすこぶる美しい。今大流行の普段着的衣裳で事足りる風の演出とは大違いです。侯爵夫人役のアントナッチが、こんなにチャーミングな歌手とは知りませんでした。全体に、いくらロッシーニもどきと言っても、若きヴェルディがここまでその呼吸を消化していたか、を知って、驚くと同時に感じ入ります。音楽の軽妙さもさりながら、その「品の良さ」に脱帽します。王様の正体をひとりだけ侯爵夫人が知っている、というのがこのウェルメイドなシチュエーション・コメディのいわば「ミソ」ですね。Viva Verdi !

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 9人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/18

    遅きに失した感のあるハンブルクRINGですが、これはその渇きを十二分に癒す素晴らしい全曲ボックスです。分売をひとつひとつ、楽しみながら聴き終えました。中では「ジークフリート」が圧倒的な出来栄え。ヤング女史の腕前は相当なもので、音楽展開の推進力、そのノリは全体を貫いています。歌手たちも、テノールのフランツを筆頭に、総じて文句の無い歌唱を繰り広げてくれています。近年の録音では一押しのものです。パンフレットの舞台写真で見る限りでは、余り食指を伸ばしたくないものの模様。

    9人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/10/03

    これはスグレモノお買い得ボックスの登場です。何より、サヴァリッシュのミュンヘンRINGが聴けるのがありがたい。「リエンツィ」までセットしてくれているのも行き届いているし、これからワーグナーを聴こうという若いファンには最適でしょう。「オランダ人」「ローエングリーン」「マイスタージンガー」も強力の名録音。他の3作のチョイスも申し分なし。サヴァリッシュRINGは映像が気に入らぬ人も多いから、音楽だけの登場は歓迎かも。歌手も揃っており、ベーレンスはMET映像RINGよりは調子がいいのでは?

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/03

    これはなかなか考えられた、魅力的なボックスですね。戦前の録音も含まれ、音質の良し悪しは不明ですが、RINGを4人の指揮者で分担した編集も
    グッド・アイデア。「ローエングリーン」をマタチッチにしたのも見識かも。重複を承知で持っていたくなります。音質を考慮して星四つです。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/27

    バイロイトよ、しばしさようなら! これはすばらしいRINGです。まず、歌手が揃っています。中でも、これが一代のブレークとなった、ジェイ・ハンター・モリスのやんちゃ坊主ジークフリートが楽しい。巨大なパネル操作は、ワンパターンになるかな、と懸念されましたが、どうしてどうして、見事に使い回されて、間然するところがありませんでした。残念だったのは、METの主レヴァインが通して指揮出来なかったことです。バトンタッチしたルイージは、これはこれで申し分なく、ワーグナー・イヤーの全曲上演も安心でしょう。脇役までよく揃えて、とかくアメリカRINGを低く見る人がアホラシク思えます。注文を付けるとすれば、《ジークフリート》のファフナーのデザインか。これは改良の余地あり。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/12

    10曲の演目を知らしめないと、速報の意味がありませんね。この中に「運命の力」を入れておれば、お奨めの価値あり。いかが?

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 15人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/07

     このセットのポイントは、「ナクソス島〜」を除き、ウィーン・フィルの美音をたっぷりと楽しめることです。もちろん歌手陣の充実は申すまでもありません。とかく日本では評価の低いショルティですが、これからR・シュトラウスを楽しもうという若いファンは、そんな雑念に惑わされてはなりません。眼前に繰り広げられるコージャスなサウンドは、まさしくDECCAレコーディングの粋ばかりで、いかなカラヤンの他盤をも凌ぎましょう。ウィーン・フィルのメンバーに嫌われたことを、鬼の首を取ったように書く評論家よ、さようなら! 音の大盤振る舞いを、存分に楽しみましょう。イギリスで録音された「ナクソス島〜」も、グルベローヴァだから万全です。

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     2012/07/11

    デヴィーアは何でも単身来日してのリサイタルの際にリクエストされた、1幕の大アリアが引き金でヴィオレッタを歌うことにしたのだとか〜この録音は初役だったものでしょうか。テノール、バリトンも人を得て、これはすこぶる充実した演奏です。ライブとしては珍しくカットも無しのようで、眼目の第3幕、”Addio del passato”もたっぷりと歌われていて、素晴らしい。東京、新国で撮られたライブ映像と共に、Divaのお気に入り人間は必聴の録音。老舗Bongiovanniの記念盤のようですが、何時までもカタログに残しておいて欲しいものです。滑らかな歌唱のデヴィーアならではのヴィオレッタは、聴いていて耳に心地よいもので、カラスばかりでは無い、この傑作の名録音と思います。純正イタリアの声はまた格別ですね。Brava!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/07/08

    今日手に入るカラス・ヴィオレッタが最良の音質で聴けるCD。商品説明では、個人蔵の別音源によるものとか。熱気はともかく、音の痩せたEMI/スカラ座音源や、CDブック発売の「ラ・スカラ・メモリーズ」の56年ライブの劣悪音質に比べて、これがカラスのライブ録音か?と、耳を疑うグッド・サウンドが楽しめます。共演者の格差は致し方の無いところ。EMIリスボン・トラヴィアータに飽き足らぬ想いの向きで未だお聴きでは無ければぜひこのレーベルのものをお奨めします。

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     2012/06/18

    76年のNHKイタリア・オペラで初来日したドミンゴが、一晩でこのふたつのオペラの両主役を歌ってのけたことを、覚えておられましょうか。なお、この前年のMET初来日に彼が参加したと、平気で書いておられる評論家があるが、とんでもない。それはともかく、とかく彼のノーブルな歌唱は低く聞かれがちですが、この録音は見事なものです。映像つきで見てもなかなか面白く出来ています。日本の舞台も、サントゥツァのコッソットのすばらしさもあり、ソフト化が望まれます。何れにもせよ廉価盤大歓迎!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/16

    このボックスのミソはフランス語による「ドン・カルロ」全曲と「ファルスタッフ」でしょうか。前者は初演でカットされた楽曲全てを含むもので、歌手の出来云々をするのは野暮、まずは音楽を、という次第です。「アイーダ」に今少し熱気を、とか言うとキリがありませんが、これはマエストロの偉大な足跡として、先のロッシーニ・ボックスと双璧を為すもの。それにしても、ミュンヘン・オリンピックの際のスカラ座引越し公演「アイーダ」はスゴイなー。これって正規発売は無理ですかね。La Scala Bookどうだ?

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2012/06/15

    これまでに出現しなかったのが不思議な企画物ですね。こうして眺めただけでも歌声が聞こえて来ます。音質はともかく、買いましょう! 全曲聴き通すのは辛いものが多々ありますから、こんなイージー・リスニングはありがたい。2012年はDIVAの生誕90年、あの手この手の企画編集物が現われることでしょう。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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