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ゲゲゲアサ さんのレビュー一覧 

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     2016/08/09

    フランスのピアニストにしては、異質な存在である。ラフマニノフ、ショパン、リスト、
    シューマン、ブラームスがワン・コレクションで聞く事ができるのは面白い。1969年の生まれ。これからが期待される存在である。ピアノの録音は悪くはない。

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     2016/08/09

    サティをこれほどのタッチで演奏するのは、なかなか難しいい。「モンマルトルの丘を吹く一片の風のごとき演奏」である。彼女はかなりのCDを出しているが、どれも水準以上の演奏である。サティは持っていて損のないCDである。

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     2016/08/09

    正統派のロシアン・ピアニズムに近い演奏法を身につけた若き演奏家として評価できる。
    しかし、you tubeなどでの露出が先行していて、正当な評価のしにくい側面もある。
    「ピアノレッスン」「philip glass ][chopin schumann][rachmaninov][kaleidoscope]
    [liszt][ロイヤルアルバートホール・ライブ」などは水準以上の演奏で、デッカの録音も悪くはない。スクリャービンは持っていて損のないCDである。

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     2016/08/09

    スカルラッティのみならず、ベートーヴェンのソナタなど演奏と解釈などに見るべきものがある。これからが期待出来る演奏家である。カナダ出身というが、古典派の様式感は確かなものがあり。ショパンなどの演奏がどのようになるか今後の演奏に期待したい。スカルラッティはレヴェル以上の演奏である。

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     2016/06/24

    モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番変ホ長調 K.271『ジュノム』について私は酷評した。アルゲリッチが絶賛したというソフィー・パチーニ。
    ショパンはいかがなものと期待して聴いてみる。いわゆる「テンポ音痴」という言葉が当てはまる演奏である。フレーズとフレーズに「溜め」がなく、一本調子になっている。情感が持続せず、譜面通りの演奏である。これではショパンコンクールは入賞もできないに違いない。

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     2016/06/23

    モーツァルト:ピアノ協奏曲第9番『ジュノム』は、モーツァルトのピアノ協奏曲の中でも群を抜く完成度の高い協奏曲である。
    従って、演奏技術、作品解釈の観点から予断を許さない作品であると同時に、ソフィー・パチーニのような若年演奏家が挑戦するような作品ではない。
    オーケストラの伴奏に精彩を欠いたピアノとのやりとりの第1楽章、間の抜けた第2楽章、音色に工夫のない第3楽章。どれを取っても見るべきものはない。あのマルタ・アルゲリッチが「かつての自分を見ているようだ」と大絶賛するピアノ界の新星、という触れ込みにつられて聴いてみたが、私には逸材どころか愚材としか思えない。

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     2016/04/24

    発売が延期された。期待して拝聴するも、どの作品も訳の分からない作品ばかり。コントラバスの特徴を生かした作品はない。演奏はコントラバスとピアノのバランスが悪い。残念ながら3流のCDである。

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     2016/04/23

    マンハイム楽派の重鎮でありながら、忘れられている作曲家。あのモーツァルトがマンハイムを訪れた時に、マンハイムのオーケストラを聴いて、クラリネットを含む2管編成に羨望の眼差しを送ったという。モーツァルトはマンハイムのオーケストラから多大な影響を受けた。このCDを聴くと「マンハイムのスカイロケット」というヨーロッパ随一のオーケストラの実力がわかる。リンツのオルフェオ・バロック・オーケストラはあまり聞かないが、なかなかの演奏である。モーツァルト好きなら、是非聞いておきたい作品である。

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     2015/09/14

    ベルリンのイエス・キリスト教会といえば、カラヤン・ベルリンフィルの録音で有名な録音場所。SONYの録音は教会とは思えないクリアーな音でピアニストのペダリングが見えるような優れた録音である。曲目がどうのこうのというより、ブニアティシヴィリの演奏は「癒しのサウンド」。スタインウエイの調律も楽器の利点を引き出していて芯のあるボケのないサウンド。まだ20代というからこれからが楽しみ。

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     2015/09/14

    テルデックの録音は、ダイナミックレンジを最大に生かしながら、音の濁りのない優れた技術である。ドイツ・グラモフォンは老舗であるが音に濁りがある。50CDの全ての演奏について言及できるわけではないが、演奏カタログとしての役割は十分にはたしている。これ以上の録音と演奏を探す事は相当の時間を必要とするので、このCDはベストのコレクションと言えるであろう。

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     2015/09/04

    〜宮下武蔵の剣使いを思わせる・疾風怒濤の弓さばき・今聴かずしていつ聴くの・今でしょ!〜
    クライスラー、ティボーは伝説的なヴァイオリニスト。この二人は軽妙な弓さばきで、まるでヴァイオリンを縦横無尽に切り裂くような演奏でSP時代を魅了した。この二人の編曲による「タルティーニ/クライスラー編:ヴァイオリン・ソナタ ト短調『悪魔のトリル』、「ヴィエニャフスキ/ティボー編:創作主題による変奏曲 Op.15」
    この2曲はパガニーニのように決して技量に溺れず、「女心を鷲つかみ」にするしたたかな戦略に溢れた、のびのびとした弓使いで聴く者の心を捕える。
    録音はややオンマイクであるが、歪みがなく一音一音をのがさず、惰性に流れた音楽になっていない。
    恐るべき、1989年生まれ。

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     2015/07/31

    東京厚生年金会館で1974年初来日(労音主催で確か非公開)・シューベルトの「さすらい人幻想曲」を2階席の前列で聴いた若々しいポリーニの演奏の感動が甦ってきました。SHM−CDでピアノの音がグラモフォンにしては鮮明に聴くことができます。二度とない全集でしょう。

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     2015/07/24

    1970年代のドイツ・グラモフォンのリマスタリングにしては、オーケストラの奥行き感があって、リマスタリングの音を弄くり回した悪いリマスタリングになっていない。エッシェンバッハのピアノとボストン・小澤のコンビネーションは悪くない。
    エッシェンバッハのはつらつとしたベートーヴェン「皇帝」はとても壮快で聞き応えがある。
    このような演奏こそリマスタリングの価値があるのではないだろうか。欲を言えばピアノのマイクが少し近すぎるように思う。

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     2015/07/18

    1978年録音の2014年のリマスタリング。リマスタリングのSACDはとてもよくない。商売の邪魔ををするつもりはないが、エソテリックなどはとてもよくない。初めからSACDで録音されたものとそうでないものの違いは歴然としている。SACDの出始めは解らないで購入したが、最近ではその違いがハッキリしてきたので、リマスタリングは避けるようにしている。確かに貴重録音をSACDにリマスタリングするのは意味があるだろう。ところで、ヴァーシャリ、ベルリン・フィル はモーツァルトのピアノの音の録音としては、あまり感心しない。バレンボイム、ベルリン・フィルの演奏はベルリンで何度も聴いているが、こちらのほうがはるかにすぐれている。多分、1978年ころのドイツグラモフォンが録音に使用していたマイクロフォンとSACDの録音で使用しているマイクロフォンは違うでしょう。また、マイクアレンジも異なっているはずです。ピアノはスタインウエイ・ハンブルクを使用していると思われるが、ヴァーシャリのピアノはモーツァルトの粒立ちが生きていない。ティンパニーの録音は最低である。まあ、知らずに買ってしまったが、机の下に行く運命のSACDである。

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     2015/07/14

    ストラヴィンスキー、シュトックハウゼン、ベッファの作品の組み合わせは奇妙な物だ。ストラヴィンスキーは確かに近代ピアノ作品。ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルの力量が素直にでている。現代音楽のピアニストとしては作品解釈の点で、私とは違うが、このような解釈もあろうか。シュトックハウゼンは「時空」こえた音の奥行きを感じたい。ベッファは初めて聴く作品。1973年生まれであるから、若手の部類に入る現代作曲家か。あまり新しさを感られないが、「カロル・ベッファ ピアノと自作自演の時」というCDもでているようなので、こちらも聴いてみないと一概に判断出来ない。ピアノのCDとして録音はディテールを良くとらえている。

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