トップ > My ページ > Dear Mozart さんのレビュー一覧

Dear Mozart さんのレビュー一覧 

検索結果:2件中1件から2件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/11/25

    他の方も仰っているように、かなり個性的な演奏で、シフによる解釈が多々混じった演奏です。

    楽譜通りの演奏が聴きたい方にはお勧めしませんが、「そんな演奏ははっきり言って聴きあきた」という方にはとてもお勧め。

    私は後者だったので、たいへん気に入りました。

    とくに23番第3楽章は、私はグルダがアーノンクールと組んだ演奏があればもういいやと思っていたのですが、

    彼の演奏はそれが間違った認識であると、考えを改めさせてくれました。

    2度目と3度目のロンド主題の冒頭での音の追加などは、たくさん同曲を聴いてきた中で、はじめて耳にする解釈でした。

    「違和感を感じた」「これじゃシフ編モーツァルトだ」という方もいらっしゃるようですが、

    私はむしろ逆で、確かに意外性は感じましたけれども「よく曲に馴染んでいるなぁ」と感心しながら聴いておりました。

    シフ編、と言えるほど曲調は変わっていないと思います。

    最後に、名前だけは知っていながら、演奏を本CDで初めて聴いた自分の不明を恥じたいと思います。

    ハンガリーの若手3羽ガラスの中でも、コチシュばかりを評価していましたが、

    今回シフの真価を理解することが出来て、たいへんよかったと思っています。

    次はラーンキでしょうか。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/12

    カレリアの第3楽章目当てで購入しました。

    このカレリア地方というのは、もともとフィンランド領でしたが、

    第2次世界大戦で結局そのほとんどがロシア領に帰属することになりました。


    1560年ごろを思わせる美しいセットをバックに流れる音楽のためか、

    大変美しい緑輝く情景を思わせる音楽なのですが、

    ヤルヴィとエーテボリ響はみごとに美しい自然を

    思わせる音楽に仕上げています。

    カレリアを聞くならこの演奏だと思います。

    でも、エーテボリ響ってスウェーデンの楽団ですが…、フィンランドのオケだとどんな演奏になるか気になります。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:2件中1件から2件まで表示