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エーテルの風 さんのレビュー一覧 

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     2012/05/30

    かつて名演だと思えたCDに巡り合わなかったせいか、サヴァリッシュという指揮者にはまったく興味を持っていませんでした。先日シューマンの第4番を聴いて「あれ、こんないい曲だったかな?」と思いなおし、全曲を聴いてみるに至ったのですが、4番に次いではこの「2番」がいいと思えます。
    演奏は極めて正統的で、ただひたすらに正統的に演奏したらこうなった みたいな、一見面白みのないアプローチですが、なぜか耳を奪われます。曲そのものよりも、演奏に耳を傾けている…みたいな気分と言ったらいいのでしょうか。2番同様のアプローチによる第1番「春」に関しては、じつは★5つという感想は無理かもしれません。第1番は曲そのものがちょっと異端的?に思えるので、もっと突飛な解釈のほうが私にはシックリ来るのです。

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     2012/05/27

    全体的にピリッとしたものがないブルックナーですね。第4楽章などこの楽章に関して未消化な印象さえ受け、第2楽章などはもっとジックリ演奏してもらいたい。ただ第1楽章に関しては、自分の好みとしては最高です。引きずる様な演奏が、この作曲家のボケボケな一面をおもしろく表現しており、聴き易くて愛聴しております。

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     2012/05/23

    オーケストラを掌握して自在に操ることにおいては、マゼールの右に出る指揮者はいないと思います。ただ昨今の演奏彼のは、それが「面白くない」のです。アタマには完璧な音楽として入ってくるのですが、聴覚の琴線にはまったく触れることなく、豊穣な音塊が耳から耳へと通り過ぎて行きます。

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     2012/05/23

    なんという素晴らしい演奏であり、素晴らしい音質なのでしょう。1970年代にこのような録音が存在していて、その後あまり話題に上らなかったのでしょうか?私はこの盤についてまったく視野になかったです。
    この演奏は、強引に表現するなら、ウィーンフィルの音はクナッパーツブッシュの同曲のように響き、しかしその心はカラヤンに近いという位置にあります。指揮、オケ、録音と3拍子揃っているのですが、ただブルックナーの演奏としては、違和感を感じないではありません。要するに、マゼールもVPOも、器用貧乏なのですね。「世界一不器用な作曲家の骨太な味」を常にブルックナー演奏に期待してしまうと「魂質が軽い」と感じてしまいます。アルミニウムで出来た工芸品的なブルックナーですが、私にとっては、かつて耳にした同曲盤のベスト5には間違いなく入ると思います。

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     2012/05/20

    1970年代頃には多大な魅力があったものの、今世紀になる頃にはいつの間にか名前さえ意識しなくなるような指揮者。そんな一人が、私にとってはメータです。この「巨人」は、年代的にも、音楽そのものも、ちょうどその分岐点あたりに位置づけられる様に思えます。若かりし日の才気溢れる奔放な面白さは感じられないけど、昨今の画竜点睛を欠くいい加減さも無く、手堅い真面目なマーラーです。

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     2012/04/29

    アーノンクールの個性は?と問われたらなんと答えたらいいのでしょう?
    「(例えばカラヤンがそうであるように)音を磨き上げて美しく演奏しよう」と言う気はまったく無く、「(例えばマゼールがそうであるように)音楽をリスナーにわからせてあげよう」などと言うような(余計な?)サービス精神なども皆無。要するに「・・・ではなく・・・」みたいな否定的個性は数限りなく挙げられるが、それでは”アーノンクールの「旨み」はなに?”と問われたら答えに窮してしまいます。そういった意味で、このCDのよさがわからず、ただ評価が高いのも理解できるのですが、個人的な好みからはかなり遠い位置にある一枚です。

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     2012/04/25

    録音が素晴らしいので救われてはいますが、同じアシュケナージであればショルティと組んだ旧盤の方が遥かに素晴らしいと思います。メータのベートーヴェンは耳当たりはいいものの、立体的構築性に欠け、やはりなにか物足らない印象が残ります。

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     2012/04/22

    評価と言っても比較する対象が無いわけで、★5つは自分の好みと言う意味になりました。
    もし私がこの曲でブラインドテストをされたなら、おそらくペッテション作曲の何かだろうと答えたように思えます。ペッテションの第7、第8交響曲の後継と言えるべき曲想と、それによく聴き込むと、例えば千住明作曲の「砂の器(=宿命)」のような雰囲気も盛り込まれ、やはり日本人作曲家なのだなと納得させられたりもします。とにかく現代音楽のような難解さは感じられず、日本以外の指揮者の演奏ででも是非聴いてみたくなる名曲です。

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     2012/04/03

    スペイン交響曲 以来、あまりいいCDが無かった(と個人的には思われる)千住真理子の久々の快挙的名演だと思います。快挙と言っても、ハデハデしい個性が全編を被っているような演奏ではなく、万人向けの心地よさを提供してくれるスタンダードな好演という感じです。

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     2012/04/02

    音楽の全体から『怒り』が伝わって来ます。とりわけ合唱の声がキンキン響き、聴覚心理を逆撫でしまくりです。始終不快で、とても一極通しで最後まで聴ける演奏ではありません。以上、すべてこの演奏に対する褒め言葉です。

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     2012/04/02

    グレイトの演奏で、室内管弦楽団 と言うだけで、買う気が失せてしまった。この曲は、フルオーケストラによる壮麗雄大な演奏で聴きたいのだ。
    ところが、この当時のアバドのCD,聴く気がしなくなる肩書きのモノにこそに、意外な名演が多い。このシューベルトもその一つ。 編成の小さなオケでこそ醸し出せ得る魅力が満ち満ちている。さすがに誰にでも推薦できるというレヴェルではないが、あくまで正統的名演の客体として充分に面白い演奏であるとは言える。

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     2012/03/31

    LP時代に何度も聴いた懐かしの盤であります。
    しかし、ヨッフム盤等を体験してからと言うもの、このプレヴィン盤はまったく聴かなくなってしまい、いつの間にか中古レコード屋さんに売ってしまって現在に至っています。
    Lpで購入したのは、当時のこの演奏の評価が高かったからだったと思いますが、今となって様々な演奏と比較してみると、少し…いや、かなり真面目すぎる演奏のような気がして、つまらなく思えてきたのでした。「音楽的」という意味では高水準な演奏かもしれませんが、「おふざけ」や「悪ノリ」のような要素が希薄なプレヴィン盤は、以降CDでは買っていません。

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     2012/03/04

    キチンとしたマーラーであり、無調化の桟敷で絶叫するようなキッチュさは微塵も感じられない。 録音も優秀だし、ジンマンのこの曲に(マーラーの作品に?)対する解釈もよく理解る。ジンマンに関する知識を私はほとんど持ってはいないが、これら一連のマーラーを聴く限りにおいて、キリスト教を基本にした西欧文化をあまり感じないのは私だけだろうか? 「執着」とか、あるいはその反動としての「達観」とか、そういった感覚が音響の向こう側からまったく聴こえてこない。

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     2012/02/17

    このカップリングのCDとしては定盤中の定盤だけあって、みなさん評価が高いですね。私としては、グリーグの方には、「あぁ確かにこういうのがグリーグっぽいな」と思える意味で多少は好評価できなくもないですが、なにせ2曲とも 聴いていてココロを持っていかれるような磁力がほとんどないのが、私にとって大きなネックです。日本的例えとしては「魂の入っていない仏像」というのがこういう演奏のことなのだろうと思えます。

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     2012/02/17

    これは実に懐かしい音源です。私がクラシックを好きになり、LPからテープに録音した、確か2番目の演奏がこれでした。(1番目はスコットランドだった)
    グリーグもシューマンも、後にルプー盤LP(後にCD)を購入してからすっかり聴く事がなくなりましたが、いまあらためてテープを取り出して聴いてみて、すっかりハマってしまいました。ルプー盤なんかに比べ、きれいごとでない推進力のようなものが感じられます。

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