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MlT さんのレビュー一覧 

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     2003/09/29

    前作の『マーキー・ムーン』の衝撃から比べると、やや落ち着いた感じのアルバムです。どちらかと言うと、メロディとアレンジが上達している。緊迫感はかなり希薄なっているが、速球ストレート一本やりの戦法の後に、多彩な変化球を駆使した戦法も披露したようなもので、バンドの核となる部分は全く揺らいでいない。そして、言わば剛と柔の質的差異を持った前作と本作の二枚を聴いて、テレヴィジョンというバンドの全容は明らかになってくる。アルバムとしては素晴らしい出来だと断言できる。

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     2003/09/29

    これまでのスタジオ盤と違い、意外とパンクっぽいトムのヴォーカルに驚く。美しいメロディにヒステリックなギター・フレーズが絡み、互いが混沌を目指し合うような壮絶な彼らのプレイは、今聴いても全く衰えない音の強度をもって、安易な共感を許さない凛とした空気を湛えている。中でも注目したいのがインディ時代の名曲“リトル・ジョニー・ジュエル”の15分に及ぶ演奏、そのアーティストへの愛情を強く感じさせるかヴァー曲等、選曲も素晴らしい。とにかくファンは必聴の一枚です。

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     2003/09/28

    「やじうまワイド」に流れてた「BEAUTIFUL LIFE」を気に入って以来、彼女を聴き続けてます。このアルバムも買ってほぼ一年になるけど、車の中で毎日のように聴いてます。落ち込んでる時なんか「愛の唄」を聴けば何もかも吹き飛ばしてくれますよ!もう新しいアルバムが出たんですよね!絶対買います!

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     2003/09/28

    前作の中心人物であったシドが抜け、デイブ・ギルモアを迎えて、バンドはロジャーを中心にこのアルバムで再出発した。だが、そうした危機的状況にあっても、すでに覚醒と陶酔が交錯するフロイド・サウンドの原型が出来上がっているからすごい。「光をもとめて」、「太陽讃歌」等、比較的凝ってはいるが、想像力をかき立てるシンプルで分かりやすいサウンドが全体を包み込んでいる。そこに控えめで何か訴えかけるようなメッセージを内包した歌詞が絶妙なバランスで加味している。プレスでも好意的に迎えられ、全英チャート9位まで上昇。初期の名盤と言える

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     2003/09/28

    やはり5.1chはすごいのか?ソフトもハードもアナログ世代の私にとっては想像もつかないが…。本作は発売されてからビルボードチャートになんと724週も居座り続ける快挙を成し遂げたモンスター・アルバムである。さまざまなSEを駆使したフロイド音楽の極致といった凝りに凝ったサウンドで、昔ヘッドホンで熱狂的に聴き入ってたのを覚えている。オープニングは心臓の鼓動音からはじまり、特に後半3曲のクライマックスはいつ聴いてもすばらしく新鮮で感動的だ。また、このアルバムから多くのフォロワーを産み、現在に至るまでその影響力は量り知れない。

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     2003/09/27

    本当によく聴いたアルバムである。個人的には最もフロイドらしい作品だと思ってる。これまで様々なトライアル的作品群をリリースしてきた彼らにとって、コズミックで幻想的な演奏としては、ことに「エコーズ」は最高傑作と言える。もともとフロイドの魅力というのは、個々の曲というよりその全体から醸し出される雰囲気だと思う。お世辞にも高度な演奏技術があるとは言えないが、ヒプノシスによるジャケット、曲のタイトル等、統一された作品全体を貫く雰囲気の重層性とそこから生まれる豊かなイメージを喚起させる手法は正にサイケデリックと言える。

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     2003/09/27

    フロイドの数々のトライアル的作品の中でも、本作は極めて異色。初の2枚組であり、AB面がライヴでCD面がメンバー個人が各パートで主導権をとるといった構成。全くかつてない異様な流れで、メンバーそれぞれがやりたいことの再認識と、その音楽性をフロイドの中でいかにフィードバックさせ得るのか、そうした試行錯誤の様子が窺い知れる内容になっている。アヴァンギャルドな実験的な試みとポピュラリティとの狭間の中で微妙なバランスをとっていた時代だからこそ、こうした新しい価値多き展開を誘発し、更なるイメージの拡大へと導く。全く恐れ入る

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     2003/09/27

    ロジャーのアーティストとしての最大のコンセプト・アルバムである。サウンドはシンプルでストレートな側面が目立ち、かつての幻想的なフロイドの姿は薄れた。だが、コンセプトにふさわしく、効果音もこれまでで最もうまく使われており、オーケストラ・アレンジ、指揮にマイケル・ケイメンを迎えてスケールの大きな素晴らしいサウンドを聴かせている。一千万枚を越える大ヒットになった。そうした成功とは裏腹にバンドは崩壊の道を辿る。本作と、その後ロジャーが抜け、残り3人で製作した『鬱』を聞き比べると、その間に「壁」を感じずにはいられない。

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     2003/09/27

    『モア』に続くサントラ第2弾にして通算7作目のアルバムである。この手のものとしては、映画音楽やテレビ番組の音楽を大量に手掛けてきた彼らには朝飯前。実験的なアプローチも目立つが、比較的軽めの曲が多く荒々しい仕上がりだが、逆にそれが新鮮味を残している。およそ3週間で収録されており、これまでの大作主義とは異をなすもので、フロイドの持つ音楽的資質がダイレクトに伝わってくる。手元にあるシングル盤の「フリー・フォア」のジャケットは当時のライヴの模様を写真にしたものだが、まだ見た事のない彼らに思いを馳せたあの頃が懐かしい。

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     2003/09/27

    プログレの古典的代表作である本作により、フロイドは一気にメジャーに踊り出た。特に23分半を越すタイトル曲はクラシックとロックを融合させた画期的なもので、構築された大作主義を定着させる働きをした。また、このアルバムにはエンジニアとして、後にミュージシャンとして活躍するアラン・パーソンズも参加している。個人的にはM-5が好きである。水道の蛇口から落ちる雫の音、目玉焼きを焼く音、パンを食べる音、トイレの音等極めて写実的で、そこへ緩やかなギターとピアノが奇妙な調和を成している。M-2のロジャーの弾き語りも見逃せない一編だ

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     2003/09/27

    フロイドを語る中、度々取り沙汰されるシド・バレット。前作『狂気』の全世界による爆発的ヒットにより成功を収めた彼らが、そこに身を置いて初めてシドの苦悩を理解した。そして、本作によってロジャーは文学的とも言える手法で自らの内部に潜む狂気と自己対象化させ、幻想の破綻を明らかにする。前作よりも地味でスケール感は乏しいが、これまでにない解放感と親しみやすさがあり愛着を覚える。『狂気』の後だからこそ、この作品の存在意義があるというものだ。また、デイヴ・ギルモアの真のギタリストとしての力量を再確認したアルバムでもあった。

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     2003/09/27

    ロジャーとの「ピンク・フロイド」の名義使用をめぐる裁判が大きな話題となった。その後、デイヴ・ギルマーとニック・メイスンが中心となって結成されたのが、現在のピンク・フロイドである。本作にはリック・ライトもゲスト参加している。内容は別段評価すべき点はないが、とりあえずブリティッシュ・ロック路線に走ったかと思ったくらい。音楽性においては何のイマジネーションも新鮮さもなく、ただ不安だけが残る。唯一の救いは相変わらずステージの規模がすごいところだろう。米CDランキングでは6週連続1位という快挙も成し遂げた。これには驚いた。

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     2003/09/27

    やはり5.1chはすごいのか?ソフトもハードもアナログ世代の私にとっては想像もつかないが…。本作は発売されてからビルボードチャートになんと724週も居座り続ける快挙を成し遂げたモンスター・アルバムである。さまざまなSEを駆使したフロイド音楽の極致といった凝りに凝ったサウンドで、昔ヘッドホンで熱狂的に聴き入ってたのを覚えている。オープニングは心臓の鼓動音からはじまり、特に後半3曲のクライマックスはいつ聴いてもすばらしく新鮮で感動的だ。また、このアルバムから多くのフォロワーを産み、現在に至るまでその影響力は量り知れない。

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     2003/09/27

    アルバム別テイク2曲を含むコンピレーション・アルバムである。個人的には「Relics」とペアでよく聴いたアルバムだ。常々思っていたのだが、フロイドのようなバンドにはこういった趣向はもっと取り入れるべきで、そうした企画盤の中では納得のいく出来映え。邦題の「時空の舞踏」というタイトルに名前負けしない迫力あるナンバーが収められており、選曲も曲順も文句ないところだ。フロイドの主義的主張といった足枷がない分、こうしたアルバムの手軽さも見逃せない。ことの他閉塞的で風化したプログレのイメージの間口を開かせるためにも重要なのだ。

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     2003/09/27

    本当によく聴いたアルバムである。個人的には最もフロイドらしい作品だと思ってる。これまで様々なトライアル的作品群をリリースしてきた彼らにとって、コズミックで幻想的な演奏としては、ことに「エコーズ」は最高傑作と言える。もともとフロイドの魅力というのは、個々の曲というよりその全体から醸し出される雰囲気だと思う。お世辞にも高度な演奏技術があるとは言えないが、ヒプノシスによるジャケット、曲のタイトル等、統一された作品全体を貫く雰囲気の重層性とそこから生まれる豊かなイメージを喚起させる手法は正にサイケデリックと言える。

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