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4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/09/21
今までのイングウェイのアルバムにはある一つの定番の「伝説」があった。それは、「ボーカリストが交代した一作目のアルバムは必ず高い評価を得る」ということだ。「TRILOGY」「ODESSEY」「ECLIPSE」「THE SEVENTH SIGN」など、個人の好き嫌いの差はあるものの、それなりの秀作を出してきた。しかし、残念ながら、今作においては、その伝説も崩れてしまったと言わざるを得ない。このホームページのレビューや、メディアでの評価などを見てみると前述の過去の作品と比べてお世辞にも高評価を得ているとは言い難い状況である。確かに、決して悪いアルバムではない。私もかなり長い間彼(ら)のファンをやっているが、懐かしいくらいにイングヴェイ全開のアルバムなのである。それなのに、イマイチと感じるのは2つの大きな原因によりのではないかと感じる。ひとつは、曲順の悪さ。特にアルバムの後半部分は、インヴェイ自身がボーカルをとっている曲や、インスト曲が集中しており、退屈さは拭えない。あとひとつは、前作からかなりのインターバルがあったにも関わらず、「アルバム発売!」とアナウンスされて何度も発売が延期され、「待った割には」という感が強くなりすぎたことである。いずれにせよ、次作に期待するしかないのだが、今作もジャケットは酷い。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。
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3人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/09/18
ジャケットは酷い。しかし内容は素晴らしい。本人は「コージー・パウエルやクリス・タンガリーディスといった第三者が関わってソングオリエンテッドなアルバムになりすぎた」と言って気に入ってないようだが、その第三者が関わったことによって、好き勝手作っていた他のアルバムにはない良さがある。 コージーのドラミングもさることながら、「電話ボックスでしか歌ったことがない」(そんなわけないやろ!)マッツ・レヴィンの歌唱も貢献している。そして、イングヴェイのギターも弾きすぎることなく、いつもの下品で無意味な速弾きが抑えられている点も良い。また、彼のアルバムの中では、珍しく音質も良い。 ミドルテンポの曲が中心だが、久々に「聞かせる」ギターソロをフィーチャーしたD、ポップでメロディアスなE、F。リッチー・ブラックモア的なフレーズが各所で登場するJ。 二度とこのメンバーでアルバムが作れないのは残念だが、本当に、コージーとイングヴェイというコンビが実現できてよかったと思う。
3人の方が、このレビューに「共感」しています。
4人の方が、このレビューに「共感」しています。 2009/07/27
何で普通のハードケースでリリースしてくれないんだろう?扱いにくくて仕方ない!しかも、同時期にSHM-CDがリリースされているのに何でこっちもその仕様にしてくれないんだろう?前作にいたっては、発売後2年でデジタルリマスター盤が出るなんて早すぎる。今作も自作が発売されるときにまたデジタルリマスターされるのだろうか?あと、Disc Threeはあまり意味がないのでは?ボーカルがいまいちだから、インストで堪能しろって意味なのかな?前作の様にDVD付けてくれた方がよかった。 愚痴はこれくらいにして、内容だが、さすがはDream theaterである。彼らをデビュー時から応援しているが、駄作は一切ない。もちろん、他の意見にもあるように、マンネリ感は否めないが、長尺の曲の中にも様々なフックがあり、実際ほどの長さを感じさせない。特に@、Dはここ最近の中でもかなりの佳作。今作では、メンバーのプライベートな内容が歌詞の内容になっているので、ファンタジックな内容のそれよりかは、幾分分かりやすく良い。
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