トップ > My ページ > レインボー さんのレビュー一覧

レインボー さんのレビュー一覧 

検索結果:3559件中1件から15件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/27

    ソ連の演奏家がプラハを訪れた時に録音されたハチャトゥリアンの作品を集めた音源。
    1枚目は協奏曲を中心に、2枚目は管弦楽曲を中心にセレクトされている。
    作曲者、ハチャトゥリアンの自作自演も多く、モスクワ放送交響楽団と、コーガンと共演したヴァイオリン協奏曲、プラハ放送交響楽団とのレーニン追悼のための頌歌、仮面舞踏会や、レズギンカのスネアが独特なカルロヴィ・ヴァリ交響楽団とのガイーヌとオケを振った音源も魅力的な良い演奏が揃っているのだが、1番の目玉はハチャトゥリアン自身によるピアノ演奏。
    決してメチャクチャ上手というわけではなく、クセのあるピアノだが、スピード感ある剣の舞(と同時にピアノ一台なのでオケ版と比べると音は薄い)や、珍しい歌曲を弾き語りしており、独特の味がある。
    ハチャトゥリアンファンは必見。
    ガウクとソヴィエト国立交響楽団、クヌシェヴィツキーのチェロ協奏曲、クーリマとチェコ・フィルハーモニー管弦楽団、イェメリークのピアノ協奏曲の演奏もハチャトゥリアンの自作自演に隠れているが中々の演奏で、それぞれの曲の名演の一つに入っても良いだろう。
    録音は年代を考えればまぁ良い方で、ヒストリカル録音に慣れていれば問題ないと思う。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/26

    ナクソスが出している、ショスタコーヴィチの映画音楽集の一枚でマーク・フィッツ=ジェラルド指揮、ラインラント=プファルツ州立フィルハーモニー管弦楽団の演奏で録音されたアルバム。
    収録曲は劇音楽『南京虫』と映画音楽『愛と憎しみ』で、全曲としてはどちらも世界初録音との事。
    南京虫は初期の作品であり、この分野の曲では刺激が強い。
    愛と憎しみは今までスコアが散逸し演奏されなかったが、ジェラルドの再構成によって復元されたもの。
    ショスタコの映画音楽では中期の初めぐらいの作品になるが、オルガンが出てきたりとショスタコの作品では珍しいスコアだ。
    演奏は大変丁寧に演奏されており、音色も美しくバランスも取れた演奏で、悪くはないが前作の馬あぶでも感じた良くも悪くも模範的な演奏で、面白みにはかける。
    とは言え世界初録音なのだから、作品を知るには全く問題はない水準の演奏なのだが。
    録音は新しいだけあり、良好です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/24

    クロアチアの作曲家、ヤコヴ・ゴトヴァツは同国を代表する作曲家として知られている。
    この盤に収録された歌劇『いたずら者エロ』は交響的コロと並ぶゴトヴァツの代表作との事ですが、今まで録音はなく、本盤の登場は嬉しい限りです。
    ゴトヴァツは後期ロマン派風の管弦楽法に、クロアチアの音楽に影響を受けた国民楽派の作曲家と言って良い作風で、この盤も随所にオリエンタルなメロディが出てきます。
    聴きやすく、親しみやすいですが、ゴトヴァツの他の作品に比べれば地味かもしれませんが。
    演奏は、イヴァン・レプシッチ指揮、ミュンヘン放送管弦楽団。
    合唱はクロアチア放送合唱団。
    歌手は全てクロアチアの、指揮者もクロアチア出身なのでオケ以外はクロアチア勢による演奏となります。
    そのためか演奏はなかなかよく、歌手も知らない人だらけですが、作品を知る分には問題なく、ゴトヴァツの書いた旋律を充分堪能出来ると思います。
    競合盤も他にないですが、現時点で決定盤と言って良いでしょう。
    ライヴ録音という事ですが、音は綺麗でライヴならではのノイズなどもなく、リハ等の録音も組み合わせた編集盤なのかもしれません。
    CDはスリーブケースに入っており、台詞と詳細な解説書が付いています。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/20

    2019年はジャック・オッフェンバックの生誕200年という事で、例年よりも多数のCDがリリースされました。
    これもそんな1枚で、ワーナーが保有する音源から、喜歌劇を集めたボックス盤。
    『天国と地獄』『美しいエレーヌ』『ペリコール』『ジェロルスタン女大公殿下』『パリの生活』『ホフマン物語』などに加えて、『鼓手長の娘』『小さなリンゴ』『シューフルリ氏はご在宅』『市場の女商人たち』『盗賊』『おしゃべり屋』『バタクラン』といったファンでも無ければ知らない曲まで収録している。
    オッフェンバックは没後一時期フランスでの人気は下がり、ドイツ圏で上演されてきた経緯があり、録音となるとドイツ語歌唱によるものが意外と出回ってるが、このCDのうち、天国と地獄、美しいエレーヌ、ジェロルスタン女大公殿下、ホフマン物語、パリの生活は、フランス語とドイツ語による歌唱が収録されており、聴き比べが出来るという何ともニクイ作りになっています。
    ワーナー保有の音源と書きましたが、大半は元はEMIの音源で、マッテスやプラッソンらによる定評のある演奏、ローテンベルガー、ノーマン、ロード、メスプレ、ゲッダ、クッシェ、カレーラスら豪華な歌手による歌唱と演奏も良く、名盤がセレクトされています。
    30枚目は厳密に言えば喜歌劇ではないですが、ロザンタール自作自演のパリの喜びに、ピアノ編曲版のパリの喜びという珍品、6つのラ・フォンテーヌの寓話という歌曲が入っていたりと、オマケ的な内容ですが、嬉しい収録となっています。
    CDは初発売時のアルバムのデザインの厚紙に入っておりますが、EMIのロゴがWARNERになっていたりと完全ではなく、あくまで雰囲気といった所です。
    解説書はありますが、歌詞の記載はありません。
    音質は今まで出た最新のアルバムと大差はありません。
    ですが久方ぶりの発売となる音源も多く、ファンなら注目の一枚です。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/19

    ブルガリアを代表する作曲家、パンチョ・ヴラディゲロフ。
    ピアノ曲を中心とした録音はあるものの、管弦楽曲のCDは少ない。
    そんな珍しい管弦楽曲を集めたこのCDはドイツのカプリッチョが、ブルガリアの国営レーベル、バルカントン原盤の音源を復刻したもの。
    収録曲は『交響曲第1番』『交響曲第2番』演奏会用序曲『大地』『英雄的序曲』『秋の悲歌』の5曲。
    いずれの曲もこの復刻まで知られる事が無かった珍しい曲である。
    ヴラディゲロフの作風は、ブルガリア国民楽派の分かりやすい作風であるが、ここに収録された作品はまさにそうである。
    また曲自体の完成度も高く、一つ例を挙げるなら、英雄的序曲。
    ハリウッドの映画音楽さながらの壮大でダイナミックなこの曲、もっと知られても良い作品だと思う。
    演奏はアレクサンドル・ヴラディゲロフ指揮、ブルガリア国立放送交響楽団。
    指揮者は名前から判るように作曲家の息子。
    残された録音はオペラの伴奏を除けば、父親の作品しかない知られざる指揮者であるが、さすがと言うべきか演奏は濃厚で情熱的な演奏で、ぐっと引き込まれるものがある。
    収録曲全てが名演であると言っても言い過ぎではないであろう。
    録音年は大雑把にしか書いてないが、1970年代の録音。
    この頃のバルカントンの録音ではよく録れている方で、充分聴ける。
    CDはスリーブケースに入っている。
    1とタイトルにあるので続編の予定があるようで、是非とも楽しみである。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/12

    ロシアの作曲家の初期交響曲を集めたアルバムである。
    最初に登場するのはリムスキー=コルサコフの交響曲第1番。
    演奏はボリス・ハイキン指揮、モスクワ放送交響楽団で、1966年に収録されたもの。
    ハイキンはエルムレルやコンドラシンの指揮の師としても知られるが、ボリショイ劇場を初めとした、劇場指揮者としても有名で、録音もオペラ物が多いが、交響曲などのコンサート作品も録音しており、このリムスキー=コルサコフはコンサート録音の代表録音の一つとの事。
    確かにロシア情緒豊かな豪快な演奏は、ソヴィエト自体ならではの快演でこの曲の名演の1つと言えるだろう。
    リムスキー=コルサコフの弟子のストラヴィンスキーの交響曲第1番は作品番号1番という本当の初期作品の一つ。
    習作との事だが、先人の作品を良く研究した佳作と言って良い。
    このCDは作曲者、イーゴリ・ストラヴィンスキー指揮、コロンビア交響楽団の演奏で1965年に録音された物。
    録音用のオーケストラだが、音は良く鳴っていて演奏も中々良い感じ。
    初期作品ということもあり録音は少ないが、この曲の優秀な演奏の一つといって良いだろう。
    幻想的スケルツォも作曲者の自作自演だがオーケストラが、CBC交響楽団に代わっている。
    こちらの演奏は交響曲程ではなく普通。
    復刻は耳に痛い所もあるが、年代を考えればまずまず。
    ただ録音年は、ハイキンのリムスキーが1969年、ストラヴィンスキーの交響曲が1966年と別の録音で書いてあるのもあり、どちらが正しいのかは不明である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/11

    旧ソ連の作曲家、ウストヴォリスカヤの組曲と詩曲を集めたアルバムです。
    ウストヴォリスカヤは、極限まで削られた音や、一風変わった編成など独自な作風で知られた現代音楽の作曲家ですが、社会主義リアリズムからかけ離れたその作風は当時のソヴィエト政府から冷遇されたのは容易に想像がつきます。
    ここに収録された作品はウストヴォリスカヤの作品では普通の、政府御用達の分かりやすい曲を収録しています。
    本来の作風とは違うものの、卓越したオーケストレーションを駆使してわかりやすい作品に仕上がっているさすがというべきでしょう。
    ディスク1の『若きピオネール組曲』『子供の組曲』『スポーツ組曲』は、アルヴィド・ヤンソンスとE.ムラヴィンスキーが、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団を振って録音したもの。
    全盛期のレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の優れた演奏が聴きもので、ロシアらしい爆音も聴けます。
    ディスク2は詩曲で、『大草原の光』『英雄の功績』『平和の詩』を収録。
    こちらもわかりやすい作品だが、ディスク1より本来の作風に近いと言ったところ。
    A.ヤンソンス指揮、レニングラード・フィルハーモニー交響楽団や、イゴール・ボリソグレブスキー指揮、モスクワ放送ユース交響楽団のソ連時代のロシアらしい演奏が聴ける方、ウラディスラフ・ラヴリク指揮、モスクワ音楽院アンサンブル・スタジオ・ニューミュージックは新録音。
    個人的にはヤンソンスの大草原の光が良い演奏。
    収録音源の大半は恐らく初CD化ではないだろうか。
    録音は時期相応だが、年代を考えれば聴きやすいほうだろうか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/10

    スヴェトラーノフやムラヴィンスキー、メリク=パシャーエフの師とも知られ、旧ソ連を代表する指揮者であったアレクサンドル・ガウク。
    ロシア音楽を中心に膨大な録音を残したガウクですが、CD時代になってから復刻されるのは協奏曲や歌劇と言った伴奏物が中心で永らく単独でのCDというのはありませんでした。
    所が10年ほど前にオランダのブリリアントが、10枚組を2種類、合わせて20枚におよぶアルバムを復刻したあたりからポツリポツリとガウクが主役のアルバムも増えてきました。
    この盤は版権切れの古い音源を復刻するArsNovaから出たアルバム。
    前記のブリリアント盤全てに、ショスタコの交響曲8番、祝典序曲、ベートーヴェンの運命交響曲、レスピーギのローマの松を追加で入れたお買い得BOX盤となっています。
    但し、追加曲はいずれも過去一度はCD化されておりこの盤で初CD化及び初出音源はありません。
    得意としたチャイコフスキーや、ムソルグスキー、当時の最新の音楽だったハチャトゥリアンやショスタコーヴィチ、ミャスコフスキーと言ったロシア音楽を中心に、リストやデュカス、更にミヨーやピストン、ルーセルと言った意外な曲まで収録されておりガウクの幅広いレパートリーを知る事ができます。
    ロシア系にも珍しい作曲家の作品が多く、ロシア音楽ファン必見となっています。
    手兵、モスクワ放送交響楽団を中心にソヴィエト国立交響楽団やボリショイ劇場管弦楽団を振ったこれらの音源は、時に外連味を効かせた演奏だったり、抒情的だったり、雄大だったりと引き出しの広いガウクの芸風が存分に楽しめる一枚となっています。
    とまぁここまでは良いのですが、このBOX、格安BOXに有りがちな厚紙にCDが入っているタイプで、CD自体の作りもいかにも安物と言った感じがします。
    また解説書もありません。
    てっきりHMVのサイトに載ってる商品説明ぐらい詳しい解説書が付いているものと思い込んでいたのですがHMVが独自で書いたものだったのですね。
    ブリリアントの盤はこれと同じ厚紙収納タイプながら、解説書がついていたのを思うと、ちょっと雑に感じる。
    加えて音質も過去に出たCDと変わらない物で、聴けるものはいいのだが悪いものはそのまま、音飛びもあるなど正直良いとは言えない。
    そのため収録音源全てを手元にあるという人は買い直す必要はない。
    ではこのCDどういうひとにおすすめかというと、ブリリアント盤を持ってない上に、イエダン盤(ベートーヴェンとレスピーギを収録)REVELATION盤(ショスタコーヴィチを収録)買い逃したと言った人だろう。
    ブリリアント盤もそろそろ安定した入荷は厳しそうだし、後の2つは中古市場を根気よく探さないと入手は難しい。
    ならば解説はないが、今まで出た音源を安価で買えるこの盤は魅力なはず。
    尚、ライヴレコーディングとあるが必ずしも全曲ライヴではなく、スタジオでの録音もあるようだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/09

    ヨハン・シュトラウスのワルツをピアノで弾いたアルバムです。
    これらは著名な作曲家やピアニストがピアノ用に編曲、パラフレーズ化したもので、数は多くありませんが他にも録音があります。
    本盤でピアノを弾いているのは、ラーシュ・ボエ・イェンセンというピアニストです。
    このイェンセンというピアニスト、他に録音は少なく、出ているアルバムもピアノ編曲集のようなアルバムがほとんどのようで、1957年生まれという以外あまり詳細は不明です。
    このCDの演奏は正直なところ、あまり上手いとは言えません。
    楽譜を音にしたという感じの演奏です。
    録音は新しいので綺麗ですが、音が小さめなのも気になります。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/08

    ハチャトゥリアンのヴァイオリン協奏曲とピアノ協奏曲を集めたアルバムです。
    元々英国の復刻系レーベル、レジスからRRC−1300の型番で出ていたものを、アメリカのレーベルALTOが再発売したもの。
    ヴァイオリン協奏曲は、コンスタンティン・イワノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団、ボリス・グートニコフのヴァイオリンで1981年に収録された事になっているが、これは非常に怪しい。
    前期レジス盤では西側初出音源となっていたが、東側でも該当しそうな盤がなく、謎の音源であったからだ。
    色々調べていくうちにこの音源、ヴァレリー・クリモフのヴァイオリン、エフゲニー・スヴェトラーノフ指揮、ソヴィエト国立交響楽団の演奏で1981年に録音された音源と同一ではないかと思う(海外サイトにはクリモフ盤と同一と断言されているのもある)
    何故こんな事になったのかというとライセンサーのA Tempo Prague, Aquarius Musicが原因のようだ。
    ここ、ロシアの音源を西側レーベルに供給していたところなのだが、時々別の演奏者にさも別の演奏家が演奏したかのようにクレジットする事があり、過去に何度か問題になっている。
    例えばレジスにシャフランと、イワノフ&モスクワ・フィルのショスタコのチェロ協奏曲と交響曲15番のアルバムがあったのだが、これはF.ヘルメルソンとポリャンスキー&ロシア国立響と同じだったり、同じALTOから出ているイワノフ指揮、ソヴィエト国立響のレニングラード交響曲のCDもコンドラシン&モスクワ・フィルと同一だったりする。
    いずれもライセンサーはA Tempo Prague, Aquarius Musicで、架空の演奏家の名前を使うのではなく、実在の演奏家、しかも有り得そうな組み合わせで発売するのだがら、たちが悪い。
    何にしろイワノフの指揮かつ、西側初出の記載があれば疑ってかかったほうが良さそうだ。
    但し演奏がだめかといえばそうでなく、オイストラフ、コーガンなどの旧ソ連録音の名盤に匹敵する、名演。
    クリモフの熱の入ったヴァイオリン、スヴェトラーノフの堂に入った演奏は見事。
    クリモフ盤は一度国内盤で発売されており、永く廃盤のため現在唯一の現役盤となる。
    クレジットさえしっかりしていたら、問題なかったのだが・・・
    ピアノ協奏曲は、ジョセフ・ジュンタ指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏、アネット・サーヴァデイのピアノで収録。
    ヒュペリオン原盤で1987年に録音された物。
    こちらは指揮とピアノが共にイマイチで、取り立て言うほどではない平板な演奏である。
    録音は共に80年代のものなので、聴くには問題ない水準だ。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/07

    フランク・シュトローベルがベルリン放送交響楽団を振って録音したシュニトケの映画音楽集。
    シュニトケの友人であったらしいシュトローベルはシュニトケの映画音楽の紹介に積極的で、CPOにも一枚録音がある他、カプリッチョに4枚分も録音しており、このCDは単品で発売されていたものをボックス化したお買い得盤。
    シュニトケの音楽は少しわかりにくいというイメージがあるが、ここに聴く曲は元は映画に付けられた曲という事もあり非常にわかりやすい。
    もちろん、シュニトケらしい様々なスタイルの曲もあるけれど、例えば名も知れぬ俳優の物語のような、センチメンタルな美しい曲や、シュトラウスのワルツをほぼ引用した曲まで聴きやすい曲も多い。
    演奏も、しっかりとした手堅いもので、聴くにあたって問題ない水準。
    録音も優秀だ。
    ただ、カプリッチョのボックス物によくある、CDがペラ紙のような薄い紙に収納された物で、出し入れし難いのが難点である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/05

    ニコライ・ミャスコフスキーの交響曲第1番と第5番をロジェストヴェンスキーが振った音源である。
    1番はソヴィエト国立文化省交響楽団演奏で1986年に録音されたもの、5番はソヴィエト国立交響楽団演奏で1982年に録音されたものである。
    この盤はイエダン・クラシックからの発売だが、過去にレベレーションからも発売されていたようだ。
    オケこそ違うがどちらの作品にもロジェストヴェンスキー節が炸裂していて面白い。
    演奏の質も高く、ソヴィエトオケ独特のサウンドも聴ける。
    録音年は前記の通りであるが、高品質を謳っている割に音質はあまり冴えない。
    スリップケース入りなのは凄いが。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/04

    コンスタンティン・オルベリアン指揮、フィルハーモニア・ロシアの演奏で収録されたハチャトゥリアンの管弦楽作品集である。
    収録されているのは『スパルタクス』『レーニン追悼のための頌歌』『幸福の頌歌』である。
    オーケストラのフィルハーモニア・ロシアは指揮者、オルベリアンが音楽監督を務めたロシア室内管弦楽団(モスクワ室内管弦楽団)の拡大編成時に使う名称だそうで、ナクソスでお馴染みのロシア・フィルハーモニー管弦楽団とは別団体である。
    演奏は適度に洗練されたところもあるが、ロシアらしさも感じさせると言ったもの。
    濃厚さはあまりないが、骨太で豪快さがある演奏でそこそこ楽しめる。
    選曲面ではレーニン追悼のための頌歌と幸福の頌歌が珍しい。
    録音はデジタルなので、良好である。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/03

    ロシアの作曲家、アルフレート・シュニトケの映画音楽を集めた珍しいアルバムだ。
    シュニトケは12音技法や無調などを取り入れた演奏会用の作品で知られるが、60にのぼる映画の音楽も手掛けており、このCDでは選りすぐりの4作品が取り上げられてある。
    初めに登場するのは1976年に書かれた『知られざる俳優の物語』で、これはこのCDの中でも最もおすすめ。
    メインテーマの美しさはこれがシュニトケの書いたメロディかと思う程で、他の曲も弦楽中心の美しい作品が多い。
    続く『スポーツ、スポーツ、スポーツ』は比較的知られた作品で、こちらは明るく描写的な作品、3番目に登場する『苦悶』は別名ロマノフ王朝の最期とも言われる作品で、この作品はシュニトケの演奏会用作品に近い作風をしている。
    4曲目が『想像の劇の音楽』である。
    これは1985年に書かれた作品で、CDの中で最も新しい曲。
    作品リストでは映画音楽ではなく、管弦楽作品になっている。
    これは楽器の様々な音色を楽しむ作品で、最後のマーチにシュニトケの腕が光る。
    これらを演奏するのは、エミン・ハチャトゥリアン指揮、ソヴィエト映画交響楽団。
    指揮者はアラム・ハチャトゥリアンの甥として知られる。
    録音は多くない上、CD化された音源も少ないが、アラム・ハチャトゥリアンやリスト、プロコフィエフのクラシック作品の他に、ショスタコーヴィチやボリス・チャイコフスキーの映画音楽も録音しており、芸風は幅広い。
    このCDでもエミンの実力が存分に発揮された演奏で、知られざる俳優の物語でのメロディの泣きの歌い方や、想像の劇の音楽での見事な楽器の捌き方など、聴きやすく、職人的な手堅い演奏となっているのは見事というしかないだろう。
    オケは現在スクリプカが指揮者を務めるオケで、この録音では楽譜に合わせてか人数が少ないようだ。
    録音は1987年と、デジタル録音が普及していた時代だが、アナログで録音されたものらしく、年代を考えるとやや音質は悪い。
    因みにこの音源はかつて、本家ともいえる英オリンピアから出たものと同一で、それを露オリンピアが再発したものだが、解説などはほぼロシア語のみとなっている。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/11/02

    ショスタコーヴィチの晩年の作品を集めた珍企画盤。
    音源は様々な演奏家のものを集めた編集盤だが、どれも珍しい貴重な音源が集められている。
    最初に登場するのは『交響曲第15番』で、エドゥアルド・セロフ指揮、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団によって録音されたもの。
    中々珍しい組み合わせで、時にチェコ・オケと言うよりロシア・オケのようなサウンドが出ているが、全体的には整理された手堅い聴きやすい演奏。
    次は『ミケランジェロの詩による組曲』から抜粋で8曲、
    ピアノと独唱がオリジナルだが、これは作品145bの独唱とオーケストラに編曲されたバージョンで、フランティシェク・ヴァイナル指揮、プラハ放送交響楽団、セルゲイ・コプチャクの歌で録音された物。
    これも手堅くまとまっており、抜粋なのが残念。
    最後は『ノヴォロシースクの鐘』をアルヴィド・ヤンソンス指揮、モスクワ放送交響楽団で収録。
    実はこのCDの中で1番良い演奏がこれ。
    シンプルながら記憶に残りやすいメロディとショスタコーヴィチの熟練したオーケストレーションが冴え渡った晩年の傑作だと思っているが、録音はこの盤を含め4つしかない希少な曲。
    その中でもこのヤンソンス盤、全編格調高い演奏で、盛り上げ方が上手く、モスクワ放送響のパワーとアンサンブル力を全開に使ったこの曲の白眉の演奏と言える素晴らしい内容である。
    この曲目当てで買ったが、正解だった。
    録音年のデータは多少問題もあるようであるが、古いソ連録音の割には音は聴きやすい方にはいるのではないだろうか。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:3559件中1件から15件まで表示