トップ > My ページ > 一人のクラシックオールドファン さんのレビュー一覧

一人のクラシックオールドファン さんのレビュー一覧 

検索結果:2357件中211件から225件まで表示

%%header%%

%%message%%

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/04

    本盤収録曲の内、ベートーヴェンのV協奏曲の方を先日小生の住む街でオープンされたSPレコードを聴く会で聴きましたので感じた事やデータをメモさせていただきましょう。このCDは何れにせよSPからの復刻で演奏自体は1932年シゲティ40歳、ワルター(56歳)/ブリティッシュSOの共演によるもので演奏タイムは@22’12A9’50B9’32となっています。SPレコード五枚を会主催者の方が表裏取替え引き換えほぼ五分毎に針を交換してハンドルを回してアームを上げ下ろして出て来る音質は勿論厳しいものがありますが当時1926年及び1936年のクライスラーの演奏と並んで評される代表的な演奏としてある種の感激を味わった次第です。シゲティの演奏はロマン性を抑制した楽譜に忠実な新即物主義と言われるまぁノン・ビブラート的なものでありつつ録音上からなのかも知れませんが比較的生々しい肉厚な感じでしっかりしたものと受け取りました。勿論当時の演奏ですから時代を感じさせる古い歌い回しやゴツゴツ感もありますがそれらも包含して楽曲の内面に激しく切り込んでいった辺りが聴き処だと思います。ワルターのバックは晩年の伴奏・・・例えば1961年フランチェスカッティとの演奏に聴かれるロマンチック過ぎるものでは無いもののテンポの緩急・・・揺らぎは結構つけたものとなっています。ただ前述した様にVが前面に出た録音なのでオーケストレーションの聴き処が若干弱めなのは仕方ないのでしょう。Vのカデンツァはシゲティが神童と呼ばれた頃にこの曲をヨアヒムのPで演奏した事もあって我々が普通聴くものとは異なるヨアヒム作の力強いものを採用しており中々引き込まれました。シゲティはこの協奏曲を約15年毎に再録しておりそれは1947年ワルター/NYPO(タイム@22’31A9’48B9’40)及び1961年ドラティ/LSO(同@25’01A10’24B9’37)との夫々共演でありました。本盤併録のモーツァルトV協奏曲第4番・・・1934年ビーチャム/LPOとの演奏、タイム@9’19A8’24B7’38・・・は聴いておりませんので悪しからず。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/03

    フランチェスカッティと言えば私などはパガニーニ、メンデルスゾーン、ラロといったロマンチックな甘い音楽に向いた演奏家の先入観がありますがベートーヴェン・・・殊に協奏曲は作品の造形美もさることながら旋律線のロマン性には彼の美点が発揮されている様で本盤フランチェスカッテイム59歳、ワルター(85歳)/コロンビアSOの1961年演奏分(タイム@23’25A9’41B10’05)の他に結構ライブも含め演奏盤が残っており1946年クリュイタンス/パリ音楽院Oとの演奏(同@22’47A10’04B9’36)、1950年オーマンディ/フィラデルフィアOとの演奏(同@23’41A〜B19’35)、1952年ミトロプーロス/NYPOとの演奏(タイム未確認)、1954年ミュンシュ/ボストンSOとの演奏(同@25’08A10’58B10’36)、1958年ベイヌム/アムステルダム・コンセルトヘボウOとの演奏(タイム未確認)等々意外な程多いですね。さて、本盤ワルターとの共演はワルターの歌っぼい伴奏とこのオーケストラのやや映画音楽的サウンドが手伝って徹頭徹尾ゆったりと艶やかなまでな演奏に仕上がっております。まぁワルター最晩年の演奏と言えど更に情感豊かな温もりある指揮ぶりは特に中間楽章でのフランチェスカッティの流麗さに拍車をかけており正直ちょっと「甘過ぎ」な面がベートーヴェンの造形美をメロメロ寸前にしている印象もありますがそれを楽しむに割り切らざるを得ない処に落ち着きそうに思いました。正に当時の一つの代表的なプロの味なのでしょうね。一方交響曲第8番(1958年録音、同@7’37A4’21B5’48C8’37)は偶数番というわけではありませんがワルターの手の内で多少通常軽く扱われるこの曲を特に第3,4楽章をゆったり目に運ぶ事でその曲の価値が挽回されるような最高ランクの出来上がり。・・・第1楽章での典雅さとダイナミックさのミクスチュアそしてテーマの転調による繰り返し投入はきっちり運んでいます。軽妙ウィーン風の第2楽章もしっかりしており又第3楽章のトリオにおけるホルン旋律が素朴で前後のメヌエットとの対照感を増しています。得てしてモタモタしいろんな楽想が錯綜する最終楽章も前述の様に慌てずきっちりしている感じです。なお、全集版一回目での第8番はNYPOを振って1942年録音(同@7’26A4’05B5’11C7’43)されたそうです。本盤は例の平林氏制作物であり更なる音質が期待出来ますね。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/02

    フランチェスカッティと言えば私などはパガニーニ、メンデルスゾーン、ラロといったロマンチックな甘い音楽に向いた演奏家の先入観がありますがベートーヴェン・・・殊に協奏曲は作品の造形美もさることながら旋律線のロマン性には彼の美点が発揮されている様で本盤フランチェスカッテイム59歳、ワルター(85歳)/コロンビアSOの1961年演奏分(タイム@23’25A9’41B10’05)の他に結構ライブも含め演奏盤が残っており1946年クリュイタンス/パリ音楽院Oとの演奏(同@22’47A10’04B9’36)、1950年オーマンディ/フィラデルフィアOとの演奏(同@23’41A〜B19’35)、1952年ミトロプーロス/NYPOとの演奏(タイム未確認)、1954年ミュンシュ/ボストンSOとの演奏(同@25’08A10’58B10’36)、1958年ベイヌム/アムステルダム・コンセルトヘボウOとの演奏(タイム未確認)等々意外な程多いですね。さて、本盤ワルターとの共演はワルターの歌っぼい伴奏とこのオーケストラの音質特徴なのかやや映画音楽的サウンドが手伝って徹頭徹尾ゆったりと艶やかなまでな演奏に仕上がっております。まぁワルター最晩年の演奏と言えど更に情感豊かな温もりある指揮ぶりは特に中間楽章でのフランチェスカッティの流麗さに拍車をかけており正直ちょっと「甘過ぎ」な面がベートーヴェンの造形美をメロメロ寸前にしている印象もありますがそれを楽しむに割り切らざるを得ない処に落ち着きそうに思いました。正に当時の一つの代表的なプロの味なのでしょうね。ただ本盤、この一曲だけというのはちょつと物足りない感じはしました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/01

    鈴木雅明、鈴木秀美兄弟はバロックから古典にかけての諸作品を微妙にその領域範囲をそして勿論アプローチ法も違えつつ古楽器での演奏を各々展開しております。本盤は弟の方の鈴木秀美(当時41歳)が1998年チェロを受け持ってバックに盟友S.クイケン(同54歳)/ラ・プティ・バンドとの共演のハイドンのチェロ協奏曲第1番(タイム@9’03A7’26B6’31)、第2番(同@12’44A5’01B4’40)そして協奏交響曲(同@9’16A4’44B6’15)であり全体として感じたことはハイドンの肩の凝らない作品面を真新しく強弱メリハリつけて生き生きと風通しの良い楽しい演奏に仕上げているといった処でした。クイケン等との意見の違いを調整しつつぶつかりつつ発生するある種の緊張感も聴く側にとっては面白いものです。演奏テイストは両者の学問的研究を踏まえただけに説得力も高くチェロ協奏曲では独奏部分を室内楽的な雰囲気で進めカデンツァは鈴木自身書いたものというわけでその真摯な姿勢徹底ぶりが添付解説にも見られます。協奏交響曲ではヴァイオリンの寺神戸亮、オーボエのP.ボージロー、ファゴットのM.ヴァロンとの掛け合いが特に和洋折衷の美の様な印象を受けたのは私だけでしょうか。本盤演奏、結構楽しめて最高ランクにしたいですね。なお、チェロ協奏曲については鈴木が自身立ち上げた楽団OLCで2002〜2003年に再録している様ですが詳細は把握しておりません・・・彼自身解決出来なかった本盤での諸点をクリヤーしたのでしょうか?(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/30

    鈴木雅明、鈴木秀美兄弟はバロックから古典にかけての諸作品を微妙にその領域範囲をそして勿論アプローチ法も違えつつ古楽器での演奏を各々展開しております。本盤は弟の方の鈴木秀美(当時41歳)が1998年チェロを受け持ってバックに盟友S.クイケン(同54歳)/ラ・プティ・バンドとの共演のハイドンのチェロ協奏曲第1番(タイム@9’03A7’26B6’31)、第2番(同@12’44A5’01B4’40)そして協奏交響曲(同@9’16A4’44B6’15)であり全体として感じたことはハイドンの肩の凝らない作品面を真新しく強弱メリハリつけて生き生きと風通しの良い楽しい演奏に仕上げているといった処でした。クイケン等との意見の違いを調整しつつぶつかりつつ発生するある種の緊張感も聴く側にとっては面白いものです。演奏テイストは両者の学問的研究を踏まえただけに説得力も高くチェロ協奏曲では独奏部分を室内楽的な雰囲気で進めカデンツァは鈴木自身書いたものというわけでその真摯な姿勢徹底ぶりが添付解説にも見られます。協奏交響曲ではヴァイオリンの寺神戸亮、オーボエのP.ボージロー、ファゴットのM.ヴァロンとの掛け合いが特に和洋折衷の美の様な印象を受けたのは私だけでしょうか。本盤演奏、結構楽しめて最高ランクにしたいですね。なお、チェロ協奏曲については鈴木が自身立ち上げた楽団OLCで2002〜2003年に再録している様ですが詳細は把握しておりません・・・彼自身解決出来なかった本盤での諸点をクリヤーしたのでしょうか?(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/29

    LSOが伴奏しているモーツァルト管楽器協奏曲を集めた盤で全てを聴いているわけではありませんがこの中で私の思い出に特に残っているのはモントゥー親子による1963年(P.モントゥー死の前年)収録のフルート協奏曲第2番(タイム@8’30A6’38B5’26)がバッハ管弦楽組曲等と入ったLPであります。P.モントゥーがLSO常任指揮者として大阪にもやって来た頃の録音で何と88歳の指揮演奏で息子のC.モントゥーは43歳・・・彼についてはもう一つ芽が出なかった様でしたが・・・で分厚めのLSOハーモニーが特徴の温かみのある演奏であります、特に上手いとは思わせませんが親子の何か情といった処も汲み取れる様です。そのLPは息子のクロードへのピエールの父親としての眼差しを投げかけている光景のジャケットであり、私は擦り切れるくらい聴き、今ではCDで予備に買ったくらいです。次にクラリネット協奏曲は1954年ペイエ28歳の時の演奏収録(タイム@11’39A7’42B8’20)でバックは61歳のコリンズがやはりLSOを振ったものであります。この演奏はモノラルなので若干音色的での聴き劣りは仕方ありませんが前奏オーケストラの比較的分厚いハーモニーはLSOらしさを感じさせると共にやがて入って来るクラリネットはモーツァルトの全作品中傑出した作品とも言われるこの協奏曲で意外とキビキビとした運びは敢えてモーツァルトの彼岸世界を強調していない様に思いました。なお、ペイエは後年1959年マーク/LSOバックでステレオ録音(同@13’16A8’06B8’42)も残しており少し大らかさが表に強くなっている様です。同じ1954年コリンズ/LSOバックによるH.エレールツの演奏バスーン協奏曲(同@7’36A5’59B4’52)は聴いておりません。ラスト1961年タックウエル30歳の時のホルン協奏曲断章(同3’15)は、この頃40歳過ぎのモーツァルト得意のP.マーク/LSOバックで録ったホルン協奏曲四曲の一環分でちょっとこの断章だけもタックウェルのしなやかな音色と強靱なテクニック、そしてのびのびとした音楽性の片鱗が覗えました。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/28

    本盤はP.マークが1960年前後にLSOを指揮してそのLSOの首席奏者だったクラリネットのジェルヴァーズ・ド・ペイエ及びホルンのバリー・タックウェルを各々独奏者にマークお得意のモーツァルト協奏曲を収録したもので当時マーク40歳頃・・・私見なのですが何でも仕事をこなすにはこの頃が油に乗っているのではないかと思います・・・LSOという対応性抜群のオーケストラで素晴らしい仕上がりを示しております。クラリネット協奏曲は1959年ペイエ33歳の時の演奏収録(タイム@13’16A8’06B8’42)で先ず前奏オーケストラの比較的分厚いハーモニーがLSOらしさを感じさせやがて入って来るクラリネットと共に身近で大らかな運びが好感を誘います。モーツァルトの全作品中傑出した作品とも言われるこの協奏曲で凡な言葉で表すならば「いぶし銀」の音色での演奏は敢えてモーツァルトの彼岸世界を強調していない様に思いました。第2楽章での自然体でのしっとり感もけっして典雅さを聴き手に強制させません。なお、ペイエは1954年コリンズ/LSOバックでモノラル録音(同@11’39A7’42B8’20)も残しているそうです。タックウェルの方のホルン協奏曲はタックウエル28歳1959年収録の第1番(同@5’02A3’54)と第3番(同@6’35A5’05B3’52)そして1961年収録の第2番(同@6’43A3’35B3’44)と第4番(同@7’43A5’01B3’56)でありこの四曲でもマークのアプローチは先のクラリネット協奏曲と同じで表情豊かにタックウェルのしなやかな音色と強靱なテクニック、そしてのびのびとした音楽性をサポートしています。なお、併録のW.ベネット&G.マルコム/イギリスCOによるフルート協奏曲第1番(1979年収録、タイム@8’54A9’08B710)、J.マック&ドホナーニ/クリーヴランドOによるオーボエ協奏曲(1992年収録、同@7’39A7’40B6’01)、D.マックギル&ドホナーニ/クリーヴランドOによるバスーン協奏曲(1992年収録、同@7’33A6’13B4’31)は聴いておりません。マーク指揮分に限って申し上げますと何れもそう派手な演奏盤ではありませんが長く聴いて行くには素晴らしいランクと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/27

    珍しいLP盤ですね・・・本盤はP.マークが1960年前後にLSOを指揮してそのLSOの首席奏者だったクラリネットのジェルヴァーズ・ド・ペイエ及びホルンのバリー・タックウェルを各々独奏者にマークお得意のモーツァルト協奏曲を収録したもので当時マーク40歳頃・・・私見なのですが何でも仕事をこなすにはこの頃が油に乗っているのではないかと思います・・・LSOという対応性抜群のオーケストラで素晴らしい仕上がりを示しております。クラリネット協奏曲は1959年ペイエ33歳の時の演奏収録(タイム@13’16A8’06B8’42)で先ず前奏オーケストラの比較的分厚いハーモニーがLSOらしさを感じさせやがて入って来るクラリネットと共に身近で大らかな運びが好感を誘います。モーツァルトの全作品中傑出した作品とも言われるこの協奏曲で凡な言葉で表すならば「いぶし銀」の音色での演奏は敢えてモーツァルトの彼岸世界を強調していない様に思いました。第2楽章での自然体でのしっとり感もけっして典雅さを聴き手に強制させません。なお、ペイエは1954年コリンズ/LSOバックでモノラル録音(同@11’39A7’42B8’20)も残しているそうです。タックウェルの方のホルン協奏曲はタックウエル28歳1959年の頃の第1番(同@5’02A3’54)と第3番(同@6’35A5’05B3’52)もマークのアプローチは先のクラリネット協奏曲と同じで表情豊かにタックウェルのしなやかな音色と強靱なテクニック、そしてのびのびとした音楽性をサポートしています(同じコンビでのホルン協奏曲第2番と第4番は1961年収録されております)。何れにしてもそう派手な演奏盤ではありませんが長く聴いて行くには素晴らしいランクと思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/26

    普通私たちが聴くブランデンブルグ協奏曲版とは異なった版楽譜をオリジナル楽器によってチャレンジしたというフレッシュな演奏で話題となった、ホグウッド/エンシェントCOによる1984年ホグウッド43歳の時の収録集の内後半の三曲・・・第4番(タイム@6’50A3’17B4’34)、第5番(同@7’47A5’29B5’11)、第6番(同@6’06A4’51B5’33)・・・であります。私が聴いている盤にはホグウッドによる楽曲研究解説がついており詳細は略しますがとにかく私達がよく聴く献呈稿版を遡ってのオリジナル稿からのバッハの弟子?等のコピイストによる写譜による演奏は確かに初めて聴く分には音の聞こえ方が異なって新鮮な感じで受け取りました。分り易い処では第5番での通常挟まれる第1楽章の後段長いチェンバロ独奏箇所が半分以上省略されていたり各パート一人々の使用楽器に独自性が与えられ中々表現としてはキビキビした大胆さと知的冒険心を煽るスリリングさが聴き処となっております(一方、今述べましたところは少なくとも私にとってはこの協奏曲の聴き処ポイントではあるのですが・・・)。ちょっとマニュアックな面は否定出来ませんがホグウッドの一番調子の良かった頃の研究成果として素晴らしいランクにあげておきたい盤であります。なお、併録のホグウッド編曲BWV1064協奏曲(1988年、同@5’43A5’26B4’07)は聴いておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/25

    普通私たちが聴くブランデンブルグ協奏曲版とは異なった版楽譜をオリジナル楽器によってチャレンジしたというフレッシュな演奏で話題となった、ホグウッド/エンシェントCOによる1984年ホグウッド43歳の時の収録集の内前半の三曲・・・第1番(タイム@3’54A3’37B6’03)、第2番(同@5’06A3’26B2’48)、第3番(同@5’45A0’15B4’34)・・・であります。私が聴いている盤にはホグウッドによる楽曲研究解説がついており詳細は略しますがとにかく私達がよく聴く献呈稿版を遡ってのオリジナル稿からのバッハの弟子?等のコピイストによる写譜による演奏は確かに初めて聴く分には音の聞こえ方が異なって新鮮な感じで受け取りました。分り易い処では第1番が三楽章となって一番長い第4楽章がカットされていたり各パート一人々の使用楽器に独自性が与えられ中々表現としてはキビキビした大胆さと知的冒険心を煽るスリリングさが聴き処となっております(一方、今述べましたところは少なくとも私にとってはこの協奏曲の聴き処ポイントではあるのですが・・・)。ちょっとマニュアックな面は否定出来ませんがホグウッドの一番調子の良かった頃の研究成果として素晴らしいランクにあげておきたい盤であります。なお、併録のBWV1060協奏曲(1987年演奏、同@4’47A5’01B3’22)とBWV1062協奏曲(1987年演奏、同@3’48A6’46B4’34)は聴いておりません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/24

    普通私たちが聴くブランデンブルグ協奏曲版とは異なった版楽譜をオリジナル楽器によってチャレンジしたというフレッシュな演奏で話題となった、ホグウッド/エンシェントCOによる1984年ホグウッド43歳の時の収録盤の内・・・第3番(タイム@5’45A0’15B4’34)、第4番(同@6’50A3’17B4’34)、第5番(同@7’47A5’29B5’11)、第6番(同@6’06A4’51B5’33)・・・であります。私が聴いている盤にはホグウッドによる楽曲研究解説がついており詳細は略しますがとにかく私達がよく聴く献呈稿版を遡ってのオリジナル稿からのバッハの弟子?等のコピイストによる写譜による演奏は確かに初めて聴く分には音の聞こえ方が異なって新鮮な感じで受け取りました。分り易い処では第5番での通常挟まれる第1楽章の後段長いチェンバロ独奏箇所が半分以上省略?と言うか短くされていたり(本盤では収録されてない第1番が三楽章となって一番長い第4楽章がカットされていたり)各パート一人々の使用楽器に独自性が与えられ中々表現としてはキビキビした大胆さと知的冒険心を煽るスリリングさが聴き処となっております(一方、今述べましたところは少なくとも私にとってはこの協奏曲の聴き処ポイントではあるのですが・・・)。本盤は一枚ものなのでスペース関係上第1番と第2番が外れてちょっと中途半端な感じがするのと演奏自体でマニュアックな面は否定出来ませんがホグウッドの一番調子の良かった頃の研究成果として素晴らしいランクにあげておきたい盤であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/23

    普通私たちが聴くブランデンブルグ協奏曲版とは異なった版楽譜をオリジナル楽器によってチャレンジしたというフレッシュな演奏で話題となった、ホグウッド/エンシェントCOによる1984年ホグウッド43歳の時の収録盤・・・第1番(トータルタイム13’36)、第2番(同11’19)、第3番(同10’37)、第4番(同14’51)、第5番(同18’24)、第6番(同16’31)・・・であります。私が聴いている盤にはホグウッドによる楽曲研究解説がついており詳細は略しますがとにかく私達がよく聴く献呈稿版を遡ってのオリジナル稿からのバッハの弟子?等のコピイストによる写譜による演奏は確かに初めて聴く分には音の聞こえ方が異なって新鮮な感じで受け取りました。分り易い処では第1番が三楽章となって一番長い第4楽章がカットされていたり第5番での通常挟まれる第1楽章の後段長いチェンバロ独奏箇所が半分以上省略されていたり各パート一人々の使用楽器に独自性が与えられ中々表現としてはキビキビした大胆さと知的冒険心を煽るスリリングさが聴き処となっております(一方、今述べましたところは少なくとも私にとってはこの協奏曲の聴き処ポイントではあるのですが・・・)。先のレビューの方も書かれています様にちょっとマニュアックな面は否定出来ませんがホグウッドの一番調子の良かった頃の研究成果として素晴らしいランクにあげておきたい盤であります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/21

    1959年ワルター83歳・・・晩年収録の第九(タイム@16’13A11’03B17’45C26’11)でステレオ録音の為に編成されたオーケストラ・・・コロンビア交響楽団他を使ったものですが諸説では最終楽章だけは録音日時・場所、使用オーケストラ実態が前三楽章とは異なっておりワルター指揮ステレオ遺産を目標とするスタッフの苦労も偲ばれる演奏盤となりました。現在確認されているワルター指揮の第九盤は意外と歴史的には浅く1944年NYPO(ライブ、タイム@4’35+6’21+3’57A7’42B16’07C23’28)、1947年LPO(ライブ、同@14’24A9’45B14’48C22’49)、1949年NYPO(同@15’27A10’04B16’26C23’14)、1949&1953年NYPO(同@15’27A10’04B16’26C23’41)、1955年VPO(ライブ、同@15’00A9’54B15’05C24’12)そして本盤演奏であります。この様にタイムだけを見てもそのゆったりさというか自然な「間」にサポートされた運び具合がフルトヴェングラー演奏の様な精神性、カラヤン演奏の様な構造性に及ばなくても一種のしみじみとした「風格」を感じさせてくれます。その中で何と言っても第3楽章のじっくりとした叙情性は特筆物でしょう。次に最終楽章のソリストはE.クンダリ(S、当時27歳)、N.ランキン(MS、同35歳)、A.D.コスタ(T、同32歳)、W.ウィルダーマン(B、同40歳)と各声部年齢的にも妥当な面々で構成され、合唱団はWSC(指揮は同43歳のW.マーティン)が受け持って丁寧な音楽作りをしていますがやや私には安っぽく層薄な感じがし従って出来上がった雰囲気も緊迫感にもう一歩の様な気はしました・・・しかし、それもワルターらしいと捉えれば温もり溢れる演奏としてのステイタスを確保出来るのではないでしょうか。ただ通常私たちが聴く第3楽章から最終楽章への橋渡しの「勢い」が上述の様に当該両楽章間での収録事情の違いの為に寸断された様な印象が拭えないのは残念な処ですね。どうも私などは関西に住んでいる為かかつての朝比奈隆ばりの重厚一気・頑張り第九を先入観に抱いてしまい勝ちですが素晴らしいランクは確保出来る演奏には違いありません。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/11

    以前書き込んだ者ですがデータ中心に追加させて下さい。ワルター/コロムビアSOの田園(ステレオ、タイム@9’52A11’56B5’42C3’42D9’45)は基本的にVPO演奏等からそう懸け離れたものではないと思います。そう、1936年VPO盤(モノラル、同@9’21A12’06B5’27C3’25D8’40)とスタイルは変わっておりませんが最終楽章が一分程度長いコロムビアSOの1958年収録のこの演奏は少し軽やかさとワルター(録音当時82歳)のとろけそうな甘さが加わったようにも感じています。実に丁寧に楽章を進めて行き彼の田園を聴き終わりますと何かホッとした安堵感を自然と抱く次第です。手の内は自明であり全体の演奏アプローチスケールはそう大層なものではなく響きもこのオーケストラの独特な明るさがこの曲への感慨を助長する様です。第4楽章から第5楽章への移ろい、第5楽章の最後の感謝平安のエンディングには他演奏家に更に上手さを発見するのも事実ですが全体として演奏自体については躊躇せず「最高」盤ランクにします。なお、ワルター指揮の田園交響曲には他に1946年フィラデルフィアO(モノラル、同@9’07A11’51B5’10C3’22D9’09)等があり・・・この頃の彼のベートーヴェン全集はオーケストラがNYPOなのが普通なのに田園だけがフィラデルフィアOなのですね・・・。併録の1960年演奏「レオノーレ序曲」第2番(15’22)は気迫に満ちたものになっていると思います。(タイムについては盤により多少異なる場合があります。)

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/04/10

    若い々と思っていたバレンボイムももう70歳を超え彼の演奏CDもHMVカタログではかなりの数にのぼっています。その割には各評論家先生方の影響なのか分りませんがどこか決定打が私にとっては無い様な感じでもう「巨匠」域に入った彼にはそのレパートリーの広さからも軽視出来ない存在なのでしょうか。本盤は彼としてはブルックナー交響曲収録集の三回目に当るもので2010年彼の演奏活動60周年記念(68歳)でのSKBを振っての交響曲第7番(タイム@20’26A21’25B10’15C13’08拍手抜き)ライブ録音であります。曲自体ブルックナーが還暦の頃に作曲・初演された成功作であることと被って本演奏は「時の移ろいの中で、ゴシック建築の大聖堂が蘇るのを見るような名演」と新聞紙上でも絶賛されHMVレビューでも終演後13分間も拍手が鳴りやまなかったと書かれたものらしいです。第1楽章からゆったりと且つ円やかな感じで進んで行きヤヤ流し気味な処はあるにしても軽やかな箇所は巧く「処理」して中弛みを避けて各楽器配置を明瞭にしつつの最後崇高的なテーマでの堂々たるエンディングは聴く者を引っ張ります。ブルックナーが尊敬していたワグナーへの追悼的な第2楽章は左程思いいれは深くせず往年のブルックナー名演者シューリヒトやヨッフムなどと比較すれば淡白な感じもしましたが後段への高揚と余韻は実演ならではですね。親しみ易い第3楽章では堅固感を弦中心に表立てますがやや全体狂おしいものがもっと欲しい感じもしました。いよいよ最終楽章はブルックナーの「間」芸術の極みから後半濃厚なウネリに歌いあげてスケール感を象徴して〆られます。ブルックナーに思い入れあるバレンボイムだからこその力強い明るめのサウンドが通り抜けた演奏でありブルックナーだからという構えは解いてくれた様であります。ちなみにバレンボイムはこのブルックナーの第7交響曲に関して「叙事詩的な第7番」と発言しているということを付け加えておきましょう。交響曲第7番の一回目は1979年シカゴSO(同@20’41A23’02B10’32C12’39)そして二回目は1992年BPO(同@21’54A24’53B10’24C13’29)、何れもノヴァーク版での演奏盤がバレンボイムにはあります。(タイムについては盤により多少異なる場合があります)

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

    このレビューに共感する

検索結果:2357件中211件から225件まで表示