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トードの呪文 さんのレビュー一覧 

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     2010/05/31

    昔、天界ではルシファーが神に反旗を翻して起こした戦争があった。
    そして今、第二次天国戦争が起こっており、その中心にいる天使ガブリエルは、更なる力を得るため、「最も邪悪な人間の魂」を手に入れようと人間界にやってくる。

    ガブリエルは人間を滅ぼすことを目的としており、それを知った刑事トーマスは、ある事情で「最も邪悪な人間の魂」を体内に宿した少女マリアをガブリエルの手から守ろうとする。
    ・・・という物語です。

    この映画に出てくる天使は、見た目は人間と変わりない、中年男性。なかには髭が生えている者も。
    「コンスタンティン」(キアヌ・リーブス主演)に登場するガブリエルとは違って、翼は生えていないのですが、主演のクリストファー・ウォーケンの存在感・容姿・演技力によって異様な雰囲気の漂うガブリエルを演じきっています。

    CGはほとんど使っていないのに、出演する役者の演技力で、本当に人外のものらしく見えてしまうから凄いです。

    目的のためなら人間はおろか、仲間の天使ですら自分に味方しないとなれば簡単に殺してしまったりと、もはや悪魔のような(実際に「気が向けば街を破壊するし、子供も殺せる」と言い放っています)、冷酷非情な振る舞いのガブリエルですが、車の運転ができずに、人間の手下を必要としていたりと、「天使だけど万能ではない」一面が面白いです。

    あまり天使だの悪魔だのといったものには詳しくないんですが、両性具有だったり、視覚よりも嗅覚が鋭かったり、ありえない地点に座れたり、発火能力があったりと、一般的な天使イメージとはまた別の独特な天使像がこの映画の中にあります。

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     2010/05/31

    この映画を最初に見たのは確か高校生の時です。
    最後は、とにかく感動して泣きました。まだ見たことのない人には是非見てほしい作品です。

    続編が何作も作られていますが、この初代「クロウ」が最高傑作です。はっきり言って、これ以降の「クロウ」はつまらないです。

    ロックミュージシャンのエリックは、恋人シェリーとの結婚式前夜に、悪者に襲われ殺されてしまう。シェリーは乱暴され、生死の境をさまよった末に病院で息を引き取る。

    一年後、エリックの墓に一羽のカラスが舞い降りる。そのカラスは、悲しみが深くて安まることのない魂を呼び戻す力を持っていた。
    甦ったエリックは、カラスの導きを得て、自分を殺した悪者たちへの復讐を開始する……という話です。

    生前のエリック、シェリーと親交の深かった少女サラと警察官アルブレットも、重要な役割を果たしています。

    この作品の撮影中に、主役のブランドン・リーは事故死してしまいました。

    単なる復讐劇で終わらず、物語が進むにつれ、悲しさが漂ってきます。

    ラストは泣けます。

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     2010/05/31

    スリーピー・ホロウという小さな村で起きる怪奇現象。
    それは相次ぐ首無し殺人事件。

    事件解決のため村を訪れた捜査官イガボットは、科学捜査を得意?とし、首無し騎士など迷信だ、真相を暴いてみせると意気込むが、ある夜、本当に首無し騎士が目の前に現れて……

    一応ホラー作品ですが、それほどグロい描写は多くないと思います。

    ジョニー・デップ演じるイガボットの、挙動がいちいち面白いです。
    ヘンテコな道具を持ち歩くわ、怯えるわ、気絶するわ、怖がりなのを隠そうとして虚勢を張るわ……あと、顔に血が飛んできたときの反応とか。

    マスバスという助手の男の子がいるんですが、その子に助けられてばかりで、イガボットの情けなさっぷりがおもしろかわいいです。

    生前の首無し騎士はクリストファー・ウォーケンが演じてます。

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     2010/05/31

    この作品は、見る人によって評価が非常に分かれるようです。

    映像に慣れなかったり、人物に感情移入できなかったり。

    私は原作は読んだことが無いんですが、普通に見れました。
    スピード感や、ランドメイトの戦闘シーンがかっこよくて興奮しました。

    デュナンが、倒れるギリアムを受け止めようとするところは感情に訴えてきました。

    他人を愛する心を持っていても、戦争ばかり繰り返す人間。
    争い事とは無縁で、人を愛する心に憧れるバイオロイド。
    人間がいなくなれば、世界は平和になるのか?

    クライマックスはハラハラドキドキです。

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     2010/05/31

    この映画はコメディー・ミュージカル映画です。
    始めから終わりまで、皆がハイテンションで歌って踊っています。
    見ていてとても楽しい!
    終わるまで顔が笑いっぱなしでした。
    ミュージカル映画としては、個人的には、「マンマ・ミーア!」よりも面白かったです。
    「天使にラブ・ソングを…」(ウーピー・ゴールドバーグ主演)が好きな人なら、この作品もきっと気に入っていただけると思います。

    どんな時も明るく、ポジティブで可愛らしい主人公の女の子・トレーシー。
    彼女は、容姿について周囲からなんと言われようと、決して悲観的にはならない。
    そして彼女の周りには、とても個性的な家族や、素晴らしい友人たちがいっぱい。
    「くだらないオモチャの専門店」を経営する父ウィルバーのキャラも面白い。

    この映画では事あるごとに黒人への差別が目立ちますが、老いも若きも、男も女も一緒になって、歌と踊りで人種差別に立ち向かいます。

    映画を見た後で、トレーシーの母エドナがジョン・トラボルタだったと知ってびっくり。あと、ベルマがミシェル・ファイファーだというのも。

    途中、エドナとウィルバーの結婚写真が映る場面があります。エドナ、昔は痩せてたんですね…。
    とにかく面白くて楽しいです。
    一見の価値ありです。

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     2010/05/31

    仕事一筋に生きる、NYのレストランの料理長ケイト。
    ある日、シングルマザーの姉が事故死してしまい、彼女の一人娘を引き取り育てることになります。
    そしてケイトの職場に、スー・シェフとしてやってきた男ニック。
    3人の交流を通して、他人同士が家族のようになっていく様子を描いています。

    店の従業員たちも皆優しい人ばかりで、3人を温かく見守っています。

    純白のコック服姿のキャサリン・ゼタ・ジョーンズは格好良いですし、子役の女の子も可愛いです。

    ストーリーに“料理を作る過程”をうまく練り込んである、ハートウォーミング・ムービーです。

    よく「厨房は戦場」と言われます。
    あまりスポットライトが当たらない厨房内の様子、そこで働く料理人たち、そして生み出される極上の料理。
    それを見られることが楽しいですし、本当に食べたくなってしまいますね。

    男性優位な「料理人」の世界で、ケイトは一流の女性シェフとして仕事をしています。
    ケイトの仕事に生きる姿は、見ていて格好良いと思いました。

    ただ、料理人としてのプライドが高い故に、お客と時々モメてしまい、そのたびオーナーに注意されます。
    でもオーナーは彼女の腕は認めているので、彼女の地位を守ってくれています。

    ですから、最後のあの辞め方は、お世話になったオーナーに対して酷い仕打ちに思えてしまうんですが…。

    ケイトの職場が「厨房」というある意味閉鎖的な場所であっても、オーナーは、経営者として、客に誠意を尽くすのが当然の立場です。
    料理に文句をつけられて謝罪するのも、作り直しさせるのも当然の対応です。
    厨房を預かるシェフとして、そこを理解してあげなければなりません。

    豪快にお客にキレて、そのまま店を出て行ってしまうのは、大人げなく非常識です。しかも、「これでスッキリしたわ」などと捨て台詞を言ってしまう。

    最後のオーナーの悲しそうな顔、可哀想です。
    完全に裏切り行為のように見えてしまいます。
    一番重要な「オーナーとシェフの信頼関係」が成り立っていなかった。

    …それとも、こういう考え方は日本人だけのもので、ああいう態度はアメリカでは普通のことなんでしょうか?

    その点だけがしっくりきませんでしたが、全体的にはいい作品だと思います。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/31

    大ヒットした作品なので、しばらく間をおいてからレンタルで見ました。

    評判のとおり、確かに映像は美しく、迫力があり、素晴らしかったです。
    でも、ストーリーはありきたりだと思います。
    結局は、戦争がメインのようになっていて。

    前半は、パンドラの生態系についていろいろと見せてくれて楽しめます。
    地球とはまったく違う、斬新なパンドラの野生の生き物。
    生命に敬意を払い、自然と共に暮らすナヴィ族。
    イクランに乗って飛ぶシーンは、本当に感動します。
    空の王者トルークは、迫力ありますね。

    でも後半、ホームツリーが破壊されて以降は、欲深い人間VSパンドラの生物の戦争映画のようになっている印象を受けます。

    一部の人間(主人公ジェイクの仲間たち)は、命を懸けてナヴィ族と共に戦いますが…。

    大佐にかかればサナターもあっさりやられてしまいますし。

    尺が長いです。
    個人的には、期待するほどではなかったです。普通です。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/31

    私にとって、宮崎駿監督作品の中で「風の谷のナウシカ」と、この「天空の城ラピュタ」の2本は、繰り返し見たくなる作品です。
    この2本を比べるなら、「ラピュタ」に軍配が上がります。

    魅力は、なんといっても冒険ロマンです。
    ごく普通の生活をしていた主人公の少年パズーが、ある日空から降りてきた少女シータと知り合い、そこから大冒険が始まる。

    「ナウシカ」が自然破壊という深刻なテーマを扱っているので、冒険劇の「ラピュタ」のほうが見ていて夢中になれるというか…。

    登場するキャラクターもとても魅力的です。

    個人的には「ドーラ一家」が大好きです。

    冒頭の襲撃シーン、オートモービルに乗ってパズーとシータを追い回すところ、そして軍隊基地でのシータ救出の場面、ゴリアテ追跡中に見ることのできる彼らの日常生活。

    女ながらに親分のドーラおばさんは、年齢を感じさせないほどとてもパワフルで、でも無鉄砲というわけでもなく、きちんと計画を練り、知識・経験ともに海賊(空賊?)としての腕は一流。
    彼女の父がすでに海賊だったらしいですね。動力室にいる「じっちゃん」はドーラの父の代から付き合いがあったみたいです。
    そして彼女の息子の三兄弟。体力バカっぽくて、憎めない。

    それから、悪役のムスカ。寺田農さんの声が良いです。

    パズーとシータが「善」だとするなら、ムスカの悪役っぷりは、これぞ悪役と言えます。
    なぜなら、彼は最後まで自分の考えを曲げず、他者の命を平気で踏み潰し、人間の持つ邪悪さをこれでもかというほど見せつけ、散っていったからです。
    彼は笑いながら「人がゴミのようだ」と言う。この台詞にそれが表れています。
    ラピュタの崩壊シーンで、海に落ちていく残骸に混じって、落下するムスカが見えます。切ないです。

    この映画の、久石譲の音楽も最高に良いです。タイトル画面で流れるテーマ曲がもう、聞いていて感動します。
    全編の曲が素晴らしい。
    ドーラ一家がフラップターで飛ぶシーンの音楽、「竜の巣」が現れた時の音楽などが好きです。

    パズーが竜の巣の中で父の姿を見るシーン。ここでパズーの口が動いて何かを言うんですが、あえて無音にする。これは本当に絶妙だと思いました。

    私の中では限りなく最高に近いアニメ作品です。名作です。

    8人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/27

    この作品、前から興味はあったんですが、スプラッター映画はどちらかというと苦手で、躊躇していました。
    首切りの場面では、画面から目を逸らしていれば大丈夫でした。

    冒頭から主人公トッドが歌いながら登場します。あの死人風メイクのジョニー・デップ好きです。あまり表情を変えず、常に眉間にシワ、しかめっ面。
    そこも面白い。

    作品全体をを支配する灰色の世界、その不気味さは、独特の美しさですね。
    あいだに一部、明るいシーンもあります(回想と夢語りのシーンで)。

    もとがミュージカル作品だということで、主な登場人物みんな歌います。

    さて、女から見た感想としては、ラベット夫人が可哀想です。
    トッドを愛していたのに、あの最後は。
    「嘘はついていない」。言い訳にも聞こえますが、確かに彼女は嘘はついていません。トッドの為を思って言ったんだと思います。
    彼女が語る「夢」は人間として実に平凡で、絵に描いたような幸福。だから結末が余計に悲しくなります。
    そんな彼女を、子供ながらに一途に慕うトビー少年も可哀想です。

    妻子のもとに戻るというトッドの願い。しかし最悪の状況で妻と娘との再会。救いようがないほど悲しいです。

    復讐のために戻り、目的を果たしても、最後には何も残らなかった。

    面白さもあるんですが、悲しい映画でした。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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