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ユローヂィヴィ さんのレビュー一覧 

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     2019/02/25

    素晴らしい。

    デイヴィス指揮、バイエルン放送交響楽団がこの作品の舞台背景を音楽でしっかり描いている。バイエルン放送交響楽団の表現力に驚いた。

    第1幕第6景のサムソンを誘惑するデリラと第2幕でのサムソンへの敵意を表すデリラの心の違いを歌い分けるバルツァの歌唱力はさすがだ。

    デイヴィスの計算尽くされた指揮に最初から圧倒されていたが、「バッカナール」での感情を表したかのような計算外(?)の激しさにもびっくり。

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     2019/02/25

    チャイコフスキイがヴァイオリンとピアノのために作曲した作品はどの作品もチャイコフスキイの最も優れた所が現れていると思う。

    これこそがチャイコフスキイの音楽だと納得させられる演奏。これは愛聴盤になりそうだ。

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     2019/02/24

    ソヴィエト時代、グルジアを代表する作曲家であったツィンツァーゼによるピアノのための『24の前奏曲』。

    彼は5つの交響曲、2つのオペラ、5つのバレエ作品、2つのピアノ協奏曲、2つのヴァイオリン協奏曲に3つのチェロ協奏曲、12の弦楽四重奏曲などを残している。

    ソヴィエト時代には『24の前奏曲』が数多く生まれた。モスクワやサンクト・ペテルブルクではなく、地方都市で生まれた作曲家たちは自分の生まれたその土地の音楽を作品に生かして個性豊かな作品を創り出している。
    ツィンツァーゼの『24の前奏曲』もまさしくその流れをくんでいる。

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     2019/02/24

    ロジェストヴェンスキイのレパートリーの広さには目を見張るものがある。
    ルーズ・ランゴーというあまり知られていない作曲家の作品だが、その音楽を的確に指揮してしまうのだからさすがだ。
    しかも『間奏曲』以外は世界初録音。もちろんランゴーの祖国であるデンマーク国立放送交響楽団の力も大きいのだろう。

    『終末の時(時の終わり)』はタイトルからこの世との分かれを音楽にした悲劇的なものをイメージしていたが、悲しみを単純に表現した音楽ではなかった。

    『ソロモンの歌より』はソリスト、オルガン、オーケストラ、合唱団で演奏されるR.シュトラウスかと思うほどの後期ロマン主義の音楽でとても美しい。
    デンマーク国立放送交響楽団の演奏も美しいし、ロジェストヴェンスキイがこのようなロマンチックな音楽をクールでなく暖かく指揮していることに驚いた。R.シュトラウスやワーグナーの作品を指揮しても名演奏を残したのではないのかとこの録音を聴いて思った。ワーグナーのオペラを振ったことはあったのだろうか?

    『間奏曲』は演奏時間は10分程だが、オーケストラとオルガンのためのスケールの大きい作品。

    『われらの偉大な作曲家ニールセン』は冒頭の旋律が何度も何度も繰り返される不思議な作品。これはある意味皮肉のようなものも感じられる。最後は機械的にフェイドアウトしたように録音は終わるのだが、これはエリック・サティのピアノ作品『ヴェクサシオン』のような何回も繰り返す指示が楽譜にあるのだろうか?

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     2019/02/17

    ダニエル・ボルツの管弦楽作品集。

    ロジェストヴェンスキイはこのような、いわゆる現代音楽の作品に対する相性というのか、指揮が抜群にうまいように感じる。

    特に『シンフォニア第7番』や『パドラス』はオーケストラの表現力を最大限に引き出す作曲になっていて、ロジェストヴェンスキイの手にかかると、オーケストラが余すところなく鳴っていて迫力満点だ。

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     2019/02/17

    ティシチェンコの交響曲はソヴィエトにおける交響曲の歴史の上に生まれてきた作品であると強く感じる。
    ソヴィエトにおいてどのような交響曲が生まれてきたかを知った上で聴くと、違う感想をいだくのではないかと思う。
    それだけに、いきなりこの交響曲を聴いてもティシチェンコの意図が理解できないかもしれない。

    この交響曲第5番はショスタコーヴィチへの追悼から生まれた作品で、その想いは第4楽章で強く感じられた。

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     2019/02/17

    ミハイール・アレクサンドロヴィチ・クズミン。クズミンという響が何となく「くまモン」や「ひこにゃん」を連想させ、ゆるキャラのような親しみやすい名前だが、このジャケットに使われている絵からはクズミンの音楽はロシア・アヴァンギャルドに属するのかと思いきや、そうではなかった。

    特に凝った音楽ではないようだが、ゆったりしたリズムとしみじみとしたメロディーで歌手が伸び伸びと歌えるような作品だ。

    『アレクサンドリアの歌 第2部』第3曲の冒頭はリムスキイ=コルサコフの歌劇『金鶏』からの引用のようにも感じた。

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     2019/02/17

    ファリクの弦楽四重奏曲は20世紀の弦楽四重奏曲の傑作に数えられるのではないだろうか。
    ショスタコーヴィチの弦楽四重奏団を越えているようにも感じる。

    『弦楽四重奏曲第3番』はミニマル・ミュージックのような要素もあり、聴いていて癖になりそうだ。

    個人的には『弦楽四重奏曲第5番』が一番優れていると感じた。ファリクは第4番と第5番で音色を深く追及しているようだ。

    『弦楽四重奏曲第6番』は第1楽章が「ファンファーレ」、第2楽章が「レクイエム」となっていている不思議な作品。ファリクの中では親しみやすい作品だろう。現在活躍する弦楽四重奏団のレパートリーにいれて欲しいものだ。

    これらの作品が魅力的に感じられるのはタネーエフ弦楽四重奏団の演奏の力も大きいと思う。

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     2019/02/17

    今回が世界初録音になる『無伴奏チェロのための24の前奏曲』。
    この作品はロストロポーヴィチの為に作曲されたがロストロポーヴィチが演奏する事はなかった。そこでヴァインベルグは若き才能あるチェリスト、マリーナ・タラソヴァにこの作品を捧げた。しかし、タラソヴァもヴァインベルグの存命中に全曲の演奏をすることは出来なかった。そして時は流れ、この録音によってやっと全体像が姿を表した。

    『チェロ・コンチェルティーノ』は『チェロ協奏曲』の元になった作品で、完成度は勿論『チェロ協奏曲』の方が上だが、『コンチェルティーノ』もなかなか魅力的な作品だ。

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     2019/02/06

    なんて面白い交響曲だろう。

    ストラヴィンスキイの作品番号1になる『交響曲第1番 変ホ長調』は19世紀のロシアの交響曲の総決算にあたる作品だろう。

    第1、4楽章はグラズノフの交響曲第5番を参考にし、第2、3楽章はチャイコフスキイのバレエ音楽の影響が感じられる。

    この交響曲は他の指揮者でも聴いたが、キタエンコのこの録音が一番、生き生きとして楽しい演奏だと思う。

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     2019/02/04

    近年はこうした企画BOXの国内盤が販売されなくなってしまって寂しい。

    ベルリオーズ没後150年なので、一枚づつでも国内盤を出して欲しい。せめて録音自体が珍しい歌劇『ベアトリスとベネディクト』だけでも。

    バレンボイムはドミンゴとサン=サースの歌劇『サムソンとデリラ』などの録音も残しているが、ベルリオーズの劇的交響曲『ロメオとジュリエット』のテノール・パートもドミンゴで録音してくれていたらなぁ。

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     2019/02/04

    これは名盤です。そしてとても興味深い企画だ。
    指揮者としても活躍しているユーリ・セローフは知られざるロシア・ソヴィエトの作曲家の作品を多く録音しており、NORTHERN FLOWERSには歌曲の伴奏者として優れた録音がいくつかある。今後の活躍が楽しみな演奏家だ。

    ミャスコフスキイの歌曲も珍しいが、グレチャニノフの歌曲が特に美しい。

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     2019/02/03

    ヴァインベルグは作品を知れば知るほど興味が増してくる作曲家だ。

    歌曲に関しても印象に残る作品がある。ヴァインベルグ入門には交響曲や管弦楽曲、器楽曲より歌曲がいいかもしれない。

    ピアノと声だけのシンプルな音楽だが、中身はヴァインベルグ独自のものになっている。

    子供をテーマにした作品が並ぶが、『子供をあやしながら』はなかなかシリアスな内容の音楽だ。

    歌曲全集が完結するのが待ち遠しい。

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     2019/02/02

    ドミンゴの声とウィーン少年合唱団のソロの子供の声とを聴いて感じたのは、少年の声はこれらの宗教曲に合っていて心を安らかにしてくれるのだが、ドミンゴの声が持つ人間的な表情がなく、説得力は少ないように感じた。しかし、透明感があり、純粋な響が美しい。

    2曲だけだがウィーン合唱団の参加した曲もあり、ウィーン少年合唱団のファンよりもドミンゴのファンに贈る特別な企画だ。

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     2019/01/31

    ヴァディム・レーピンという世界的なヴァイオリンニストが録音を残してくれたことで作曲家カラーエフが注目される事を期待したい。

    カラーエフは『ヴァイオリン協奏曲』も作曲していて、レオニード・コーガンの録音もあるが、是非レーピンも録音を残してほしい。
    また、ロシア・ソヴィエトの知られざるヴァイオリン作品の発掘・録音を進めて欲しい。

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