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蓮華人 さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/26

    モンテヴェルディが好いと言っても、書かれた時代を踏まえての話が当たり前。しかし、コルボは違う。現代に通ずる豊かな共感を導き出す。どんどん宇宙に広がっていくような「遠近感」を巧みに、しかし、ざーとらしくなく、素晴らしい緊張感を持ちながら柔らかな音の洪水の中に放出していく。見事。まさに至芸。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/17

    細部の細部まで揺るぐことなく突き詰め、冷徹といえるような厳しい音楽だ。実は手元には「魔笛」しかない。どれもこれも買いたかったが、90年前半に初期オペラを始、後期まであれこれ買ったこともあり、またバブルがはじけたこともあり、「まあ一枚あれば、大体、他も想像つくからいいか」と心を鬼にしました。しかしどうでしょう一切合財が、こんなに手軽に我が物にできるとは。「魔笛」だけで言ってはいけないのだろうが、心震えるモーツアルトが聴け、聴くたびにその振幅が大きくなるという稀有な経験が、さらに味わえそうな、いけない予感がする。

    7人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/11

    さすが親方日の丸EMI。悠然と、たった10枚。快挙。そうだよな、聴き続けるとすれば、まあ、10枚が限界だよな…というリストを、ガバッと押さえ込んだような、スーバーアバウトにして、唯我独尊的なチョイスに乾杯。

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  • 7人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/11

    アーいけない。あれは3日前の夜、なんとX歳になった日に、私はソニーの箱をキャンセルしてしまいました。「リストばっかり。もう要らない」と感じたからでありました。しかしして、抉るように、買え買えと言わんばかりに責め立てられることに…。でも予想していたわけでもないのですが、予定通りの発売だったらキャンセルもままならなかったかも…。アーいけない。余りに都合よすぎる。ソニーの箱に抱いていた「イマイチ感」を払拭して余りある内容。おそらくベスト。

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  • 11人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/07

    もう買いすぎてリストだらけ。好きでもないのに。それでもまた買ってしまう。何を考えているのだろう。ともあれ、聴いているうちに、以前のような抵抗感が薄れ、何か素直に聴けるようになった。やっぱり習うより慣れろかな。S社らしく、こだわりなく、一般的な名演を揃え、さあどうぞ…という感覚。宜しいのでは。大全集もあり、こうした選集もあり、何が何だかわからない状況は、ある意味、もっとも幸せな状況かもしれない。

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  • 13人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/07

    おそらく、多分と思っていたが、こうして予想が当たったことが恐ろしい。二世が一作ごとにきちんと作品番号を割り割り振っているだけに、「完全全集」というマルコポーロの暴挙には、内心、穏やかならざるものがあった。ま、しかし「オケの殆どがスロバキアだし、指揮者無名で資料モノ」と無視を決め込んでいた。それがこうして…。全く躊躇することなく注文してしまった。無限の広がりすら感じさせる、ヨハンの膨大な全作品が、全てわが手中に収められる。アー幸せ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/05/03

    ジャズやロックンロールなどが敵性音楽だったおかげで、東独では崩壊までクラシックがアミューズメントの王者だった。良くも悪しくもポピュリズムへの傾斜が求められ、選曲・演奏など硬っ苦しくも、心置きなく楽しめるエンターテイメントに仕上がっている。しかし、どこか音楽の高揚に、作為的な雰囲気が感じられ、大いなる共感をもって感激できるといった代物でもない。まあ演奏録音とも、ソコソコの水準で、買って損をすることはないだろうが…。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/24

    50年以前の録音がなく、比較的良好な音質が期待できる。ヘンデルのソナタOp7など選曲でも、今まで鋼鉄の響き路線とは異なる世界が展望が期待できそう。何よりコーガン、ロストロとわたりあった「ピアノトリオ名曲選」への期待度が高まる。早く届かないかなー。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/24

    峻厳さと穏やかさのバランスが絶妙で、消化不良を起こしそうなワーグナーを安心して聴かせてくれたこともあり、比較的良くCDをかけたような気がする。その意味でコストパフォーマンス良好。さらにこの選曲、この価格。ご馳走様。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/14

    クレオバリーのメサイアDVDが付いて、さらにオルガン協奏曲もマットに変えられていることもあり、最高と評したいのだが、「マスターワーク」で個人的に「いまいち」だったソマリーが、相当数残っているので、最高はちょっと無理かな。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/10

    日頃、ハイドンを聴くことが多くなってしまった。かつてはドラティ&バンベルクしかなかったのに、今じゃ3つも抱えてしまったので、聴き比べ含め大変。でもセルがクリーヴランドで偉業を達成していてくれれば、ほかの3つは要らなかったかも。でもこれは難しい相談で、こうした後期交響曲のレベルで「朝昼夜」を突き詰められるか。「一定水準」でやるには無理がある素材もソコソコあるだけに、逆にある高みに身を置いていたセルには、無理難題かも知れない。手慰みでもいいから、とは言えないが、初期中期虎刈りでいいからソコソコ入れて置いてほしかった。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/09

    母国のスヴェンスカが「病院?」というほど忘れられた存在となってしまったようだ。スイスの蓄音機コレクターの友人が「世界で最も美しい歌声」と讃し、「オンリアトワンス」といって聴かせてくれたが、鬼籍となってしまった。英米での人気も高かっただろうが、これまた「今は」?さて、日本では…。まあ周囲にコアなファンもいないし…。売れるかなー?

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/09

    録音時期不明の「道化師の朝の歌」が素晴らしい。融通無碍、天衣無縫、色彩豊かなパレットから自在にラヴェルの世界を染め上げていく。オケもモンテカルロ響とは思えないほど高性能。録音もクリアで最新録音のよう。パレーの白鳥の歌かもしれない。79年の死の年、あるいは前年の年としても90歳を越えての演奏。参りました。カルメン組曲がジンタ調になったり、演奏によって多少ムラもあり、最高は難しいかな。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/08

    「鮮明な録音を残したものだから、影響大だよな」という演奏家にとってはバイブル的存在。しかし骨太でストレートな表現は、リスナーの好憎相分かれるところだろう。他に現役盤で見当たらない作品もあって資料的価値も大だし、最高を表すべきなのだろうが…。純然と音楽を楽しむなら、著名指揮者の最新デジ録の方がいいかなぁ…。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/06

    「ルガーノがイタリアでなくて良かったね」。眺めは最高なのに、なぜかミシュランでは2つ星のブレ山頂。レストランのテラスで、ゆったりのったり、イタリアの悪口で盛り上がること頻り。何事も、どうでもいいような緩やかな雰囲気の中、アルゲリッチは自由自在、偏在無碍。しかしフレンズは悲惨。一生懸命だったようです。演奏を聴いてもフレンズには、ほとんどライブ感なし。とてもいい生徒のように窮めて精緻な演奏を呈してます。まあ悪くもいえないので、密かに最高を。アルゲリッチの演奏が少ないので星を一つ減じたかったのだが…。

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