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Salomon さんのレビュー一覧 

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/13

    多くは、いままでLPとか単発のCDとかで聞いている。しかし、確かに確かに音質が向上しているように感じる!!  で、まだ全部聞いていないんだけど、18枚目だかのスメタナ、「わが生涯より」、1949年モノラルのリマスター盤、にはビックリ仰天、腰が抜けた。最後の東京ライヴと通じる、あの火の玉アンサンブルがもう出来ている!! このためだけに買ってもおしくない。これのどこがモノラル???  オーケストラ芸術のひとつの典型を極めた「ビッグ・マン」の軌跡、奇跡ですな。最近のクソ面白くもない新録より楽しめること間違いなし。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/03/14

    持っていないのに★5つ? 実は、何を隠そう、いまから40年近く前、ご近所さんのフリマがあり、そこでRD盤が500円で売られていた。もちろん、アナログレコード。すかさず買ったものの、当時の私のプレーヤーでは、EMIのクリュイタンスの方がはるかに音がよくて、すぐに聞くのをやめてしまった。覚えているのは、とてもとてもデッドな音だったこと、説明書にあるオケのプレーヤーの写真が逆版だったこと、くらいかな。でも「はげ山の一夜」の超名演もあるし、レイボヴィッツの名前だけはずーっと忘れたことはなかった。早速いまから注文しよう。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/11

    こんなにもたくさんの音が入っていたんですよ。それも、最高潮の時代のバリバリのウィンナ楽器の音が。決して急がない、ジェントルマンの音楽がウィンナ楽器で奏でられ。 実は、あまりにファゴットがよく聞こえるので、何年ぶりかでスコアを見直してみました。そのくらい、混濁せずに木管が聞こえてきます。ウィーン・フィルの美質を最大限に生かすようなテンポ設定と、そして録音の質。SACDではじめてデュナーミクをこんなにも実践していたのだとわかります。それにしても、ブラームスはあまりにfppなんてのが多いですね。その精神はSACDでこそ初めてわれわれのような書斎のリスナーに伝わるってもんです。
     ここに書かれているファンの方々と同じで、私もバルビローリのこのブラームスが大好きです。聞いていない人は是非入手できるうちに聞いてくださいよ。ちなみに、LPで1回、CDで都合3回買ったかな。でも、このSACDだけはもう離せません。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/01/23

    こんな値段でムーティのヴェルディ録音をこんなに多数出すんだ!! (しかし、アイーダはない!!) まさに血湧き肉躍る。あまりにうれしくて仕事しながら通して聞いてしまった、ムーティだけ。ムーティの分だけでもこの値段なら買う。ヴェルディを堪能できるBOXだ!! 小難しいことは考えず、ただひたすら流れてくるヴェルディを聞こう。ありがたや。絶対、買いじゃ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/05

    確かにヴァンダムの声がいまいち合わない。歌がどうのこうのより、単にこのワーグナーに合わない。また、シカゴ響がどうもいまいちドカンと来るような駆動力がなく、ライヴにあるはずの求心力が感じられない。コンサート形式でマイスタージンガーをやったらダメでしょう。「聴く」方もいまいち疲れると思うけど。。。 なんだかんだ言われますが、私はやはりウィーン盤のベイリーがいいです。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/02/05

    私はオペラに筋を求めない。ひたすらサウンドとして引き付ける魅力があるかどうかだ。私はベイリーの声が好きなので、美麗なウィーン・フィルの音色と彼の声しか聴いていなかったせいもあるのだが、この演奏がマイスタージンガー盤としては最高である。後年のシカゴでのライヴ盤はだらけていて、聴くに堪えない。こちらの方がよい。

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  • 6人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/22

    2011年に聴いたベートーヴェンでこれがいちばん面白かった。切れ味よく、しかも全員が一致団結して、楽しいのだが誠実で一途な音楽を作ろうとする様子がひしひしと伝わってくる、そんな演奏だ。  
     SACDが、その演奏を余すところなく伝えていて、特に奏法とも相まって、実に鋭い立ち上がりをよくとらえている。聴いていて溌剌とした気持ちになる。  
     近代大管弦楽奏法かピリオド奏法かを通り越して、オモロイものはオモロイし、つまらないものはつまらないという当たり前のことを思い知らせてくれた。  
     この金額なら絶対に買うべし。

    6人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/20

    楽譜と真面目に付き合わせて聞いたわけではないが、確かにレヴァインの元気のよい、気っぷのよい鳴らし方には大いに共感できる。いつものように、切れば血の出るような、そしてカミソリのように鋭いフレージング、トゥッティの揃え方も素晴らしい。まったくチープなところはなく、素晴らしいオネーギンが出来上がっている。超がつくほどのお勧めである。オケから見事にチャイコフスキーの音がしている。グラモフォンらしくない、素晴らしい録音!?

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/17

    80才を過ぎてこの統率!! ブレない、ダレない見事な意志の透徹。テンポもとても80過ぎのご老体のものとは思えず、ひたすらこの厳しい目配りに感服。こういうブルックナーを聴かないといけません。 

     3番、4番がない代わりに、2番と6番があるのがせめてもの救い。まだ5番を聴いてないけど、HRカッティングの効果か、とにかく全編に渡って音像がきちんと座っていて、私のオンボロ再生装置との相性とはとてもよかったです。ただ低音は充分な量が拾えているけど、ティンパニはいまいち感心せなんだ。。。質・量ともに不満だった。しかしね、ブルックナーはこういうしなびた感じが要るんだよ。 

     コンサートに行ったと思って8000円出してください、皆さん。それ以上のことはあるし、何よりアイヒホルン翁もきっと喜びますよ。

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     2011/06/16

    演奏、解釈のすばらしさはもう言うまでもない。それより、特筆すべきはBlu-spec。この時代のRCAアナログの周波数プロファイルはやや硬質で、奇妙な帯域に強調がかかっていて私の耳には不快。音場も広くないし、全体的に広帯域とは言い難い。なのに、このBlu-specだと、強烈に音場が広がり、特に奥行きの広さといったら、どうして通常盤とそこまで違うのか、理解に困る。ティンパニの打叩音が素晴らしい。まるでアクティブソナーの探診のように、叩くたびに空間がわかる。私はまったくもって打ちのめされてしまいました。そして、豪華絢爛、峻厳にして華麗なオーマンディ/フィラデルフィア・サウンドですから、このディスクが与えてくれる1時間の夢は、金を出して買う価値のあるものです。30年前の公演の様子が偲ばれます。他のすべての優秀な録音、Blu-specに堪えられるものはすべてプレスしてもらいたいですね。SACDまでいかなくても、まだCDでもできることはあるんですね。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/30

    リマスターというほどの音質ではなかったが、さすがはセルのハイドン。30年ぶりに聞き直して、アーティキュレーションをわざわざ初期古典派風というのかハイドン風にするという工夫をしておられるのだなとわかった。  そして、何よりのプレゼントは93番の2楽章。これこそがビックリだ。タイトルを「放屁」と名付けたいくらい。天国に行ったらセルに聞いてみたい。たかがフォルテのファゴット2本をどうしてあんなに大音声に鳴らすのですかって。  皆さん、是非この演奏を聞いてください。セルがこれほどのユーモアの持ち主だったとは。  それにしても、ハイドンとは、音楽の系統発生ですよ。彼個人の個体発生の中にすべてが詰まっている。わずか数段の総譜の中に、すでに後の世の交響音が詰まっている。それをセル/クリーヴランドで聞けるなんて、それだけでゴージャス!!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/04/27

    4番がけっこう録音がよくてビックリしました。それに、4楽章のシンバル。ヨッフム、バレンボイムも同じクライマックスで1発入れていますが、フルさまは終結直前にppで2発入れています。こんなの初めて聞いた。5番も好き嫌いはともかく、鮮やかな演出で、まったく飽きさせませんね。6番が1楽章なくて残念ですが、美しい2楽章は残っておりました。ヴィルトゥオーゾの時代、テンポやディナーミクは動かすもの、平均律じゃないんだから算術スケールではなく対数スケールでいきましょう。みたいな〜
    70年前の価値観を知る上でも貴重なCDです。

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     2011/02/14

    まるではじめからデジタルで録りましたって感じの音ですな。そして、見事な非の打ち所のない火の玉アンサンブル。100人近くの人間が同時に音を出して、どうしてこんな、カミソリで切ったような揃い方をするんだろう。そして、どこまでも求心的な過激な合奏。このCDを聞かないと損をしますよ。セル・クリーブランドの東京公演のような火の玉アンサンブル。。。久しぶりに腰が抜けました。

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     2011/01/19

    ティーレマン、ベーム、カラヤン、ライナー風な分厚いオケに慣れているので、私には合わないです、この版というか演奏は。なんとなく、ハイティンクがルイージを推さなかったのがわかるような。要するに、まだお若いんですよ、随所の呼吸が。相性の問題だとは思いますけどね。テンポ設定も、もう少し過去が回顧できるような歩みがほしかった。私は確かルイージと同じ年なんだけどね。10年後の彼に期待したい。「メタ〜」とのカップリングは誰の方針なんだろうね。このheldenlebenのあとに聞けということか。確かに悲劇的だ、こりゃ。オペラはともかく、オケ・コンダクター、コンサート指揮者としての彼は、まだ成長が必要と思うなあ。10年前の彼はどんな演奏をしていたのかなあ。SACDは、私のボロ装置では、他のいろんなレーベルほど良くなかった。これも相性かな。でも、ドンキホーテも聞いてみるつもり。

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     2010/12/28

    まず最初に言いたいのは、現代の技術水準からすると録音が悪すぎる。タダでさえバイエルンはホールもオケも音がもっさりとしてしまうのに。しかし、演奏はまさにマゼールここにありというブルックナー解釈の大開陳(テンポ設定、デュナーミク、大伽藍の構築)。ほぼあらゆるところで期待を裏切る鬼才ぶり。ブルックナー好きの私としては十分に許せる、さすがはマゼール大先生。ブルックナーのファンも、マゼールのファンも買うべし。6000円のディナーを断ってでも買うべし。実にオモロかった。

    ところで、久しぶりに6番の楽譜を見てみたけど、ブルックナーって2分割と3分割の連符を同時に鳴らしたり交互になぞらしたりが頻発しますな。しかも1拍をそのように割るのではなく、2拍を3つに割るというのが多い。(タッタッ|タタタ)  それをテクスチャとしてどのように浮かび上がらせるかというのもブルックナー解釈のポイントですね。それは是非よく聞いてみてください。正確に刻ませるか、それとも頭だけ揃えて後は自然に流すか。よく聞いてみるとプロの集団でもそんなにしっかりと揃ってないんですな、これが。こういうのも聞くポイントかも知れませんね。

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