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　2011/08/21

中期作品を弾くときのような強靭な打鍵はなく、叙情性の方が際立っている。フーガやフガートなどのポリフォニックな処理も巧み。作品全体の構成力も光る。

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　2011/08/20

まず、冒頭の『メフィスト・ワルツ』でノック・アウトされてしまった...。極めて高度な技巧が音楽性と結びついている。決して一本調子のテクニックだけだ凄い演奏には陥らず、まさに緩急自在、強弱の付け方も効果的で、アツい『メフィスト・ワルツ』に仕上がっている。中間部の甘美なところも素敵だ。他にも、大曲の『スペイン狂詩曲』からエチュード、小品、歌曲からのトランスクリプションなど、プログラムも魅力的なリスト・リサイタルだ（勿論演奏はどれも本当に素晴らしい）。それにしても、よくピアノが鳴っているなあ。

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　2011/08/19

クリーンのピアノ目当てで買いました。そのまろやかな音色と、即興性も、細かなニュアンスも豊かなピアニズムに聴き惚れています。まさにモーツァルトにピッタリ。

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　2011/08/19

カサドシュのピアノの音は一つ一つが真珠のよう。セル＆クリーヴランドのサポートも完璧だ。

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　2011/08/19

ソナタは早めのテンポでの疾走感が聞いていて気持ちいい。特に初期や中期の作品においてそれが言えるが、後期の作品も素晴らしい。

協奏曲はどれも名演。

流石はアルゲリッチの先生！

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　2011/08/18

高い音楽性と高度な技巧でフランクの「前奏曲、コラールとフーガ」をよくまとめてあります。そして技巧と言えば、ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」。圧巻です！ピアノが鳴りきってます。

「月光」ソナタの終楽章も疾走感がスリリング。まさにpresto agitatoです。さらに一音一音クリアーでテクニックも安定しています。素晴らしい！

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　2011/08/18

スケールが大きく、情熱的な演奏でありながら、細部のニュアンスも豊かな演奏。それは主にバラードで感じた。スケルツォでは音がピチピチ跳ねているかのよう。優しさいっぱいの子守歌は絶品。勿論、それ以外の大曲（前奏曲集、ソナタ）も名演。

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　2011/08/18

大胆なテンポの変更が、私には新鮮で面白かった。ディナーミクの幅も広くメリハリがよく利いていていい演奏だ。

加えてウィーン・フィルの響きの美しさにすっかり魅了させれてしまった。この響きを引き出せるティーレマンも凄い。

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　2011/08/18

ギレリスのリリシズムが光るショパン。美しい。第三楽章では、ヴィルトゥオジティも楽しめる。

ワッツも好演。

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　2011/08/18

確かに、演奏にキズのあるもあるが、それを補ってあまりある音楽性、芸術性が大変素晴らしい。それ故、キズも気にならない。

ケンプは素晴らしい音楽家、芸術家だ。心から尊敬できる。

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　2011/08/18

ピアノがよく鳴っていて、その響きは澄み切っている。

ディナーミクの幅がとても広く、メリハリが利いていて、どの曲も退屈することがない。

また、叙情性も大変深いものを湛えている。

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　2011/08/14

ゲオルギューにとっては、珍しいレパートリーですが、なかなかハマってます。本当はアリアだけでなく全曲で聴きたかったです。

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　2011/08/14

フランスものでのアラーニャはもちろん素晴らしいが、シャルロットのゲオルギューも、心の中の葛藤をよく表現していると思った。

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　2011/08/14

ゲオルギューの凛としたカルメン。ハバネラに差し替えられた、オリジナル・ヴァージョンも聴ける。

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　2011/08/14

ゲオルギューの少し暗めの声のマノンは、ただの浅はかな女には聞こえず、深みと説得力がある。アラーニャはフランスものだけに素晴らしい。