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二十六夜月 さんのレビュー一覧 

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     2010/10/12

    1曲目のタイトルトラックからしていきなり「哀愁の美旋律北欧メタル」のエッセンスをすべてブチ込みました!といった必殺のスピードチューンで幕を開ける本作は、正に隠れた大傑作と呼べる超高品質盤だ。カヴァー曲以外のすべてにクレジットされているREINGOLD(B、Key、Produce)なるスキンヘッドのでかいオッサン?が事実上のメインライターであろうが、何にせよその才能には舌を巻く。捨て曲はほとんど無く(とはいえTr8〜10はやや弱いかも)、アルバムほぼ全編に渡って「哀愁の美旋律」に思う存分酔う事が出来る(Tr12、13は御愛嬌?)。ただ、もともと線の細いPETEのVoは流石にちょっと弱々しいが、逆にある意味「はかなさ」を醸し出していると言えなくもない。Gも速弾きは達者だが、もう少し押しと引きといった表現力が欲しい。とはいえ、全体的にこれ程の完成度にあっては微々たるものであり、北欧マニアならずともメタルに“美”を求めるリスナーなら即買い!で決して損はしない。

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     2010/09/19

    ホールズワース大師匠関連で持ってないのはこれだけだったので、やっと入手出来てやれやれと。当時はまだディストーションギンギンだった大師匠の超絶プレイに文句なく大感激。但し、実際バリバリ弾きまくっているのはTRACK−1、7、8くらいで、9以降はほとんどソロは無い(つうか、Gの音自体聞こえなかったり)のはあくまで“バンド”としてのバランスの表れととるか、今ひとつ食い足りないと見るか。とはいえ大師匠マニアならずともこれは必聴でしょう。
    付け加えれば、例によって「とっとと辞める病」炸裂な大師匠無き後の75年全英「Bundlesツアー」では後任のエサリッジ大先輩が負けじと?このアルバム以上に弾きまくっており、当然ながらそちらも買いです。

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     2010/03/19

    はるかな昔、某レコード会社(K社ね)のEURO−ROCKシリーズで発売された当時、某国営FM放送(まんまやんか)でA−1曲目のみOAされたのを聞き、そのアレンジの斬新さ、高度な技術と異常な迫力に圧倒され、即買い...のつもりだったのが、LP2枚組¥4400は流石に当時のガキ(わしじゃ)には少々痛く、なんだかんだと2の足を踏んでいたところ、廃盤〜幻の名盤(プレミア付)と化して久しかったのが祝再発!(実は以前にも何度か再発されたらしいが?)やっとGET致しやした。
    はっきりいって、一般人及び通常のMETAL者にお薦めは出来ませんが、シンフォ系プログレ好きには必聴でしょう。とはいっても、ややクリムゾン的なアグレッシヴさもあり、決して(よくB級にありがちな)ホニャレレシンフォでは無いのでご安心を。但し、2、4あたりはやや冗長に感じられるかもしれません。
    1つ文句をつければ、紙ジャケはともかく、TOTAL−TIMEが73分なので、CD1枚にしてもっと低価格で出さんかいボケ!てなところでしょうか?

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     2010/03/18

    日本の某レコード会社の消滅に伴い、長らく幻の名盤となっていたが、ボーナス入りの再販はありがたい。有体に言えば非常に高品質な「美旋律北欧哀愁ハードポップ」というのが適確か。強いて挙げれば同郷のやはり「幻の名盤」ALIENの1stに近いかも。その筋が好みの方は同系統の2nd(こちらの方がややハード&アグレッシヴ)と合わせて購入してもまず損は無い。(勿論3rd以降も品質は高い)VoのJEFFは流石に上手いし、Gもやや地味?ながらも良い仕事をしている。但しDrは(恐らく?)打ち込み。とはいえ、何といってもこれらの名曲、佳曲をほぼ一人で生み出したMARCELの作曲能力が素晴らしい。これら多くの珠玉の作品を残しながら、病のためとはいえ自ら命を絶ってしまった彼が哀れというも不憫、かつ残念でならず、一ファンとしても聞くたびに涙を禁じ得ない。合掌。

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     2010/03/15

    何といってもVOのリードマンが凄い!加入直後の2作ではアルバム全体の出来がショボかったこともあり、「まあ、下手ではないね〜」ぐらいの印象だったのだが、97年発表の#LIVE#(これも必聴)で、前任者(アンデリね)の曲を本人以上に完璧に歌いこなし、「こいつ、もしかしたら凄くねえ?」とひそかに仰天していたら、このアルバムでその真の実力全開!曲調が初期のやや哀愁を帯びたメロディアス路線に回帰したのとあいまって、驚くべきパフォーマンスを展開している。もともと粘りのある声質で中低音の力強さと表現力に加え、よく伸びる高音のシャウトなどは全盛期のマイケルキ助(笑)をも凌ぐ程の圧倒的な勢いだ。「オマエの方がはろいんに向いてんじゃねえの?」なんて皮肉はともかく、各曲の完成度(特に1,3,5,8,11)は高いし、当然ながらコフィのGをはじめ、演奏にもそつがない。これが気にいったら以降の4作品は基本的に同傾向なので、買いでしょう。(勿論僕は買いました)

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     2010/01/23

    現代感覚のクリムゾンと評価が高いが、確かに技術的、雰囲気的には及第点といえる。ただ、ヴォーカルがやや弱い(下手ではない)のと、曲調が同傾向になりがちで、展開が読めてしまうのが難か。曲のヴァリエーションを広げ、さらに欲をいえば攻撃的かつ抒情的なヴァイオリンとピアノ(エディジョブソンみたいな?)があれば個人的にはもっと良いんだが。

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