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らぷとる さんのレビュー一覧 

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     2019/06/25

    6番はショスタコ交響曲中一、二を争う不人気曲だが、駄作と決めつける前にこの演奏を聴いて下さい。確かに、二重言語とか隠された抵抗とか語られてはいるものの一応わかりやすく勝利の終楽章に突き進む運命型の5番の次がこれ?と初めは私も思った。やたら深刻で濃密なモヤモヤ感で塗りつぶされた1楽章、突然我に返ったように陽気な2楽章、そんなに急いでどこへ行くのか快速3楽章(前の年に作った弦楽四重奏曲第1番と同じ終わり方)、重いのか軽いのか、葬送なのか狂騒なのか、支離滅裂で人を喰ったような曲に戸惑った。でも、何度も聴いているうちにこれは作曲家の5番作曲前後のエピソードではないかという思い込みから抜けられなくなった。そんなもの単なる見当違いとしても、バーンスタインが言うような悲愴や西側をコケにする意図は感じないし、ムラヴィンスキーのような驚速超絶演奏や、味も素っ気も削ぎ落としてきれいに整頓されたK.ザンデルリンクの演奏では物足りない。1楽章でマーラー色たっぷりに死か狂気を覗き込むかのような恐怖をとくと味わわせてくれるハイティンク盤が私は大好きである。2楽章、3楽章のコントラストもいい。音響も素晴らしく、ACOの音色もホールトーンも味わい深い。東のコンドラシン盤と双璧をなす西側の名演奏。全15交響曲中で一番好きだ。カップリングの12番は二番煎じの駄作じゃないか?・・・と私も好みで決めつけているだけかも知れぬ。

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     2019/06/24

    FMのエアチェックテープ→LP→初期CD(音遠め、LPひっくり返すところの中断がそのまま)→リマスターCD(音が近くなり、中断なし)とメディアを換えて聴いてきた。リマスター盤は音に酔いそうで初期CDの方が好み。冷徹だの知的だのスコアが透けて見えるだの言い古された評判より音楽を聴いて下さい。NYPはVPOと同い年なのにずっと現代的な音で、キレのある演奏は緻密で強烈、スピードと力がみなぎる。CBSの録音も生々しく未だに鮮やかで、目を閉じるとまるでホールに居るみたい。新録音よりトータルで遥かによい。どうでもよいことだけどジャケットの絵が車に踏み潰された小鳥みたい。
    ご注意:1910年全曲版に惚れると組曲版がつまらなくなり、最悪の場合聴けなくなることもあります。

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     2016/06/08

    オルガンにはあまり詳しくないもののトリオソナタやBWV565などの有名曲には長らく馴染んできたが、こちらの全集に収められた同曲にはなかなか馴染めなかった。どしゃんばしゃんと機械音(?)が賑やかだったり、早いペダル音の頭が遅れたり、重低音が濁っていたり、このオルガン壊れてるんじゃないかと。それでも柔らかくて味わいのある音に惹かれ何度か聴いていると、現代楽器による旧録音がまるで電子楽器で演奏しているかのように味気なく感じるようになって旧録音を聴く気を失ってしまった。2回目の全集を完成したのに間をおかず歴史的楽器で新録音に取り掛かった理由がわかった気がする。お安い旧録音も魅力的だが、演奏内容は新録音がまさっていると確信する。アラン自身による解説文も読み応えがあるので国内盤がおすすめ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/09/27

    ソナタ2番の1楽章からあっけに取られる。楽譜がないのでわからないが、少々脱線しているのでは?突如中断して初めに戻るんじゃないかとひやひやする箇所もある。情緒の欠片もない精確無比のポリーニ盤が効きたくなるが、聴き続けるうちに耳が吸い寄せられる。3楽章中間部のニュアンス、陰影、呼吸、これぞ大家の技であるとわたくしは断じる。心にじんわり沁み込む「子守唄」「舟歌」も絶品。こんな演奏に出会えて生きてて良かったと思える。バラード3番もソナタ3番も時々怖くなるが、終了後の充実感は他の演奏に代えがたい。即興曲もポロネーズも。そういえばフランソワも日生ライヴのごとく酔拳みたいな超技を披露した。そんな危うくも味わい深い演奏をする人はもはや絶滅してしまったのかも知れない。貴重な演奏記録ではなかろうか。

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     2013/05/02

    自伝も読んだし5回じっくりと聴き通しましたがなにゆえこの音楽がこうもうけるのか不明。あっさりと現代的な語法を否定されたのでは音大で真面目に作曲の勉強をしている学生さん達の苦労が浮かばれまい。Nスペや金スマや自伝本や評論家氏の記事や日の出写真がなかったらこれほどもてはやされただろうか。細かいことですが、金スマ冒頭で海外でも絶賛と紹介された「現代のベートーヴェン」は誤訳でしょう。画面でdigital-age Beethovenと読めたから「デジタル世代のベートーヴェン」では?前後の文章を読んでませんが、佐村河内氏がゲーム音楽作者であることを思うとはたして賞賛の言葉なのか。
    聴き手・オーケストラ・指揮者のせいでつまらないのかもしれないので中立の評価にしておきます。
    ご購入時にはそのお金を何に使うべきか良くお考えを。今は過去の超名演が信じられない値段で買えますからね。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/02/26

    2月25日の演奏会場でフライング購入し(レコード屋は成田に着いたばかりと言った。HMVより1000円も高かった…)、終演後早速聴いてみたが彼らは今の成功に留まらずどんどん先へと進んでいる印象だ。16番に関しては、DG盤、その後のDVDからさらに変貌し、表現がさらに純化しているような気がする。もしかするとこういう方向は受け付けない人も居るかもしれないが、一つ言える事は、4人があたかも一つの自律的な楽器のように自在に演奏する様は驚異であるということ。いったいどこまで高めるつもりか怖くなると同時に、彼らと同時代に居合わせたことを大変な幸運と思う。ちなみに、当日の演目はベートーヴェンの6番とハイドンの「十字架上のキリストの最後の7つの言葉」。6番は普通に大変な名演であった(1曲目からフル回転)。メインの「7つの言葉」はイエスの言葉を奏でるルーカスとそれを見守り支える3人が素晴らしく、最後の「地震」は弦楽四重奏でこんなことができるのかと言いたくなるほど、大地も裂けんばかりのド迫力であった。他所の模様でもよいから、CD化いや映像付でDVD化してもらえないものか。

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     2010/06/24

    「動物の謝肉祭」はポピュラーな曲ですが、原典版が室内楽であることはあまり知られていないように思います。小規模で演奏するとこの曲が実に機知に富んだ名曲揃いであることに驚かされます。1978年と古い録音ですが、当時の(フランスに縁のある?)名手をずらりと揃えて行われたのは驚嘆に値するのではないかと思います。指揮&ピアノ1:フィリップ・アントルモン、ピアノ2:ギャビー・カサドシュ(あのカサドシュの奥さん)、フルート:アラン・マリオン、バイオリン1&2:パスキエ&トルトゥリエ、チェロ:ヨー・ヨー・マ(「白鳥」の美しいこと!)等々・・・。30年以上前にエアチェックしたテープを大事に聴いていましたが、ふと検索して未だに販売されているのを知り、早速取り寄せてもらい、美しい音で堪能しました。オーマンディのいい意味で大味な名演「オルガン付き」のおまけ扱いですが、素晴らしいおまけがついたこのCD、買って損はないと思います。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/24

    「動物の謝肉祭」はポピュラーな曲ですが、原典版が室内楽であることはあまり知られていないように思います。小規模で演奏するとこの曲が実に機知に富んだ名曲揃いであることに驚かされます。1978年と古い録音ですが、当時の(フランスに縁のある?)名手をずらりと揃えて行われたのは驚嘆に値するのではないかと思います。指揮&ピアノ1:フィリップ・アントルモン、ピアノ2:ギャビー・カサドシュ(あのカサドシュの奥さん)、フルート:アラン・マリオン、バイオリン1&2:パスキエ&トルトゥリエ、チェロ:ヨー・ヨー・マ(「白鳥」の美しいこと!)等々・・・。30年以上前にエアチェックしたテープを大事に聴いていましたが、ふと検索して未だに販売されているのを知り、早速取り寄せてもらい、美しい音で堪能しました。オーマンディのいい意味で大味な名演「オルガン付き」のおまけ扱いですが、素晴らしいおまけがついたこのCD、買って損はないと思います。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/06/20

    「動物の謝肉祭」はポピュラーな曲ですが、原典版が室内楽であることはあまり知られていないように思います。小規模で演奏するとこの曲が実に機知に富んだ名曲揃いであることに驚かされます。1978年と古い録音ですが、当時の(フランスに縁のある?)名手をずらりと揃えて行われたのは驚嘆に値するのではないかと思います。指揮&ピアノ1:フィリップ・アントルモン、ピアノ2:ギャビー・カサドシュ(あのカサドシュの奥さん)、フルート:アラン・マリオン、バイオリン1&2:パスキエ&トルトゥリエ、チェロ:ヨー・ヨー・マ(「白鳥」の美しいこと!)等々・・・。30年以上前にエアチェックしたテープを大事に聴いていましたが、ふと検索して未だに販売されているのを知り、早速取り寄せてもらい、美しい音で堪能しました。オーマンディのいい意味で大味な名演「オルガン付き」のおまけ扱いですが、素晴らしいおまけがついたこのCD、買って損はないと思います。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/05/17

    許氏が「何が起きたのか」と首をかしげたコンサートを聴いたせいで音楽が苦しみになってしまった折、予約していた本セットが届きました。マスターに起因するという音の揺れが極稀にありますが、30年前とは思えぬ鮮やかで生き生きとした、にもかかわらず耳を疲れさせない高い音質に一驚し、演奏も薄れゆくLP版の記憶とそう違わず明るく愉悦に満ちて、図らずも音楽を愉しみの側に引き戻してくれました。困るのは、少々の用事では聴くのを中断する気にならず、活動が数十分おきに分断されることぐらいでしょうか。他の演奏を知りませんが、第一選択として間違いないと思います。いいお値段は、愉しみの詰まった11枚のディスクに見合っているかと。ラヴェルが「クープランの墓」に込めた200年前の同国人への敬意を探るのも一興ですが、余計な詮索は脇に置いて虚心に音楽に耳を任せるのがやはり一番でしょうか。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2010/03/04

    レビューを書くためには演奏を聴くことが必須条件だと思いますが、なぜか発売前に書く人が多いのは困ったものです。とはいえ、フライング氏の期待を裏切らないCDとだけは言えます。海賊盤のライブへの不満もかなり解消してくれるでしょう。多弁は無用、テンシュテットに興味のある人、マーラーの好きな人、このページにわざわざ来た人は、迷わず買って聴くべし!

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2009/12/11

    かつて出ていたVENEZIA盤と同じ演奏のはずです。意外とおとなしい、というのが第一印象です。ショスタコーヴィチ演奏のような爆裂系の演奏を期待すると、ことごとく裏切られるでしょう。6番だって、許光俊氏が言うほど激しいものではありません。テンシュテットの演奏こそ、病気や夏バテしているときには聴けないでしょう。このCDのいいところは、むしろ、たっぷりと込められた歌心ではないかと思います。ほかではあまり聴けない意外な節回しがたまにあって面白いです。大ヒットしたVENEZIAのオムニバス盤『メロディー』のような感じですが、ずーっと長く楽しめます。『大地の歌』が聴ければもっとよかったです。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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