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ニャンコ先生 さんのレビュー一覧 

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     2013/05/17

    ブーレーズがDGで録音したマーラー全集中では、最もすんなりと「ブーレーズ的演奏」として聴き手に受け入れられている盤であろう。1〜3楽章でしばしば新ウィーン学派の響きが聴こえるし、第2楽章のソロ・ヴァイオリンの無機質な不気味さも際立っている。それでいて、クリーヴランドの純化された音色は、第1楽章第2主題では陽光射す清新な美を聴かせる。第3楽章の弦楽合奏の静謐な美は、初期ウェーベルンのさわやかさだ。唯一の難点が、第4楽章のソプラノがヴィブラート過剰で興ざめなことだ。古来、アメリングやポップが起用されてきたパートに、この歌手を連れてきたのは誰なのだろう?どうもブーレーズは歌手の声質や歌唱スタイルと曲との相性に無関心な傾向があるように思える。この歌唱で星1つ減点。

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     2013/05/17

    アンダーソン作品をトップレベルのオーケストラが良い音で録音した盤は非常に少ない。その中で、この1枚をベストとして推す。サービス精神旺盛な指揮者と楽団である、演奏に失望することはありえないと保証する。録音も鮮明だ。同作曲家のマニアックなファンの方は、同じ指揮者がNAXOSに全曲録音を進行中なので、そちらを収集すべきだろう。

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     2013/05/17

    スクリャービンのピアノ曲は数曲しか聴いてなかったので、とりあえず幅広く聴いてみようと、名のある演奏者、しかも廉価2枚組の全集なら不足はなかろう、と購入。聴き進むと、無調音楽に向かう先鋭さはなく、後期ロマン派の和声の拡張を、達意のピアノを使って続けていた孤高の作曲家であることが良く分かった。演奏は初めて聴くには申し分ない。録音も音が硬いが、曲に耳を奪われている間は忘れる程度。ところが今朝、スドビンという若い奏者の来日公演がTV放送されていて、そのソナタ5番を聴いて、やっぱりこういう音色の多彩さに酔う曲は、もう少しピアノが豊かに響いている録音でないとダメだなあ、と実感した。

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     2013/05/16

    むしろクラシックファンにお薦めしたいアルバムである。世界最高のア・カペラグループを、ひと世代前に「世界最高の合唱指揮者」と呼ばれた人が指揮して、ガチで挑んだスウェーデン伝統曲である。曲調はどれも親しみやすい。1人1本のマイクというポップスのア・カペラの録音法をとっているため、すばらしくクリアーにして濃密な響きが聴ける。収録時間がポップス仕様で50分に満たないのが少し残念である(最近のクラシックCDは、80分に迫るなんてのがザラなのだ)。

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     2013/05/16

    モーツァルトの場合、交響曲は古楽器の演奏を(全集でなくとも)持っておいた方がよいと思うが、ピアノ協奏曲は特に古楽器で聴いてみる必要はないように思う。ピアノという楽器の音の発展があまりに劇的だったため、現代ピアノの透明で硬質な音色こそモーツァルトにふさわしいと感じてしまった耳には、古楽器の演奏はしっくり来ないとお感じになる方が多いからだ。とはいえ、このセットほど完成度の高い演奏がここまで安価になると、いっそ全集で買って、1回聴き通すだけでも元がとれる。曲によっては、いつの間にかこちらの演奏で聴くのがクセになっていたりするものだ。

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     2013/05/16

    ひと世代前の「巨匠」たちの重々しすぎる演奏は、録音も古いし、どうも聴く気になれず・・・かといって古楽器派の演奏ではちょっともの足りない、という方(私もそういう趣味の一人だ)に、この盤はちょうどよい。小細工も過度な思い入れもなく、古典派期の宗教曲として楽譜を普通に読み込んで演奏していく。聴こえてくるのは、まごうかたなくベートーヴェンである。独唱者それぞれも上手いし、重唱もよくアンサンブルできている。管弦楽と合唱のバランスも自然である。

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     2013/05/16

    USA盤の価格なら十分にお薦めできる。Vnは無伴奏だけでなくこちらのソナタ集もぜひ座右に置くことを薦める。カルミニョラはモーツァルトでは作品との距離をとりあぐねる傾向があるが、このバッハではマルコンのチェンパロの名サポートもあって、終始ブレない。適度なバロック的装飾と即興性を加えてバッハの深い世界を表現し尽している。録音は言うまでもなく優秀である。

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     2013/05/16

    これは大変なお買得セットだ。どの盤も曲、演奏、録音と三拍子そろった名盤ぞろいでこの価格。ピアノでバッハの主要曲を聴くにはこれ1セットあれば十分である。シフのピアノは、音の美しさ、粒の揃いかたが半端でなくすばらしい。しかも楽譜の読みが正確で、気分に任せてフォルムを崩すようなことはしない。ピアノでバッハを聴くにはうってつけの弾き手である。個人的にはペライアの録音のほうが、より繊細でキラキラと美しいピアノが聴けるが、個人的な好みの問題である。まずはこのセット、お手元に置かれることをお勧めする。

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     2013/05/16

    新解釈や新奇な仕掛けは全くないが、聴いていて実に楽しい演奏である。録音も極上だ。なにより、こちらの06年録音の3曲は、ピアノと管弦楽のミキシングのバランスが適切で、ピアノと各パートの親密な対話が聴きとれるのがよい。ここで完成した全集を突破口にして、ピアノソナタ全集も世界市場向けにRCAレーベルから適正な価格で発売してほしいものだ。日本人だけが聴いているのはもったいない世界屈指のベートーヴェン演奏なのだから。

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     2013/05/16

    丁寧に1音1音を濁りなく弾き進めていくソロと、ピリオド奏法を取り入れて率直かつ繊細さももって音楽を作っていく管弦楽。さほどミスマッチとは思えない。だが、04年録音のこの3番と5番に関しては、ミキシングがピアノを前に出し過ぎなのである。だから、ホールで聴いていたらベストマッチだったかもしれない部分でも、ピアノが勝手に一人で弾いていて、管弦楽はかってに遠くで弾いているかのように聴こえてしまう。全集が完成し、適切なバランスでミキシングされた1、2、4番の発売を機に、こちらの盤もリミックスしてほしいものである。

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     2013/05/16

    日本のピアノ界は、いや音楽界は、こんなすごいベートーヴェン全集を持っている!かつての園田高広の全集が、その当時の世界最高水準に肩を並べていたとすれば、仲道は(かつてヨーロッパ音楽の辺境カナダでグールドが成し遂げたほどセンセーショナルなやり方ではないとはいえ)ヨーロッパやアメリカの音楽家が誰もやらないような「正統派のベートーヴェン演奏」を成し遂げてみせた。いつの日か、「国内向けオンリー」の販売戦略の足かせをふりほどいて、全集版廉価ボックスセットとしてヨーロッパで発売されてほしいものだ。P.ヤルヴィとの協奏曲全集を見て、その期待が実現する予感が少ししている。

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     2013/05/16

    Vigore氏のレビューに全く同感である。すべての盤にレビューを付けたいくらいだが、ひとことで言えば、すべての盤が、現代日本のクラシックファンにとって聴くに値する。この26〜28番を収めたVol.9は、仲道の演奏を小品1曲でも聴いたことがある方なら、「彼女にぴったりの曲ばかり」とご納得いただけるだろう。

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     2013/05/16

    全集としての詳しいレビューはVol.11のCDに書いた。この盤では何といってもハンマークラヴィーアの素晴らしい演奏が光る。NHKでライヴ演奏の中継を観たが、CDとは全く異なるアプローチの名演奏を繰り広げていて、愕然とした。CDでは全体の構成をがっちりとまとめ、その上で部分の意味を深く読み込んでいく悠然たる演奏、「あまりの破綻のなさに息がつまる」演奏を聴かせている。「スタジオ録音での全集」としては最善の結果を出していると言えるだろう。いっぽうライヴでは、最終楽章のフーガで鬼神のごとき音楽への没入を見せ、「ベートーヴェンにとってフーガは音の幾何学ではなく、人間的感情を盛る最高の器だったのだ」と教えてくれた(私は彼女のこのライヴ演奏を観て、はじめて「大フーガ」が何であるかを悟った)。

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     2013/05/16

    世界の大家、中堅、若手の名演、快演がボックスセット全集で「全曲で2千円代」で買える当サイトにあって、仲道の全集をお薦めするのは正直、気がひける。私も実は人から譲り受けたから聴くことになったにすぎないのだ。ところが、彼女の全曲録音を1枚、また1枚と聴いて行くと、「ひょっとして、総合点で言えば、これが今聴ける世界最高の全集では?」と思えるほどの演奏水準プラス優秀録音なのである。非常に丁寧な演奏である。作曲家である諸井誠氏との共同作業によって楽譜を深く分析し、楽譜ににひたすら忠実に、1音たりとおろそかにせず、もちろん急速楽章は十分な推進力あるテンポで、しかし音を濁らせることなく弾き通している。どれだけぶ厚い和声でも、速いパッセージ、複雑な対位法の部分でも、全て彼女の持ち味である丸く芯のある美しいピアノの音で弾かれている。全集の最後を飾る第11集では、他の演奏家同様、最後の3曲を収めている。幻想曲的な30、31番がすばらしいだけでなく、32番も実に堂々たる演奏だ。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2013/05/16

    ベートーヴェンの全集を集めるのが好きだという方であれば、5千円を切った今こそ、迷わず「買い」である。「ソナタ全集はどれか1つだけでいい」という方には最近発売のコルスティックのセットを薦めるが、「落ち着いた演奏、味のある演奏を聴きたい」という方、「歳のせいか速めの演奏には着いて行けなくて」という方には、このブレンデルのセットをお薦めしたい。60歳台前半での録音である。40歳を過ぎるころから世界最高のピアニストに名を列せられるようになったいわば「遅咲き」のブレンデルである。心、技、体ともに、「長い絶頂期の終盤」を飾る演奏群とお考えいただきたい。なんと大曲「ハンマークラヴィーア」をライヴ収録することで、「スタジオで何度も弾いて良いとこだけつないだ録音なんかじゃないよ」と自ら証明してくれているかのようだ。すべての楽章がよく考えられ、弾きこまれている。ライヴ収録であっても、良い意味の即興的創造性は感じても、「感興に任せてのめり込む、あるいは逆に弾きとばす」といった様子は微塵も感じられない。彼の捉えたベートーヴェン像が、余すところなく音になっている。優秀録音がそれをしっかりと我々の耳に、魂に届けてくれる。

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