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build2destroy さんのレビュー一覧 

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     2015/01/21

    本作は、彼らの3rd.”Tonight” のbonusCDを単独リリースする際に#9を追加したもので、同アルバムの中から”Bite Hard”, ”Lucid Dreams”, and ”Katherine Kiss Me”を除く全9曲のdub versionを収録している。

    この手の音楽に不慣れなせいもあり、一気に聴くといろいろ神経に障りそうな作品ではあるのだが、プレイリストを作って元曲と交互に再生してみると、これが意外に悪くない。

    なおタイトルは元曲の歌詞の一部からとられている(#5 Katherine Hit Me 以外)。

    #1 Feel the Pressure ← What She Came For
    #2 Die on the Floor ← Can’t Stop Feeling
    #3 The Vaguest of Feeling ← Live Alone
    #4 If I Can’t Have You Then Nobody Can ← Turn It On
    #5 Katherine Hit Me ← No You Girls
    #6 Backwards on My Face ← Twilight Omens
    #7 Feeling Kind of Anxious ← Ulysses
    #8 Feel the Envy ← Send Him Away
    #9 Be Afraid ← Dream Again

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     2014/12/08

    作者のブログから誘導されて全話既読ではあるものの(現在は、最初の2話とコミックス未収録の12話以降をオンラインで閲覧可能)、後追いで知った「ヤンデレ彼女」の既刊を中古で揃えてしまった負い目があるため、今回は新規購入することに。オッサン、童女そしてドSセクシー、という作者の趣味全開のキャラたちにいつでも会えるメリットは大きい。つくずく、九十九姐さん登場回にハズレはない。四コマ比率は少ないが、それらについてはタイトルが欲しかった。 特別番外編四コマ「ポシェモン」収録。おまけ四コマ「閑話休題」で作者自らが語っているように、せっかくカラーであるにもかかわらず「終わっている感じの色」で支配されている冒頭4Pの中で、加賀美ンの赤面がまるで掃き溜めに鶴のよう。カバー裏になにも仕込まれていないのは非常に残念(秋田書店の仕様?)。

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     2014/12/01

    下記のように全12曲のHighlight版を作成して充分に耳を馴染ませ、18曲→36曲と一ヶ月かけて段階を踏みようやく、3枚組(全180分)の概要がおぼろげながら見えてきたような気がする。まるで英単語を覚えるような手順を厭わなければ、殿下のいろいろな側面をコストパフォーマンス良く楽しむことができる。まぁそうは言っても、ついついHighlight版に手が伸びてしまうのだけれど、実際は。

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    そのタイトルが示すように(emancipation : to free somebody, especially from legal, political or social restrictions from OALD)、こじれにこじれたWarner Brosと訣別後最初のアルバムは、3枚組全36曲と「解放」の悦びに満ち溢れている。

    しかし問題がないわけではない。未発表曲やファミリー作品はもちろんのこと、オリジナルアルバムすらすべて聴けていないPrince初心者からすると、3時間というヴォリュームは嬉しさ以上に困惑が勝る。そこで3枚のdiscから4曲ずつ選抜(=12曲)したハイライト版を作成し、橋頭堡とすることにした。

    作り方は簡単で、各discを60分ジャストに収めるという遊び心を持つ殿下が、最初と最後に極めつけの曲を持ってこないはずがない。また中だるみ防止のため中盤で意表を突くことも容易に想像できる。そんなわけで各discの1,6,7,12曲を機械的に抽出すれば完了…するのだが(これはこれで悪くない組み合わせ)、自分の意思がまったく入っていないというのも味気ない。そこで1,12はそのままであえて6,7は外し、各discの2-5および8-11から1曲ずつを第一印象で選抜したハイライト版がこれ。

    Jam of the Year, Right Back Here in My Arms, I Can’t Make U Love Me, In This Bed I Scream
    Sex in the Summer, Soul Sanctuary, The Holy River, ”Friend, Lover, Sister Mother/Wife”
    Slave, New World, One of Us, Emancipation

    現在、このプレイリストを聴きまくっている最中。1/3であるにもかかわらずヴァラエティに富んでいるが、全体的に落ち着いている印象を受ける。これらが耳になじんできたら各discの6,7を加え(これでようやく18/36の半分に到達)、徐々に完全制覇に近づけたい。そしてその時、再評価をする予定。

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     2014/11/16

    「粉もの好きの巻き込まれ型兄妹の運命やいかに」
     今回の視察は、5長官パイン(大柄な緑髪めがね)の故郷ジュモーク区だけなので、視察済み区は現在3/13(ドーワー区はノットさんと一緒に本部に顔を出しただけ。王都なのでクライマックスで再訪か)。iPadを連想させるジュモーク区の食パンは、モーヴ本部長の言葉の通りインパクトがあった。

     クールでつかみどころがなく謎多き男ジーンの意外な一面(=ACCAを辞めない理由)が提示され、本巻後半で描かれたドーワーでのシュヴァーン王子成人記念祝典を以って舞台と役者は揃ったと思われるので、次巻以降のめくるめく展開を期待。

     ドレスコードのある高級レストランやACCA本部礼装ではなく正規の礼装が指定された式典におけるモーヴ本部長の、普段とは落差の大きい艶やかさに目を奪われること間違いなし。ほんと、なぜ奥さんが出て行ったのか不思議な番外編「ノット父さんの出張」も収録。

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     2014/11/09

    Jazzの扉を開けた一枚。ある日突然、無性にJazzというものが聴きたくなったのだけれど、なにをどう選んだら良いかさっぱりわからず、アーティスト名(玉川カルテットと同じ四人組み)、タイトル(イタリア語?)そしてなんとも不思議なジャケットが最大の決め手となって本作を手にした。家に帰って聴いてみると曲間に拍手が入っておりLive盤であることが判明。どうやらpの人がリーダーらしいのだが、時々調子が外れているように素人には聴こえた。

    最初はpのみの小曲#5以外はまったく受け付けなかったのだが、何度も繰り返し聴いているうちに#1がタイトル通りいかれていることがわかるようになり、気づいた時にはあまりにユニークなpの虜になっていた。正直なところ、自分が思い描いていたJazzというものとは若干違うような気がしないでもないのだけれど、まったくの偶然に本作に出逢えたことは、ものすごくラッキーだったに違いない。

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     2014/08/11

    文字を記録する媒体の変遷とグーテンベルクの印刷に関する史実や電子書籍全般の動向に加えて、著者の過去の読書体験とKindle開発に携わった経験、そして将来に対する願望が雑多に記されており、翻訳書独自のぎこちなさも手伝って決して読みやすい本ではなかった。しかし、電子書籍は現在進行形で死にかけている「本」の後継ではなく、単なる代替に過ぎないということを気づかせてくれるヒントが散りばめられている。

    本書によると、16世紀の富裕層は手書きの写本に比べ印刷された本は人間味にかけると考えていたため、総じて印刷技術を使って作られた本は読みたくないと考えていたらしい。ワープロで書かれた手紙には心がこもっていない、履歴書は手書きでないとその人の人柄がわからない、と考えている日本人は少なくないだろう。「本」に関しても同様に考えられているようだが、「聴く」や「観る」が比較的短期間に変化を繰り返して進化していったように、これまで盤石だった「読む」についてもさすがにターニングポイントに差し掛かっているのではないか。ただ、都会ではまた状況が異なるのかもしれないが、Kindleユーザにまだ遭遇したことがない。一心不乱にスマホおよびタブレットの画面を眺めている人たちの中で、しきりにスワイプしていないのであれば何らかの電子書籍アプリを使用している可能性はゼロではないけれど。

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     2014/08/01

    「小説現代」2012年4月号〜2013年4月号が初出と書かれているが、連載中に出逢っていたら途中で投げ出してしまったかもしれない。

    装丁とタイトル(特に英語)の美しさに惹かれて読み始めたものの、詩的であり哲学的、そして技術的でもある内容は複雑かつ難解だ。一読後(もしくはその途中で)本を置くか、もう一度手に取るか…なんらかのきっかけでスイッチがOnになれば、何度も繰り返し読みたくなる不思議な魅力に満ちあふれた全13章。

    紙と電子、両方を所有しなければならないのではないか、とも思わせる作品である。

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     2014/07/11

    インパクトのあるゲスト参加曲#2,3,4,10ばかりに注目が集まりがちだが、残り6/10もたいへん聴き応えのある6th(カバーアルバムは含まず)。

    地味なミドルテンポながら見事にらしさを体現する#1で始まり、怒涛の#2-4による緊張を解きほぐす#5。#6-8はブギー、ポップ、ゴシックと多彩で、先ほどのゲスト参加三連曲に決して劣らないポテンシャルを秘めている。なかでも#7 ”Covered by Roses”は前作収録の”Sinead”を思わせる哀愁ポップ的さじ加減がたまらない。ヘヴィな#9でのチェンジ・オブ・ペース後にアーシーなデュエットで幕を閉じる展開は、まったくもって隙がない。

    デラックス・エディションには、昨年リリースされたカバーアルバム”Q Sessions”から抜粋された4曲(国内盤は+2曲)と#3,6,7,9のエヴォリューショントラック(楽曲の体をなしていないので、資料的な価値はあるものの諦めることに)を収録したボーナスディスクがついている。権利関係なのか後々小出しにするつもりなのか、選に漏れた残り5/11が名曲揃いなだけに、通常盤と”Q Sessions”のセット購入がおすすめ。

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     2014/07/02

    600Pを超す分厚いこの本は、本棚の定位置で他人行儀にひっそりと佇んでいないだろうか。ただ待っているだけではいつまでたっても友達になれないのは人間と同じ。こちらから積極的にアプローチしなければならない。勇気を出して手を差し伸べよう。

    そして、本書の特長、はしがき、目次(橙色の章タイトルのみ)、Forestの構成と利用法、序章に目を通す。たった16Pなので10〜15分ほどで読み終わるだろう。「 Part1 これが基本」→「Part2 理解する」→「Part3 深く知る」という本書の構成がくどいほど何度も書かれている。

    次に各章の「Part1 これが基本」のみを拾い読みする。 内容を覚える必要はない(そもそも一度読んだだけで覚えられるはずがない)。 全部で76Pなので、途中何回か休憩を挟んでも2〜3時間あればなんとかなるのでは。むしろページをめくるのがたいへん。

    最後の付録はざっと目を通せば充分。

    さて分厚い英語の文法書を読破(本当はしていないけれど)した気分はどうだろうか? 相変わらず他人であるかもしれないけれど、人となりに触れることで親近感が湧いてきたはずだ。そうなれば遠慮は無用。英語が得意なクラスメートに質問する感覚で、目次や索引を使って調べたい章を検索し内容を確認すれば、「森」は必ず応えてくれる。

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     2013/09/22

    予約時の選択肢は計4種類だった。国内盤のボーナスが#2,4のextend mixだったため、まずは躊躇なく輸入盤を選択。あまり情報がなかったので熟慮の末(といっても30秒程度)、”bonus CD containing 13 live tracks”につられて限定2枚組をクリックしたのだが…結果的には大正解。

    これまでも11曲(38.7分)、13曲(41.1分)、12曲(42.6分)と長尺作を産出するアーティストではなかったとはいえ、本作の10曲(35.0分)は過去最少かつ最短のヴォリューム。4年に一度のW杯型リリースが定着しそうなことを考えると、通常盤では途中で餓死しかねない。各ディスクのレビューは以下を参照のこと。

    ≪Disc1≫ Right Thoughts, Right Words, Right Action
    オープニング&タイトル・トラックという重責を担う#1。アルバムをリリースするたびに徐々に重たく分厚い音に進化していったが、前作のタイトルから一夜明けたのか、原点回帰したシンプルかつストレートなサウンドがまた新しい。以下、Hanoi Rocks ”Tragedy” from Bangkok Shocks Saigon Shakesを彷彿とさせる#3や意味深かつ韻を踏んだ詩が素敵な#5、地味ながらクセになる#9を経て切なすぎる#10で幕を閉じる展開は見事、としか形容できない。

    iTunesの表示を「グリッド」にするとちょうど5曲単位で2列に表示されるのだけれど、対面する各曲が線対称で関連づけられているように見えてならない。ただし#3と#8は除いて。そしてこのアンバランスさがドラマティックな#10に向けて拍車をかける。

    ≪Disc2≫ Right Notes, Right Words, Wrong Order [Live]
    Konk Studios(ロンドンの伝説的スタジオらしい)でのライヴセッションは、音質こそデッドだが、ぴんと張りつめた緊張感が伝わってくる。そして小気味よいギターのカッティングに痺れる。

    新作からは#8,9を除く8曲(まぁ無理からぬ選択ではある)を収録。地味もしくは単調と感じられた”Stand on the Horizon”や”Bullet”が生まれ変わってオープニングとエンディングを飾っているばかりか、変な曲よばわりしていた”Evil Eye”と”Treason! Animals.”までもが実にかっこよくなっており、このボーナスディスク抜きに新作を語ることはできない(メロウな”Love Illumination”, ”Goodbye Lovers & Friends”がラフになっていることは、トレード・オフとして受け入れなければならないが)。

    旧作からは5曲。1st.収録”Michael”(EP)のB sideである#9(初めて聴いたもののFFらしくLive映えする佳曲)、2nd.と3rd.の顔ともいえる曲が続く#10,11、そして同じく前作からの#2,7。圧巻は後者の”Can’t Stop Feeling”で、印象的なリフやメロウな転調部を廃しクールなベース中心のストイックな曲にリアレンジかつ倍の長さにエキスパンドされている。終盤に織り込まれた”Heaven on Their Minds” from Jesus Christ Superstar (Original London Concept Recording)のメロディも渋い。

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     2013/09/11

    「凛」たる「完」
    メインキャラ勢揃いの表紙に「あの男」がいない(代わりに宗像先輩がいるけれど)が、懐かしいマイナス時代のキャラデザで安心院さんと一緒に裏表紙を占拠しているので心配は無用。カバー裏は十年後の黒神めだかの下着姿。1巻と違って恥じらいを見せているところに年月の経過を感じる。

    おまけページは、先生x4、善吉クイズの解答(例)、将棋部x2、贄波vs元婚約者、平戸姉妹&新入生x2、第111代生徒会長 桃園喪々、めだか&善吉(2歳)「ご愛読ありがとうございました」、小説版x5&アニメ版x1、球磨川&咲(水槽学園時代)を見守る安心院さん、十年後キャラのラフスケッチ&作者コメントx2、とたいへん充実している。

    黒神家の家長権を継承したことにより箱庭学園を退学することになった黒神めだかを描いた第186箱を序章に、「未来へのブーケトス」編がスタートする本巻。その後の4話を使い、オールスターキャストによる「百輪走」でめだかを送別するのだが、フルネームで登場した百人からめだかへの、見開きx2を使ったメッセージが圧巻。ここは読み飛ばすべきではない。

    各キャラの十年後を描いた第191箱、敢えて「俺達の戦いはこれからだ」な最終箱(第192箱)で四年間の連載の幕を下ろす(劇中時間の経過は、十年後を除くと、約一年)。血みどろバトル系はあまり好きではないので、初期のほのぼのした「生徒会執行」編、中期の「黒神めだかの後継者」編とならび、楽しく読むことができた。

    なお「<外伝>グッドルーザー球磨川 完結編」は、負完全ではあるものの、消息不明となった球磨川禊について言及している。

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     2013/08/30

    現在中学生の次男が小学校に入学したとき、おじいちゃん・おばあちゃんから「ハリー・ポッターシリーズ全巻セット」をプレゼントしてもらった。しかしまったく興味が湧かなかったらしく、実はせっかくもらったのでページを繰って読んでいるふりをしていた、と最近になってカミングアウトされた。

    数年後、テレビで観た「ハリー・ポッターと賢者の石 特別版 [DVD]」が気に入ったようなので存在を忘れている原作本のことを教えると、読書はあまり好きではないにもかかわらずあっという間に読み終えてしまった。実験的に最初の三作のDVDを購入してみたところ、DVDを観る(アクション中心)→本を読む(ストーリーの詳細を補完)を繰り返し、とうとう映像未体験のものも含めて全巻制覇。「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 1 [DVD]」と「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2 [DVD]」はリアルタイムに映画を観ることができた。

    中学に進学して新たに英語の授業が始まったこともあり、再び実験開始。「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 特別版 [DVD]」で、ディメンターの集団に襲われるシリウスを助けるためにハリーが呪文を絶唱するシーンを「日本語吹き替え:エクスペクト・パトローナム!」→「英語音声:Expecto patronum!!」と続けて聴かせると次男の目の色が変わった(実験成功)。そもそも台詞は全て頭に入っているので「日本語字幕」はむしろ邪魔らしく、最終的には「英語音声+英語字幕」で観るようになり、耳からでは気付かなかった学校で習った単語を英語字幕で発見して喜んでいる。

    「Harry Potterで英語の勉強」の最終ステップと言えばやはり、原書への挑戦。いきなりこどもに読ませるのはさすがにかわいそうだったので、自ら人体実験を試みることに。過去に日本語版「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)」で挫折したがDVDの全シリーズを「音声&字幕:英語」で鑑賞後に読み始めたたところ、ほぼ一年かかってなんとか全巻読破。こども向けとはいえ単語は簡単なものばかりではなく、なにより長い(シリーズ最厚の「”Harry Potter and the Order of the Phoenix” (Harry Potter Celebratory Edtn)」は中断期間も含めると約半年かかった)。

    中学生の英語力では少しハードルが高いかもしれないけれど、「ハリー」ではなく「Harry」達が活躍する世界の一端に触れれば必ずやみつきになるはず。もはや英語の勉強とは別の次元で、面倒くさがってなかなか首を縦に振らない次男に対して、あの手この手で原書を薦める日々が続いている。

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     2013/08/28

    ”Graffiti Bridge” (1990)は同名映画のサントラということもあり、全17曲のうち5曲はPrince以外、4曲には他のミュージシャンが参加している(もちろんPrinceが全面的にコントロールしているのだろうけれど)。中でも#3,9(feat. Elisa),11に加えて#13でも共演しているThe Timeが気になったので、オリジナルを聴いてみることに。

    通算4枚(+1)のアルバムの中から、まずは無難に最も好調なセールスを記録したらしい本作を選択した。

    なんともやるせない”Ice cream castle in the summer”というフレーズが繰り返されるPrinceらしいpopな#1で幕を開け、一番のお気に入りの哀感溢れるfunkナンバー#2 ’My Drawers”を経て、シアトリカルな男女の艶っぽい会話が続く#3でLPレコードでいうところのA面は終了。B面は濃密な#4 ”Jungle Love”で始まり、#5でしっとり始まりつつもシアトリカルにのぼりつめた後はLive感たっぷりの#6になだれ込んで怒濤のフィナーレを迎える。

    1984年の”Purple Rain (1984 Film)”でPrinceが大ブレイクした勢いを感じさせる。そして約30年後の今聴いても、決して古びていないところが凄い。

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     2013/08/23

    ”Temple of Rock” (2011)でMichael Schenkerと共演したMichael Vossのvoが予想以上に良く、好みのジャケットであることも手伝い購入した2003年リリースの4th.。(なお、2nd. & 3rd.は未聴)。gはAngel SchleiferではなくThorsten Koehne。

    1st. ”BURN RUBBER” (1995)のバンド名ともアルバムタイトルともリンクしないアメリカンな内容はどうかと思ったのだけれど、本作ではもはやハードロックとは呼べないほど普遍的なロックの範疇の楽曲が並んでおり、むしろ清々しい。そして年齢を重ね円熟味を増したMichael Vossの甘い歌声は、この手の音楽にこそフィットすることに今更ながら気がついた。時折混じる、レイドバック感の強い曲が良いアクセントになっている。

    Beet Tuneは、そこはかとなく漂う欧州フレイバーが素敵な#4と#7。

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     2013/08/21

    三年程前に読み始めたものの挫折。多少は英語力がアップしたのでは? というささやかな期待を込めて再挑戦するもやはり途中で手が止まってしまう。意味がわからないのだ。語彙4割に加えて想像2割+創造1割(=計7割)という雰囲気読みの限界なのだろうがどうにも悔しいので、(結果的に何度も繰り返し読んでいる)冒頭の”A Perfect Day for Bananafish”にターゲットを絞って分析してみることに。

    二回続けて読んでも腑に落ちないため、不本意ながら「ナイン・ストーリーズ」で柴田元幸 訳の「バナナフィッシュ日和」を読んでみるとそれなりに読解できていたことが判明。しかし困ったことに、日本語で読んでも、というか日本語のほうが輪をかけて難解に感じられた。ふだんはこのような読み方はしないのだけれどせっかくなので「ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)」で野崎孝 訳の「バナナフィッシュにうってつけの日」も含めて3種類を付き合わせてみた。

    タイトルに関連する科白を引用。

    ”You just keep your eyes open for any bananafish. This is a perfect day for bananafish.”

    「きみはただ目を開けて、バナナフィッシュを見張ってれば、それでよろし。今日はバナナフィッシュにうってつけの日だから」(野崎 訳)

    「君はとにかく目を開けて、バナナフィッシュがいないか見張っていてくれたまえ。今日は絶好のバナナフィッシュ日和だからね」(柴田 訳)

    これらを読み比べると、翻訳という行為が、横に書かれている文字を機械的に縦に変換することでは断じてないことが身に沁みてわかる。しかし、人称代名詞の選択と文体の違いによって雰囲気は大きく変わってしまうため、あたかも別の作品を読んでいるかのような感覚にとらわれる。そしてオリジナルと翻訳もまた別の作品であると言わざるを得ない。

    ”A Perfect Day for Bananafish”5回ほど読んだ段階で、微かな光を感じた(目の錯覚かもしれないけれど)。たかだか15Pの作品なので、10回そして20回と読んでいくうちに、もしかしたらなにか手応えが得ることができるかもしれない。

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