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Dinkelbrot さんのレビュー一覧 

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     2019/02/03

    CDプレーヤーを買い換えたの久しぶりに聞いてみて、40年近く前にLPで経験したその輝かしい響き、怒涛のような推進力に再び衝撃を受けた。圧倒的でこんなピアニストは唯一無二だろう。ただしその日の気分によっては別の演奏を良いと思うこともある。バッハの演奏については同じくピアノを意識した演奏としてもアルゲリッチの対極にあるようなミヒャエル・シュトューダーの演奏も良い。アルゲリッチは圧倒的で、元気づけられるが、逆に元気な時に聞くと煩わしいと感じる時もある。

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     2019/01/02

    グリエルモとラルテデラルコの演奏はフレッシュかつ過激で、イルジャルディーノアルモニコ以来の衝撃的な演奏と思う。ただラルテデラルコの演奏だけだったら、別のOp.1〜12のボックスの方に入っているチェロソナタの演奏が良いので、迷うところだ。ヴィヴァルディ・エディションには他の曲も一杯入っているから、追加でチェロソナタのCDを買うのが一番いいのかな。

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     2018/08/31

    大半がイゴール・ルハーツェ率いるアンサンブル・ヴィオリーニ・カプリチオージの演奏であるが、いずれも水準以上のフレッシュな演奏で好ましい。曲によっては既に選集で出ている他の奏者のもので良いものがあるがこれだけ纏まっているのは有難い。フルートソナタは以前ヴァンガードクラシクス出ていたもののライセンスであるが、達者な演奏でこれも良い。

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     2018/08/09

    1枚目のHaenchen指揮の管弦楽曲集は、高音がきつく演奏も固い。これ以外は概ね良好な演奏・録音と思う。オルガン曲とカンタータの演奏はフリーデマンらしい物悲しい旋律が所々現れるものの比較的明るめの曲想でやや意外であった。オルガンを聞くと、この人は大バッハに劣らない腕前であったのだと感じる。
    フリーデマンバッハをまとめて聞けるのはありがたい。Hermann Maxのカンタータ(Capriccio)は廃盤となっているようなので貴重だ。
    管弦楽曲集は、他の良い演奏のCDがあるのそちらを聞くとしよう。

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     2018/05/26

    Camerata Bernの演奏は、スイスの空気のように澄んでいて心和む演奏ばかりだが、これも昔からの愛聴盤だ。佳曲が集められていて疲れた時にぴったりだ。このCDで初めて知ったLannerとFibichもいい曲だ。

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     2018/02/12

    ベーゼンドルファーでのアナログ録音ということもあるのか、骨太の音だ。録音は悪くないと思う。研ぎ澄まされた悲壮感漂うというものではなく、どちらかというと土臭い、ほっとする演奏で、舞曲では特にこの特徴を感じる。こういう演奏もいいものだ。シューベルトの一面を見る思いだ。

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     2017/10/29

    コープマンは30年も前に最初に買ったブランデンブルグがインテンポで面白くなかったので疎遠になっていた。久しぶりに購入してみたら、快速テンポで心地よい。オルガン曲は楽器の特性上強弱がつけにくく、眠くなるので聞き通すのが辛いのが多い。マリークレールアランの演奏会でも寝てしまった。コープマンの演奏は、2部、3部構成の曲で、各部の表情が引き分けられており、飽きさせない。確かにトリル等の装飾が多いかもしれないが、それほどいやらしいものでなく、これくらいの遊びがある方がオルガン曲を楽しく聞き通すには良いと思う。ハンブルクのザンクトヤコビ教会の特に高音の響きがあまり聞いたことがないもので新鮮だった。高調波成分が多いのかな。

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     2017/03/30

    なんてみずみずしい爽やかな繊細な協奏曲なのだろうか。Brilliantのロマンチックピアノコンチェルトの40枚組に入っていた。サンサーンスのこれらの協奏曲はもっと評価されるてよい名曲だ。動物の謝肉祭や交響曲で抱いてきたサンサーンスのイメージが変わってしまった。ピアノもオーケストラも好演といって良いだろう。他の演奏者の組み合わせも聞いてみたい。素晴らしい曲だ。

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     2017/02/19

    ブリュッヘンはうまいのだが、息やテンポの揺らし方があまり好きになれなかった。レオンハルトも同様にこぶしを効かせる演奏が特にバッハで好きになれず、彼らの演奏は、それ以来40年も聞いたことがなかった。今回まとめてブリュッヘンの演奏を購入し、昔と同様な感想を持った。ただ曲によってはこういうスタイルも合っているものがあった。それにしても、このような癖のある演奏をするなら、もっと楽しそうにやれば良いのにと思う。真面目にやっているので余計癖が気になるのだ。

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     2017/02/07

    チャイコフスキーというと、金管を大音量でならすか、こぶしを効かせる演奏が多いが、またそうでないと曲事態が陳腐に聞こえてくることもある。曲が全般に交響詩的であるのもそう聞こえる理由だろう。キタエンコの演奏は他の演奏と比べると、従来のくどいものと比較すると素直に聞けるものと思う。こぶしを効かせずにこれだけ聞けるということは素晴らしい演奏なのだと思う。金管も鳴らす所は鳴らすが、響きが静透だ。3番と7番は、やや散漫だが曲自体の構成の弱さなのだろう。全体として、いままで聞いてきたチャイコフスキーとはかなり異なるが、自分にとっては一番の好みだろう。録音が素晴らしく、定位・拡がり、S/N全て良い。

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     2017/01/29

    イルジャルディーノアルモニコもこの頃(2001年)になると、彼らにしてはやや激しさが後退し、余裕を感じる演奏となっている。それでもバッハはかなり激しい。小編成のオケでマルチマイクでややオン気味なので、音はよく取れているが好みは分かれるだろう。彼らの演奏でテレマンやゼレンカを聞いてみたい。

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  • 8人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2017/01/15

    ピアノの音像はやや大きめだが、澄み切った音がはっきりと捉えられている。ダイナミックレンジの広い演奏で、緩徐楽章は他の演奏家のものよりゆっくりめである。芯があるというか信念を持った毅然とした演奏と思う。遅い部分では、どんどん深みに引きずり込まれてゆき、快活な部分になると救われる気分になる。レオンスカヤは、このCDが初めてだが、感銘を受けた。いずれの演奏も良かったが、即興曲集は、どなたかも書かれていたが、最高の演奏と言えるのではないか。D899の一曲目の出だしで度肝を抜かれてしまった。もっと評価されて良い演奏家と思う。CD6枚一気に聞いたが、最近の大量供給されるCDの中では、こんなことは久しぶりだった。

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     2017/01/03

    HMVのコメント通りマイケル・ポンティの演奏が最も多い。40年以上前に1枚だけポンティのLPを買ったことがあったが、VOXのLP品質が悪く、またレンジが狭くてポコポコした音でそれ以来全く聞いていなかった。値段に惹かれて今回買ってしまったが、これはまあ正解だった。録音は良いとは言えないが、昔のLPに比べれば雲泥の差。逆に高音が多少キンキンする。ポンティも音の陰影が多少薄いが達者な演奏だ。何と言っても今まで聞いたことのない協奏曲がこれだけまとまとまっているというのは貴重だ。Hyperionのロマン派の協奏曲シリーズも普段聞けないものばかりだがこちらはまだちょっと値段が高い。

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  • 17人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2016/09/11

    40年前に買ったLPのセットは、このCDセットではDisk17のヴィヴァルディ原曲のソナタが特典盤で付いた22枚組だった。当時としては素晴らしい音質で衝撃を受けた。特にフランス風序曲の力強さは凄く何度も繰り返して聞いた。それがこんな価格で出てくるとは...昨今の状況からすれば当然かもしれないが。このCDセットには、他にもスークのバイオリンソナタなど3枚追加されている。この追加分も魅力的だ。また買ってしまいそう。CD化でより明瞭になってまた衝撃をうけるのかな。星5つは40年前の評価だが期待を込めて。

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     2016/08/11

    ルネッサンンスの雰囲気を残しながら、和声がバロックに移行しつつあることが感じられる。これでリズムが過激になればもっとバロックに近づくのだろう。モンテデルディはひたすら美しいメロディーと和声を目指したのか。確かにもっと聞かれてよい作曲家かもしれない。中にはちょっと苦しい歌手もいるが概ね丁寧に美しく演奏されている。メンブランの激安セットなので、歌詞も解説も付いていない。しかしインターネットには溢れんばかりの情報があり、歌詞を探すのに苦労は無い。イタリア語を勉強するか。

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