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トラトラトラ さんのレビュー一覧 

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     2024/03/25

    この全集の一枚目を故ポリーニをしのぶために聴いてみた。この一枚目から、その演奏に無慈悲な圧倒的な個性が存在しているのを感じた。それは、技術を超えたビジョンであって、完全ではなくとも演奏が示すビジョンは、圧倒的な本物で、歴史的な大巨匠と並べても見劣りはなく、それどころか巨匠たちを見下ろすような独特の存在感を持っているのだ。例えようもなく見事な造形美、無機質とは全く無縁のポリーニ独自の世界観、ポリーニが死んでようやく、そのことに気づくのはいつもながら情けない自分の性であるのだ。

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     2024/03/09

    コリン・デイビスとバイエルン放送交響楽団との同じコンビの幻想交響曲をこの録音の少し後の来日公演で聴きました。ヒンデミットの曲もやったような記憶があります。昼過ぎの公演で、昭和女子大人美記念講堂での演奏会で八割前後の客の入りだったと思います。あまりにも強烈な演奏だったので、今でも記憶に鮮明に残っています。今考えても圧倒的な幻想交響曲体験でした。

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     2024/02/19

    ザクレブのベートーヴェン全集とあわせてきくと最高です。マタチッチは、N響の良さを正確さを味方につけています。また、N響は、マタチッチの指揮によって、マタチッチの正攻法で、スケールの大きな、親しみ深い音楽を聴き手に提供しています。録音もnhk的な真面目で几帳面な仕事をしています。今でも、というか、今こそ、お買い得なセットだと思われます。

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     2024/02/08

    演奏は、人から欠点を、失敗を指摘されないように行うのではなく、演奏は、人にひとつの世界観を聴衆に提示して、人に心を開かせるという大事な役割を果たすために行う。

    そういう当たり前だが、大切なことを人に思い出させてくれる非常に貴重な体験の機会を与えてくれる演奏。

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     2022/06/18

    ニーベルングの指環のBlu-rayをほしくてかいましたが、CDの出来に驚嘆。ブーレーズという指揮者、専業指揮者に比べれば、簡素な音なのですが、読みというか、再現力というか、指揮の結果として出てくるものに専業指揮者との知力の差が、歴然と示めされるブーレーズ嫌味というか、ものすごいです。上等の華美なフォーマルでなく、ジーンズを穿いているからと馬鹿にすると痛い目を見ます。

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     2022/06/12

    なにかとても正しいもの、本質的なものに根ざしたように聞こえる演奏。
    その点が、宇野先生の心を射止めたのではないでしょうか。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2022/06/11

    ブーレーズのユニバーサルの全集箱を買いました。そのブーレーズのユニバーサル全集箱には、『指環』のブルーレイは収録されていました。しかし、ユニバーサル全集箱には、ブーレーズ、シェローコンビの指環の革命的な上演を巡るドキュメンタリーが付いてきませんでした。しかし、ブーレーズ、シェローコンビのブルーレイ版『指環』には、このドキュメンタリーブルーレイが、付いて来ます。しかも、日本語版で!!!これが、このブルーレイ版の指環の注目ポイントであります。このドキュメンタリーブーレーズ、シェローコンビのブルーレイの単なるおまけではありません。ブーレーズ、シェローコンビの『指環』ドキュメンタリーは、本編の『指環』に負けず劣らず素晴らしい内容の作品です。このドキュメンタリーで語られるのは、この実験的な、前代未聞な、そして、歴史を変えたバイロイトにおける指環上演が実は、基本(テキスト、つまり、ワーグナーの書いたト書き、台詞)に徹底して忠実なものであったと言う事実の記録、証明、証言であります。このドキュメンタリーにおいて、上演の関係者たちの基本(ト書き、台詞)に対する強いこだわりが、子細に映像化されています。このドキュメンタリーは、まとまりもよく、関係者の基本に対する情熱は非常に感動的なものであります。このドキュメンタリーが、日本語字幕付きで、ブルーレイの指環におまけで付いてくるというのは、一般のオペラファンにとって素晴らしいニュースであります。ただ、ブーレーズのユニバーサル全集箱にはこのドキュメンタリーは付いてきませんでした。

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     2021/12/18

    魔弾の射手は、子供のオペラではない。
    フルトヴェングラーも死の年にザルツブルクで上演した。
    ドイツの思想の核となる世界観を表現した大切なオペラ。

    そういう思想を表現したこのアーノンクールなどによる上演は、非常に価値がある。

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     2021/09/11

    安くなりました。最初全部で八万円ぐらいで買いました。今では、十分の一で買えます。LD発売の前、ベルリンドイツオペラのチクルスにも複数回参加しました。それから、何十年後の今この演奏は、前衛というより、古典であると思います。この演奏録画の制作DVDを何度も観たせいで洗脳されてしまいました。不満は、想像力で補いましょう。コロ、リゲンツァ、サルミネンを繰り返し観ることの出来た親父の余裕の発言です。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/06/20

    買いました。中身は、だいたい知っている CDばかりで新鮮味はないです。それだけ、カラヤン、聴いてないようで聴いていたということです。解説は、今まででた60〜80年代とオペラ箱を集めただけの内容です。驚くべきは、ブルーレイでしたps4 で聴いたら、指環、ラインの黄金から、神々の黄昏までノンストップで聴けちゃいます。今頃、気づきました。凄いことです。

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     2020/02/22

    前のバージョンのグラインドボーン音楽祭のDVD、まともに再生できたのは半分くらいでした!モーツァルトの『イドメネオ』なんか、面白くなったなと思った頃ドンと再生ストップして、画面がフリーズしました。『コジ』も以下同文。『後宮からの逃走』もダメでした。ここのメーカーのは配達されたら全部チェックすることが大切です。私のように負け犬にならないためにも!

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2020/01/13

    ビルエバンス、キースジャレットとか好きな人にもオススメな素敵なピアノ音楽集です。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2019/01/16

    隠れていた要素、繊細で、ナイーブで、なんといっても艶めかしさが前面に出てきた。色っぽいというか、肌の温もりが伝わってくる録音。こういうのは、現代の録音でもなかなかないでしょう。

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     2019/01/10

    あなたの知らなかった指環。
    歌手陣が、聞き慣れない人ばかりで、ちょっと聴くと評価が難しいです。あと、ケンペはあの甘いマスクが人の誤解を招きがちです。ケンペを優しい、柔和な、人好きのする音楽家だとあのルックスから考えるのは大きな間違いです。ケンペはものすごく、ストイックな音楽家だと思います。ミュンヘンとのブラームスの全集も、ドレスデンとの様々なR.シュトラウスの作品の録音もかなり厳しい音楽を志向していると考えるのが正しいと思います。ローエングリンも厳しい音楽だと考えて聴くとワタシ的には辻褄が合います。この指輪の録音も青磁のような、静かな研ぎ澄ました世界を志向しているように感じました。このようなアプローチは、空前絶後のものであると思います。それゆえに、非常に貴重な録音であると考えます。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2018/04/10

    この箱の演奏を分かりやすくいうならば、キース・ジャレットのソロ・アルバムとおんなじように即興性の豊かな演奏です。単調なシューベルトの繰り返しを、一つ一つ意味づけして演奏を進めていくという演奏です。で、あたかも即興で演奏をやっているように聞こえます。これは、すごいと思いますし、シューベルトも実際にはこのようにやっていたんだろうなと思います。

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