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レインボー さんのレビュー一覧 

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     2024/01/04

    このCDは栄光のウィーンフィル・シリーズの一枚。
    これはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団が今まで録音してきた音源から録音年順にセレクトされたもの。
    初期録音は一枚に複数の指揮者が名を連ねているが、戦後録音からは基本的一枚で1人。
    このCDはカール・ベームが振った音源。
    ベームは晩年までこのオケと共演し、グラモフォンへの録音は今も定期的にCD化されているが、独エレクトーラに残された音源。
    シューベルトの交響曲第8番とモーツァルトの交響曲第35番を中心としたもの。
    いずれも後年に録音がある曲が多いが、巨匠となった後よりフレッシュさがあってこちらの演奏もなかなか良い。
    特に劇場支配人は1973年の録音よりテンポが早いのでメリハリがついており、序曲に相応しい演奏だ。
    録音年代相応の音質。

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     2024/01/03

    ディミトリ・ミトロプーロス指揮、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団によるマーラーの交響曲第8番を収録したもの。
    ザルツブルクでのライブ録音との事。
    ミトロプーロスの最晩年の録音であり、スケールの大きな熱い、この指揮者らしいマーラーが聴ける。
    反面、ウィーン・フィルや合唱団はライブという事もあり粗がある他、録音がライブという事を考えてもあまり良くなく、残念ながらマニア向きの一枚となっている。
    何枚かマーラーの8番を聴いて来た人向きの一枚だろう。

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     2024/01/02

    日本のキープという会社が発売し、スーパーやホームセンターなどで売られていたロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    これはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団を起用し、クラシックの名作を取り上げたもので、価格の安さと質の高さで有名になった。
    本盤はサティ&ラヴェルの作品集であり、数枚のアルバムより編集されたアルバムである。
    強い個性はない、オーソドックスな演奏であり、例えば作品を初めて聴く分にも問題ないだろう。
    ただ、廉価盤らしく色々なところが簡素なのは難点か。
    録音は良好。

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     2024/01/01

    ウィーン生まれの大指揮者、クレメンス・クラウスの録音の大半は、関係の深いウィーン・フィルハーモニー管弦楽団との録音ですが時折別のオケに客演したものが残されており、このCDはドイツのブレーメン国立フィルハーモニー管弦楽団を振った音源。
    モーツァルトのジュピターとブラームスの1番を振ったものです。
    ただ、演奏が良くない。
    全体的に雑と言うかアンサンブルが良くないし、音色も良いとは言い難い。
    両曲ともクラウスの得意レパートリーで他に録音が残されており、例えばジュピターは、これより古いウィーン・フィルとの録音が良い。
    このCDはクラウス・ファン向きの一枚と言えるでしょう。

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     2023/12/31

    ルイ・フレモー指揮、バーミンガム市交響楽団の録音のうち、EMIが保有する音源をクラヴィアが出した物。
    サン=サーンスの交響曲第3番と、ベルリオーズの序曲を集めたCD。
    メインのサン=サーンスは名演奏として知られた演奏で、オルガンも入った割と壮大な作品ながらその上品な演奏は、名演と言われるのもよくわかる。
    またベルリオーズの諸作品はフレモーの得意な作曲家の1人という事もあってかこちらもなかなかの物で、感性豊かかつ、色彩感のある演奏である。
    後に本家EMIからも復刻されているが、こちらの録音もまぁまぁか。

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     2023/12/30

    アタウルフォ・アルヘンタが、フランス国立管弦楽団に客演した際に録音された音源。
    ストラヴィンスキーのプルチネッラ、ロドリーゴのヴァイオリン協奏曲、ブラームスの交響曲第2番という中々意欲的なプログラムだ。
    ここで聴きどころはブラームスとロドリーゴ。
    前者はラテン的で、よく歌い颯爽としたテンポが見事だし、後者はフェラスの若い頃の録音だが、中々見事な演奏でライヴならではの熱気を感じさせる演奏である。
    録音年代の割には、復刻は悪くはなく、ヒストリカルな録音に慣れていれば問題ないだろう。

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     2023/12/29

    一時期話題になったロイヤル・フィルハーモニック・コレクションの一枚である。
    これはバロック音楽を集めたオムニバスアルバム。
    数枚のCD音源を集めて製作された編集盤だ。
    収録曲はバロック時代の作品でこんにちまで有名な作品が並んでおり、至ってオーソドックスな作り。
    演奏も奇を衒う事ないオーソドックスなもの。
    ただ演奏者情報が荒く、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の演奏であることしか書いてない。
    録音は良好。
    BGM的に聴くのが良いのではないだろうか。

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     2023/12/28

    トーマス・ビーチャム指揮、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団の演奏で収録されたCDです。
    シューベルトの『交響曲第5番』とフランクの『交響曲ニ短調』を収録しています。
    いずれも、1939年と1940年に録音された古い演奏です。
    シューベルトとフランクという変わった組み合わせの選曲をしています。
    シューベルトはまるでモーツァルトを演奏しているかの様な生き生きとした演奏。
    フランクの交響曲は確かビーチャムが最後にセッション録音した曲目だったはずだが、このロンドン・フィル盤はあまり話題にはならないのでは。
    色々とあるビーチャムのフランクの交響曲では恐らく最も古い演奏だと思うが、新盤が手に入る以上、特段無理して聴く必要はないのではと思う。
    演奏は悪くないが。
    復刻はまずまずで、廉価盤ならこんなものだろうか。

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     2023/12/26

    アンドレ・クリュイタンス指揮、パリ音楽院管弦楽団によるドビュッシーの管弦楽作品集。
    舞踏詩『遊戯』と『管弦楽のための映像』を収録している。
    クリュイタンスが晩年の頃に録音したこの演奏は、当時のパリ音楽院管弦楽団の凄さがわかる物。
    技術は難があれど、独特な繊細なサウンドは存分に聴ける。
    どちらも録音は十分ある曲だが、一度は聴いておきたい音源だろう。
    本CDは1990年代に発売された東芝EMIの国内盤で、極端に音は悪くないが、近年はSACD化されたものも発売されており、どちらかと言うとそちらの方がおすすめだ。

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     2023/12/25

    日本のキープという会社が発売していたロイヤル・フィルハーモニック・コレクション。
    このCDはサティの作品を集めたものです。
    時折シリーズにはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団が登場しないCDがあり、これもそんな一枚。
    ロナン・オーラによるピアノで、サティのピアノ曲を収録している。
    選曲としてはサティのよく知られた作品は収録されている他、ワルツ=バレエの様なサティに興味がないと知らない様な曲もあります。
    オーラのピアノは癒し系というか優しいタッチの演奏です。
    癖もなく聴きやすいと言えます。
    録音はデジタルなので、良好。

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     2023/12/24

    ポール・パレー指揮、デトロイト交響楽団の演奏で収録されたこのCDは、ショーソンの交響曲変ロ長調を中心に、ラロのイスの王様序曲、ナムーナ、バローのひとりの死者への捧げものを収録したものです。
    パレーお得意のフランス音楽物ですが、渋い選曲であり、一般受けはしにくそうなセレクトとなっています。
    しかし、そのマイナーな曲中心の選曲が本盤の最大の売りと言えます。
    明晰な演奏はパレーならではで、特にラロのナムーナの前奏曲はなかなか優れた演奏だと思います。
    録音は古いですが、当時から優秀な音質で知られたマーキュリーだけあり、今でも聴けます。

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     2023/12/23

    ジョン・バルビローリ指揮、ハレ管弦楽団によるグリーグの作品集です。
    メインは代表作品である、ペールギュントです。
    通常この作品が演奏される際は、組曲版で取り上げられるのが多いですが、本録音では劇音楽からの抜粋で組曲では聴けない曲や、合唱団とソプラノも入っており、意外とちゃんと聴いた事がないため新鮮でした。
    他には抒情組曲と忠誠行進曲が収録されています。
    演奏は鄙びた感じの演奏で、作品とよくマッチしていて悪くないと思います。
    本CDは東芝EMI時代のもので、音質はまぁまぁと言ったところです。

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     2023/12/22

    リチャード・ボニング指揮、ロンドン交響楽団が演奏したバレエ音楽集。
    名バレリーナ、アンナ・パヴロワが世界各地で踊ったレパートリーをボニングが集めたものだそうで、この手の作品の演奏に力を入れていたボニングらしいCDとなっている。
    演奏はイギリスの名門、ロンドン交響楽団で、何度かボニングは同オケと共演してCDを制作しており、ロンドン交響楽団の上手さも手伝い、色彩豊かで、メリハリのある演奏を聴かせてくれます。
    また選曲も珍しい作品が多く、資料的な価値も高い。
    デッカの録音なので、年代の割に聴きやすい音です。

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     2023/12/21

    このCDはデューリアスの歌劇『コアンガ』全曲と『高い丘の歌』を収録したアルバムです。
    指揮はチャールズ・グローヴズです。
    コアンガは、ロンドン交響楽団を振って録音したもので、世界的スター歌手こそいませんが、指揮、歌手、オケとも共感に溢れた名演だと思います。
    あまり録音自体多くないので、本CDはこの作品のファーストチョイスにも良いと思います。
    高い丘の歌は、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団との録音で、グローヴズはEMIにこのオケと録音していますが、この指揮者らしい暖かい音楽と、デューリアスの音楽が非常にマッチした演奏で、こちらも名演です。

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     2023/12/20

    レオポルド・ストコフスキー指揮、フィラデルフィア管弦楽団の演奏により録音された、ワーグナーの管弦楽作品を集めたものである。
    いずれも戦前、1930年代に録音された古い音源を復刻したもの。
    ストコフスキーはワーグナー録音を残しているが、これはその最初の方の録音となる。
    1番の聴きどころは、ストコフスキー自身が編曲したトリスタンとイゾルデの自作自演です。
    ただやはり全体的に録音の古さが目立つ音質であり、また特筆した名演というのもありません。
    そのため、このCDはファン向きの一枚と言えそうです。

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