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masato さんのレビュー一覧 

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/27

    素晴らしい!私にとっては,ザンデルリングと双璧。ザンデルリングが鋭利な厳格さを感じさせるのに対して,このクナッパーツブッシュは馥郁たる温かみを感じる。どちらか一方を聴くと,必ずもう一方を聴きたくなるような,互いに互いを補い合い,互いに互いを高め合うような関係。クナッパーツブッシュの第8,第9には,正直“聴きにくさ”を感じる部分もあった(スケールの大きな,素晴らしい名演であるのは間違いない!)が,この第3には安心して身を委ねられる。“神々しさ漂う高みにある演奏”ではなく,“身近に感じられる温かい演奏”だ。音の良さにも驚いた。

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/27

    カラヤンのシュトラウス作品群では,私にとっては何と言っても晩年の初の「ニューイヤーコンサート」。長らくのファンである私には,映像,音声共に涙なしには聴けない(観れない)。毎年,お正月に気分だけでも味わおうと,必ず聴いている(観ている)。ところで,このセッション録音も勿論素晴らしい。馥郁としたウィーンの香りというイメージではなく(あえて避けているようにさえ感じる),純粋な芸術作品の表現として,これ以上は考えられないほどの完成度。『こうもり序曲』『美しく青きドナウ』『ラデツキー行進曲(またはトリッチ・トラッチ・ポルカ)』『皇帝円舞曲』と4曲続ければ,1つの大作交響詩『ウィーン』ができそうな雰囲気。よく言われるカラヤンの「どんな小品でも聴き応えのある作品に仕上げてしまう手腕」を改めて実感。SACD化で,音も非常に聴きやすくなった。低音,高音共にふくよかに。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/27

    ムラヴィンスキー&レニングラードフィルの弦は“整美”。ルスランとリョドミラなど,開いた口がふさがらないほど整っている。“美”にまで昇華させるほどの整い方。それに対して,カラヤン&ベルリンフィルはまさしく“優美”。ムラヴィンスキーには到底期待できない“艶気”さえ感じさせる音だ。オープニングの『椿姫』の弦の美しさといったら…もう言葉にならない…(SACD化も当然に貢献大)。「感想を端的に述べよ」と言われたら,この答えるしかない。「うっとり」だ。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/27

    それにしても,この古い録音(だいぶ改善されて,劣悪とまでは言えなくなった)からでさえ伝わってくる熱気・迫力は…! 現代の演奏からはもう聴けなくなった色々なアップ・ダウンが,1つ1つ魅力的に迫ってくる。それらが全て見事につぼにはまっているから,ちっとも嫌味に響かない。フルトヴェングラーは,単に紙に書かれた白黒のおたまじゃくし群を,見事な芸術に変貌させる類まれなる演出家だった。それを実感できる格好の1枚。(ただ,エンディングはゆっくりと堂々としている方が私の好みだなぁ…)。

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/25

    非常に“自然に”音楽が流れていきます。漸強・漸弱・楽器の出し入れ…全てが自然。ありのままのブラームスの素晴らしい響きを堪能させてくれます。ブラームスの交響曲演奏の座標軸の原点におきたくなるような演奏。恐らく私が初めて聴こうという人に薦めるのはこの演奏だと思います。この演奏でブラームスの交響曲(の素晴らしさ)を知ってもらい,「次は?」と問われたら,「もう少し豊穣(芳醇)なものを」と言われたらカラヤンの新盤を薦めるし,「もう少しスポーティーなものを」をと言われたらカラヤンの旧盤を,「もう少し温かいものを」と言われたらバーンスタイン&ウィーンフィルを,「もう少し重厚なものを」と言われたらザンデルリングのものを,「もう少し個性的な…」とか「古きよき時代の薫りのするものを」と言われたらフルトヴェングラーやクナッパーツブッシュやチェリビダッケを薦めます。私自身,“ブラームス本来”を聴きたくなったら,このセットを取り出すことになると思います。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 17人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/23

    現在ではすっかり失われてしまった気宇壮大な素晴らしい“個性”の記録。どなたかが書かれていましたが,古きよき時代へタイムスリップさせてくれる素晴らしいセット。さすがに第9は私には少し抵抗がありましたが,第8はフルトヴェングラーやチェリビダッケとはまた違った大きな演奏で心打たれたし,ベートーヴェンの第8は最高!緩徐楽章のホルンの甘い響きと,そこに絡む木管のなんて優美なこと…!疾風のごとき進む現代の最終楽章を嘲笑うかのような堂々とした終楽章…!私にとっての第8のベストです。CD4も魅力的。「昔はよかったね」という声が聞こえてきそうな,演奏は厳しくも,何かほのぼのした温かさが伝わってくる。話は変わりますが,「バーンスタインのように(ただし、マーラー及びシューマンを除く。)、内容の伴わない大仰さとはとても同列には論じられないことを銘記しておかなければならないと言える」と書かれている方がおられる…。この方は,リスナーへの挑戦とも言えそうな,あの驚異的なシベリウスの第2を聴かれたことがあるのだろうか…。愛妻を亡くした慟哭にまみれたモーツァルトのレクイエムを聴かれたことがあるのだろうか…。すさまじいショスタコーヴィチの第7を聴かれたことがあるのだろか…。ウィーン・フィルとのベートーヴェン,ブラームスの交響曲全集は私の知る限り最も“温かい”全集であるし,コープランド,バーバーは絶品だ。このような侮辱は,バーンスタインを愛する人たちに失礼だ…。何より,バーンスタインに失礼だ…。

    17人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/22

    私は日本酒が苦手で,お正月のお神酒も,杯一杯我慢々々飲み干すといった具合。そんな私に友人が「騙されたと思って飲んでみろ」といって日本酒を勧めてきた。…それがそれが,なんと…こんな魅力的な“飲料”が存在するのか…ってほどの衝撃。まるで,余分な雑味など皆無,完全に純な最高の天然水,という感じ。そして,暫くすると,ほんのりと身体が温まってくる。後でその友人に聞いたところ,新潟の有名な銘柄の“純米大吟醸”というものらしく,一升瓶,うん万円もするそうだ…。米粒の周囲を贅沢に削り,芯の部分だけを用いて造られるらしい。これらの演奏を聴いて感じたのは,まさにそんな感じ。余分な部分を全て削り取り,本当に必要な芯の部分だけで音楽を作り,奏でている…。まさに“純米大吟醸”,余分な雑味など皆無の完全に純な最高の天然水だ。私は,チャイコフスキー,ショスタコーヴィチの交響曲では,いずれも5番が苦手…。だが,ムラヴィンスキーの演奏なら苦にならず聴ける。何故なのか,理由が分かった。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/21

    私にとって,この曲に欠かせないのは,研ぎ澄まされた日本刀のような玲瓏な弦の高音。そして,その上で時に無邪気に戯れ,時に恐ろしく叫喚する管。特に,この10番の第3楽章後半から第4楽章の前半にかけて,カラヤンの新盤以上のものには出合ったことがない。美しさも度を過ぎると恐ろしさになる。岩手龍泉洞の底が見えるほどの澄み切った水中を覗くような…(ムラヴィンスキーの15番終楽章やハイティンクの5番第3楽章なども)。この演奏,ほんの僅かに弦・管に濁り(…?)を感じてしまう…。が,素晴らしい演奏であることは間違いない。この曲で,身を乗り出して聴けたのは,本当に久しぶりだ。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/19

    私がベストと考えている演奏たちとは明らかに違う…。が,それらに引けを取らない感動を与えてくれる…。これは何だろう…。チェリビダッケが描く“ブルックナー”を聴いているのではなく,ブルックナーが残した楽譜からチェリビダッケが読み取ったものを表現した“音楽”を味わっているということなのか…。見事な“ブルックナー”とは言えないのかもしれないが,とにかく見事な“音楽”だ…! 第8番の第3楽章…信じられないタイム。が,時間が経っている感じがしなかった。「こんな演奏,ベートーヴェンじゃない!」「こんなのモーツァルトじゃない!」「こんなマーラー認められない!」という評も時々目にする。「こんなの変でしょ?!と言いたければ言え。これが我々がブルックナーを題材に作り出した“音楽”なんだ!」こんな声が聞こえてきそうだ。

    4人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 5人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/18

    観賞歴30年,「ベスト・ライブ・パフォーマンス賞“交響曲部門”」の最終選考に間違いなく残るデスク。このアルバムについて論ずる際,やはりまず“ライブ”であることを考えるべきだろう。美しく整った演奏・落ち着いた演奏が好みなら,最初からセッション録音を聴けばよい。「たとえライブでもセッションなみの質の演奏をしろよ」という人も,最初からセッション録音を聴けばよい。フルトヴェングラーの名演の数々,カラヤンとバーンスタインのマーラーの第9,ムラヴィンスキーのショスタコーヴィチ,クリュイタンスの幻想…数え上げたらきりがないが,このアルバムも間違いなく“一期一会の宝物”の仲間入りだ。

    5人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 0人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/18

    観賞歴30年,「ベスト・ライブ・パフォーマンス賞“器楽曲部門”」最終ノミネートに必ず残ってくるアルバム。遊園地のアトラクションの“はしご”ではなく,遊覧船に乗って次から次へと目に飛び込んでくる美しい景色を眺めているかのような見事な“流れ”をもった稀有のライブ。まるでショパンの素晴らしい題材をもとに,カツァリスが組み立てたシンフォニーを聴いているかのよう。第1楽章は最初の3曲,幻想的な始まり…。第2楽章は次の3曲,軍隊で勇壮に終わるスケルツォ。第3楽章は夜想曲・舟歌・幻想…まさしく美しい緩徐楽章(1〜3,4〜6曲のように曲間に拍手がなかったらもっとよかった…)。そして,葬送行進曲というなんとも壮大な導入部をもつ最終楽章…! 技術点・演技構成点,どちらも非の打ち所のないベスト・ライブ・パフォーマンス!

    0人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/17

    私のこの曲へのイメージは「ゆっくりゆっくりと沈んでいきながら,ふとしたきっかけでフッ浮かび上がる…」。こんな感じです。秋から冬にかけて,ゆっくりゆっくりと気持ちが沈んでいく…。だけど,X’masシーズンの幸せそうなカップルを見かけて,フッと温かい気持ちになる…。こんな感じかな…。今まで,その雰囲気にこの曲を一番合致させてくれたのが,クライバーとザンデルリングでした。クライバーはフッ上がる感じの作り方が本当に上手い!一方のザンデルリングはゆっくりゆっくり沈んでいく感じの作り方が抜群!このアルバムは両者の中間ぐらいかな…。ただ決して中途半端な感じを受けるわけではありません。非常に上手く,両者のいい所をとった感じ。私も決して「上辺だけをなぞっただけの」ものには聴こえません。評論家気取りの“上から目線”のレビューは,やはり不快感を感じてしまいますね…。

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 10人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/14

    先にレビューされた村井様に賛成です。第3番のレビューにも書かせていただきましたが,もうかつての“ブランド志向”の時代は終わり,オケは一流も二流もない戦国時代に入っています。M.T.トーマス,ジンマン,そしてこのホーネック,紛れもなく“一流”のマーラーです(トーマス&サンフランシスコは私にとっては超!一流)。トーマスを聴いてしまった後では“No.1だ!”とは言えないし,ジンマンを聴いた後では“最も精緻”とも言えない。が,美しさ・空気感では引けを取らない。その傷のない,美しさゆえに十分な満足感が得られない…何とも申し訳ない,贅沢な不満だ。

    10人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 24人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/14

    私も先にレビューされた2名の方に賛成です。まだまだ“ブランド志向”を引きずった方もおられるのですね…。カラヤン&ベルリン・フィル,巨匠と呼ばれた指揮者たち&ウィーン・フィル,ショルティ&シカゴ響の時代は,もう終わっています。ドラティ&デトロイト響のストラヴィンスキーは一流だったし,デュトワ&モントリオールのラヴェルだって,ラトル&バーミンガム市響だって一流だった。数々の古楽団体だって一流と呼ぶに相応しい名演の数々を残してくれたし。特に,昨今はまさに“戦国時代”一流オケも二流オケもない。M.T.トーマスのマーラーなんて超のつく一流だし,ジンマンだって,そしてこのホーネック&ピッツバーグだって,まちがいなく“一流”だ。このアルバム,精緻な弦,朗々と鳴る金管,時に柔らか,時に刺激的な管…文句のつけようがない。それにしても,どこかで読んだことのある(当たり前の)内容を長々と書かれるのは,本当に辟易ですね…。

    24人の方が、このレビューに「共感」しています。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/13

    収められた宗教音楽…一音一音が丹念に紡ぎ出されていく様は,まさに感動的…!心地よいライヴ感と相まって至福の時を与えてくれる。全てが,ゆっくりとじっくりと流れていき,時間の流れまでもゆったりとしたものに感じてしまうほど。だから,聴後は「もう終わったのか…」「もうこんなに時間が経ったのか…」となる。せかせか,せこせこした,このご時勢にあって,ひときわ精彩を放つ見事な芸術表現だ…!オペラの序曲集も,嫌味のないユニークさで,これまた至福の時を提供してくれる。

    2人の方が、このレビューに「共感」しています。

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