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Dinkelbrot さんのレビュー一覧 

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     2021/11/22

    ヴァイスのリュート曲は、いずれも1本のリュートで対位法的な曲想を連綿と繋いでゆく構想が素晴らしい。こんな複雑なリュート曲はバッハもなしえていない。当方はヴァイスの数多くのリュート組曲で最後に置かれるプレストやアレグロの曲が特に気に入っている。美しい曲想と激しさが一体になっている。その中でもソナタ第35番のプレストが特に気にいっている。ヴァイスのリュート組曲は、弦楽合奏に編曲しても聞きごたえするものになると思う。激しい曲想のものを弦楽四重奏などで合奏をきいてみたい。

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     2021/11/16

    20年以上前にBartoの演奏を集め始めた。ヴァイスの曲はいずれも和音の移ろいと展開が素晴らしい。Bartoの演奏もあり、しっとりとした素晴らしい癒し系の音楽に仕上がっている。Bartoの演奏は鋭くはなく、心にしみるようであるが、テクニックが無いわけではない。速い楽章でも落ち着いて颯爽と弾いている。1曲目のソナタ第11番は、発売当初は誤って第30番と記載されていたが、いつのまにか修正されたようだ。BartoのWeissは11巻で止まっているが、これでやっと半分位ではないかと思う。ぜひWeissの全曲を録音してもらいたいと切に願っている。

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     2021/10/28

    チェロソナタは、ヴィヴァルディの作品の中では、特に落ち着いたしっとりとしていて、他の賑やかな協奏曲とはかなり雰囲気が異なっている。またバロック以前の曲はレアリザシオンの自由度が高いので、低音部楽器の構成や、装飾音、前奏部の挿入など色々な演奏が可能だ。そのような中で、今はこのスタルクの演奏は最もシンプルな方に入るだろう。しかしそのシンプルさゆえにしっとりとした雰囲気がより強く感じられる。30年前の購入だが、昨今の演奏とは趣が違い、しみじみとしていてこれもまた良い。

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     2021/10/24

    20年前に購入したものだが、改めて聞いて佳曲揃いだと感心した。演奏も穏やかで曲想によく合っていると思う。ナクソスのCDにはギターの良い曲が多い、

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     2021/10/24

    私も40数年前下宿でFM放送で偶然お早うございますの帽子屋さんを聞いて谷山浩子を聴き始めた。他のどんなジャンルの歌とも違うファンタジーの世界に魅かれ今でも時々LPを引っ張り出して聞いている。この後何枚もアルバムを出しているが、やはりこれが一番好きだ。このファンタジーの世界が好きになる人はそれほど多くはないだろう、他の人に勧めようとも思わないし、共感を得たいとも思わない。ちょっと違うが、みなみらんぼうにも通じる所があるように感じる。
    普段はクラシックしか聞かないが、それでもどちらかというとマイナーな作曲家を探して聞いているので、そういう方には以外と好まれるかも知れない。大バッハも聞くが、それよりも陰に咲いたフリーデマンバッハに魅かれるような。

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     2021/10/20

    発売されてすぐ購入したのでもう16,7年前になる。Llobetのギター独奏曲の全集はこれともう1種しかないので貴重だ。録音も良く演奏もまずまずだ。欲を言えば、特にカタロニア民謡はもう少しゆっくり、しっとりと演奏して欲しい。このカタロニア民謡に最初に出会ったのは、今は廃盤となって久しい40数年まえのハルモニアムンディのLPだったが、未だにギターではこれが当方にとっては最高だ。そのLlobetの編曲ではないが、サバールの演奏するカタロニア民謡臭の超名演があるが、ギター独奏もしみじみとして良いものだ。

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     2021/10/13

    随分前に購入したが暫く聞いていなかった。音もきれいだし録音もまずまずだが、やっぱりスッキリしすぎているように感じる。前にも40年以上前に購入したクヴァピルのレコードを引っ張り出して比較したが、印象は変わらず、各局の表情の弾き分けはクヴァピルの方に分があるようだ。ノイズ混じりのレコードの音もこれらのドヴォルザークの曲では不思議と違和感を感じない。クヴァピルの演奏のCDはポロシナよりかなり高いし、ドヴォルザークのピアノ曲は親しみやすいものの、非常に魅力的かというとやや微妙だ。とりあえず、このポロシナのCDの方がお勧めだろう、

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     2021/10/12

    すっきりとした見通しの良い演奏だと思う。録音も良く、オーケストラの拡がりが自然に捉えられている。テンポと強弱を大きく変化させてこぶしを効かせるバーンスタインとは対極にあるものだ。ギーレンの演奏は全体も細部もよく分かる。どちらの演奏が良いと思うかは、その日の気分による。マーラーは色々な演奏でそれなりに面白く、また下手くそなオーケストラでも面白く聞けてしまう、不思議なところがある。

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     2021/09/28

    昔レコード芸術で絶賛されたので即購入した。トゥルコビッチが巧く、合奏も極めて美しい。最近のラルテデラルコ等の古楽合奏団の鮮烈な演奏も好きだが、総合的に見てこれが今の所最上の演奏と思う。

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     2021/09/28

    もう二十何年前に購入した。昨今の刺激的な古楽演奏に比べれば大人しいが、イムジチの頃からすれば録音技術も良くなっており、音の美しさは格別で、未だに色褪せない。万人に進められる最高クラスの演奏だと思う。

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     2021/09/14

    ちょっと試聴してみただけだが、これは素晴らしい。フィッシャー=ディースカウの系譜を引き継ぐというのもうなづける。フィッシャー=ディースカウの方が陰影に富んでいるが、Gerhaherにはより爽やかさがある。舞台ドイツ語も強調されておらず聴きやすい。なによりフィッシャー=ディースカウの頃より録音が良い。女性歌手群、ピアノ伴奏もまずまずだ。もう少し安くならないかな。それにしても名前まで舞台ドイツ語風にすることはないと思う。素直に呼べばゲアハーエアだろう。

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     2021/09/06

    Werner Ehrhardtがリーダーだった頃の演奏はいずれも統一が取れ、力強く発刺として素晴らしい。最初の2曲はかなり古典的な響きが残っているが、3曲目のop.34は、op.33の2年後なのに緩急の対比、メロディーの変化など気分の変化が激しく、ロマン派に入り込んでいるように聞こえる。それにしてもEberlは素直に「エバール」と呼ぶべきではないか。これを「エーベルル」とするのは、オペラ・歌曲での舞台ドイツ語の発音を援用しようとするもので大変違和感がある。

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     2021/09/03

    ベートーベンのソナタ第1番は難しい曲のように思う。モーツァルトの響きも残っているようで軽やかであって欲しいし、ベートーヴェンの芯の強い力強さも出して欲しい。今まで自分にとってこれだという演奏に出会ったことがない。どちらかと言えば朗らかに演奏して欲しいし、軟弱なものは嫌いだ。ペライアはいつものように繊細で美音だ。弱音が美しくダイナミックさが映える。光と影のような対比も明らかでグラデーションが素晴らしい。持ち前の明るさが曲全体を引き立てている。素晴らしい演奏だと思うがこれが理想的なのかどうかまだ分からない。少なくとも今の所自分にとって最高のものだ。

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     2021/09/01

    何時購入したものか忘れてしまったが、20年以上前だと思う。バレンボイムはこの録音時は40歳前後で、気力も充実していた筈だ。ベートーベンのソナタは結構力が必要なのである程度若い時の方が良いと思う。バレンボイムも最近の演奏は随分やさしくなったように感じる。このグラモフォンの録音が当方にとってはベスト盤だ。バレンボイムはとりたてて美音というわけではないが、表現力、テンポのバランスが良い。

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     2021/06/04

    30年以上前に購入したが久しぶりに聞いた。バレンボイムらしい艶やかな美しい演奏で、聞きほれてしまう。このような演奏には好き嫌いもあるだろう。ピアニストとしてのバレンボイムはあまり好かれていないようだ。特にバッハやショパンの演奏に関しては、そのロマンティックさが嫌われるのか評価は低いようだ。ドイツでもバレンボイムの評価は低いことが多い。少し似たような感じだが不思議にブッフビンダ―の評価は高い。当方にとってはバレンボイムはロマンチックだが、ブッフビンダ―で感じるような軟弱さは無い。このバレンボイムの夜想曲臭もひたすら美しい。こういう演奏もあってよいのではないか。ポリーニの演奏は確かに素晴らしく、初期の刷掃とした演奏は唯一無二だろう。しかしポリーニも年を経るごとにロマンチックになってきており、彼の夜想曲もかなりロマンチックだ。ただバレンボイムの方がもっと艶めかしい。

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