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青木高見 さんのレビュー一覧 

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     2012/05/10

    ミルト・ジャクソン(Milt Jackson 1923年1月1日〜1999年10月9日)はアメリカ合衆国ミシガン州デトロイト生まれのジャズ・ビブラフォン奏者。アルバムは1955年のサヴォイの録音でMJQでは決して見せないブルージーなミルト・ジャクソンをたっぷり堪能できる。MJQの結成は1951年から1974年まで(解散コンサートと日本公演は別)とされるので時期的には在籍中となる。演奏はこれまたブルージーで気心が知れた共演者によって全体としての完成度はに抜群高い。特にテナーのフランク・ウェスのフルート演奏は貴重である。リズム陣はピアノがハンク・ジョーンズ、ベースがエディ・ジョーンズ、ドラムがケニー・クラークというサヴォイのお抱え。演目は少ないが演奏時間が長く今も全く色褪せないミルト・ジャクソンに再度惚れこまされた。
    (青木高見)

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     2012/05/06

    ピート・ジョリー(Pete Jolly 1932年6月5日〜2004年11月6日)はアメリカ合衆国コネチカット州生まれのジャズ・ピアニスト、アコーディオン奏者、作曲家。アルバムは1962年63年の録音で数多くの映画音楽を手がけてきた手腕が光る逸品。演奏は走馬灯のように変化して、まるで動画を観ている様な気分になる。音はどこまでも明るく晴れわたりリラックスした気分にさせてくれるピアノが特徴といえる。共演者にギターの名手ハワード・ロバーツの参加が光る。ハワード・ロバーツだけで熱狂的な収集家がおりリーダー作はほとんどが未CD化である。CDではバディ・デ・フランコ、フランク・モーガン、ヘレン・カー、ジュリー・ロンドンなど渋めのミュージシャンのバックに参加が多い。話がもどるが、演目の「My Fevorite Things」だけでも聴く価値がある貴重盤である、「そうだ京都に行こう!」。

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     2012/05/04

    サド・ジョーンズ(Thad Jones 1923年3月28日〜1986年8月21日)はアメリカ合衆国のジャズトランペット奏者、作曲家、編曲家、ビッグバンドリーダー。メル・ルイス(Mel Lewis 1929年5月10日〜1990年2月2日)はニューヨーク州生まれのジャズドラム奏者、ビッグバンドリーダー。1964年にサド・ジョーンズ&メル・ルイス・オーケストラを結成。アルバムは1969年の録音で当時のニューヨークのモダンな息吹を感じる。二人の演奏はもちろんだがピアノのローランド・ハナのお洒落で新しい感覚が何ともいい。タイトル名やジャケットのイラストもユニークで、この二人がどこに進もうとしていたが今になってわかる様な気がする。当時、日本では由紀さおりの夜明けのスキャット、いしだあゆみのブルー・ライト・ヨコハマ、クール・ファイブの長崎は今日も雨だった、弘田三枝子の人形の家などがヒットした。日本音楽史の中でも歌謡曲が定着してレコードの売り上げが増大していく時期とかさなる。
    (青木高見)

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     2012/05/01

    サド・ジョーンズ(Thad Jones 1923年3月28日〜1986年8月21日)はアメリカ合衆国のジャズトランペット奏者、作曲家、編曲家、ビッグバンドリーダー。兄が1918年生まれのピアノのハンク・ジョーンズ、弟が1927年生まれのドラマーのエルヴィン・ジョーンズという兄弟ジャズ演奏家。アルバムは1954年と55年の録音でCD化に伴い2曲のオルタテイクが追加された。二つのユニットの演奏が一枚で聴けるので得した気分になる。共演者はべースがチャールス・ミンガスは通し、54年がピアノがジョン・デニス、ドラムがマックス・ローチ。54年はテナーとフルートがフランク・ウェス、ピアノがハンク・ジョーンズ、ドラムがケニー・クラーク。演奏はサド・ジョーンズの何ともふくよかな温かくてやさしいトランペットに酔いしれる。
    (青木高見)

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     2011/05/14

    デイヴ・ブルーベック(Dave Brubeck 1920年12月6日〜)はアメリカ合衆国カリフォルニア州コンコード出身のウェストコースト・ジャズの代表的ピアニスト。長年のパートナーにアルト・サックス奏者のポール・デスモンドとの競演が多くある。アルバムは1951年8月のセッション8曲、1952年9月のセッション10曲、計18曲が収録されている。特にサンフランシスコ派の拠点のファンタジー・レーベルから出された事が魅力といえる。ブルーベックの回想録に「カルテットを結成した時、ホーン奏者はデスモンド以外考えられない、二人の出会いには運命的なものさえ感じる」とある。名コンビをたっぷり堪能できる好アルバムといえる。ちなみにベースのワイアット・ルーサーはエロール・ガーナーのミスティーでも名演を残している。
    (青木高見)

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     2010/11/25

    J.D.アレンは、1972年12月11日米国デトロイト生まれのジャズ・テナーサックス奏者と作曲家である。アルバムはイタリアのレッド・レコード (Red Records) から発売されたもので、アレン自身のデビュー作でもある。内容は、レスター・ボウイが連想されるが、若さとバイタリティーで新しい何かを探しに出かけた旅の様な印象を受ける。トランペットのファビオ・モルゲラがイタリア人でもありアルバムの貢献度がひじょうに大きい、その為か1999年イタリアの「最優秀新人アルバム」を授与される。これらの音を聴くと、50年代後半のハード・バップを模索していた若きアート・ブレイキーやマイルス達を思い浮かべる。いつの時代も常に躍動し進化していくジャズ、時代につれて変遷していく生の音を目の当たりに聴くのも楽しみの一つである。これからも注目していきたいミュージシャンといえる。
    (青木高見)

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     2010/10/06

    何ともすばらしい企画で豪華な演奏のアルバムである。フランク・モーガンがピアノのケニー・バロン、トミー・フラナガン、ローランド・ハナ、バリー・ハリス、ハンク・ジョーンズに声をかける。ジャズピアノ界きってのマスター級の彼らを呼びだし演奏できる所が凄い。演奏はピアノソロとフランク・モーガンとのデュオで構成されている。どの曲も、それは品格のある極上の演奏となる。ライナーにフランク・モーガンが、それぞれのピアニストと一人ずつ撮った写真が掲載されているが、フランク・モーガンの嬉しそうな満面の笑み(えみ)、氏が彼らと共演できる事を、心の底から喜んでいたかが想像できる。
    (青木高見)

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     2010/10/06

    フランク・モーガンのチャーリー・パーカーへの尊敬の気持ちがアルバムになった。そんなフランク・モーガンの為に、ピアノのマルグリュー・ミラー、ベースのロン・カーター、ドラムのアル・フォスターが集まった。完全なリズム隊にサポートされて、存分に今は無きパーカーを吹く。薬に溺れる事までも一心同体になろうとした若き日、その後の人生の半分を失い、こうして完全復帰が叶い、あらためてパーカーを吹くモーガンの心境を思うと胸が熱くなる。
    (青木高見)

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     2010/09/24

    テリー・モレルと言う女性ヴォーカル・アルバム。邦題は 「恋する女のジャズ」 ライブ盤である 。二枚しか残っていないアルバムと言われている。声は癖がなく素直そのもの、こういう唄い方は肩がこらなくて好感が持てる。レーベルのベツレヘムは隠れた女性ヴォーカル・アルバムを多く残しており大変貴重である。バックのフルート、ハービー・マンが光る、彼はスタジオ・ミュージシャンとして多くのヴォーカル盤にも参加している。特に女性ヴォーカルにフルートの音色は妖艶さが加わり何とも素敵である。その他、ピアノのラルフ・シャロン、ベースのジェイ・ケイヴ、ドラムのクリスティ・フェボのコンビはジョニー・ハートマンの 「Songs From The Heart」 でもリズム陣として演奏している。(青木高見)

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