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としちゃん さんのレビュー一覧 

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/09/02

    展覧会の絵は、学生時代度肝を抜かれた思い出のCDです。金管楽器の、とてつもない音圧と輝きに感激したことは今でも忘れられないです。さてもう一つショルティ盤で素晴らしい瞬間があります。キエフの大門の最後のほうで、ぐんぐん弦楽器が盛り上げる個所がありますね。その時、ヴァイオリンの(おそらく)1stが、主旋律を実に魅力的に「歌って」上り詰める一瞬があるのです。他の盤では、このように歌っている演奏は、私の知る限りありません。演奏自体大好きな、同オケのジュリーニ盤でもこんなことはしていません。また、カタコンブでのハーセス師の極上のソロ。この箇所のハーセス師のソロはジュリーニ盤の方が私の好みではありますが、ショルティ盤でも男気のようなものを感じさせる剛毅さが凄いです(あとは、スヴェトラーノフ=ソヴィエト国立盤のソロも甘く美しく忘れ難いですが、このTpは誰なのでしょうね?)。昔出ていたロンドンのカップリングとは違いますが、この展覧会の絵は廃盤にしてはもったいないです。

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  • 12人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/08/07

    マーラーの第5からして、音のきめ細やかさは以前の国内盤やHMCD盤を超えていると感じた。なんと素晴らしいオーケストラの表現力なのだろう、と驚嘆した。マーラーの第6もovation盤から乗り換えてよい、素晴らしい出来上がりだと思う。ショルティの大地の歌は初めて聴いたが、テンポといい歌のうまさといい、ワルター盤を思い出さずにいられない「具合のよさ」。しっくりくるというのか。オーケストラの超絶技巧も「イケている」。初めて聴く盤がまだまだ入っている。当分CDを購入しなくても大満足だ。意外に面白かったのがブックレット。ショルティの音楽に対する姿勢が実に心地よい。トスカニーニを礼賛しているところや「フルトヴェングラーの第9」を最悪と言い切るところなど、興味深い。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/06/05

    チャイコフスキーの1〜3番を、初めて面白いと思ったのがスヴェトラーノフの東京ライヴ盤(キャニオン)でした。まさか、チャイコフスキーの1番で感動することがあるとは!とビックリ仰天したものでした。マンフレッドもド迫力で素晴らしいし。例の第4楽章の編曲(もしくは噂の自筆譜?)も、この盤だけ聴いていると何の違和感もないです。マルケヴィチの全集も復刻され(やはりマンフレッド付き!)、感動を新たにしています。マルケヴィチのモダンで切れ味のよい音楽の素晴らしさ!スヴェトラーノフの豊かでいて推進力に満ちた音楽の立派さ!私にとってチャイコ全集の両大関です。音楽の魅力を聴き手に伝えてくれる指揮者は、ものすごく個性的で、その流儀において極めているのだなぁと感銘を新たにした次第です。私は韓国輸入盤全集(キャニオン)を所持していますが、エクストンのことですから更に音質アップを実現してるのじゃないかなと期待しています。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/04/08

    学生時代に『バーンスタインの生は、もっと凄いんじゃないのか?』と当時新譜のCDに若干の不満を覚えていたのを思い出す。当時の我々が求めていたレニーの生を、録音ではあるけれども堪能できた。第1・第4楽章の圧倒的な音楽にぐうの音も出ない。コンセルトヘヴォーと第9で不満を感じていた、中低音域の薄さはなく、堪能した。第2楽章の途中あたりから金管楽器が少々バテてきて、第3楽章ではトランペットが苦しそう。バーンスタインの指揮に煽られて、前半で『がんばりすぎて』しまったのだろうと私は勝手に想像する。第4楽章でも、木管楽器がヒヤリとする場面がある。しかし、大河のような音楽は些細なミスもお互いに瞬時に支え合い、かばい合い、見事に終結する。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/03/18

    私はフルトヴェングラーの底知れない暗さが苦手になってしまった。彼とベルリンフィルによるシューマン第4番も、すごいんだけれども『どす黒い』。もはや、聴くことがない。クナッパーツブッシュは凄みもあるのにどこか明朗だ。かつて『KICC2025』で死と変容の凄さ、シューマン第4番の美しさを知った。音質大幅アップでうれしい限りだ。未収録のV字はドリームライフの58年録音盤で渇をいやそう。どんどん好みは変化するのだろうけれども、記憶の底にある名盤の数々に感謝しながら、まだ大好きなこれらの録音を大事に聴いていきたい。

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     2012/03/18

    かつて2枚組の海賊盤で演奏のもの凄さに圧倒されて気になっていた音源が、正規盤で日の目を見るようになるとは。例によって細かいミスだらけだけれども、音色の美しさや音響の何ともいえない厚みが素晴らしい。ミュンヘン両盤でも聴かれる、第4楽章の、あの間。なんという説得力!海賊盤でも気になっていた、よりによって最後の見せ所で叩き間違うティンパニ!でも、音楽はそんな些事には構うことなく、グワァーッと盛り上がり集結する。ウィーンのオケにとっても、クナッパーツブッシュとの共演は、我を忘れるような共同作業だったのだろう、と私は勝手に想像する。どんな緻密な演奏を成し遂げるのもよし。作曲者が生きていた時代の奏法とテンポを再創造するのも素晴らしいこと。しかし、実は聴衆は、このような圧倒的な個性を、胸にしみるほどの人間味を、勝手に求めているものだと私は思った。私は大好きだ。ありがとう。

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     2012/02/20

    凄くいいです。NYPはマーラーに実に合う素晴らしい楽団だと感歎した。この録音に聴く金管楽器のすばらしさ。曖昧さの全くない、余裕ある合奏にはほれぼれする。弦楽器の美しさも木管楽器のうまさも素敵だ。私はHMVの書き込みを参考にしているが、本当に素晴らしい第4楽章ですね。もちろん、ほかの楽章も凄いです。

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     2012/02/19

    素晴らしい演奏です。ニューヨークフィルのマーラー5番を、新しい録音で聴きたい人には最適。レニーの頃のニューヨークフィルの「音」は、もう古い。金管はもちろん、弦楽器も含めて、独特の無国籍感あふれるサウンド。こういう音はマーラーにあうなあと思った。

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     2012/02/02

    後期最高の3枚組だ。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2012/01/03

    SACD化するのを待っていたが、必要十分にいい音でびっくりした。現在最新の金管吹奏の「音」を聴くことができることに私は興奮を覚えた。A・ハーセス引退の後を継いだプリンシパルは、実に美しい音で、輝かしく誇りある重席を見事に果たしているようだ。ショルティ盤の頃の音よりも(何と20年以上も昔!)、金管合奏全体がヨーロッパ風に色付けされているような気がするのは私だけか。指揮者の趣味か。それとも、これが進化か。ライヴ録音のため、合奏の乱れやソロの不安定さがそのまま録音されていることも、不満と言えば不満。しかし最終楽章へ向けて、ぐんぐんオケの調子が上がり、ついに最後の大団円を迎える。

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     2011/12/29

    壮年期の小澤=ボストンの粋が聴ける。超一流楽団を目指してがんばっている感じが爽やかで好きだ。ところでボレロの、トロンボーンはあんまり上手じゃないですね。なんとはなしに不安定。マーラーの第8でソロを吹いている人と同じじゃないですかね。

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  • 2人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/29

    70年台後半ののボストン響は、最高峰目指してガンガン腕を磨いているという感じで聴いていて爽やかで好きだ。合奏として、なんと見事に調和していることだろう。あの朗々たるホルン、その後のトロンボーン3重奏。きれい、きれい、お手本だろう。最後の盛り上げ方もバッチリ決まっている。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/12/29

    アフリカン・シンフォニーいいですねぇ!学校の子どもたちに、お手本として聴かせてあげたい、素晴らしい演奏です。

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  • 4人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/11/18

    神品です!感謝です。久しぶりに第8を聴いて震えるような感動を覚えました。ちなみに拍手はカットされたらしく、私のような神経質な者も安心して聴くことができました。

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  • 1人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2011/10/23

    長年、国内初期盤(西ドイツプレス)で聴いてきたが、震災を期に、あまりにも神経を苛んでくる音楽の力に辟易して売り飛ばしてしまった。ジ・オリジナル盤(リュッケルトから3曲抜粋が入っている)で久しぶりに聴いた。50年代のウィーンフィルの合奏力とワルターの絶妙な指揮、歌手の絶唱にやっぱり圧倒された。何よりも『告別』の後に流れだした『リュッケルト』、『真夜中に』の音楽と歌詞に、心を救われた感がある。暗闇の中から転じて光に向かおうとする人の力を信じよう、と思った。『大地の歌』の後に聴く『リュッケルト』を聴くことで、名盤をまた聴き返すことができた。マーラーは、なんて凄い音楽を作ったんだろう!

    1人の方が、このレビューに「共感」しています。

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