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検索結果:32件中16件から30件まで表示
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0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/15
正直困った。名曲(特に22番の偉大さ!)に名指揮者に名演奏家である。 悪かろうはずはない。だが何だかもっさりした感じなのである。 極言すれば華がない…。 何かが滞っているようなとでもいうか。 玲瓏玉を転がすような甘美さをたたえていた70年代のブレンデルのピアノとこれまた透き通った風のようなネヴィル・マリナーの伴奏というコンビの方が私は好きだ。 しかし「ピアノ協奏曲第9、15、22、25、27番 ブレンデル(p)、マリナー&ASMF」は商品としては薦められない。曲が盤をまたいでいるからだ(この悪趣味さはどうにかならないのだろうか>各社)。結局リッピングして組み直しMP3プレイヤーで聴く羽目になる… 今全集を注文している。まさか盤またぎはないだろうと思うが…
0人の方が、このレビューに「共感」しています。
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1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/15
叙情性と力強さを兼ね備えたストレートなブラームスです。 指揮はしなやかに音楽を紡いでいき、呼吸は自然で、溜息が出るような美しさです。 爺むさくない、アポロ的なブラームスとでも言いましょうか。 トスカニーニがメトロノームのような指揮者では決してない、という証の名盤であります。 だまされたと思って聴いてご覧なさいな。決して忘れることが出来ない名演奏として記憶に残ること請け合います。 (ただし釣られて第3と第4は買わないように。これはトスカニーニファン向けだと思う) それにしてもこの演奏がマルチバイなら1000円を切るとは!
1人の方が、このレビューに「共感」しています。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/12
協奏曲の演奏はフランスの指揮者、フランスのオケとは思えないくらいの重厚さとmasaさんが触れている「持続力」を精一杯に出しているから独奏者も負けられない 。 フォーレの室内楽などでなよやかで涼しげに弾いていたコラールもここではゴンゴン前のめりに体重を鍵盤に乗せて大汗をかいているのか、いすのきしみが時折聞こえる。 (あまりに弦とピアノが重厚なので管がかすんでしまうことさえある。ホルンは健闘するも木管陣がやや振るわず?) 日の当たらない協奏曲第一番の魅力を感じさせてくれたのも収穫(プロコやショスタコなどにつながりそうなモダニズムの気配を時折見せる)。 しかし力演してもやっぱり4番は駄目な子なのね…。 録音もまずまず秀逸?ダイナミックレンジが広いのか、普段の倍量ぐらいに目盛りをあげないと十分に味わえない。よくとれてすぎているのでヘッドホンで聴くと演奏していない奏者のキー操作音らしきものや、何か知らないがシャッター音めいた音が入っているのも聞こえるのはご愛敬か。 マルチバイの2000円弱でこれだけの演奏を聴かせてくれるのだから大感謝 さらに変奏曲集やエチュード2編、前奏曲抜粋など付いてくる5枚セットなのだからさらに感謝。 知人友人でラフマニノフに興味を持っている人がいたらおすすめのプレゼントですね。 ただヘッドホンで聴いていると細かい編集ミスなのかあれ?と思う瞬間が各協奏曲にあり、これが素人の聞き誤りならば★五つ。でなかったらそこを残念賞で★4つとさせてください。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/01
演奏は色々な指揮者・オーケストラと組んでいて面白いのですがな ぜ レ コ ー ド 会 社 は 盤 を ま た ぐ よ う な 録 音 を す る の で し ょ う 。 非常に興ざめです。それだったら余白にはコンサートロンドでも入れて、 C D の 頭 に 協 奏 曲 の 第 一 楽 章 が く る ようにして6CDにしてくれたっていっこうにかまわないのに。
6人の方が、このレビューに「共感」しています。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/02/01
下世話に言えば大変に豊満で化粧も香水もばっちりなおばさまにせまられていると言った感じと言うところでしょうか。 カラヤンのコントロールにもベルリンフィルの気持ちにも少しゆるみがちなところが見えるような気がするのはオールドファン様に同意。 悪くないけど愛聴盤にはしないでしょうし、人にも敢えて勧めないと思う。 (昔ラジオで聴いて感動したあの演奏はカラヤンじゃなかったのかなあ) 今カラヤンがフィルハーモニア時代にライトクラシックを指揮した盤を聴いておりますが同じレガートでもスリムで行き届いた演奏できびきびするところはきびきびしていて魅力的。 年を上手に取るのは難しいなあ、と。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/21
滔々たる雄大な語り口のチャイコフスキー また短いが、巨大さとリリシズムが密度高く詰め込まれているプロコフィエフ、 みっしりとした濃いバッハ演奏、 いずれも録音の荒さを超えてうならされる物があります。 力強さ、瞑想するような繊細さはリヒテルならでは。 ぐいぐいと引き込まれます。 ただし、きれいな録音を求めている人にはお勧めしません
5人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/20
全曲盤はコシュラーと、抜粋盤はスイットナーと比べてみたが軍配は断然ケンペ。気配りの行き届いた指揮が名歌手達を光らせ、一瞬たりとも退屈することのない大名演。ケンペのネアカさ、気配りと職人芸にゆったり身をゆだねて胸一杯幸せな気分になれること請け合いです。 録音も鮮明でクリア。 是非聴くべし!
5人の方が、このレビューに「共感」しています。
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/20
この録音の10年ほど前、トリノのRAIのライブで第7交響曲が録音発売されていますが、もっと生き生きとしていて、「職人芸」が冴えています。つよしくんの言う「ベートーヴェンの音楽の美しさ、そして力強さをそのまま伝えようとする」でしょうか、曲の隅々まで目の行き届いた、それぞれの声部や楽器に「役をきちんと演じさせる」手抜きのない細工のきめ細やかさがときにははっとするような瞬間を見せながらいきわたっています。 残念なことにこの録音は巨匠然とさせるためか「おくふかさ」や「残響」の中にその魅力を塗りつぶしてしまっているような気がします。 ケンペは1960年代はじめに「売られた花嫁」にメリハリの利いて決してだれることのない名演をEMIに残していますが、そこからも察するに根アカな職人芸を鮮やかに見せてくれる人であるはずのように私は思えてなりません。そこらへんがまたリヒャルト・シュトラウスの名演にもつながるような気がします。この録音でも第7の3,4楽章、第八の4楽章あたりでその片鱗が見えるような気がします。
2人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/20
ケンペはEMIから出ているスメタナの「売られた花嫁」のきびきびしてだれるところのない、名演を聴いてから、器楽作品を聴いてみたいと思って買ってみた。 各声部がくっきりと描かれ、管楽器や打楽器をうまく引き立てておや、と思わせる。またそのためにテンポや抑揚が結構細かく、メリハリが利かしてある演奏。どの楽器にもいつでも光をあて「役」をきちんと演じさせている神経の行き届いたところが持ち味か。明るい風通しの良さを感じさせるのもそのためなのだろうか。 その良さがベートーベンの7番によく出ていると思う。第二楽章も切々と歌いながらも暗くならない。結構他の演奏ではだれることの多い第三楽章も飽きずに聴ける。そして第四楽章のはじけるような哄笑もみな各声部に光が当たっているためか陽性なものになっている。 ちなみに4番の方はオケ(ナポリRAI)の性能のせいか、何だか今ひとつな気がする。トリノのRAIのほうが役者が上なのだろうか。 あとこの盤はライブ盤でそののりもあるのかな。 録音はドライで見通しよくおまけに盛大な拍手が入っている。 残念なことにこの第七の長所はより約10年後のミュンヘンPOのスタジオ録音盤にはあまりない。録音のせいだろうか弦が厚ぼったく、この盤で感じたおもしろさや明るさが残響に埋もれているような気がする。マエストロ然とした仕上がりを目指したのだろうか。 第三楽章と第四楽章には若き日の勢いが首をもたげているのに残念。 (ちなみにこっちも7番の出来>4番。すると得意不得意なのかな)
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/13
歌詞カードがないのと録音がやや古めかしいのは辛いが、 それを超えて歌の力強さはさすがです。 CD1のバッハなどのカンタータからの歌唱は今となっては些か古めかしいスタイルですが CD2グリーグをはじめとする北欧の歌曲もいいし、 CD3のドイツ物の歌曲も悪くない。 CD3の後半のワーグナーの楽劇の抜粋あたりから神がかってきて CD4〜5はワーグナーづくし、立派で堂々としていて感動的で、 胸が熱くなってきます。 ワーグナーが好きな人、 オペラ通の人におすすめします。
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/08
取っつきにくい頑固なおじさんが無骨に時にはちょっとセンチメンタルにぶつぶつとつぶやきながら語って聞かせるというイメージが浮かんでくるような演奏がブラームスからは漂ってくるのです。オールド・ファッションとでも言うか。(ブラームスの音楽自体にもその原因はあるのでしょうが)。 また、小曲集も水を切るようにとは行かず、同じようなイメージがついて回ります。 まるで渋々弾いているような感じさえします! が、お国物の現代音楽のコンチェルトになるとうってかわった鮮やかで共感に満ちた演奏を聴かせてくれるのが意外です。聞き物はこの現代物が詰まった一枚でしょう。面白かった!
0人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/07
この盤の面白いところはクリスチャン・バッハのコンチェルト(実は一九世紀のカサドシュというフランスのビオリストの作品)のオーケストレーションが普通と違うところ。 ヴィオラ弾きでかつモーツアルトのレクイエムのバイヤー版で有名な音楽学者でもあるフランツ・バイヤーがオーケストレーションを担当しています。 通常弦楽合奏で伴奏されることが多いこのコンチェルトですがここではホルンやオーボエ、チェンバロが入っていて楽しいことこの上ない。 偽 作 に 大 ま じ め に コ ス チ ュ ー ム プ レ イ を さ せ て い る と こ ろ が 何と も 愉 快。 もちろん、他の曲もちゃんと楽しめます。ヴィオラ好きなら持っていても良い一枚
1人の方が、このレビューに「共感」しています。 2011/01/07
好演なれど曲が一般受けするものかどうか。 弾く立場になって聴けば面白いのではないかと思われます。 ビオラ弾き向けの盤か。
ビオラ好きには文句なしの小曲集。楽しく聞ける一枚です。同じコンビのビュータン作品集が取り澄ましすぎてるのに比べるとこちらはノリノリです。
凄い取り合わせ!と期待は高まるが聞き始めるとやはり音質のひどさに軟弱な耳は負けてしまう。聞き込んでいけば色々と聞こえてくるのだろうが、ま ず こ の 曲 を 聴 い て み た い と い う 人 に は す す め ら れ な い 。他のクリアな評価の高い演奏をいくつか聴いてみてから心して取り組まなければ得る物はないだろう。
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