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徳川カズヤ さんのレビュー一覧 

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     2021/06/11

    期待以上の作品でした。

    まず役者陣。
    松岡茉優さんは『ちはやふる』や『勝手にふるえてろ』でもそうですがどこか浮世離れしていそうでしっかり地に足がついている役が似合いますね。
    今作でも時折挟まれる過去の出来事、母との連弾、幼い頃の「音」が蘇るシーン、など瞬間的に思いに耽る場面からすぐに表情が変わって涙したり笑顔を見せたり。
    まさに松岡茉優さんのハマり役ではないでしょうか。
    斉藤由貴さん、鹿賀丈史さん、平田満さんというベテランが厭味なく配置され安心感があります。
    松坂桃李さん、森崎ウィンさんも素晴らしいですが、風変わりな天才児風間を演じた鈴鹿央士さんは圧巻でした。
    純粋な心は時に恐怖すら感じさせます。

    ピアノシーンに関してはピアノをしている方からするとどう見えるのかわかりませんが
    この作品はピアノの演奏シーン、特に終盤の松岡さんの演奏シーンは『砂の器』の加藤剛さんのような
    悲痛さと優しさが同居していて胸にきました。

    今作は「音」を通じて多くの人が共鳴していきます。
    苛烈な音楽の世界、を描くのではなく
    根底には人間の繋がり、人間や自然が作り出す「音」の優しさ
    それで救われている、救われる人がいると感じました。

    傑作ではないかもしれませんが
    記憶に残る作品となりました。

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     2021/06/11

    本作品はいきなり大和撃沈のシーンから始まる。結末を最初に見せてしまうというやり方には驚かされるが、わずか数分に凝縮されたシーンはすさまじいまでの迫力。これまでの大和撃沈を扱った作品の中でもトップクラスと言ってもいいだろう。そこから時間を遡って物語は始まるが、三段空母の赤城や最終改装前の長門が出てくるあたり、軍艦マニアにはたまらないだろう。物語の殆どは室内で展開され、クライマックスは黒板に数式を書きなぐりながらの解説という異色の展開。派手な戦闘シーンを期待していた人にはつまらないことこの上ないが、こういう理詰めで仮説を立証していくところは推理物にも共通していて、これが好きな人にはこの上なく面白い。ただ、この作品の本題は主人公の天才的な数学的頭脳を駆使してのやり取りにあるのではなくて、大和型戦艦を設計した技術将校(造船の神様と言われた平賀 譲氏を指しているだろうことは明白だが)が最後に打ち明ける本心にあるように思えてならない。この言葉で単なる金勘定だった話が、日本人の精神性の問題にまで昇華したように思う。蛇足ながら、館ひろし演じる山本五十六は映画に出て来る歴代の五十六の中で「最も軽い」と散々の悪評だったが、本人は茶目っ気があって博打が好きだったようで、案外こんな人物であったのかもしれない。

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     2021/06/11

    なんとなく前から気になってたこの劇場版光のお父さんを見て、とても心震えました…これは名作だと思いました
    それからすぐ原作の一撃確殺ss日記を読み漁り、夢中で光のぴぃさんまで読み終わってしまいました。マイディーさんの文章は本当に軽快で読み進む手が止まらなくて…本当に面白くて、たびたび涙してしまいました
    そして何気なく覗いた劇場版光のお父さん公式Twitterアカウントで、原作者であるマイディーさんの訃報を知りました
    ただただ呆然としました。でも、あるちゃんやきりんちゃんのTwitterアカウントを見て、彼女達の言葉を見て、マイディーさんは本当にいなくなってしまったんだと実感しました
    それからもう一度劇場版を見たら、序盤の何気ないエオルゼアパートで涙が零れ落ちました
    このシーン1つ1つで愛らしく動くキャラクター達を、マイディーさんやきりんちゃん達が実際に動かしていたという事を知ってから見ると、まるでいなくなってしまったマイディーさんや、じょびネッツアの皆さんの魂がこの作品に確かに宿っているように見えて、この作品の中で生き続けているような気がしてしまって…涙が止まりませんでした

    正直、知るのが遅すぎたと後悔する気持ちもあります。でも、それ以上にこの物語を知れてよかった、マイディーさんと言う一人の人間を知れてよかったと思いました
    何の関わりもない新参者ですが、光のお父さんと言う物語の全てが、そこにいた人達の想いが深く胸に刺さりました
    マイディーさんに、GLAYの素晴らしい主題歌と同じように、ありがとうと伝えたいです。私もあなたとお父さんの愛したエオルゼアに旅立ってみようと思います

    心からご冥福をお祈りいたします。

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     2021/06/11

    前作「君の名は」に勝るとも劣らない力作で、特に監督の社会メッセージの過激さを心から楽しめた。
    ジブリは主張がストレートで登場人物の意志も明確な場合が多いが、新海作品はオブラートにくるめた演出でソフトに主張するのが特徴だ。
    表面的には少年少女の天候ファンタジーなのだが、その訴えは現実社会における環境問題へのアプローチを、世代交代による発想の転換しかないと語るのだから、内実はかなり過激だ。
    天候を科学文明で制御する発想を捨て、受け入れようとするのだ。自然に抗う為に自然に何らしか手を加えると必ずエネルギーを消費し、景観を破壊する。誰かの犠牲の上に成り立つ文明社会を否定し、未来を担う若者達に二つの選択をさせ、「それでいい」と言わしめる。
    一つは特定の個人や国・地域の犠牲を強いる全体主義の否定、もう一つが人間による自然災害への向き合い方の見直しだ。昨今のESG(環境・社会・ガバナンス)投資の世界的潮流を補完する主張とも言えよう。自然を資金と技術を投じて克服するだけではなく、自然に合わせて身を引く部分も必要だと。

    丁度、公開後の2019年は、日本が歴史的な大型台風被害を被り、豪州では未曾有の山林火災が燃え広がり、国連の温暖化サミットで16才の少女が世界の指導者と旧世代を糾弾した年に重なった。
    本作の時宜を得たメッセージとは、資金を湯水のように使って経済成長と利便性を追求してきた“私を含めた旧世代”へのアンチテーゼであり、自分もこれに賛同する。
    登場人物の比喩としては、神津島から大都会に出てきた少年は先進国以外の人々、巫女の様に神に支えて雨を降らせる少女は科学者や技術者、オカルト雑誌編集者は主体性を失い健全な議論形成をリード出来ないマスメディア、警察はルールで縛られて考えることを放棄した行政や企業、そして様々な理由で都合よく少女に“晴れ”を祈祷させるユーザーが我々大人達だ。
    本作の脚本は「難しい選択を避けて逃げ続けている大人達」への世代の反抗だ。その点で、彼らの決断の足枷となるであろう両親や友人達を登場させないのは少し都合が良すぎる。また、難しい判断とは何かを棄てる事であり、別の新たな犠牲も起こるのが必然だから、ラストに“水没した都市生活者の表情”を映さないのは逃げに見える。
    特に台風被災者の心情に立てば、本作が「それでいい」とする主張を通す為に、何を我慢して、どんな覚悟をすべきか知りたくなった筈だ。
    それでも私は本作を支持する。その解決策を一つの映画の中で語らせるのは危険だし、そこまで映画監督に求めるのは酷だからだ。棄てるもの諦めるものまで映画で語らせては、また私たちは自分で考えなくなる。それを考える義務は、本来は若者や子供に希望を残す責任のある大人達、参政権を持ち、技術を司る企業を運営し、目指す未来に投資し、労働者でもあり納税者でもある、民主主義国家での意思決定の主役「社会人」にこそある。
    その当たり前を、文明と伝統と相互扶助で世界を魅了した「君の名は」の直後、世界への影響力が最高潮のタイミングで観客に改めて突き付けるとは、やはり新海監督とは本気で世界を動かそうとしているに違いない。経済先進国ながら八百万頭の神を祀る自然崇拝集団国家の日本からアニメを使って。
    アニメの限界を超え続ける迫真の景観美、映画のコンセプトに合わせて作曲され若者の気持ちを代弁するRADWIMPSの音楽、気紛れな天候と都市を見せつける見事な映像表現は圧巻だし、声優のチョイスも的確だった。
    これら全てにおいて緻密な計算が出来る新海誠とは存外、恐るべきクリエイターだ。しかも日本人の発想を現在を生きる日本人に演じさせる作風の拘りは、ジブリ以上にプライドが高く尖っている。
    この責任感の塊みたいな監督の作品は、観る度に味わいが増すので不思議だ。
    時代の節目を感じさせる作品を世に贈り続ける制作スタッフには感謝しかない。これからも楽しみだ。

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     2021/06/11

    本作は商業的には空前絶後の成功を納めたが、評価については割れるようだ。余り面白くなかったと言う評価を聞く度に、何故かモヤモヤしていた。
    本作はハッピーエンドなので、人生の儚さや尊い自己犠牲への悲哀感は湧いてこないし、ジブリ作品の様な自然保護や反戦思想等を訴える深い社会的テーマ性も無い。彼の深海監督ですら商業主義に染まったのではとの声も恐らく間違いではないのだろう。
    それでも世界の老若男女に賞賛され、私も心の奥底から感動した理由がある筈で、しかも観返す度にその思いが強くなる。アニメとしての娯楽性や作画の美しさだけでは語れない何かが間違いなく有ったのだ。
    それは今に繋がる祖先の方々の思いや営みへの感謝の気持ちなのだと覚った。
    周期性彗星が再び彼の地に災厄をもたらす事を予期した誰かが、誰彼れ(黄昏)時にだけ繋がる時空の歪みを生み出した。その機会を活かす鍵は、書籍や科学ではなく、美しく丈夫な組み紐編みと口噛み酒の伝統を介して主人公二人に託される。遥か昔の祖先から受け継いだ、「気の遠くなるような伝承」によって導かれた奇跡を描いた脚本なのだ。
    その感謝の念を私達は「郷愁」や「郷土愛」と言う。そしてこの世に生を与えられ、悠久の歴史との繋がりを感じ、未来に引き継いでいく責任が心の内に芽生える。それが「結び」。
    東京の開放的な進化も日本、飛弾の閉鎖的な伝統も日本。そのカタチは様々に異なっていても、日本人の奥底に受け継がれている「たとえ相手の“名”を知らずとも困った人は助ける事、それが自分にしか出来ない事なら尚更で、それはお互い様」と言う精神性の美しさこそ、世界に普遍的な感動をもたらしたのだろう。それは日本では古来から「和」と呼ばれている。
    本作は単純なタイムリープ青春ストーリーではなく、日本固有の文化的側面を、前半の軽快なコメディと後半のシリアスな時間を超えた救出劇で余す事なく魅せた、実に意欲的で深淵な作品だ。
    技術面でも思想面でもアニメの歴史的傑作と言う評価が相応しい、観る度に心に響いてくる素晴らしい作品だと確信しています。
    こんな作品を創れる国に生まれた幸せに感謝する涙、他にはなかなか無い。

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     2021/06/11

    素晴らしい作品であり、堂々と完結させた映画であり、すべてが詰まった商品です。
    ファンの声で形になった特典もあり、また作品そのものをスタッフが愛してくれたことが分かる内容となっており、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
    これだけだと話の筋が見えにくいかもしれませんが、本編と合わせていろんな人に見てもらいたい映画です。動きの迫力から細かい描写、ストーリー性、本当によく作られています。
    言葉では言い表せないくらい、素敵な作品です。

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  • 3人の方が、このレビューに「共感」しています。
     2021/06/11

    劇場公開日初日に鑑賞してきましたが…
    ひたすら【感動の嵐】で涙が止まりませんでした…

    煉獄さんの【炎の意志】による…
    見事な戦いぶりと、鬼殺隊の【炎柱】として…主人公の炭治郎くんに見せた…その背中に…心を打たれてしまいました…

    それに…成長するには…
    これを乗り越えて強くなるんですね…

    この映画のおかげで、煉獄さんの【存在】を更に深く知る事が出来ましたので、益々、鬼滅の刃が掛け替えのない存在なんだ!!!という事に気づかされました…。

    劇場で鑑賞後、何ヵ月経っても…
    煉獄さんの…あのシーンや、あの台詞、炭治郎くんの夢の中での…心揺さぶられた場面で感泣してしまったシーンの記憶が…脳裏に今でも鮮明に残っているので…それ程インパクトが凄くあって、非常に見応えのある作品に仕上がっていました!!!

    また、原作と映画のストーリーの内容は同じであっても【リアルさ】が全く違いましたし、映像化というのは本当に素晴らしいですね…グッと、込み上げてくるものがありましたし、原作には無い【+αの演出】が、しっかりと加わっていました!!!

    一部ですが、それは…
    @煉獄さんの技【参ノ型・気炎万丈(きえんばんじょう)】が初登場した!!!
    A煉獄さんの技【伍ノ型・炎虎(えんこ)】の【虎の形】が鮮明に描かれていました!!!

    ※映画ならではの演出が他にも【多数】ありましたので、そんなシーンを見逃さないで観てもらえたら幸いです!!!

    この映画は今まで視聴してきたアニメ映画の中では、ダントツに【クオリティ】が高くて、演出も最高に面白かったですし、原作では味わえない…
    ┏リアルで迫力満点な戦闘
    ┣背景映像の美しさ
    ┣シーンと共に流れる心地良い音楽
    ┗其々のキャラクターの良さ
    等が、キャラクターの魅力を【最大限】に引き出していたので、正に完璧な映画と言えるくらい、何を取っても…最高に素晴らしかったので、私は★5の【満点評価】にしました!!!!!

    映像化してくれた製作側の方々や、声優の方々には最高の感動をありがとうございました!!!と共に、この感動を決して忘れません!!!と、感謝の気持ちをお伝えしたいです!!!(T-T)

    鬼滅の刃の人気が、煉獄さんの如く燃え上がったまま…原作の日本から→アジア→世界へ向けて【記録更新中】ですが、劇場公開された第1作目が、これ程の作品に仕上がったのならば、第2作目の劇場版の製作も凄く期待してしまいますし、是非とも宜しくお願いします!!!と、製作側の方々へ、心よりお願いしたいです!!!!!\m(_ _)m/

    お子様から大人まで幅広く【感動の渦】に取り込まれてしまう、正に最高峰と言える映画作品でしたので、Blu-ray及びDVDの発売日が決定した今、私は即予約注文しましたが…再度、家でゆっくり【全集中】で視聴したいので、発売日がとても楽しみです!!!!!

    そして今後の【鬼滅の刃】は…
    今作で無限列車での任務を終えた炭治郎くん達の次なる任務を描く、今秋の【10月】にフジテレビにてTV放送化が決定した【遊郭編】から【刀鍛冶の里編】までの第2シーズン及び、次作の【劇場版2】においても、どのように原作から演出をするのか…とても楽しみです!!!

    最後になりますが…
    【鬼滅の刃・無限列車編】の鳥肌が立つ感動を、1度の視聴で終わらせてしまうのではなく…
    是非、2度3度ご視聴されて、作品の深さを知ってほしいですし…この作品は、自粛期間中の我慢した生活の中で【守るべき存在】の為に…
    必死で病気と戦っている方々
    必死で労働に努める方々
    必死で勉学やスポーツに努める方々
    にとって…自分に与えられた【責務】を、煉獄さんの戦う姿から【勇気】や【力】を貰える作品でしたので、鬼滅の刃の人気が【世界レベル】まで到達した理由が、とても良く理解出来ましたし、改めて…【鬼滅の刃】の作品の素晴らしさを知らされたので、今後の映像化も楽しみですが…原作を終了させてしまったというのが、本当に早過ぎると思いましたし、もっと継続してほしかったですね…(T-T)(泣)

    3人の方が、このレビューに「共感」しています。

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     2021/06/11

    とにかく人情味あふれる主人公の姿に惚れる。
    なんだか寅さんを見ているようだ。
    彼は激怒すれば人に暴力振るうし、
    仲間が困っていればすぐに駆け付ける。
    多少のでたらめでその場を切り抜けたり、
    なんせ、寅さんみたいなんだ。
    また、彼にバカっぽいところも憎めない。
    妻に手紙を書くのだが、ちょくちょくスペルミス。
    そして雇い主のドンに訂正される。
    この映画を見てて、主人公のトニーを見てて、
    「あぁー、バカって良いな」って思わされる。
    教養は無いけれど人付き合いにおいては大事なことを熟知している彼の姿は俺の人生に影響を与えることは間違いないだろう!!
    十分に黒人に成れず、十分に白人に成れない天才ピアニスト
    天才ピアニスト、ドン・シャーリー。
    彼の姿も心打った。
    まずその圧倒的な勇気。
    行けば必ず嫌な思いをすると分かっているのに彼は南部に向かいピアノを弾く。
    途中彼は招かれたレストランでは飯を食うことが出来ず、
    途中彼は訪れた地域でその地域のルールということで警察官に捕まる。
    なんとも理不尽。
    それでも彼は勇気が人を変えることを信念にピアノを演奏し続ける。
    彼の「何か見えない大きな敵」と戦う姿勢は、
    視聴者に勇気を与える。そして同時に危なげでもある。
    彼は黒人。なのに黒人としての経験が少なく、そして知識も少ない。
    それは彼が天才ピアニストとしての人生を歩んできたから。
    作中、彼が、
    「黒人でもなく〜、白人でもなく〜、そして男でもない〜」と、
    主人公のトニーに激怒したシーンは本当に心を打つ。
    俺は幼少期より「俺は人とは違うんだぁ」と悲観的になっていた。
    だからだろう、ドンのどこにも所属しきれていない感覚をどう捉えたら良いのか分からず戸惑う様が俺の心に刺さった。
    人情味あふれる役者が好きならこの映画は必ず刺さるだろう。
    自分が何者なのか迷いの中にいる人は必ず刺さるだろう。
    単純なようで複雑な人間模様をよく描いている作品だと思う。
    これは、
    世に広まるべき作品。

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     2021/05/04

    両A面シングルで、テンポが対象的な2曲。なんとも食べ合わせが良く、キングヌーっぽいお気遣い。このどうしても欲しくなる2曲をセットで扱ってくれて、ファンファーストの振舞い。
    2019年10月22日に行われた日比谷野外大音楽堂でのライブMVともセット。それっぽいタイトルを付けてくれれば、単体として販売されていても、絶対欲しくなるだろう。また、ライブ記録としての完成度が高く、納得のいった1枚。冬の夜間野外で白息混じりの中、舞台裏から始まっていく。楽器のコンディションも気になる中、メンバーの情熱や観客の熱狂がそんな不安もかき消し、完璧な演奏が続いていく...
    コロナ禍だからこそ、ライブができない今だからこそ、離れ離れでも皆んな一つになろうと真剣な力強いメッセージを届けるように...

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     2021/05/04

    香水しか知らなかったから
    全曲聞いてふり幅の広さに驚きました!

    全体的に穏やかで落ち着いたムードです。
    ハッピーになれよ!とか好きにすればいいさは
    聞いていて肩の力が抜けて楽になる印象がありました。お薦めです。

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     2021/05/01

    過去2作品も十分傑作でしたが、それをさらに超える曲を仕上げてくるとかもう意味が分かりません。
    前作は舞台上で行われる詩的でクールな純粋芸術の様でしたが、今作はステージの上から降りた等身大で泥臭い彼らのメッセージを感じる曲が多いですね。収録曲はCMソングなどキラータイトルがずらりと並びベスト盤と錯覚する勢いで、ジャケットすら往年の名盤の雰囲気を感じます。
    ”白日”は言うまでもない傑作。”白日”は井口君のファルセットが素晴らしく”もう戻れないよ”のギターソロからファルセットが姿を現す場面は何度聞いても震えます。曲は複雑で8ビートの跳ねたボーカルと16ビートのバックのズレが独特のグルーヴを作り、温かかったり激しかったり場面ごとに表情を変え、どの気分にも”ハマる”。出だしのジャズコードや、3オクターブのハモリもクールで何度聴いても飽きないです。”飛行艇”はCメロに向かって静かに鼓動が高まっていく感じが堪らないですね。自分が挑戦者となった時背中をそっと押してくれるパワーソングとなりそう。トム・モレロを感じさせるギターソロも痺れる!時折見せるブルーススケールとギターリフが相まってRATMの様な高揚感の有る一曲。
    個人的にはキャッチーなリズムに切ないスケールと歌詞を乗せた”Teenager Forever”と”傘”もグッときました。このバランス感覚がKing Gnuの真骨頂だと思うんですよね。ちりばめられた音と声とリズムのマジック、J-POPの定石から外れた実験的で挑戦的な仕掛けを取り入れているのが面白いですね。

    メンバーの個性も往年のオルタナロックスターが持つ特徴を備えており、何かが生まれる予感を感じずにはいられません。終わりかけたJ-POPも最近はking Gnuをはじめ次々とクールなアーティストが現れ、日本の音楽シーンが温まりつつあるのを感じます。King Gnuもこのシーンをけん引するバンドの一つで間違いないでしょう。

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     2021/05/01

    YAOSOBIブレイク前から気に入ってて、アルバムも去年の受付開始から楽しみにしてたクチなので
    あの元曲にvoの声かついていくのを
    日々楽しみに追ってます。
    なので今回のシングルカット(実質)2曲の感想を
    屈託なく言わせてもらうと
    よっぽどのYAOSOBIファンか、タイアップアニメのファンでもない限りは
    無理して買うこともないんじゃないかな、と。
    逆にアニメのファンなら凄く贅沢に作られた
    円盤特典クラスだと思います。

    ただ純粋に内容判断するなら、後のベストなり
    まとめて収録されるの待つなり
    配信で済ますなりで十分かもしれません。
    2曲であれど、良い曲だとは思いますが
    アルバムの方に多い意見でもあるけど
    いわゆる通常版も選択肢にあったら良かったですね。
    辛辣なこと言えば、3、4曲目の
    アニメverサイズにした曲を
    アニメファン以外のYAOSOBIファンが
    果たして求めているのか?とも。
    付属DVDとも内容被ってるし。
    これが純粋に「アニメのサウンドトラック盤ですよ」
    なら間違ってはいないですが
    ファクラブ限定?とははいえ、更に特化した
    限定版なんかも別にあるわけです。

    これに限らずどうもYAOSOBIの売り方は
    メインの音楽以外の付加価値要素を水増しして価格上乗せた
    トッピング全部乗せのみしか売らない
    アニメ円盤商法的な悪い部分のような売り方が
    前に出過ぎなのがマイナスですね。
    曲自体はほんと、大好きなんですが。

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     2021/04/29

    ライブが圧倒的。声量が凄い。
    正直アニソンとかは興味ないけど、もう上手すぎてハマった。
    昨今は歌姫と言われる微妙な人が多いけど、LiSAはホンモノの歌姫です。
    アルバムと変わらないようにライブで歌える人ってなかなかいない。
    ホント凄い。凄かった。

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     2021/04/29

    初回限定版BDを購入しましたが、お値段以上の価値はありました。

    ライブ映像はYouTubeで観ていたのですが、比較にならない程キレイにLiSAが映っていて感動します。

    LiSAが気になっている方々へ。
    アニメやゲームのタイアップ曲が多いベストアルバムですが、これをきっかけにソードアート・オンライン等の作品に触れてみるのもアリだと思います!

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     2021/04/29

    初回盤には
    @ HELP EVER HURT NEVER(DISK1:本命のCD)
    に加えて
    A HELP EVER HURT COVER(DISK2:カバー曲集)
    B特製フォトブック(全52Pもあります!)
    がついてきます!

    まず、封を切ってびっくりしました。
    アルバムからいい匂いがするんです。比喩表現とかではなく!
    正体は初回限定特典の特製フォトブックでした。
    52ページの写真集をめくるたびに、そっと花の香りがします。
    こだわりの品が良すぎるんです。嗅げば、レコード会社の本気度が伝わってきます。

    初回盤を買うか悩んでる人が気になるのは、カバー曲のCDだと思います。
    私はYOUTUBE.verの「shake it off」が好きだったのですが、CD.verはなんせ音質が良いですし、アレンジでコーラスが追加されていて、本当に素敵でした。
    CDにしかないカバー曲もあり、「stronger than me」は私にとってのカバーCD隠れMVPです。(この演奏は一発撮りなんでしょうか。独特の緊張感があります。)
    ぶっちゃけ、このカバー曲集単独でも買う価値があると思います。

    そして当然、本命のCDの中身は、最高です。
    私個人の一押しは、コントラバスアレンジの「調子のっちゃって」でした
    でも、どの曲も本当に聴いてて楽しいです。
    Youtubeで藤井風さん本人がレビューしているのでぜひ聴いてみてください。

    結果、星5です。この人のいる時代に生まれてよかったと思います。

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